2013年1月9日水曜日

電気自給100%の町に 風力柱に地熱や小水力も 高知・梼原町

・-----日本農業新聞、2013/01/05

------小水力発電ニュース------
 高知県梼原町は、風力発電の売電収入や地熱・小水力発電などによる行政経費の削減で町の財政を補う。2013年度には風力の売電収入だけで6000万円弱になる見通しだ。再生可能(自然)エネルギーで発電した電気の固定価格買取制度の導入で売電価格が上昇し、これまでよりも収入は7割程度増加。町は、同エネルギーの利用を拡大し“電気自給率100%の町”実現を目指す。

転載元
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=18517

電力を「地産地消」 行方市が小水力発電実験

・-----茨城新聞、2013/01/03

------小水力発電ニュース------
行方市が農業用水路で、小水力発電の実証実験に取り組んでいる。市内の地形は高低差が小さく発電量が限られるため、売電よりも地域での利用を想定している。いわば電力の「地産地消」。1月下旬にも有識者や住民を交えた委員会を発足させ、再生可能エネルギーを活用したまちづくりを探る計画だ。

■緩やかな傾斜 

 同市西蓮寺の新田川上流。幅2メートル弱の用水路に仕切り板が設けられ、たまった水が流れる勢いで出力300ワット時の発電機を動かしている。
 調査を担うシーベルインターナショナル(東京)の担当者によると、冬場は流量が少ないが、農繁期なら100ワット時超の発電が見込まれるという。
 実験は昨年10月から3月まで、計3カ所で行われている。当初は一般河川への設置が検討されたが、流量の確保や水利権調整などの点から、用水路での実験が決まった。
 同社はこれまで、国内外で小水力発電に取り組んできたが、今回の実験地は最も落差の小さい場所だという。傾斜が緩やかなため、水のたまる範囲がより上流まで広がることも判明。実際の稼働に向け担当者は「水田の排水能力への影響も考慮し、方法を探る必要がある」と話す

つづき
http://ibarakinews.jp/mobile/news.php?f_jun=13571348220592

「環境未来都市」宣言の上田市、小水力発電の導入計画!染屋浄水場に!

・-----東信ジャーナル、2012/12/31

------小水力発電ニュース------
「環境未来都市」を目指す上田市は、太陽光発電事業に続いて、染屋浄水場(同市古里)の導水管を利用した小水力発電の導入計画も進めている。
 昨年の市議会12月定例会で実施設計業務委託料で1000万円を計上し、新年度内の完成を目指している。
 完成すれば同施設の1日の使用電気量2214kwのうち約50%に当たる1098kw分を小水力発電でまかなえることになるという。残り1116kwは買電で、余剰売電分は126kwが見込まれる。
 計画は神川の新屋取水口から同施設まで全長3・8㎞、落差70mという導水管の水力を発電に利用するもの。平成22年度の調査では一旦は見送ったが、昨年7月の固定価格買取制度施行で状況が好転した

つづき
http://shinshu.fm/MHz/22.56/archives/0000405430.html

砺波、滑川で小水力発電 富山県が可能性を調査

・-----北国新聞、2013/01/01

------小水力発電ニュース------
  富山県は31日までに、農業用水を活用した小水力発電所を砺波、滑川市に新設するた めの可能性調査に入った。今後、データの集約や国への支援要請などを進め、新年度以降 に具体化を目指す。県は、小水力発電所の計画的な整備を推進し、現在の県内21カ所か ら2016年度までに30カ所以上に増やす方針だ。
 可能性調査の実施場所は、砺波市の中野放水路と滑川市の鋤川用水の2カ所。それぞれ 水量や水流などのデータをもとに、発電所設置後の採算性などを調べている。新設可能と の結論に至った場合、県は発電所の規模や稼働時期などについて詰めの協議に入る。

