2012年4月28日土曜日

小水力発電所が完成 山梨

-----読売新聞、2012/04/26


------小水力発電ニュース------
    丸紅の子会社、三峰川(みぶがわ)電力が山梨県内の3か所で建設していた小規模な水力発電所が完成し、報道陣に公開された。
    丸紅は2020年までに、国内30か所に中・小規模の水力発電所を建設する計画だ。
    3か所の発電所は、市内を流れる農業用水路の高低差を利用して発電する。年間発電量は約4600メガ・ワット時で、約1300世帯が1年間に消費する電力をまかなえる。すでに操業を始めており、発電した電力は丸紅が特定規模電気事業者(PPS)として買い取り、販売している。
転載元 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20120426-OYT8T00292.htm

白糸の滝で小水力発電

・-----西日本新聞、2012/04/28

------小水力発電ニュース------
   糸島市白糸の県指定名勝「白糸の滝」で29日、近くの観光施設の水車を利用した小水力発電が始まる。年間14万人が訪れる滝周辺の地域づくりに再生可能エネルギーを生かす試みとして、九州大工学研究院の島谷幸宏教授の研究室が市に提案。100万円の助成を受けた。将来的には、下流の集落に電力を供給する発電施設の設置も計画している。
   使用する水車は、市が地元の白糸行政区に運営を委託している滝のそばの茶店にある。20年近く前は米をついていたが、利用されなくなっており、地元住民が修理した。乗用車の発電モーター(500ワット時)を取り付けてバッテリーに蓄え、茶屋の照明に使う。29、30日には、発電した電気で噴霧器を動かして虹をつくるイベントも行う・・・

つづき
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/299569

2012年4月27日金曜日

小水力発電33カ所で可能 県調査、出力1600世帯分 岐阜

・-----岐阜新聞、2012/04/27

------小水力発電ニュース------

 県は26日、農業用水路などを活用した小水力発電の可能地が県内14市町村に計33カ所あり、総発電出力は一般家庭約1600世帯分に相当する2363キロワットが見込めるとする調査結果を発表した。
 開発済みのダムや河川なども含めた県内の包蔵水力(利用可能な水力エネルギー量)は47都道府県トップだが、県農地整備課は「県内の農業用水はそ れほど大きなポテンシャルはない。小水力発電には流量と落差がともに必要だが中山間地は田畑が狭いため用水の水量が少なく、平野部は落差がほとんどないた め」としている・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120427/201204271048_16881.shtml

小水力発電3カ所完成 北杜・村山六ケ村堰に民間参入 同一水路に設置、効率化 山梨

・-----山梨日々新聞、2012/04/26
------小水力発電ニュース------
   北杜市内の村山六ケ村堰用水路に3カ所の小水力発電施設が完成した。同用水路には既に市営の村山六ケ村堰水力発電所があり、同一用水路で4発電所が稼働。3発電所を建設した総合商社・丸紅の子会社、三峰川電力(東京都千代田区)によると、同一用水路に複数の発電所が設置されるのは珍しく、建設期間の短縮やメンテナンスの効率化を図れる利点がある。3施設の合計年間発電量は約460万キロワット時で、市内の世帯約6%の消費電力に相当する・・・
つづき http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/04/26/8.html 

2012年4月26日木曜日

丸紅、小規模水力発電所を20カ所以上新設 20年までに

・-----日本経済新聞、2012/04/25

------小水力発電ニュース------
 丸紅は再生可能エネルギーの需要拡大を見込み、小規模の水力発電所(小水力)を2020年までに国内で20カ所以上新設する。小水力発電は河川や用水路の水の流れを活用して電気を起こす仕組み。山が多く、降雨量も豊富な日本では小水力発電所の適地が十分にあるとみている。
 山梨県北杜市で3カ所の発電所の稼働をこのほど開始し、25日に竣工式を開催。国内で合計6カ所になった。新発電所は北杜市と丸紅全額出資子会社の三峰川電力の官民連携で手掛けた。発電能力は3カ所合計で650キロワット・・・

つづき
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E0E7E282838DE0E7E2E6E0E2E3E08698E2E2E2E2;at=DGXZZO0195584008122009000000

