2013年4月26日金曜日

農業用水利用し発電 南阿蘇に会社

・-----読売新聞、2013/04/24

------小水力発電ニュース------
 南阿蘇村の農業用水を利用する「南阿蘇水力発電株式会社」が発足し、前田和幸社長らが23日、同村役場で記者会見した。2014年中に稼働し、年間に、一般家庭260世帯分にあたる130万キロ・ワット時を発電し、九州電力に売る予定。国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度が昨年始まって以来、小水力発電による売電は県内で初めてになる。

 同社によると、企業や個人が株主になり、3月、資本金800万円で法人登記。NPO法人「くまもと温暖化対策センター」が事務局となり、本社は同村内に置いた。

 発電用の水は、水路を管理する久木野村土地改良区に使用料を支払い、農業用水路から取る。約40メートルの高低差を利用し、延長930メートルの圧力管内を通した水で最大出力198キロ・ワットのタービンを回す。

 総事業費は3億6100万円で、7月、発電所建屋などを着工する。売電により年間約4600万円の売り上げを見込む。県は、施設の基本設計料400万円を負担した。

 近く、一般の出資者を募集する。小口出資者への配当は金銭ではなく、村特産のそばなど農産品とすることも検討している。

 長野敏也村長は会見で、「再生可能エネルギーへの関心が高まるなか、小水力発電が行われることは村の活性化につながる。全面的に協力したい」と述べた。


転載元
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20130423-OYT8T01440.htm

小型水力発電普及加速へ 政投銀が初融資、再生エネ多様に

・-----日本経済新聞、2013/4/25

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーの新たなけん引役として小型水力発電プロジェクトが国内で相次ぎ動き出す。日本政策投資銀行は26日、鹿児島県で小型水力発電所の建設を計画する企業に初めて融資する。標準家庭で1000世帯程度の電力をまかなえる小水力は国内で数多くの建設候補地があり、再生エネの全量買い取り制度導入で投資回収が容易になった。政投銀を皮切りに金融機関の融資が今後増える見通しで、太陽光発電のように新規参入が相次ぎそうだ。

 小水力は河川などを流れる水を水路に取り込み落下させ、その水圧でタービンを回して発電する。ダムなど大規模な開発が必要なく、環境への影響も小さい。

今後新設の中心となる発電能力1000キロワット未満の小水力は国内の合計発電能力が約20万キロワットと太陽光(約660万キロワット)に比べ非常に少なかったが、買い取り制度導入で事業化が容易になった・・・

つづき
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD2501Y_V20C13A4MM0000/




都留市、小水力推進などで官民協働型組織を設立へ | 分散型エネルギーの情報なら

・-----エコタイムズ社、2013/04/23

------小水力発電ニュース------
 都留市は、近日中に官民協働型の組織「スマートコミュニティコンソーシアム都留(SCCT)」を設立する。市と横浜国立大学、エックス都市研究所が行った平成24年度スマートコミュニティ構想普及支援事業(資源エネルギー庁補助事業)の最終報告で提案されたもので、小水力発電を契機とした地域振興などを目指す。

 設立に先立ち市は「スマートコミュニティ構想」を策定。この中で、「小水力発電を核とした地域主導の中山間地型水環境スマートコミュニティ」構想を策定した。市ならではの地域主導の中山間地型水環境スマートコミュニティを実現するため、小水力発電の地域エネルギー需給システムの最適化と事業性を検証する。また、基幹電源として新たな小水力発電のポテンシャル発掘と導入可能性も検討し、小水力発電の活用で地域を活性化する事業展開を検討するため策定した。

 SCCTは、小水力発電、木質バイオマスなど再生可能エネルギーの活用で、電力の地産地消の面的ネットワークの形成、エネルギーマネジメントシステムを構築する。得られた電力を観光業など地域活性化事業にも活用し、再生可能エネルギーを軸にした地域効果を創出。SCCTの中核機能は、地域活性化の調査・提案を行うシンクタンク機能、エネルギーマネジメントシステムの構築や、地域活性化の事業活動を担うドゥタンク機能を持つ。ITプラットフォームをベースに地域企業・金融機関、大学・地元有識者、市民・NPOなどに市が参画したコンソーシアム型の運営を目指す。発足に向けて準備委員会を設立し、任意団体のSCCTを先行して設立。法人化に向けて、具体的な事業計画策定のためのプロジェクトチームを立ち上げる。プロジェクトチームの実証事業として、流水式の小水力発電装置を設置し、発電・供給する事業を実施する。

転載元
http://ecotimes.jp/news/view/id:197.html

小水力発電/2、3年で1万kw目指す/日本工営、国内外で事業の柱に

・-----建設通信新聞、2013/04/25

------小水力発電ニュース------
 日本工営は、調査・設計から機器製造、工事、運営まで一貫して手掛けることができる強みを生かし、国内外で小水力発電を事業の柱として確立する。廣瀬典昭社長は、「収益を上げる事業とするため、国内だけで1万kWを2、3年で目指す」考えを明らかにした。 =3面参照

