2013年2月27日水曜日

浜松市、小水力やバイオマス発電導入を支援

・-----日本経済新聞、2013/02/26

------小水力発電ニュース------
 浜松市は太陽光以外の再生可能エネルギーを活用した発電設備を導入する企業への支援制度を設ける。小水力やバイオマスなどを活用した発電に取り組むための事業可能性調査の費用を最大100万円補助する。太陽光に比べて普及が遅れている新エネルギー関連の導入を促す。
 対象となるのは河川や農業用水を生かした水力発電のほか、下水汚泥や生ごみを活用した発電などの再生可能エネルギー。IT技術で電力需給を効率的に制御するスマートグリッド(次世代送電網)の導入も支援対象とする。
 4月から募集を始め、調査にかかった費用の3分の1を上限に支援する。応募が多かった場合は予算を増額して対応する方針だ。
 浜松市内では国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度開始以降、メガソーラー(大規模太陽光発電所)などの建設が広がっている。ただ、太陽光以外の再生可能エネルギーによる発電は設備導入に時間や費用がかかることもあって普及が遅れている。市は「支援を通じて多様なエネルギーの導入につなげたい」としている。


転載元
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO52165400W3A220C1L61000/

西条市 小水力発電施設建設 愛媛県

・-----建通新聞、2013/02/25

------小水力発電ニュース------
【西条】西条市は、小水力発電施設建設に伴う実施設計を2013年度に外注する。
 同事業は、志河川ダム(丹原町字志川)に小水力発電施設を整備するもので、年間発電量は約22万㌔㍗。

つづき(全文閲覧には有料会員登録が必要なようです)
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130222200003.html


愛知県 小水力発電施設設計に3千万円計上

・-----建通新聞、2013/02/25

------小水力発電ニュース------
 愛知県農林水産部は、矢作川水系巴川の羽布ダム(豊田市羽布町鬼の平)に小水力発電施設を導入するため、2013年度予算案に実施設計委託費として3000万円を計上した。5月ごろには委託したい考えだ。

つづき(全文閲覧には有料会員登録が必要なようです)
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130222300072.html

尚仁沢湧水利用の小水力発電 始動へ 栃木

・-----下野新聞、2013/02/20

------小水力発電ニュース------

 【塩谷】町は19日、町商工会などと進めている尚仁沢湧水を利用した小水力発電事業に鳥羽新田設置の上水道導水管を利用することを町議会全員協議会で説明、事業推進を確認した。導水管は高低差が113メートルあり、発電量は年間で56万9千キロワット時を見込む。全国に先駆けた地域主導による小水力発電事業として始動することになり、町や町商工会は、地域経済の活性化に期待を膨らませる。
 同事業は経済産業省や総務省が支援する「再生可能エネルギー発電事業を通じた地域活性化モデル開発支援調査」に採択されており、計画案は2月末までに報告される。
 町は「町再生可能エネルギー有効利活用委員会」で、町内の自然資源や町有財産などを調査した結果、尚仁沢湧水から取水している鳥羽新田に設置されている上水道導水管を流れる水を利用する小水力発電事業に採算性が見込めると確認した

つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20130219/984917

東京発電、さいたま市水道局と配水施設に小水力発電新設

・-----日本工業新聞、2013/02/22

------小水力発電ニュース------
 東京発電(東京都港区、中村寛征社長、03・6371・5200)は2013年度中に、さいたま市水道局と共同で、上水道の配水施設に小水力発電を2基新設する。
 出力はそれぞれ約65キロワットで、全量を施設内で自家消費する。施設で使う電力量のうち、20%程度をまかなえる。小水力発電は保守点検時を除けば24時間365日稼働できる。両者はこれまでも共同で市内の配水施設内に2カ所の小水力発電を設置した実績がある。
 配水場は、浄水場から送られる水を調整し、家庭や企業に送る施設。発電設備を新設するのは、尾間木配水場(さいたま市緑区)と深作配水場(同見沼区)で、埼玉県の大久保浄水場(同桜区)から高圧で送られる水の圧力と流量を利用し、発電する。適切に配水するためにはこれまで調整弁を用いて減圧していた。水力発電設備に置き換えることで、圧力の余剰部分を「未利用エネルギー」として回収、電力に変える。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130222caaa.html

小水力発電、実験に成功 上勝の法人が20世帯分の電力生み出す

・-----徳島新聞、2013/2/20

------小水力発電ニュース------

 小水力発電に取り組む上勝町の一般社団法人・地職住推進機構は19日、同町福原の製材所跡で進めてきた水力発電機の稼働実験を行い、約20世帯分の電力に相当する11キロワットの発電に成功した。
 製材所で木材の切断に使われていた水車を動力に活用。用水路から水を引き、14メートルの高さから長さ30メートルの送水管で水車に水を流し込むと発電機が動き出した。計測器で測ったところ出力11・25キロワットを記録し、取り付けた電球やヒーターが安定して作動した・・・

つづき
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/02/2013_136132276209.html