水力発電の仕組みとは 市温暖化対策協 今秋、2校で環境学習/石川

・-----メディア名、2012/04/25

------小水力発電ニュース------
節電の大切さも学んで
学識経験者らでつくる金沢市地球温暖化対策推進協議会は今秋、小型の水力発電機を使って子どもたちが発電を体験する環境学習を始める。学校近くの用水や水路を活用して専門家から授業を受け、再生可能エネルギーや節電の大切さを理解してもらう。(押川恵理子)

二十四日に市役所で開かれた協議会の会合で報告された。今年は二小学校の四年生が対象。中央小は鞍月用水、夕日寺小は金腐川(かなくさりがわ)の流れを生かし、長さ一メートル、縦横約三メートルのらせん式水力発電機を動かす。発電量は三~十ワットで自転車のライトを点灯してみる・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120425/CK2012042502000162.html

2012年4月25日水曜日

県、小水力発電に上限百万円助成 実証団体募集、地域活性化狙う

・-----福井新聞、2012/04/25

------小水力発電ニュース------
 小水力発電で地域活性化を―。中山間地域の豊富な水資源を活用した小水力発電を本格的に進めるため、県は実証事業を行う委託団体を募集している。地域活性化や子どもたちの環境教育につながる企画を募り、本年度は2団体にそれぞれ上限100万円を助成する。応募は5月25日まで。
 小水力発電は、河川や用水路、ダムなどの水流や落差を利用した出力1千キロワット以下の小規模な発電。県が支援するのは、このうち「ピコ水力発電」と呼ばれる1キロワット未満の施設で、業務内容は発電機や発電した電気を活用する設備の設置、PR看板の取り付けなど・・・

つづき
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/34402.html

カーボン・オフセットさくらんぼ:南アルプス市産、販売 食べてCO2削減に貢献 小水力発電で排出権創出 /山梨

・-----毎日新聞、2012/04/25

------小水力発電ニュース------
 二酸化炭素(CO2)排出削減への貢献を目指す南アルプス市産「カーボン・オフセットさくらんぼ」が今月から、東京都内などで販売されている。同市の小水力発電で創出した「CO2排出権」を値段に上乗せしたことで、消費者は食べることによってCO2削減に貢献できる仕組みだ。
 カーボン・オフセットは、日常生活や経済活動で排出が避けられないCO2を、自然エネルギー事業へ投資することなどで相殺(オフセット)する考え方。
 同市は昨年、高知県が間伐材燃料化事業で得たCO2排出権を購入してCO2を相殺する「カーボン・オフセットトマト」を販売した・・・

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120425-00000125-mailo-l19

2012年4月24日火曜日

農研機構、中山間地向けゴミ詰まりに強い小水力発電システム開発に着手

・-----日刊工業新聞、2012/04/24

------小水力発電ニュース------
  農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の生物系特定産業技術研究支援センターは、中山間地域向けの小水力発電システムの開発に着手した。落ち葉や刈草、土砂などのゴミ詰まりが多い中山間地の農業水路の実態に配慮し、ゴミ詰まりに強く、毎秒0・1立方メートル程度の小流量でも発電できるシステムを開発する。農業水路のゴミ調査、除じん装置の開発などを経て2013年度半ばから実証試験を始める計画。
  小水力発電システムは信州大学、新潟大学、南魚沼福祉会あさひばら(新潟県湯沢町)と共同で開発する。中山間地の農業水路は幅50センチメートル程度の小川レベルを想定。山の傾斜があるため、流速は毎秒1―2メートルあるが、水量は少なく、落ち葉や刈草などによるゴミ詰まりを考慮する必要がある。   同システムは大規模河川向けと同様の電動スクリーン式を採用する。除じん装置は12年度後半に開発に着手。