 同社は24日、全額投資した新曽木発電所(鹿児島県伊佐市)の開所式を開き、発電事業をスタートした。5月には栃木県営の寺山ダム(190kW)で、ダムのESCO(エネルギー・サービス・カンパニー)事業を実施するため、小水力発電所に着工する。売電で維持管理費を低減、BOT(建設・運営・譲渡)で事業期間は18年間。福島県管理の四時ダムでも、5月に契約してESCO事業を行う。
 長野県営の砂防ダムでは約500kWの発電をするため、ことしに入ってSPC(特定目的会社)を設立、現在、設計を進めている。宮崎県椎葉村では、老朽化した柏原発電所のリニューアルを同村から受注、5月に契約を結ぶ。発電規模は約700kWで、設計、調達、工事、維持管理のすべてを手掛ける。
 海外ではインドネシア・ジャワ島で、8000kWの小水力発電事業を実施するため、50%超を出資して現地企業とSPCを設立。投資額は15億円で、14年に着工する。
 廣瀬社長は、自ら投資して発電するだけでなく、固定価格買取制度が昨年7月からスタートしたことで、「売電するために(小水力発電所の)リニューアル需要が出てくる」と指摘、さらに、売却する意向があれば採算性を検討して購入するケースも想定、「水力発電にいろいろな形でかかわっていく」方針を示した。
[ 2013-04-25 1面]


転載元

曽木小水力発電所が試験運転開始 伊佐市大口

・-----373news.com、2013/04/25

------小水力発電ニュース------
 建設コンサルタント大手の日本工営(東京)が、曽木の滝公園(伊佐市大口)内に建設を進めてきた小水力発電所が24日、試験運転を始めた。5月上旬にも本格稼働し、一般家庭約千世帯分の電力を発電する。発電全量を買い取る九州電力によると、再生可能エネルギーの全量固定買取制度に基づく出力50キロワット以上の小水力発電所の稼働は九州初。
 完成した新曽木発電所は、滝右岸に1907年建設された旧曽木発電所の取水口や沈砂池を活用した。川内川から毎秒5トン取水。58メートル先にある落差13メートルの地下タービンを回し、年間約400万キロワット時を発電する。使った水は地下を流し、滝下流に放水する。

転載元
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=48034

静岡県、小水力発電のガイドラインを策定

・-----エコタイムズ社、2013/04/11

------小水力発電ニュース------
 静岡県はこのほど、「農業水利施設を活用した小水力発電に関するガイドライン 平成25年3月版」を策定し刊行した。基本設計から設備導入までのタイムスケジュール、事業主体別の設備の管理・運用に関する役務分担、各種法令の必要な協議事項などを平易に解説している。

 このガイドラインは、農業用水などを活用する小水力発電設備を導入する際に、管理・運用などで複数の導入ケースなどを解説。行政や施設管理者などが小水力発電の事業化に取り組む際参考となるように刊行された。導入モデルでは自治体、民間事業者、土地改良区がそれぞれ取り組むケースを6パターン例示し、水利権や発電収入の用途などを解説している。タイムスケジュールでは国土交通省、経済産業省などの監督官庁と、同時進行で進めるべき各種申請に要する期間、関連法規などを図で示し、分かりやすく解説している。

つづき
http://ecotimes.jp/news/view/id:170.html

農業用水路を小水力発電に活用研究へ 長野

・-----いなまい・ドットコム、2013/04/22

------小水力発電ニュース------
 上伊那地域農業生産基盤再生可能エネルギー活用研究会発足
 農業用水路を小水力発電に活用するための研究会が22日、発足しました。
 研究会では売電収入により農業施設の維持管理を安定的継続的に行っていける仕組みづくりなどについて検討していく計画です。
 22日は、伊那合同庁舎で上伊那地域農業生産基盤再生可能エネルギー活用研究会の発足式が行われました。
 上伊那地方事務所の呼びかけにより伊那市春富土地改良区、上伊那美和土地改良区、上伊那地域自然エネルギー普及協議会など9つの団体と自治体が参加しました。
 研究会では土地改良区が維持管理している農業用水路のうち急峻な地形を流れ落ちる水が小水力発電として活用できる可能性があるとしてそれを活用する方策を検討します・・・


つづき
http://inamai.com/news.php?c=norin&i=201304221926030000051320

兵庫県、2ダムで小水力発電 農水省と共同

・-----日本経済新聞、2013/4/23

------小水力発電ニュース------
 兵庫県企業庁は、県内2カ所のダムで小水力発電に乗り出す。農林水産省と共同で発電設備を整え、2015年度内に運転を始める計画。最大出力は200~300キロワット級で、全量を関西電力に売電する。収益は農水省と分け合う。県は13年度予算にまず設計費を盛り込んだ。