 県は今年度、県内全域の農業用水341路線で適地調査に取り組んでいるが、その中で も最も有望な場所が中野放水路と鋤川用水の2カ所となっている ・・・・


つづき 

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20130101202.htm

【長野】 農業用水で小水力発電 今月から中電へ売電

・-----中日新聞、2012/12/25

------小水力発電ニュース------
駒ケ根市内の企業経営者など有志十人でつくる株式会社「駒ケ根自然エネルギー」(窪田雅則社長)は、同市赤穂の太田切川右岸の農業用排水路に小水力発電機を設置した。再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を利用し、今月から中部電力への売電を始めた。
 太田切川から取水し農業用水を再度川へ戻す排水路を利用するため、水利権の申請は必要なく、土地所有者と農業用水管理者の許可を得て設置した。
 高低差十五メートルの水路に、導水管を設置。毎秒〇・一立方メートルの流量で水車を回し、出力は五・五キロワット。事業費は約一千万円で、年間百八十万円程度の売電を見込んでいる
つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20121225/CK2012122502000016.html

小水力発電の活用広がる

・-----中国新聞、2012/12/30

------小水力発電ニュース------
 中国地方にあるJA系の小水力発電所53施設のうち、過半数の29施設で設備の更新を検討していることが分かった。別に広島、山口、鳥取県では計6カ所で小水力発電所の建設計画がある。「固定価格買い取り制度」を追い風に、小規模な水力発電を活用する動きが広がっている。
 山肌に沿って約20メートルの高さから落ちた水流が、赤い山小屋の水車を回す。JA広島北部(安芸高田市)が広島県北広島町に置く壬生発電所は稼働から約55年。発電機や水車を更新する計画が浮上している。
 「廃止するにも費用がかかると先が見えなかった状況が、一気に変わった」と担当者。国の再生エネルギーの固定価格買い取り制度の対象が8月から、発電機などを更新した既存の小水力発電施設に広がったことを受け、検討を進めている・・・

つづき
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201212300035.html

【鹿児島】マイクロ水力発電施設の稼動による点灯式

-----鹿児島テレビ、2012/12/28


------小水力発電ニュース------  自然エネルギーへの関心が高まる中、出水市では農業用水を利用して電気をつくるマイクロ水力発電装置が稼動し、イルミネーションの点灯式がありました。
 このマイクロ水力発電装置は出水市が高尾野町の本町ため池公園に鹿児島大学の協力を得て総事業費350万円をかけて設置したものです。
 ダムなどの大規模な水源がなくても、およそ4メートル下に流れ落ちる農業用水のエネルギーを電力に変えます。
この日はおよそ100人の関係者が見守る中、マイクロ水力発電装置のスイッチが入れられ、LED電球およそ1200個のイルミネーションが点灯しました・・・

つづき
http://news.ktstv.net/e37323.html

魚沼市ものづくり振興協、小水力発電装置開発-板金・機械14社が協力

-----日刊工業新聞、2012/12/27


------小水力発電ニュース------ 【新潟】魚沼市ものづくり振興協議会(新潟県魚沼市)は、小水力発電装置を開発する。板金や機械加工などの14社が協力し、スクリュータイプと水車タイプの2種類を製作。製作を通じて、会員企業の技術力向上を狙うとともに、つくった装置を学校の教材として利用することで子供たちの環境教育に役立てる。
 魚沼市からの委託事業として取り組む。魚沼市では、市内に豊富にある水資源の有効活用を目的に、地域特性に合った小水力発電装置の開発、実証をする事業者を募集し、魚沼市ものづくり振興協議会を選定した

つづき
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520121227hkah.html

岐阜で2月に小水力発電サミット 県内関係者も出席

-----信濃毎日新聞、2012年12月24日


------小水力発電ニュース------  小水力発電の普及促進を目指す「全国小水力発電サミット」が来年2月16、17日、岐阜県中津川、恵那の両市で開かれる。全国小水力利用推進協議会などでつくる実行委員会の主催で、「清流とともに暮らす―自然エネルギーによる地域自治を目指して」がテーマ。長野県内からも事例発表者として、住民と協働した小水力発電を計画している飯田市などが出席する。1月11日まで参加者を募集している。
 飯田市は地域活性化に向けて、上村を流れる河川を利用した地元住民主体の小水力発電の導入を計画。水利権許可手続き、資金調達などで取り組みを支援する「調整組織」設立に向け、検討を進めている。市地球温暖化対策課の担当者が、2月17日の分科会「地域エネルギー事業と自治体の新たな役割」で事例発表する・・・

つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20121224/KT121221ATI090007000.php