2013年2月20日水曜日

滑川・砺波で小水力発電 14年度運転開始目指す 富山県

・-----北日本新聞、2013/02/15

------小水力発電ニュース------
 県は、滑川市と砺波市で、農業用水を利用した新たな小水力発電施設2カ所の整備に乗り出す。2月補正予算案にこの2カ所を含む小水力発電施設整備費5億1500万円を盛り込んだ。2カ所とも2014年度の完成と運転開始を目指し、土地改良施設などの維持管理費軽減につなげる。
 新たに整備するのは、団体営地域用水環境整備事業「鋤川(すけがわ)地区」(滑川市栗山)と同事業「中野放水路地区」(砺波市庄川町庄)

つづき
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20130215/75206

小水力発電の開発過程発表 阿南高専の東南アジア人留学生ら  徳島

・-----徳島新聞、2013/02/16

------小水力発電ニュース------
 阿南高専(阿南市見能林町)の学生や教員でつくる「再生可能エネルギー研究会」が16、17の両日、東京ビッグサイト(東京都)で開かれる「低炭素杯2013」に出場する。小水力発電の開発、研究を通じてアジアからの留学生の人材育成に取り組んだ成果を発表する。
 出場するのは、制御情報工学科4年の勝田有平さん(19)と、マレーシア出身の機械工学科4年シュワルフュデイン・ビン・モハマド・ドムさん(21)ら東南アジアからの留学生4人。
 研究会では、留学生が母国で低炭素化の中核を担う人材になれるよう、同校が那賀町で実験している小水力発電を一緒に研究。留学生が新たな装置の開発に携わり、母国でのエネルギー利用や小水力発電の普及についても検討してきた。発表では、そうした人材育成の取り組みなどを留学生自らがアピールする・・・


つづき
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/02/2013_136097748715.html

【岐阜】小水力発電サミット開幕 中津川

・-----中日新聞、2013/02/17

------小水力発電ニュース------
 小水力発電の普及に向けて将来性や課題を考える第三回「全国小水力発電サミット」(県などの実行委員会主催)が十六日、中津川市茄子川の東美濃ふれあいセンターで、二日間の日程で始まった。全国の自治体や企業関係者、市民らのべ約八百五十人が講演や意見交換に聴き入った。
 小水力発電は落差と流量がある河川や農業用水などを活用した出力一万キロワット未満の発電施設。地域密着型の自然エネルギーとして普及が期待される一方、水利の利害関係の調整など課題も残る。
 大会では、NPO法人「樹木・環境ネットワーク協会」(東京都)の渋沢寿一理事長が基調講演。パネルディスカッションでは、県内外のNPO関係者や研究者三人が活動や成果などを紹介した・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20130217/CK2013021702000027.html

愛知県が小水力発電 豊田市で16年度運開 ダム用水路に900キロワット

・-----電気新聞、2013/02/18

------小水力発電ニュース------
 愛知県は2013年度から、農業用ダム用水による発電事業に初めて着手するほか、県内2カ所の山間部の農業用水に水車を設置するなどの小水力発電事業に乗り出す。このほど県が発表した13年度当初予算案には、事業関連費として約6300万円を計上した。
 愛知県は農地面積に対する基幹水利施設の延長が全国1位で、農業用水を活用した小水力発電の潜在能力が高いとされており、県では再生可能エネルギーを活用していく観点から今後、積極的な開発を目指していく方針だ。
以下略

電気新聞の記事より抜粋

小型水力発電機を開発、実用化へ…九州工大

・-----読売新聞、2013/02/07

------小水力発電ニュース------
 九州工業大(北九州市戸畑区)の金元敏明教授(流体機械)の研究グループが、高性能で小型の水力発電機を開発中だ。
 農業用水用の水路の堰などわずかな落差でも発電が可能で、韓国で行われた再生可能エネルギーに関するデザインコンテストでは最高賞を受賞。実用化に向けて、実証実験を進めている。
 電気は、磁石のそばをコイルが通ることで生まれる。水力発電は、一般的に、磁石かコイルどちらかを固定して、もう一つを水力で回転させている。
 開発中の水力発電機は、高さ約1・3メートル、重さ約200キロ。プロペラ2枚を使って、コイルと磁石を相反方向に回転させることで、効率性を高めている。
 また、本体部分に余計な力がかからないため、設置する場合の土台を強固にする土木工事が必要なく、流されないようワイヤなどで固定すればいいという

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130206-OYT8T00549.htm

県管理4水力発電所、買い取り制移行へ協議 山形

・-----山形新聞、2013/02/05

------小水力発電ニュース------
 県が管理する新野川第1(長井市)野川第2(同)横川(小国町)鶴子(尾花沢市)の各水力発電所を対象に、県企業局は4日、再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社が買い取る「固定価格買い取り制度」への年度内の移行を目指し、東北電力と契約締結に向けた協議を進めていることを明らかにした。県の既存水力発電所が同制度に移行するのは初めて。
 同日の県議会建設常任委員会で金子敏明委員(無所属)の質問に答え、同局公営事業課が明らかにした。
 県が管理する13水力発電所の電力は、同局が2010~19年度にかけて東北電力に供給する基本契約を締結。単価は2年ごとに改定しており、12~13年度は1キロワット時当たり7円14銭(税抜き)で売電している。これに対し、固定価格買い取り制度に移行した場合、東北電力が1キロワット時当たり24円(同)で20年間買い取ることが義務付けられる。県にとっては将来的に安定した売電収入が得られるメリットがある