 対象は呑吐(どんど)ダム(三木市)と大川瀬ダム(三田市)。ともに近畿農政局との共同事業で建設し、農業用水と上水道に使っている。水圧があり、水量が年間を通じて一定しているなど条件が整っているため導入を決めた。

 取水設備の流路から水流を分岐、水車に通して発電する。最大出力は呑吐が327キロワット、大川瀬が171キロワットで、年間に158万キロワット時、91万キロワット時を発電する。それぞれ一般家庭440軒、250軒分の年間使用量に相当する。

 14年度に着工する予定だが、再生可能エネルギーの中小水力発電の買い取り価格を踏まえて最終判断する。建設費は呑吐が4億円、大川瀬が2億4000万円。企業庁が5割弱を拠出し、収益も分け合う。2ダム合計で年間1700万円が県の収益となる見通し。

転載元
http://www.nikkei.com/article/DGXNASJB22031_S3A420C1LDA000/

宮城県で小水力事業 収益2千万円を寄付/東北発電工業など14年に

----- 電気新聞、2013/04/23

------小水力発電ニュース------  東北電力グループの東北発電工業(東発、仙台市、加藤博社長)など5社で構成される企業連合体は、宮城県企業局が募集した小水力発電事業で最優秀企画提案者に選ばれた。近く県と協定を結び、事業者として正式決定する。計画出力は232キロワットで、総事業費は約1億7千万円。仙台市郊外に設置し、早ければ2014年4月に運転を始める。東発が主体となって発電事業を行うのは今回が初めて。  事業運営に当たっては同社が代表構成員を務める企業連合体「アクアパワー茂庭」(仮称)を設立し、企業グループから東星興業(仙台市、斉藤秀男社長)、東北自然エネルギー開発(仙台市、佐久間洋社長)が参画。3社で計約8割を出資する。  小水力発電設備は仙台市太白区茂庭の「高区調整池」に設け、県南部の南部山浄水場(白石市)との高低差を利用して発電する。県から借り受けた土地を利用するため、事業期間は20年間。 略 ※電気新聞本紙より抜粋

2013年4月22日月曜日

【山梨】小水力発電 民間主導で拡大へ

・-----読売新聞、2013/04/22

------小水力発電ニュース------
 水資源が豊かな地域特性を生かし、小水力発電事業に力を入れる都留市が、新たな取り組みを始める。企業や大学など、民間主導で事業を拡大させ、小 水力発電を中心とした再生可能エネルギーによる街づくりを推進する。5月にも任意団体を設立し、来年度以降の事業展開を目指す。
 同市では2006年度、市内を流れる家中川(かちゅうがわ)の水を利用する小水力発電所「元気くん1号」を市役所敷地内に設置。これまでに2号、 3号と計3基を同川に整備しており、昨年度の年間発電量は計12万2957キロ・ワット時。標準的な家庭約36世帯分の消費量に当たり、市では発電した電 力を市役所庁舎で使用し、余剰電力は東京電力に売電している。
 1号の稼働開始から7年が経過し、「小水力の普及・啓発という初期の目的は達成し、今後は事業の幅を広げる段階」(市政策形成課)として、新たな試みを始めることになった・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20130421-OYT8T00794.htm

2013年4月19日金曜日

小水力利用推進協議会、小水力発電の実務セミナー・研修会を開催

・-----環境ビジネス、2013/04/16

------小水力発電ニュース-----
  全国小水力利用推進協議会は、4月26日に全国小水力利用推進協議会(東京都豊島区)で「小水力発電入門セミナー」、5月24日・25日に東京、6月 7日・8日に大阪で「小水力実務研修会」を実施する。 
  「小水力発電入門セミナー」は、「小水力発電ことはじめ」として、最近の動き、技術的しくみ、河川流量と発電量・経済性、事例(河川取水、農業用水、手作 り小規模発電)と特徴、「小水力発電設備のあらまし」として、水車発電機その他小水力発電設備の概要、年間発電量や建設費などで注意する部分の概略、今後 の技術的可能性などを説明する。 

転載元

http://www.kankyo-business.jp/news/004640.php

2013年4月15日月曜日

くらし☆解説 「地域を守れ!小水力発電アイデアコンテスト」

・-----NHK、2013/04/12

------小水力発電ニュース------


(アナ)
工業高等専門学校、高専の学生が、半年かけて小水力発電を手作りし、仕組みとアイデアを競う「小水力発電アイデアコンテスト」が三重県で開かれました。室山解説委員とお伝えします。




どんな大会なんですか?