岐阜でダム発電所運開 新猪谷、500キロワット 129カ所目/北陸電力

・-----電気新聞、2012/12/26

------小水力発電ニュース------  北陸電力は25日、2010年10月から建設工事を進めてきた神通川水系の新猪谷ダム発電所(岐阜県飛騨市、500キロワット)が21日に営業運転を開始したと発表した。同発電所は河川維持放流水を利用して発電を行う発電所で、同社の129カ所目の水力発電所となる。当初計画では出力を470キロワットとしていたが、水車・発電機の性能確認試験の結果、30キロワット増加できることを確認し、25日に経済産業省中部経済産業局に出力の変更を届け出た。 以下略

紙面より抜粋

用水路で発電、廃棄物ゼロ 米沢工生、直径2メートルの水車など自作 /山形県

・-----朝日新聞、2012/12/24

------小水力発電ニュース------
電気自動車の開発など廃棄物を出さない「ゼロエミッションプロジェクト」を進めている米沢工業高校は22日、学校近くの農業用水路で自作したマイクロ水力発電装置による発電を始めた。非常用電源や防犯灯などに利用するとしている。
 機械生産類工業クラブの1、2年20人と建設環境類3年6人が試作や用水路の流速や流量の測定、水利権の研究などを行ったうえ、8月末から装置の製作を始めた。水車はステンレス製で直径2メートル。1キロワットの発電を目標にしている。
 この日は学校南側の用水路に装置を設置し、試験発電。水車が回ると発電機が回転し、バッテリーに充電され始めた。LEDの豆ランプが点灯すると、一斉に拍手がわき起こった。
 水車製作のリーダー高木正樹さん(18)は「水車は見るのも作るのも初めて。本当に発電できてよかった」と喜んでいた。
 同高では風力発電(1200ワット)や太陽光発電(400ワット)も行っている。


紙面より転載

小水力発電を検討!長野県企業局の担当者らを招く! 小諸市の深沢砂防ダムの放水

・-----東信ジャーナル、2012/12/24

------小水力発電ニュース------
小諸市は、同市糠地区の奥に位置する深沢砂防ダムの放水での小水力発電を検討するため、このほど水力発電を行っている県企業局の担当者らを招き現地視察を行った。
 比較的簡単な工事で発電が可能であることを確認した。  深沢砂防ダムは昭和53年1月竣工、高さ25m、長さ151m、有効貯水量10万立方m。設置管理者は県。農業用水の貯水機能も果たしている。貯水が25mを超えた場合は、ダム中央部のえん堤を超えて流れ落ちるが、それ以外はダム壁面の高さの違う3カ所から管が1本ずつ伸びており、その3本の管から放水している。 管路がすでにあるため、以前から発電利用の声があり、・・・

つづき http://shinshu.fm/MHz/22.56/archives/0000404924.html

大日向守る会が水路活用で2基目の小水力発電所設置

・-----須坂新聞、2012/12/16

------小水力発電ニュース------
 須坂市の「大日向桜・里地を守る会」(宮本勇雄会長、38人)は9日、水神宮の横を流れる北の沢水系の農業用水路に架けた「大口伊勢宮小水力発電所」(別名・大口ウオーターパーク)で通電式を行った。マイクロ水力発電所は大日向町小水力発電所に続いて2基目。生み出した自然エネルギーの電力は、照明や防犯灯、街路灯、電気柵、シニアカー・電動アシスト自転車・非常用などに活用する。水車が回る癒やし空間も楽しむ。  木製水車は直径3.5m、幅0.5m、羽根24枚。発電装置は前回同様、オンワード倉沢製(辰野町、倉沢久人代表)のマイクロ交流型水車発電機を設置した。最大出力300w。大日向町公会堂前の設置機より大きい。交流で生み出し、直流に変換後蓄電(出力600w)。交流に変換して利用する。夜間灯のほか、昼間は自転車用・シニアカー用の充電や非常用などに使うことができる。  事業費は・・・ つづき http://www.suzaka.ne.jp/news/index.php?subaction=showfull&id=1355608829&archive=

