・-----カナコロ、2013/03/26
------小水力発電ニュース------
農業用水を活用した小水力発電の実証試験が今月から、南足柄市班目の文命用水で始まった。県が実施主体で、流れる水の落差が小さい水路でも効率よく発電できる水車発電機を水門近くに設置。売電も行っている。来年3月末まで実施した上で課題を探り、普及を目指す。
効率的なエネルギーの実現を目指す県の「かながわスマートエネルギー構想」に基づいた取り組み。12年9月に大学教授らを交えて発足した「かながわ農業用水小水力発電技術研究会」が、1年を通して安定して水が流れる同用水を適地と見極め、発電機を約1千万円で購入、設置した。県による試験は初めてという。
発電機は、羽根車二つが約10センチの間を空けて並んでいる構造。その間に水が流れ込むことで羽根車が回転し、それぞれの上部に接続されている発電機が動く。年間約3万5千キロワット、一般家庭10世帯分に相当する電力を賄え、1キロワット当たり34円で売電される
つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130326-00000024-kana-l14