(室山)
原発事故後、再生可能エネルギーが注目されているが、小水力発電も再生可能エネルギーの一つ。エネルギーの地産地消に貢献するもの。
今回の大会では、高専の学生が半年かけて小水力発電を手作りし、そのメカニズムと、地域のためにどう電気を使うかを競おうというもの。豊かな水に恵まれた、三重県いなべ市に、東海北陸全高専(9校)が集合し、行われた。



つづき
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/152381.html

スーチー氏、嵐山を視察 小水力発電設備の説明受ける

・-----朝日新聞、2013/04/14

------小水力発電ニュース------
 【武田肇、石原孝】14日に京都入りしたミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)党首のアウンサンスーチー氏は、京都・嵐山などを視察した。  
 新幹線で京都駅に到着したスーチー氏はまず、嵐山・渡月橋(京都市右京区)に向かった。目的は、地元の環境保護団体「嵐山保勝会」が2005年、国内で初めて1級河川に設置した小水力発電設備(最大出力5・5キロワット)。作られた電気は、橋の常設灯を照らしており、メンバーから設置費が安価で、環境破壊を伴わないなどの利点について説明を受けた。
 経済発展が始まったミャンマーでは電力不足から各地で巨大ダムの建設が進むが、環境破壊などが問題化している。スーチー氏は、小水力発電に関心を示しており、38年前から交流がある大津定美(さだよし)・神戸大名誉教授(74)の橋渡しで実現したという。

つづき
http://www.asahi.com/international/update/0414/TKY201304140055.html?tr=pc

河津町、公民館横の小水力発電設備が稼働

・-----エコタイムズ社、2013/04/04

------小水力発電ニュース------
 神奈川県河津町が導入した小水力発電設備がこのほど運転を開始した。出力は現状で120~130Wで運転しており、発電設備の水車に水を供給する用水路からの水量を調整することで、80~90Wの運転も可能。上佐ケ野公民館の横に設置され、発電する電力は外灯に消費されている。今回の設備は、町内では初の導入となる。
 この設備は設計能力上、出力を上げることも可能だが、用水路の下流域が農地に直結しているため流量を調整して運転している。町は今年度、さらに小水力発電設備を他の箇所へ新設するための基礎調査に入る予定。具体的な機器の設備容量や導入候補地などは未定だが、公共施設の近隣地域や非常用電源として避難場所に近い場所に設置することも視野に入れているという。


転載元
http://ecotimes.jp/news/view/id:152.html

(もんじゅ君のエネルギーさんぽ)見直される小水力発電

・-----朝日新聞、2013/04/

------小水力発電ニュース------

■北陸で震度4
 こんにちは。もんじゅ君です。
 きのう4月4日には、石川と富山で震度4の地震があって、ちょっとびっくりしちゃったよ。石川の原発、志賀くんになにも異常がなくてほっとしたけれど、ゆだんは禁物だなってあらためて思ったの。
 ボクのすんでいる福井は原発の密集する「原発銀座」としてしられているけれど、「ここは地震なんてそんなにこないから、もんじゅ君もほかの原発フレンズも安心していいよ」っていうひともいるのね。でも、じっさいにはいまから65年前の1948年に、マグニチュード7・1、震度6の福井大地震が起きているんだ。日本のなかで「地震はこないからだいじょうぶ」なんていえる場所は、ないんじゃないかなぁ。
自然エネルギー自給率って?
 さて、今週はその北陸のなかでも、富山のおはなし・・・

つづき
http://www.asahi.com/culture/update/0404/TKY201304040322.html


小水力普及へ独自の手引書―静岡県が農業用水向けで作成 平易に手続き解説

・-----環境goo、2013/04/10

------小水力発電ニュース------
  静岡県はこのほど、農業用水などで小水力発電を行う際の手引きとな る、『農業 水利 施設を活用した小水力発電に関するガイドライン』(2013年3月版)を発行した。


転載元
http://eco.goo.ne.jp/news/daily/?code=96&ncode=1107



新日本空調の「小水力発電設備」で発電

・-----省エネ最新ニュース、2013/04/06

------小水力発電ニュース------
  新日本空調株式会社が、帝国ホテル東京に「小水力発電設備」を納入、先月25日より試験運用の発電を開始した。

発電

地球温暖化防止対策・コスト削減に期待
今 回、帝国ホテル東京に納入された「小水力発電設備」は、同ホテルの蓄熱式空調システムの未利用エネルギー「落水」を使って発電するシステムで、地下4階の 開放蓄熱槽と地上5階に設置されている空調機の高低差、約35メートルから空調用冷水が「落水」する際の圧力を利用して発電する仕組みになっている。

 また本設備は、365日24時間稼働できる空調設備として、年間を通して安定した電力供給が行える。

 発電量は年間約1万5000キロワットの見込みで、これを電気料金に換算すると年間約24万円に相当。さらに、年間のCO2排出量は約5.6トン削減できる見込みで、コスト削減はもちろん、地球温暖化防止対策としても貢献できる。