つづき
http://yamagata-np.jp/news/201302/05/kj_2013020500156.php

小水力の手続き簡素化 国交省が水利使用で登録制導入

・-----電気新聞、2013/02/06

------小水力発電ニュース------
 国土交通省は5日、安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方について、中間とりまとめを公表した。この中で、資源・エネルギーとしての河川の利活用について、小水力発電に関する水利使用手続きの簡素化や、民間企業が河川内の樹木をバイオマス資源として利活用するため、採取ルールをつくるべき だと指摘している。
 具体的には、既許可水利権を利用した従属発電のための水利使用について登録制などを導入し、小水力発電の水利使用手続きの簡素化を図るべきと指摘。既設水力発電所の潜在エネルギーを徹底的に活用する取水管理ルール改善なども発電事業者と進めるべきとした。
以下略

電気新聞の記事より抜粋

北陸初 下水で小水力発電 高岡、浄化センター利用

・-----中日新聞、2013/02/08

------小水力発電ニュース------
 下水処理した水を川に流す際の落差を利用した小水力発電施設が、富山県高岡市二上の二上浄化センターに完成し、七日から発電を始めた。農業用水を利用した小水力発電の普及が進んでいるが、下水処理場での設置は全国十四番目で、北陸三県では初。整備した富山県の担当者は「環境に配慮した下水道事業をPRしていきたい」と話している。
 センターでは一日当たり約七万立方メートルの下水を処理し、二メートルの落差がある小矢部川に流す。この放流落差によるエネルギーを活用して水車を回し発電する。処理水を使うため、農業用水のような水利権を取得する必要がなく、木の葉などのごみを取り除く手間が省ける

つづき
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2013020802000184.html

水道局の小水力発電が固定価格買取制度へ

・-----髙崎新聞、2013/01/31

------小水力発電ニュース------
若田・白川浄水場 高崎市水道局の若田浄水場と白川浄水場で、水道局と東京発電株式会社が共同で運営している小水力発電施設の需給契約が、固定価格制度に移行する。
 固定価格買取制度は、太陽光、風力、バイオマス、太陽熱、地熱など自然の力を利用した再生可能エネルギーによって発電された電力を、電力会社が買い取ることを義務づけ、社会全体に普及拡大させていくもので、平成24年7月から始まった。
 高崎市の小水力発電は、平成19年11月に稼働した若田発電所と平成23年5月に稼働した白川発電所の2カ所がある・・・


つづき
http://www.takasakiweb.jp/news/article/2013/01/3103.html

2013年2月13日水曜日

マイクロ水力発電:江東区、検討 来年度予算案に調査費 /東京

・-----毎日新聞、2013/02/08

------小水力発電ニュース------
 江東区は、区内の河川を利用したマイクロ水力発電を実施するため、13年度予算案に調査費など740万円を計上した。区内は東京湾に面して高低差が少ないため発電量はわずかだが、再生可能エネルギーの普及に向けて、子どもたちの環境学習に利用するのが狙い。実施されれば23区では初めてとなる。
 マイクロ水力発電は、発電出力100キロワット以下の小規模な水力発電のこと。温暖化対策課の若手職員7人が、今年度の職員提案制度に応募し、最優秀賞を受賞した・・・・

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130208-00000076-mailo-l13

二上浄化センターに小水力発電設備、北陸初

・-----北日本新聞ウェブ、2013/02/08

------小水力発電ニュース------
小矢部川流域下水道の処理施設、県二上浄化センター(高岡市二上)に、県が昨年6月から整備を進めてきた小水力発電施設が完成し7日、発電を開始した。センターから川に処理水を放流する際の約2メートルの落差を利用し、最大10キロワットを生み出す。下水処理施設での小水力発電は北陸で初めて。
 同センターで完成式があり、熊野県土木部次長が「環境に配慮した下水道事業をさらに進めていきたい」とあいさつ。寺嶋高岡市都市整備部長、山口征市二上連合自治会長が祝辞を述べた。関係者が発電開始のスイッチを押し、発電が始まると拍手が湧き起こった・・・


つづき
http://webun.jp/news/A600/knpnews/20130208/74825

北陸初!下水処理施設で小水力発電

・-----チューリップテレビニュース、2013/02/07

------小水力発電ニュース------
 下水を処理した後の水を利用した小水力発電施設が高岡市の下水処理施設に完成し、7日から発電を始めました。
 下水処理施設での小水力発電は北陸で初めてです。
 この小水力発電施設は、県が去年6月から高岡市の下水処理施設、二上浄化センターで整備していたもので、総工費は、およそ3200万円で国が半分負担しています。
 センターでは、竣工式が行われ、7日から発電がはじまりました。
 発電機は、魚津市の北陸精機が製作し、浄化センターで処理した水を水路に流し、およそ2メートルの落差を利用して、水車を回転させ発電する仕組みです。
 最大出力は10キロワット。
 年間の発電量は、一般家庭の21軒分に相当するおよそ8万キロワットアワーで発電した電力は、二上浄化センター内で使用することにしています。
 下水処理施設で小水力発電が設置されるのは北陸で初めてです。