宇都宮・釜川に小水力発電機設置 宇工高制作

・-----下野新聞、2012/12/19

------小水力発電ニュース------
 【宇都宮】市環境学習センターは18日、宇都宮工業高インテリア設備科と連携して、市中心部を流れる釜川に、廃棄自転車を活用した小水力発電機を試験的に設置した。  同校は、県教委の「未来創造推進事業」の一環で環境教育に力を入れており、かつて釜川で浄化実験を行っていたことなどから、同センターと協力して発電機を手掛けることになった。  小水力発電機は、同センターがあるクリーンパーク茂原で回収した廃棄自転車6台を使い製作。同科の生徒10人が試作と研究を重ね、自転車の発電装置を生かして発電するなどの工夫を凝らした。発電機は、約1カ月間設置される予定。
転載元 http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/utsunomiya/news/20121219/944434

【岐阜】 中津川・加子母小で小水力発電所の出前講座

・-----中日新聞、2012/12/14

------小水力発電ニュース------
中津川市加子母小学校で十三日、農業用水を生かした県内初の小水力発電施設として地元で建設される「加子母発電所」(仮称)を紹介する県の出前講座があ年生約二十人が小水力発電への理解を深めた。  同発電所は地元の白川(加子母川)から引く農業用水の高低差を生かして水車を回し、発電する。同日、加子母の大杉会館で起工式があった。  二〇一四年春予定の稼働を六年生として迎えてもらおうと、・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20121214/CK2012121402000021.html

【宇都宮市議会一般質問】 釜川に小水力発電機モデル設置

・-----下野新聞、2012/12/18

------小水力発電ニュース------

【宇都宮】定例市議会一般質問最終日の17日、4人が質問した。市執行部は(1)再生可能エネルギーの理解促進を図るため、釜川に小水力発電機をモデル的に設置する(2)国の就農給付金制度利用者は14人-などと答えた。質問者は馬上剛(自民)渡辺通子(公明)福田久美子(共産)西房美(改革)の各氏。
 ■小水力発電機
 市環境学習センターとまちづくり団体「釜川プロムナード整備協議会」は連携し、18日から約1カ月間、釜川で小水力発電機をモデル的に設置する。
 発電機は宇都宮工業高の協力を得て製作され、廃棄自転車の発電装置を活用。11月18日の釜川改修20周年記念事業で紹介された。
 少量の水流でも発電可能で発電の仕組みが分かりやすいため、大島一夫環境部長は「実際に発電の様子を実感してもらい、市民に再生可能エネルギーの理解促進を図る」と述べた。

転載元
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20121218/943574

2013年1月8日火曜日

電力を「地産地消」 茨城県行方市が小水力発電実験

-----茨城新聞 2013/1/8

------小水力発電ニュース------

行方市が農業用水路で、小水力発電の実証実験に取り組んでいる。市内の地形は高低差が小さく発電量が限られるため、売電よりも地域での利用を想定している。いわば電力の「地産地消」。1月下旬にも有識者や住民を交えた委員会を発足させ、再生可能エネルギーを活用したまちづくりを探る計画だ。

■緩やかな傾斜 
同市西蓮寺の新田川上流。幅2メートル弱の用水路に仕切り板が設けられ、たまった水が流れる勢いで出力300ワット時の発電機を動かしている。

調査を担うシーベルインターナショナル(東京)の担当者によると、冬場は流量が少ないが、農繁期なら100ワット時超の発電が見込まれるという。

実験は昨年10月から3月まで、計3カ所で行われている。当初は一般河川への設置が検討されたが、流量の確保や水利権調整などの点から、用水路での実験が決まった。
つづき
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13571348220592

シーベルインターナショナル、小水力発電でIPP参入

-----日刊工業新聞 2013/1/8

------小水力発電ニュース------

シーベルインターナショナル(東京都千代田区、海野裕二社長、03・5822・2275)は、自社の小水力発電システムを使い、卸発電事業(IPP)に参入する。
  14年3月期に10機を国内に設置し、100キロワット規模で事業を始める計画。発電した電力を特定規模電気事業者(PPS)や電力会社に売電する。
 同事業で2014年3月期に5000万円、3年以内に年間2億5000万円の売り上げを目指す。
発電システムは随時増設し、3年後には事業規模を500キロワットに引き上げる考え。
 発電システムの建設地については、山梨、長野、福島、富山、静岡などの各県を候補地に調査している。

続き
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130108cabo.html