  編集部 つつみ さえこ

外部リンク 

「帝国ホテル東京に小水力発電設備を納入」新日本空調株式会社
http://www.snk.co.jp/event/130326.html

帝国ホテル東京
http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo


※この内容は、転載したものです。転載元はこちら

2013年4月12日金曜日

高野小水力が運転開始 維持流量利用2件目/中国電力

・-----電気新聞、2013/04/11

------小水力発電ニュース------
 中国電力は10日、河川維持流量を利用した高野発電所(広島県庄原市、140キロワット)の営業運転を開始したと発表した。神之瀬(かんのせ)発電所(広島県三次市、2万キロワット)の高暮(こうぼ)ダム直下に設置。年間発電量は一般家庭300世帯分の使用量に相当する約100万キロワット時を見込む。二酸化炭素(CO2)削減量は年間で約700トン。河川維持流量を利用した発電所は同社では2カ所目で、湯原えん堤発電所(岡山県真庭市、360キロワット)以来約60年ぶりとなる。
 高野発電所はダム式の小水力で、有効落差は49・1メートル、最大使用水量は毎秒0・53立方メートル。同社で初めて「ポンプ逆転水車」を採用した。従来採用していた特注の水車に代わり汎用品のポンプを利用。汎用品のポンプに水を流し、ポンプ内の水車を逆方向に回転させることで発電を行う仕組み。建設コストの低減を図ることができ、総工事費は約2億円となった。
 高野発電所は2011年3月に地元へ建設の申し入れを行い、12年4月に建設工事を開始。12年12月の営業運転開始を見込んでいた。
 だが、機器性能の確認試験を行っていた際に発電機軸受け部の損傷が見つかり、復旧作業を実施したため運開時期を変更。13年度電力供給計画で運開時期を今月としていた。

電気新聞紙面より転載

ダムの直下で小水力発電、未利用の水流で300世帯分

・-----スマート・ジャパン、2013/04/12

------小水力発電ニュース------
 電力会社が水力発電用のダムに「小水力発電」の設備を相次いで導入し始めた。中国電力は広島県と島根県の県境にあるダムの直下に小水力用の水車と発電機を設置して、140kWの発電を開始した。ダムからの「河川維持流量放流」を利用したもので、300世帯分の電力を作ることができる。  [石田雅也,スマートジャパン]

 広島県の北部を流れる神野瀬川(かんのせがわ)の上流に「高暮(こうぼ)ダム」がある。このダムの水力を使って60年以上も前から「神野瀬発電所」が2万kWの電力を供給し続けてきた。新たに小型の水車と発電機をダムの直下に設置してできたのが「高野発電所」で、4月10日から140kWの規模で小水力発電を開始した(図1)。
 従来の水力発電はダムの取水口から大量の水を取り込んで大規模に発電する方式をとっている。発電した後の水は放水口から川に流されるが、その間に下流の水量が少なくなり、自然環境に影響を及ぼしてしまう。そこでダムから一定の水量を常に流し続ける。これを「河川維持流量放流」と呼び、これまでは単に流すだけだった。
 最近になって電力会社が再生可能エネルギーを拡大する施策のひとつとして、この維持流量を使った小水力発電に取り組んでいる。ダムの内部を通る水路の途中に水車と発電機を設置して、100~500kW程度の発電を可能にするものが多い

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1304/12/news018.html

帝国ホテル、空調循環水活用した小水力発電導入

・-----メディア名、2013/03/08

------小水力発電ニュース------
 帝国ホテルは東京都千代田区の帝国ホテル東京で、空調に使う循環水の高低落差を活用した小水力発電を25日に始める。同社によると空調用循環水を活用した水力発電はホテル業界初という。発電量は年間約1万5000キロワット時を見込む。
 1号機の導入を機に実証を重ね、発電機の出力拡大や設置場所の拡充などを検討。ホテル内の未利用エネルギーの有効活用を進め、環境対策を強化する。
 帝国ホテル東京・タワー館の地下4階に出力3キロワットの小水力発電機を設置。地上5階に設置する従業員施設向け空調設備の循環冷水を活用し、高低差約35メートルの水圧で発電する。発電した電力は電気料金換算で年間約24万円の削減、二酸化炭素(CO2)排出量で年間約5・6トンの削減効果を見込む。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130308caat.html

【神奈川】 農業用水から電気を 小水力発電 県が実証実験

・-----中日新聞、2013/04/10

------小水力発電ニュース------
 県は、再生可能エネルギーの普及、促進などを目指す「かながわスマートエネルギー構想」の一環で、わずかな水の流れを活用する小水力発電の実証実験を、南足柄市班目と開成町金井島にまたがる農業用水「文命用水」の放水路で始めた。来年3月まで続け、農業用水を活用した小水力発電の可能性を探る。(横光竜二)
 酒匂(さかわ)川から周辺の農地約八百ヘクタールに水を引いている文命用水の小水力発電設備は、国の再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づき、県内で初めて国の認定を受けた。
 小水力発電はダムのような大規模な構造物を必要とせず、落差が低い水の流れで水車を回して発電できる・・・
つづき
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20130410/CK2013041002000132.html