転載元(動画あり)

小水力発電、16日に実験 鹿沼の「推進会」黒川で一般公開

・-----下野新聞、2013/02/06

------小水力発電ニュース------
【鹿沼】「鹿沼自然エネルギー推進会」(村山好正運営委員長)は5日、市役所で記者会見を開き、黒川の新堀せき(府中町、帝国繊維前)で16日に、小規模水力発電の実証実験を行うと発表した。一般公開の実験で、市民などに小水力発電への理解、関心を深めてもらうのが狙いだ。
 同会は昨年6月に発足し、現在は団体など含め会員38人。事業は2012年度の「市民協働モデル事業」として市の助成も受け、大学関係者からの助言を受けるほか、セミナーや施設視察などで研究を重ねてきた。
 発電機は、外国で水力発電の技術指導経験もある金子一郎副委員長が設計などを行い、地元の金属加工会社「ラック」が制作。直径約60センチの水車を、勢いを増した水流で回し発電する仕組みで、全体重量は約70キロ。会員がペンキを塗るなど手作り部分も多いという・・・・

つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20130206/976127

小水力発電機、実証実験へ 鹿沼の市民団体 製作大詰め 栃木

・-----産経ニュース、2013/02/06

------小水力発電ニュース------
栃木県鹿沼市の市民団体「鹿沼自然エネルギー推進会」が進めている小水力発電機の製作が大詰めを迎えている。部品は既に完成し、6日にも組み立てを始める。この発電機は小さい河川や用水路でも活用が見込まれるだけに、同会は自然エネルギーの拡大を狙い、発電量を計測する公開実証実験を今月中旬から開始する。(野々山暢)
 製作している発電機は「ダクト誘導式簡易水車」。幅2メートルの取り込み口から入った川の水が、水車までつながるダクト内で70センチ落下。ダクト内は水車に近づくにつれて幅が狭くなっており、水の勢いが増し、直径57センチのステンレス製水車が回転して発電機が動く仕組みだ。南太平洋の島国・バヌアツで水力発電を導入した経験を持つ会員が設計し、市内の金属加工会社に昨年11月、製作を依頼した。今月16日に同市府中町の黒川で公開実証実験を始め、発電量の計測などデータを収集する

つづき
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130206/tcg13020602100002-n1.htm

2013年2月6日水曜日

北陸初、富山県が下水処理施設に小水力発電を導入

・-----ケンプラッツ、2013/01/28

------小水力発電ニュース------
 富山県は1月22日、下水処理施設を利用した小水力発電設備の完成を発表した。発電設備を設けたのは、高岡市二上(ふたがみ)の小矢部川流域下水道二上浄化センター。下水処理施設での小水力発電設備の利用は、北陸初となる。2月7日に現地で竣工式を実施し、発電を本格開始する。
 発電設備は「投げ込み式水車型マイクロ水力発電機」と呼ぶ形式で、最大使用水量は毎秒約0.85m3、有効落差は約2m。自動化装置や除雪装置などの製造を手掛ける北陸精機(富山県魚津市)が、富山県立大学と共同で開発した設備だ。同県では、既に農業用水路など二十数カ所で小水力発電を導入しているが、県内メーカーの設備を採用したのも今回が初めてのケースになる

つづき
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20130125/600270/?fromrss

【岐阜】 児童ら小水力発電を体験 美濃加茂でサイエンスカフェ

・-----中日新聞、2013/02/03

------小水力発電ニュース------
 子どもたちが小水力発電装置を組み立てる「みのかもサイエンスカフェ」が二日、美濃加茂市伊深町で開かれ、参加した小学生十人が自然エネルギーを用いた発電に親しんだ。
 組み立てたのは、恵那市の角野製作所が手掛ける「ピコピカ」という小型の装置。同社と共同研究する中津川市の中津川工業高校電子機械研究部の二年生六人と一緒に取り組んだ。
 伊深自治会館に集まった参加者は、水流で回るプロペラを軸にねじで取り付け、発電機と接続。一時間半ほどかけて二基を完成させ、近くの農業用水路で試運転した

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20130203/CK2013020302000016.html