転載元 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820120424abbb.html

地域の声聞き 水力発電機

・-----朝日新聞、2012/04/24

------小水力発電ニュース------
   3月に岐阜県で開かれた地域の自然資源を生かした小水力発電のアイデアコンテストで、この春に鈴鹿高専(鈴鹿市)を卒業した2人組のチームが考案した、持ち運び便利な水車を使った発電装置が準優勝に輝いた。開催地の人たちがどんな水力発電を望み、どう利用したいかを聞き、どこに設置するかなどを現地調査して、学生たちが設計、製作、設置する1年がかりの取り組みだった。
   コンテストは岐阜県郡上市で3月18日に開かれた。NPO法人地域再生機構やデンソー、地元の人たちでつくる実行委(岐阜市)が主催し、鈴鹿、岐阜、豊田、富山の4高専から5チームが出場。鈴鹿高専からは当時5年生だった河野太郎さん(20)=機械工学科=と吉川達也さん(同)=電気電子工学科=が参加した。
   コンテストは昨年4月から始まり、学生たちは7月28~30日に郡上市美並町で合宿。住民と対話して、地域の課題に耳を傾けた。小水力発電について、住民からは「雪下ろしが大変なので、融雪に使いたい」「車庫の坂道の凍結を防いでほしい」といった要望が出されたという・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001204240001

小水力発電の魅力訴え 高島で青木教授が講演 滋賀

・-----中日新聞、2012/04/23

------小水力発電ニュース------
   原発に頼らない電力需給構造やエネルギーの自給自足の大切さを考えてもらうイベントが二十二日、高島市内であった。大津市で川の水の流れを利用する小水力発電の実験をしてきた関西外語大の青木豊明教授(65)=環境科学=が登壇し、小水力発電の魅力と将来性を語った。
   青木教授は「山の森林は天然のダム。日本に山が国土の七割を占め、多くの渓流が絶えず流れている。小水力発電の稼働率は高い」と説明。「太陽光や風力よりも日本には小水力発電が適している」と持論を展開した・・・
つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20120423/CK2012042302000025.html

県、萩形ダムで小水力発電 秋田

-----読売新聞、2012/04/19

------小水力発電ニュース------
説県が昨年、小水力発電の実証実験で
美郷町六郷東根に設けた発電設備
   県は今年度から、上小阿仁村の県営「萩形(はぎなり)ダム」に小水力発電所を建設する。農業用水や河川などを利用した「小水力発電」のモデルケースとして、自治体や民間事業者の参入を促すのが狙い。2014年4月の運転開始を目指し、総事業費は6億円を見込んでいる。

  中略

   県が建設するのは、萩形ダムから小阿仁川への落差約50メートルの放流水(毎秒約1200リットル)を利用した小水力発電所。発電量は約600戸分の年間電力使用量を賄える年間約212万キロ・ワット時。今秋以降に着工する。

   7月に新エネルギーを活用した発電の全量買い取り制度が始まることから、東北電力に売電する方針。運転開始から30年で投資額が回収でき、その後10年間で約1億500万円の利益が出るという・・・

  全文 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120418-OYT8T01050.htm

2012年4月21日土曜日

休眠小水力の再開発推進―東京発電が事業本格化―コストや工期有利 FIT追い風関東十数カ所で調査

-----環境goo、2012/04/18


------小水力発電ニュース------
東京電力グループで火力発電の運転受託や水力発電などを手掛ける東京発電(東京都港区)は、休・廃止されるなど休眠状態にある小水力発電所の再生事業を本格化させる。

転載元
http://eco.goo.ne.jp/news/daily/?code=96&ncode=840

小水力発電アイデアコンテスト実施 三重県

-----CTY、2012/04/19


------小水力発電ニュース------
  いなべ市で小水力発電コンテストが開かれます。これは、いなべ市や地元企業などでなる小水力発電アイデアコンテスト実行委員会が主催です。小水力発電は二酸化炭素を排出せず、ダムや大規模な水源などを必要としません。環境にやさしい発電方法として、今後、いなべ市でも実用化が期待されています。
  コンテストは電力の用途や独自性などを競い小水力発電を通して参加者にモノづくりへの理解を深めてもらうことを目的としています。東海と北陸地方の高等専門学校9校と株式会社デンソーの関連会社2社が参加します。13日には説明会が行われ、いなべ市の職員や参加する学校、企業の代表者などおよそ40人が出席しました。コンテストの開催地となるいなべ市の紹介ビデオが流されたあと、コンテストの概要が説明されました・・・