砂防施設使った小水力発電 「飯島第2」で最大出力 長野

・-----長野日報、2013/03/29

------小水力発電ニュース------
 国土交通省天竜川上流河川事務所は28日、管内の砂防施設を使った小水力発電の可能性調査の結果を公表した。同事務所が管理する砂防堰堤(えんてい)など147施設について、発電施設を設置した場合の最大出力と建設単価を算出。上伊那地方では飯島町の与田切川にある「飯島第2砂防えん堤」で副堤下流放流を使った場合に、最大出力380.6キロワットを確保できると試算した。
 「飯島第2砂防えん堤」は有効落差が20メートル以上ある上に流量も多く、年間発生可能電力量は1911メガワット時が見込めると試算。1キロワット時の電力を得るのに必要な建設費用(建設単価)は開発判断の目安とされる250円を下回る186円となった。同堰堤の下流にある「飯島砂防えん堤」も有望で、最大出力は376.4キロワット、建設単価は164円と計算された。
 東日本大震災を契機に自然エネルギーが見直される中で、同事務所が2011年度から独自に取り組んだ調査。構造上の適否を判断材料から外しているほか、包蔵水量などは計算値で、送電線費用を一律500メートル分で見積もるなど、「あくまでも目安」(同事務所砂防調査課)だが、関係自治体が砂防施設の落差を利用して小水力発電を検討する場合の参考値として結果を公表した。
 調査対象となった砂防施設は三峰川水系を抱える伊那市では45カ所と多かったが、計算上採算が取れる水準の堰堤は数えるほどだった。同課の担当者は「買い取り価格や発電機の設置コストが変わってくれば将来的に可能性も出てくる。伊那谷の財産の一つになると思う」と話している。

つづき
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=28081

2013年4月8日月曜日

小川や配水管でもOK マイクロ水力発電装置開発 船橋のモーター製造会社

・-----産経ニュース、2013/04/06

------小水力発電ニュース------
 千葉県船橋市のモーター製造会社「協和工業」が、小川や送・配水管に組み込んで発電できるマイクロ水力発電装置を開発した。自治体のほか農家などへの販売を目指しており、実証実験が同市の下水処理施設で計画されている。
 落差が3~5メートルの川や排水施設に設置できる「縦型」と、送・配水管の途中に据え付ける「インライン型」があり、どちらも出力1~10キロワットの4機種。
 モーター製造技術を生かして、発電コイルの配置を工夫し、毎分100~250回転で発電を可能にした。毎秒100~600リットルの水流があれば十分で、太陽電池や風力と違い、天候に左右されず安定して発電できる・・・

つづき
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130406/chb13040621400005-n1.htm

上伊那で「農業用水発電」研究へ 「小水力」活用 長野

・-----信毎新聞、2013/04/06

------小水力発電ニュース------
 農業用水路を利用した小水力発電の普及を目指す研究会が今月、上伊那地方で発足する。県上伊那地方事務所、伊那、駒ケ根両市、用水路を管理する複数の土地改良区などが参加。発電した電力をかんがい施設で使ったり、売電収入を水路などの維持管理費に充てたりできないかも探る。中央、南の両アルプスに挟まれ、水資源が豊富な上伊那圏域独自の取り組みだ。
 農業人口が減少傾向にある一方、農業用水路などの老朽化が進み、設備更新の負担が重くなっている。上伊那地事所は、土地改良区が管理する用水路の可能性に注目。研究会設立を呼び掛けた。
 名称は「上伊那地域農業生産基盤再生可能エネルギー活用研究会」。行政の他、上伊那美和(伊那市)、伊那市春富、駒ケ根市大田切の3改良区が参加。官民が連携してつくる上伊那地域自然エネルギー普及協議会、水力発電を手掛ける県企業局南信発電管理事務所(伊那市)も加わる・・・


つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20130406/KT130405SJI090019000.php

【富山】 3カ所の整備を追加 小水力発電で県が方針

・-----中日新聞、2013/04/04

------小水力発電ニュース------
 農業用水を利用した小水力発電の整備で、県は、二〇一三年度内に既に決まっている富山市内など五カ所のほか、さらに事業化の有望な三カ所程度を選定して基本設計を行う方針を示した。県農業農村整備推進委員会(会長、宮口●廸(としみち)早稲田大教育・総合科学学術院教授)で明らかにした。
 県は、売電収益の利用適用範囲の拡大で、土地改良施設全体の維持管理費に充てられるようになったことや、固定価格買い取り制度の導入に伴い、農業用水を利用した小水力発電の整備に力を入れている。現在十四カ所で稼働しており、二一年度までに三十三カ所程度の整備を目指す

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20130404/CK2013040402000036.html