農業用水で小水力発電 高い建設費 課題に

・-----日本農業新聞、2013/02/03

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社に一定価格で購入させる「固定価格買取制度」で、農業用水路を活用した小規模な小水力発電の採算性に東北の土地改良区から疑問の声が上がっている。発電施設が水路に合わせた特注品となることなどで、同制度の想定よりも建設コストが膨らむためだ。「建設コストが回収できるか見極められない」と、導入に二の足を踏む土地改良区もある。
・技術革新が普及の鍵
 宮城県大崎市の江合川沿岸土地改良区は今月、幅約3.5メートル、落差1.6メートルの農業用水路に小水力発電施設を設置する。出力は約6キロワット。施設の維持費を差し引くと年間約100万円の売電利益を見込む。この利益を改良区内の施設の維持・管理費の一部に充て、組合員の負担軽減を目指す。
 この設備は、農水省が全額負担する小水力発電の実証試験事業を活用して、発電機メーカーが建設するため、改良区の負担はゼロになる。
 今回の設備の建設費は約2500万円。固定価格での買い取り期間の20年間で得られる利益は約2000万円で、同事業を活用しなければ費用を回収できない計算だ。土地改良区が発電施設を独自に建設するのは難しく、同改良区の氏家敏理事長は「建設コストが高くては2台目には踏み切れない」と話す・・・

つづき
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=19005

中小水力、適地は岐阜 農業用水限定なら愛知も 共立総研が報告

・-----電気新聞、2013/02/01

------小水力発電ニュース------
 大垣共立銀行グループのシンクタンク、共立総合研究所(岐阜県大垣市)はこのほど、岐阜県と愛知県に多くの中小水力発電の開発余地があるとする内容の報告書をまとめた。技術的・経済的に利用可能な発電水力資源量を表す包蔵水力は、岐阜県が1万3539ギガワット時と都道府県の中で1位。岐阜県は中小水力発電の導入ポテンシャルでも110・1万キロワットの全国3位と、開発余地を多く残している。愛知県は、農業用水路における中小水力発電導入ポテンシャルが7・8万キロワットで全国1位としている。
 共立総合研究所は岐阜県の包蔵水力が豊富な要因として、降水量の多さを挙げている。
 気象庁によると、2001年から10年までの岐阜県の平均年間降水量は1809・7ミリメートルと、全国平均の1563・9ミリメートルより多い。また、岐阜県は県土の約8割が山間部であり、水をためる能力が大きいということも要因に挙げる。

中略

 共立総合研究所は「小水力の設備利用率は低くても6割。再生可能エネルギーでは太陽光や風力に注目が集まっているが、渇水を考慮しても小水力はそれらより安定的に発電できる」としており、小水力の普及に期待を寄せている。

電気新聞より一部抜粋

県営小水力発電に追い風 政府、再生エネ予算大幅増印刷用画面を開く

・-----メディア名、2013/01/30

------小水力発電ニュース------
 政府が新年度予算案に、小水力発電など農山漁村における再生可能エネルギーの普及費を大幅に増やして30億円あまりを計上し、滋賀県が注目している。県は、3カ所の土地改良区で小水力発電の予算を要求しており、これが認められれば県営初の小水力発電が実現しそうだ。
  再生可能エネルギーは、昨年の固定価格による買い取り制度開始で関心が高まっており、県は県内の農業用水路1千キロで小水力発電の可能性を調査。結果に基 づき、長浜市の湖北土地改良区、米原市の姉川沿岸土地改良区、東近江市の愛知川沿岸土地改良区の経費1800万円を予算要求している・・・


つづき
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130130000166

県が小水力発電本格化へ調査 13年度から旭川、吉井川水系

・-----山陽新聞、2013/01/28

------小水力発電ニュース------
 岡山県企業局は2013年度から小水力発電を本格化させるための調査に乗り出す。再生可能エネルギーで生み出した電力の固定価格買い取り制度が昨年7月に導入され、採算が見込めるようになったため。従来は困難とされてきた旭川と吉井川水系の上流2地点で水量や地形を調べ、事業化の可否を判断する。
 構想では、両河川の本流から分離する形で水路を整備し、発電用の水を引き込む。水路は途中から急傾斜にして流れを加速させ、先にある発電施設のタービンを回して電力を生み出す。設置場所は調整中という・・・

つづき
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013012821013282

那須疏水で小水力発電 年7000万円の収入見込む

・-----下野新聞、2013/01/28

------小水力発電ニュース------
 【那須塩原】那須野ケ原土地改良区連合(渡辺喜美理事長)は、戸田調整池から流れる用水路の落差を利用し、同連合として6カ所目(発電機は8基目)、出力では最大となる小水力発電所「戸田東発電所」を設置する。来年4月からの運転を予定、東電への売電で年間7千万円程度の収入を見込んでいる。
 利用するのは戸田調整池から南東に延びて那須疏水幹線水路に流れ込む戸田東用水路のうちの約2・2キロ。戸田調整池から引き込んだ水を上部の水槽にため、埋設する直径1・1メートルの水圧管路に48メートルの落差を利用して毎秒最大1・4トン流し、最大出力460キロワットの発電機で発電する


つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130127/969928

ふるさとのエネルギー:長野県大町市・自家用小水力発電 自作し電気代半分に /青森- 毎日jp(毎日新聞)