つづき
http://www.cty-net.ne.jp/streaming/cms/st_more.cgi?d=2&c=8429

2012年4月20日金曜日

「実証実験施設を整備」 駐車場照明の電源に マイクロ水力発電 五木村 熊本

-----人吉新聞、2012/04/17


------小水力発電ニュース------
  五木村は、小水力発電事業の推進・啓発へ向け、同村役場前のせせらぎ水路に「マイクロ水力発電実証実験設備」を整備。今月から発電を始め、駐車場の照明灯の電源に使っている。
  同村では、急峻な山や谷川が多い地形に適した再生可能エネルギーとして小水力発電に着目し、平成22年度には村内の立地調査を実施。今年度は、有望カ所の一つに挙がった同村南部の宮目木川の流量調査を予定し、本格的な活用を目指している。
  実証実験施設は、小水力発電について村民や一般に理解してもらうため、来訪者の多い同村役場前の同水路に整備・・・

つづき
http://www.hitoyoshi-press.com/local/index.php?intkey=8317

2012年4月19日木曜日

滝の水でミニ発電、32世帯に供給計画 福岡の白糸の滝

-----朝日新聞、2012/04/19


------小水力発電ニュース------
   福岡県指定の名勝、糸島市の「白糸の滝」で九州大学と市が豊富な水量を使った小規模水力発電に取り組む。滝の下流にある水車や超小型水力発電機を使って実験を重ねたうえで、地区集落やそうめん流しなどの観光施設に電力を供給する計画だ。29、30日には現地で発電機などを公開するイベントがある。
   白糸の滝がある川付(かわつき)川は福岡、佐賀県境の羽金山(900メートル)が源流で、中腹にある滝は落差が24メートル。下流域は自然公園で約10万本のアジサイが植樹され、年間約14万人が訪れる観光地として知られる・・・

つづき
www.asahi.com/eco/news/SEB201204180012.html

県土改連が小水力発電実証実験へ 青森

-----東奥日報、2012/04/18


------小水力発電ニュース------
  県土地改良事業団体連合会(野上憲幸会長)は本年度、七戸町の農業用水路を活用した小水力発電の実証実験に取り組む。落差の小さい水路でもエネルギーを創出できる仕組みを独自に考案したもので、農林水産省の「低コスト発電設備実証事業」の補助事業に選定された。発電量や採算性を検証し、普及の可能性を探る。
  小水力発電は、用水路などの水流や落差を利用し、一般的に出力千キロワット以下の施設による発電を指す。同連合会による小水力発電の実証実験は、2011年度に設置した五所川原市の長橋ため池に続き2件目。
  今回設置するのは、天間林土地改良区が管理する七戸町の「早川幹線用水路」。水路の勾配を緩やかにするために設けてある落差工を2カ所、配管でつなぎ、2.1メートルの落差をつくることで生み出すエネルギーを大きくし、発電量を増やす仕組み・・・

つづき
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2012/20120418160348.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f

2012年4月18日水曜日

用水使い小水力発電 「道の駅もてぎ」隣接の十石河川公園

-----下野新聞、2012/04/17


------小水力発電ニュース------
【茂木】道の駅もてぎ内に隣接する十石河川公園で、用水を利用した小水力発電システムがこのほど稼働を開始した。この電力を用いた水車小屋の発光ダイオード(LED)パネルも点灯し、夜間には7色の光で縁取られたSLを浮かびあがらせている。
 同システムとパネルを製作したのは、足利銀行茂木支店と取引のある10法人・個人でつくる「町自然エネルギー開発委員会(稲見康会長)。」。再生可能エネルギーを活用した集客と地域活性化を目的に、休眠状態だった水車小屋を利用し小水力発電の実証実験を昨年12月から行ってきた。
 幅約2メートルの水路の水流を利用し、ピコ水車と呼ばれる直径約50センチの金属製ドラムを回転させて発電する。発電量は毎時150ワット。会員事業所が協力し合い廃品を再利用し製作した。