水力発電所を三重県で増強、中部電力が2か所を譲り受け

・-----スマートジャパン、2013/04/04

------小水力発電ニュース------
 中部電力は三重県企業庁が運営する10か所の水力発電所のうち2か所を譲り受けた。残る8か所も2015年4月までに譲り受けることで合意しており、合わせて9万8000kWの水力発電設備を増強する。今後は設備の更新・追加などによって発電規模を拡大することが可能になる。
[石田雅也,スマートジャパン]
 これまで中部電力の水力発電所は岐阜県や愛知県が中心で、三重県には火力発電所しかなかった。4月1日付で三重県企業庁から譲り受けるのは「青連寺(しょうれんじ)発電所」と「比奈知(ひなち)発電所」の2か所で、最大電力が2000kWと1800kWの小規模の水力発電所である(図1)。このほかに三重県内の8つの水力発電所と2か所のダムも譲り受けることが決まっていて、譲渡額は105億円にのぼる・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1304/04/news016.html

2013年4月3日水曜日

県:電力地産地消を エネ局新設 /山梨

・-----毎日新聞、2013/04/02

------小水力発電ニュース------
 太陽光や小水力などクリーンエネルギーの利用拡大を図ろうと、県は1日、新たにエネルギー局を設置した。県は2050年までに、県内の消費電力量とクリーンエネルギーの発電量を等しくする「エネルギーの地産地消」の実現を目指しており、同局はけん引役となる。
 県は太陽光、小水力、バイオマス発電と燃料電池を「新エネルギー」と位置付け、エネルギー局はクリーンエネルギーに関する施策の企画立案などを行う。松谷荘一局長は設置初日の同日、職員らに「県民の期待も大きい。山梨からエネルギーの革新を起こしましょう」と訓示した。
 近くエネルギーの地産地消に向けた具体的なロードマップ(行程表)を発表するという。【春増翔太】

転載元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130402-00000132-mailo-l19

5カ所で小水力発電 県が本年度に基本設計 富山

・-----北日本新聞、2013/04/01

------小水力発電ニュース------
 県は本年度、新たに県内5市町の5カ所で農業用水を利用した小水力発電の基本設計に着手する。本年度はこのほか、さらに3カ所程度を選定し基本設計を行う。県農業農村整備推進委員会(会長・宮口☆廸早稲田大教育・総合科学学術院教授)で方針を示した。
 農業用水を利用した小水力発電は、売電収益を土地改良施設全体の維持管理費に充当できるようになったことや、固定価格買い取り制度の導入に伴い関心が高まっている。県は昨年度、発電施設の整備を促進するため、県営事業で整備した基幹農業用水路など341路線、約1千キロを対象に農業用水小水力発電適地調査を行っている・・・


つづき
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20130401/77901

【福井発】 明通寺に小水力発電 敷地内の小川利用 嶺南から環境問題提起

・-----中日新聞、2013/03/28

------小水力発電ニュース------
 本堂や三重塔が国宝に指定されている小浜市の古刹(こさつ)、明通(みょうつう)寺で、敷地を流れる小川を利用した小水力発電の計画が進んでいる。全国から訪れる年間三~四万人の参拝客に向け、商業用原発十三基が立地する嶺南地方から小水力発電をアピールする。
 山門から五百メートルほど山を登ったところにある治山ダムへと注ぐ前谷川で発電を試みる。河川として自治体が管理していないため、地図にも名前が載らない小さな川だ。
 年間の平均水量は三十リットル毎秒で、約十メートルのダムの落差を利用した発電量は年間で約一万キロワット(約二世帯分)を見込む。電力は寺の公衆トイレの電源として活用する・・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2013032802000204.html

2013年4月1日月曜日

【動画】 常陸太田で小水力発電の試験運転 茨城

-----茨城新聞ニュース、2013/03/25


------小水力発電ニュース------

小水力発電の導入可能量が最大の県は?

・-----スマートジャパン、2013/03/31

------小水力発電ニュース------
 このところ全国各地から「小水力発電」を開始するニュースが続々と入ってくるようになった。設備が簡単で導入しやすく、しかも発電量が安定している。特に河川や農業用水路の多い地域で活発になっている。小水力発電を導入できる規模が最大の都道府県はどこだろう。 [スマートジャパン]
小水力発電の導入可能量が最も大きい県は?
a.北海道 b.群馬県 c.新潟県 d.富山県 e.岐阜県
正解:

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/29/news103.html

小水力発電、ヒト関節の仕組み応用 近江八幡のNPOなど 京都

・-----京都新聞、2013/03/29

------小水力発電ニュース------
ヒトの関節の軟骨の仕組みを応用した河川用の小水力発電装置を近江八幡市のNPO法人「アスクネイチャー・ジャパン」と熊本大が試作し、28日、同市の日野川で公開した。滑らかに回転させることで小型ながら高い発電効率を実現させたという。
 装置は舟型で、全長1・2メートル、幅1・2メートル。重さ約20キロ。川に浮かべ、水の流れで両端の水車を回転させて発電する。
 ヒトの軟骨には無数の小さな穴が空いており、体が動いて摩擦が生じると、穴から潤滑液が出て滑りを良くする。
 装置はこの仕組みを応用しており、・・・