・-----毎日新聞、2013/01/25

------小水力発電ニュース------
 長野、岐阜など3県にまたがる北アルプスのふもと、長野県大町(おおまち)市。3000メートル級の山々の伏流水が豊富で、各集落には農業用水路が張り巡らされている。大町市の「NPO地域づくり工房」顧問、川上博さん(78)は自宅近くの水路に小型の「らせん型水車」を設置、04年10月から手作りの小水力発電で自家消費電力の一部を賄っている。旧国鉄職員時代に培った電気設備保守の知識や経験を生かし、当時、全国でほとんど例がない自家用小水力発電を実現した。【仲村隆】
 −−なぜ個人住宅で小水力発電を?
 農村なら、どこにでもある農業用水路に水を流しておくだけではもったいないと思いました。用水路は農繁期以外、ほとんど使われていません。身近に得られる水力エネルギーを農家が利用できたら、必要な電力のかなりの部分を自給できるのでは、と考えました。
 −−きっかけは?
 12年前、安い深夜電力を有効に使おうと自宅に蓄電池を備え、深夜にためた電気を昼間に使うようにしました。でも、蓄電池は充電・放電を繰り返すと電気を15%ぐらいロスします。ロス分を発電で補えないかと考えました。ちょうど、旅行先の新潟県の佐渡金山で見学した「らせん型のくみ上げ水車」にヒントを得ました。鉄工所で耐久性の高い鉄製の水車を作ってもらいました。市販の発電機や、回転数を上げるため軽自動車の変速装置を使い、計300万円かけて自分で発電所を組み立てました・・・

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http://mainichi.jp/feature/news/20130125ddlk02040212000c.html

再生エネルギー協議会に同行取材、小水力発電先進地の山梨へ/小田原

・-----神奈川新聞、2013/01/24

------小水力発電ニュース------
 小田原市の「再生可能エネルギー事業化検討協議会」のメンバーと市議がこのほど、事業化を目指している小水力発電の先進地、山梨県の北杜、都留両市を視察した。同行し、ポイントになる採算性や維持管理コストなどを確認した。
17日の視察で最初に訪れたのは同県最北の北杜市(人口約4万8千人)。八ケ岳や南アルプスに囲まれ、豊富な水資源を活用したミネラルウオーターの生産が国内でも盛んだ。
    ■市長の思い強く
 小水力発電もこうした地域資源に着目。事業化には、「環境日本一」を目指す白倉政司市長の思い入れが強かったという。今回は2007年4月、最初に稼働させた市営「村山六ケ村堰水力発電所」(愛称・グリーンでんでん)を見た・・・


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http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/kanaloco-20130124-1301240022/1.htm 【訂正のお知らせ】新聞記事の「チェコ製のため、修理時間が掛った」の部分について、不適切な表現であったことが判明致しました。これは、リンク先の記事を書いた記者様に確認してあります。(全国小水力利用推進協議会事務局より)

かながわ経済:川崎国際環境技術展 小水力の発電装置、ショウエイが開発・出展 /神奈川

・-----毎日新聞、2013/01/24

------小水力発電ニュース------
川崎国際環境技術展に出展する川崎市中原区のろ過装置製造「ショウエイ」は、小水力を利用した水力発電装置を開発した。昨年9月から同市幸区のスポーツクラブの循環式温水プールに導入されている。
 温水プールや温泉施設など大量の水を常に循環させる施設では、ポンプを動かす電気代の高額化が問題になっていた。
 同社が開発し「電太(でんた)」と名付けた水力発電装置を循環ポンプの直前に設置することで、ポンプの消費電力の約1割を発電できる


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http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20130124ddlk14020286000c.html

小水力発電施設 高岡に完成 富山県

・-----読売新聞、2013/01/23

------小水力発電ニュース------
 県が昨年6月から整備を進めてきた、下水処理水の放流落差を利用した北陸初の小水力発電施設が、高岡市二上の小矢部川流域下水道二上浄化センターに完成した。来月7日に完工式が行われ、発電を開始する。
 同浄化センターでは、塩素消毒した下水処理水が池から約2メートルの落差を流れ落ち、水路を伝って小矢部川に注ぐ。池から流れ落ちる水を雨どいのような設備で集め、この落差を利用してスクリュー状の水車を回し、発電する仕組みだ。
 発電機には、北陸精機(魚津市)が県立大と共同開発したマイクロ水路発電機「パワーアルキメデス」を採用した。県によると、県内企業が製造したマイクロ水力発電機を県内で採用するのは初めて

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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20130122-OYT8T01695.htm

農業用水の小水力発電活用など紹介 福井で地域用水機能増進研修会

・-----福井新聞、2013年1月21日

------小水力発電ニュース------
 パイプラインの農業用水を地域の水として利活用する方策を考える「地域用水機能増進事業 研修会」が20日、福井新聞社風の森ホールで開かれた。
 農業用水を防火や親水、生態系保全などに生かす「地域用水機能」の取り組み拡大が狙い。九頭竜川鳴鹿堰堤(えんてい)土地改良区連合などが主催し、地域の農業者ら約200人が参加した。
 研修会では、全国の土地改良施設などで進む小水力・太陽光発電の導入事例などが紹介された。小水力発電について、北陸農政局の島尚士地域整備課長は「調圧水槽がある場所は、・・・