転載元
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20120417/763758

常夜灯:カバタ、絆の灯 小水力、太陽光で5基手作り 高島・針江住民、4カ月かけ /滋賀

-----毎日新聞、2012/04/17


------小水力発電ニュース------
   湧き水を生活に使い、水の浄化にコイを飼う文化「針江のカバタ」で知られる高島市新旭町針江の住民8人が、カバタなどからの小水力発電や太陽光発電で手作りの「常夜灯」5基を約4カ月かけて完成させた。省電力のLED灯で桜のライトアップも実現。カバタの見学客にも紹介する考えで、小さな自然エネルギーが、まちづくりの確かなともしびになりそうだ。【塚原和俊】
   カバタ文化を発信する住民らでつくる針江生水(しょうず)の郷(さと)委員会(美濃部武彦会長)が昨夏、針江のシンボルの水車に自転車の発電機(ハブダイナモ)を取り付けた発電に成功。公園に置いた試作の常夜灯(木製、高さ約2メートル)が好評で、今回5基を増設した。
   構想は地区内を巡る水路を利用し、水車でハブダイナモを回す方式。同委環境部長の高田一雄さん(59)が設計し、部品を買って仲間と製作した。縦約60センチ、幅約1メートル、断面が水滴型の発電機は出力約4・5ワット。針江大川への合流部に設置された・・・

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000232-mailo-l25

2012年4月11日水曜日

街かど:小水力発電推進のシンポ/京都

-----毎日新聞、2012/04/11


------小水力発電ニュース------
再生可能エネルギーの一つとして期待される小水力発電の推進を目指す公開シンポジウム「関西でも小水力発電を!」が14日午後2〜5時、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で開かれる。全国小水力利用推進協議会など主催。無料。西日本各地で小水力発電に取り組む人たちが情報交換し、小水力発電の可能性を探る。小水力発電の歴史や現状の講演や電力の固定価格買い取り制度などの最新情報の報告など。古谷桂信さん(090・1899・8900、katsunobu-furuya.1188@ezweb.ne.jp)。

掲載元
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120411ddlk26040655000c.html

小水力推進協が7月に発足/福井

-----中日新聞、2012/04/11


------小水力発電ニュース------
  小水力利用の普及を目指す市民団体「福井小水力利用推進協議会」が、七月に発足する。福島第一原発事故を受け、注目される自然エネルギーを地域で有効利用できる小水力は、エネルギーの“地産地消”にもつながる。協議会設立で県内でも関心が高まりそうだ。 
  小水力は用水路の水など、ある程度の水量と落差があれば、水車などの設備で千キロワット以下の発電や、物を混ぜたりする時の動力として利用できる。地域ぐるみで導入すれば、電気をお年寄り宅の屋根の融雪装置に使うといったことが可能。
  富山県黒部市の宇奈月温泉では、小水力発電で充電した電気自動車を貸し出し、地域おこしにつなげている・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20120411/CK2012041102000006.html?ref=rank

経済 : 小水力発電装置に挑む 岡谷のクリーンエネ研究会/長野

-----長野日報、2012/04/11


------小水力発電ニュース------
  岡谷市の中小企業12社でつくる「クリーンエネルギー研究会」(古川明社長)が小水力発電装置の研究開発を進めている。すでに試作機を3機開発し、実用化に向けて議論を展開中だ。ライバル企業同士の会員もいるが、研究会を通じてともに成長していこうと意識は高い。この挑戦は他社からの発注を待つ受け身体質の企業から、提案型の精神を持ち合わせた企業への変革を会員たちに促している。
  同研究会は、2009年9月に発足した。難作材加工技術に関する研究会が前身だ。当初の目的を達成した際に「これからの産業は何か」をテーマに議論を交わし、再生可能エネルギー分野への挑戦を決めた。
  当時はこの分野で専門的な知識を持つメンバーはいなかった。それでも「エネルギー関連は成長分野の一つ」として研究テーマとした。「発電設備の研究開発は一般的に巨額な投資が必要なため、中小企業はほとんど手を出せない。しかし、今あるものを使い、低コストかつシンプルな設計を目指せば、中小企業だからこその発電装置ができるのでは」。古川会長(古川製作所)は当時の会員たちの思いを代弁する・・・