つづき
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20130329000043

伊那谷の砂防ダム調査 17基に小水力発電の可能性

・-----信濃毎日新聞、2013/03/29

------小水力発電ニュース------
 国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ケ根市)は28日、上下伊那地方で管理する全約170基の砂防ダムで進めていた小水力発電の可能性調査の結果をまとめた。147基を実際に調べ、計算上の最大出力が300キロワット以上だったのは9基、200キロワット以上300キロワット未満は8基。事業化検討の基礎資料になるよう、結果を地元市町村に伝えた。同省砂防計画課によると、現地事務所が管理する全砂防ダムを対象にこうした調査をするのは全国でも珍しい。
 砂防ダムの段差を生かした小水力発電は、ダム工事などの初期投資を抑えられるといった利点がある。豪雨や土砂流出の際にも安定的に稼働するか―などの課題もあるが、自然エネルギー利用への関心が高まる中、同事務所は昨年度、調査に着手。ダムの高さや流量などから、発電力や建設事業費を試算した。
 最大出力が最も大きかったのは、・・・


つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20130329/KT130328ATI090003000.php

小水力発電施設を上佐ケ野公民館横に整備−河津町初 伊豆

・-----伊豆新聞、2013/03/28

------小水力発電ニュース------
 ■非常用コンセントに活用 
 再生可能エネルギー導入によるまちづくりを進めている河津町は、町内初の小水力発電施設を川津筏場の上佐ケ野公民館横に整備した。27日、町エコリゾート推進協議会の委員が稼働状況を視察した。
 整備したのは滝用水車の発電機。農業などに使っている用水路上に設置した幅50〜45センチ、長さ13メートルの導水路から1・2メートル下の水車(幅45センチ、直径35センチ)に水を落として回転させ電気を起こす。
 停電時でも24時間利用可能で、災害時の避難施設でもあり公民館前の発光ダイオード(LED)外灯2基と非常用コンセント3口を利活用できる。携帯電話の充電などにも使える。発電規模は水量により70〜250ワットで通常130ワット。事業費は約500万円。水の音以外ほとんど動作音は聞こえない。視察した委員は「災害時に最低限の電気の備えができた」と話した・・・

つづき
http://izu-np.co.jp/shimoda/news/20130328iz1000000105000c.html

ミニ発電所(流水式低落差型小水力発電機) 神奈川県

・-----カナコロ、2013/03/28

------小水力発電ニュース------
文命用水に堰を作り、小さい落差でも安定的に発電をする施設が実験的に始まった。流水式低落差型小水力発電機といって用水路の様に安定的に水の流れている所で小規模の水力発電をするんだそうです。ここの水路は三保ダムから山北へ流れてくる河内川の途中から水路で水を取り込み、途中で数か所の水力発電を行って、酒匂川の最後の発電所(246号から洒水の滝へ入る所の発電所)から水路が始まって、開成町で酒匂川に戻される。途中、文命どて付近から農業用水を分岐するが) 22日開所式が行われた。
場所は小生の畑の近くなので、本日観察に行って来た。 ⇒ 23日? 本紙で紹介されていました。
手前の部分は農業用水分岐口です。此処から取り込んだ用水が小生の畑の脇を流れています
以前は奥側の酒匂川に流れていたのですが、堰を設けて発電をする事に・・・

つづき
https://www.kanaloco.jp/kanacoco/community/c201002111/topic/8487/

農業用水で小水力発電、普及へ実証試験開始/南足柄

・-----カナコロ、2013/03/26

------小水力発電ニュース------  農業用水を活用した小水力発電の実証試験が今月から、南足柄市班目の文命用水で始まった。県が実施主体で、流れる水の落差が小さい水路でも効率よく発電できる水車発電機を水門近くに設置。売電も行っている。来年3月末まで実施した上で課題を探り、普及を目指す。
 効率的なエネルギーの実現を目指す県の「かながわスマートエネルギー構想」に基づいた取り組み。12年9月に大学教授らを交えて発足した「かながわ農業用水小水力発電技術研究会」が、1年を通して安定して水が流れる同用水を適地と見極め、発電機を約1千万円で購入、設置した。県による試験は初めてという。
 発電機は、羽根車二つが約10センチの間を空けて並んでいる構造。その間に水が流れ込むことで羽根車が回転し、それぞれの上部に接続されている発電機が動く。年間約3万5千キロワット、一般家庭10世帯分に相当する電力を賄え、1キロワット当たり34円で売電される


つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130326-00000024-kana-l14