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http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/39453.html

農業排水路で「小水力発電」実験 2014年度までデータ採取・鶴岡

・-----山形新聞、2013/01/20

------小水力発電ニュース------
鶴岡市の水土里ネット笹川(笹川土地改良区)は19日、農業水利施設を利用したマイクロ発電(小水力発電)の実験で、同市東堀越の農業排水路に発電用水車を設置した。2014年度までデータを集め、発電量や、水量と発電の関係について調べる。
 県の小水力発電導入促進事業を活用し、鶴岡工業高等専門学校や地元企業などと連携して発電装置(花笠水車)を製作した。▽常時、一定量の水量が確保できる▽十分なスペースがある―などを条件に設置場所を選定。当初は別の場所に取り付ける予定だったが、積雪の影響で変更した。今後、雪が解け次第、移設するという・・・

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http://yamagata-np.jp/news/201301/20/kj_2013012000489.php

小水力発電実証などエネルギーの地産地消検討 福知山市調査会発足

・-----両丹日日新聞、2013/01/10

------小水力発電ニュース------
 福知山市は9日、住民や学識経験者らで作る「市再生可能エネルギー活用調査会」(事務局・環境政策室)の初会合を市役所で開いた。太陽光や水力、風力など福知山に合った自然エネルギーを調査し、1年余りかけて利活用に向けた方策プランを策定する。
 調査会は農業や自治会関係者、太陽光発電を取り扱う業者、バイオマス活用アドバイザー、大学教授ら10人の委員で構成している。
   会合で松山正治市長は「エネルギーの地産地消、地域活性化の促進につながることを願う」とあいさつし、会長に選ばれた白石克孝・龍谷大学政策学部長は「再生可能エネルギーの活用が、

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130110-00000302-rtn-l26

マイクロ水力発電:開始 米沢工高、農業用水路で24時間 /山形

・-----毎日新聞、2013/01/17

------小水力発電ニュース------
 米沢市の県立米沢工業高の機械生産類工業クラブの生徒が、水車などで発電する「マイクロ水力発電装置」を製作し、先月末に学校南脇を流れる農業用水路に設置して24時間発電を開始した。
 同発電装置は、用水路の流量によるが、一般住宅1軒の1日使用量の半分程度に相当する500ワット時~1キロワット時発電できる。当面は自動車用バッテリーに充電したうえで、夜間の防犯照明用として水車の防護柵に取り付けた赤や黄、ピンクのLED(発光ダイオード)約150個のイルミネーション点灯に利用している。東日本大震災のような災害時に停電した場合の緊急避難用の非常用電源も想定している。
 この発電装置の製作は、同校が独自に進めている電気自動車開発製作などの廃棄物が出ない「ゼロエミッションプロジェクト」の一環であり、太陽光、風力発電に続く再生エネルギーでのエネルギー自給自足を目指した校内「スマートグリッド構想」研究の一つ。建設環境、機械生産、電気情報の各類から計30人が協力製作した。  11年から農業用水の通年の流量・流速を測定したり、水利権の勉強や調査をし、・・・

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130117-00000070-mailo-l06

県がいわきで「小水力発電事業」 民間に整備委託

・-----福島民友ニュース、2013/01/12

------小水力発電ニュース------
 県は11日、いわき市の四時ダムで、小水力発電を活用してダム施設の省エネルギー化を進める「ESCO(エスコ)事業」に乗り出すと発表した。県から委託を受けた民間事業者が小水力発電設備を新設、ダムから放流される水を使って発電に取り組む。全国3例目で、東北地方では初めて。
 同事業は「エネルギー・サービス・カンパニー」の略。民間委託のため、ダムを管理する県や市は発電設備への初期投資が不要なのが特徴。委託を受けた事業者は電力会社に売電することにより、発電設備の導入費や運転費、利益などを賄う。併せて稼働するダム施設の省エネ化も進める・・・

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http://www.minyu-net.com/news/news/0112/news11.html

出水市でマイクロ水力発電による点灯式

・-----鹿児島大学、2013/01/08

------小水力発電ニュース------
12月25日、出水市とポンプメーカーのテラル株式会社、本学人文社会科学研究科地域経営研究センターの産官学連携事業で進めている社会実験「マイクロ水力発電」による街灯とイルミネーションの点灯式が出水市本町ため池公園で行われました。平成23年より人文社会科学研究科地域経営研究センターと重点領域研究(環境学)チームが、鹿児島の中山間地を活性化させる可能性のある代替エネルギーの発展を目的に実験を推進してきたもので、鹿児島市下田町に続き2カ所目となります。ため池横を流れる落差4mの水路の水で水車を回してモーターで発電。出力は200Wと少ないながらも、環境に負荷をかけずに、365日24時間発電できるのが特徴です・・・

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http://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2013/01/post-379.html