つづき
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=24642

2012年4月9日月曜日

ミゾタがマイクロ水力発電装置を開発

-----佐賀新聞、2012/04/08


------小水力発電ニュース------
  ポンプ・水門メーカー「ミゾタ」(本社・佐賀市、井田建社長)が、小川や水路で発電する「マイクロ水力発電装置」を開発した。少量でも水流があれば発電できるのが特徴で神埼市、佐賀県と実証実験に取り組み、8月末まで作動状況や発電量などを調べる。収集したデータをもとに改良し、実用化を目指す。
  装置のサイズは約90センチ四方で、神埼市の仁比山公園の水路に3月、設置した。円柱状の羽根車(直径50センチ、幅60センチ)の上に床板を付ける工夫などを施し、水の落差を作り出して発電する仕組み。水の導入口には格子状の部品を取り付け、ごみ詰まりを防止する。
  装置の最大出力は毎時1キロワット。1家庭分の電力に相当するという。実証実験では1日の平均発電量を調べるほか、枯れ葉やビニール袋など水に沈みやすい異物が排出できるかどうかを確認する・・・

つづき
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2186318.article.html

2012年4月8日日曜日

新設3号は「らせん水車式」 小水力発電所「元気くん」に視察者急増

-----産経ニュース、2012/04/08


------小水力発電ニュース------
  「小水力発電のまち」を掲げる山梨県都留市のシンボル的存在で、3カ所目の家中川(かちゅうがわ)小水力市民発電所となる「元気くん3号」が市役所(同市上谷)近くに完成し、この春に本格稼働を始めた。東日本大震災と原発事故以降、「エネルギーや発電に対する関心の高まり」(都留市政策形成課の秋山英一郎主事)から、小水力発電所への視察者数が急増している。
  同課によると、平成23年度の視察者数は2475人と、22年度の1330人から倍近くに増えた。とくに県外からの視察者が2035人(22年度1054人)と圧倒的に多い。新設の3号が視察可能となった年明け以降も、福島県会津若松市議会、福島市議ら被災地を含む全国から視察者が訪れたという。
  元気くん1号は市庁舎前の家中川に、2号はその300メートル下流に設置。水車の力で生まれた電気は市役所の受電設備を介し、市役所や周辺のエコハウス、植物栽培施設の電力に使われ、電気使用量の少ない土日曜日に発電した電気は売電にも回している。
  河川工事などで発電できなかった期間を除く1、2号の発電総量は、市役所と周辺施設で使われる年間電力の約4割に上り、これに3号が加わると、5割程度に押し上げられる計算になるという・・・

つづき
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120408/scn12040804000000-n1.htm

2012年4月7日土曜日

深城ダムの小水力発電所始動 山梨

-----毎日新聞、2012/04/07


------小水力発電ニュース------
  県企業局は大月市七保町瀬戸の深城ダム(相模川水系葛野川)の未利用放流水を活用した小水力発電モデル施設「深城発電所」を完成させ、今月から運用を開始した。県営では21番目の発電所。小水力発電では塩川第2、若彦トンネル湧水発電所についで3番目。
  深城ダムは葛野川の洪水調節や水道用水を確保するため建設され、平成17年4月に供用を開始。ダムからは毎秒0・4~3トンの使われない放流水があり、このうち1トンを小水力発電に活用した。43メートルの落差を利用して発電し、最大出力340キロワット、年182万キロワットの発電が可能。小水力発電とはいえ一般家庭500戸分の消費電力量に相当し、東京電力にすべて売電する。ダムの駐車場には出力表示盤が設置され、建屋から発電所内部を見学することができる。

掲載元
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120407/ymn12040702070000-n1.htm

2012年4月5日木曜日

長野県、小水力発電の電力供給量が全国1位に

-----ジャパンホーサステナ、2012/04/05


------小水力発電ニュース------
  千葉大学倉阪研究室とNPO法人環境エネルギー政策研究所が2011年12月28日に発表した日本国内の市町村別の再生可能エネルギーに関する報告書によると、小水力発電供給量の全国トップの都道府県は長野県であることが分かった。
  日本国内において市町村別に太陽光、風力、地熱、小水力、バイオマスといった再生可能エネルギーの発電施設の年間発電量を推計した調査の結果、長野県の小水力発電量は13,986テラジュールで全国1位。第2位は富山県、第3位が新潟県の順に続いた。長野県内の再生可能エネルギー供給量の約84%を小水力が占めている計算になる・・・