【静岡】県が独自のガイドライン策定―農業用水利施設活用の小水力発電で

-----地方建設専門紙の会、2013/01/09


------小水力発電ニュース------  静岡県は、「農業水利施設を活用した小水力発電に関するガイドライン」(2012年12月版)を策定した。県内の豊富な農業用水などの地域資源を活用した小水力発電の適正な導入を促すとともに無秩序な設置を抑制することが目的。
 静岡県は、「農業水利施設を活用した小水力発電に関するガイドライン」(2012年12月版)を策定した。県内の豊富な農業用水などの地域資源を活用した小水力発電の適正な導入を促すとともに無秩序な設置を抑制することが目的。基本設計から発電施設設置までのスケジュールや、建設・運用主体別の発電施設の建設・管理・運用の役割分担、各種法令に基づく必要な手続きなどを解説している。法的拘束力はないが、今後、さまざまな主体による小水力発電の設置に役立てていく方針だ・・・

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http://www.senmonshi.com/archive/02/029D9Iny01U79O.asp

ふるさとのエネルギー:伊豆マイクロ水力発電普及委 過疎に悩む中山間地域 「地産地消」起爆剤に /神奈川

・-----毎日新聞、2013/01/08

------小水力発電ニュース------
 豊かな自然に囲まれた静岡県伊豆市の山あいで、同市商工会青年部の有志らが小水力発電を成功させようと活動している。少子高齢化や過疎化に悩む中山間地域。活性化の起爆剤にしようと、エネルギーの地産地消の可能性を探る「伊豆マイクロ水力発電普及委員会」の鈴木裕也委員長(35)に話を聞いた。【樋口淳也】
 −−なぜ小水力発電なのですか?
 市内には、天城山(1405メートル)など多くの山が連なり、落差のある水流が豊富にあります。山間部には農地も多く、これらの地形の利点を生かして実現できると考えました。
 −−取り組んでいるのはどんな人ですか?
 地元で建設、電気設備、金属加工などの会社を経営するメンバーらが集まっています。小水力発電に関しては「素人」ですが、将来的に、発電施設の施工にもその技量を発揮できる人たちです。
 −−活動内容を教えてください。
 昨年6月に茨城大の小林久教授を招いて講演会を開催し、約80人が参加しました。これをきっかけに、勉強会や現地調査を重ね、委員会メンバーを中心に、市や県の職員も加わって発電を実現しようと奔走しています・・・


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http://mainichi.jp/feature/news/20130108ddlk14040188000c.html

【静岡】 菊川と掛川に小水力発電所建設へ

・-----中日新聞、2013/01/10

------小水力発電ニュース------
◆県が15年3月完成目指す
 県は、大井川右岸土地改良区(理事長・太田順一菊川市長)と連携し、大井川用水が流れる掛川市伊達方と菊川市西方の二カ所に小水力発電所を建設する。二〇一五年三月に完成させ、翌四月から経産省の再生可能エネルギー固定買い取り制度を活用し、全量を売電する。農業用水を利用した小水力発電所を県が設置するのは初めて。
 二カ所とも大井川用水の最大通水量は毎秒一・八~三・五立方メートルと比較的安定している。設置予定地では約四・五メートルの水路の落差を利用して発電する。


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http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130110/CK2013011002000029.html

出水に小水力発電設備 出力200ワット、環境学習の場に

・----- 西日本新聞、2013/01/09

------小水力発電ニュース------
 鹿児島県出水市が同市高尾野町の本町ため池公園に整備を進めてきたマイクロ小水力発電設備が完成した。
 市民の再生可能エネルギーへの関心を高め、子どもたちに環境学習の場を提供するのが狙い。共同で小水力発電事業に取り組む鹿児島大学と給水ポンプなどの製造販売「テラル」(広島県福山市)に設置を依頼した。市が水利権などを調整し、昨年11月から約1カ月かけ設置した。
 同社などによると、公園横を流れる用水路を活用した。落差4メートル、流量毎分400リットルの水が水車を回し、その動力で発電機が電気をつくる仕組み。当初想定していた2倍の1時間当たり200ワットの発電に成功、・・・

つづき
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/342337

シーベルインターナショナル、小水力発電でIPP参入

・-----日刊工業新聞、2013/01/08

------小水力発電ニュース------
 シーベルインターナショナル(東京都千代田区、海野裕二社長、03・5822・2275)は、自社の小水力発電システムを使い、卸発電事業(IPP)に参入する。14年3月期に10機を国内に設置し、100キロワット規模で事業を始める計画。発電した電力を特定規模電気事業者(PPS)や電力会社に売電する。
 同事業で2014年3月期に5000万円、3年以内に年間2億5000万円の売り上げを目指す。発電システムは随時増設し、3年後には事業規模を500キロワットに引き上げる考え。
 発電システムの建設地については、山梨、長野、福島、富山、静岡などの各県を候補地に調査している。「発送電分離が実現すれば、直接一般の需要へ電力を供給する小売事業への参入も視野に入れる。付加価値の高いグリーン電力として一般にも訴求したい」(海野社長)とする。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130108cabo.html