つづき
http://www.japanfs.org/ja/pages/031748.html

大阪市、残存水圧を利用し配水場で小水力発電

-----日刊工業新聞、2012/04/05


------小水力発電ニュース------
 大阪市は建設中の泉尾配水場(大阪市大正区)に、最大出力110キロワットの小水力発電設備を導入する。配水管には4階建ての高さまで給水する圧力があるため、この残存水圧エネルギーを有効利用して発電する。通水時には年間77万キロワットアワー発電する見込みで、発電した電力は泉尾配水場で使う。2013年3月に配水場の工事が完成予定で、発電設備は完成後の13年度中に導入する。発電事業費は約7000万円・・・

つづき
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420120405hmal.html?UA-28341763-1=

少水量、低落差OK 農村向けに 発電装置開発

-----日本農業新聞、2012/04/04


------小水力発電ニュース------
  水量が少なかったり落差が小さかったりしても発電できる小水力発電装置を、富山県黒部市のぜんまいメーカーが開発した。らせん水車の回転でぜんまいを巻き上げ、巻き切ったところでぜんまいを解放、その動力で発電機を回す。農繁期と農閑期で水位が大きく変わる農業用水路や平野部の緩やかな河川など、これまで発電には向かないとされていた農村の“眠れるエネルギー”を活用できるようになる。
  玩具のミニカー「チョロQ」やコードリールなどのぜんまいの製造を手掛ける東洋ゼンマイが開発。水車の大きさは幅60センチ、長さ2メートルで農業用水などのU字溝に入るように設計した。
  水車で得られた動力をそのまま使うのではなく、ぜんまいにため込んで一度に放出させる。効率を上げるためぜんまいを2個付け、片方が動力を放出している間にもう片方が動力をためる仕組みにした・・・

つづき(登録は無料のようです)
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=13513

風力発電、適地12カ所 太陽光16カ所、小水力22カ所/山形

-----朝日新聞、2012/04/02


------小水力発電ニュース------
◇ 県 再生エネ活用へ調査
  県は30日、県内で再生可能エネルギーを活用できる適地調査の結果概要を発表した。風力発電は庄内地域を中心に12カ所、太陽光発電所(メガソーラー)は16カ所、小水力発電所は22カ所の適地をはじき出した。ただ、法規制や技術的な課題もあり、県は「すべてを活用するのは難しい」としている。

中略

  小水力発電は、国や市町村などへのアンケートを踏まえ、100キロワット以上の適地は農業用水やダム水路を中心に22カ所と判断。合計で最大9200キロワットの発電が可能という。

■再生可能エネルギー導入の適地とされた市町村■(数字は箇所数)
【風力発電】
酒田市4、庄内町3、鶴岡市1、遊佐町1、米沢市1、高畠町1、小国町1
【太陽光発電】
尾花沢市5、村山市3、新庄市2、山形市1、上山市1、天童市1、寒河江市1、長井市1、庄内町1
【小水力発電】
山形市7、高畠町4、鶴岡市2、米沢市2、尾花沢市2、長井市2、新庄市1、川西町1、飯豊町1

全文
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001204020003

愛知県、小水力発電候補147カ所

-----中日新聞、2012/04/04


------小水力発電ニュース------
  愛知県が、農業用水などを使った小水力発電の候補地を調べたところ、県内147カ所で容易に設置でき、合計の発電出力は1万1260キロワットに上った。全ての場所で発電すれば一般家庭2万2千世帯分の電力を賄える。設置費用も安く、県は再生可能エネルギーの利用増を目指し、積極的に新設を進める。
  愛知県は、農業用水の延長が2467キロあり、北海道、新潟県に次いで全国3位。
  農地に対する水路の密度は全国トップで、小水力発電に適した場所が多い。
  調査では、水路の落差が1メートル以上あって発電が見込め、早期に事業化できるのは、愛知用水など木曽川水系87カ所、明治用水など矢作川水系20カ所、豊川用水など豊川水系40カ所の計147カ所に上った・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012040490183129.html?UA-28341763-1=

2012年4月4日水曜日

政府、再生エネ促進へ規制緩和 小水力発電の許可簡素化

-----日本経済新聞、2012/04/03


------小水力発電ニュース------
 政府は3日の閣議で、太陽光や風力、地熱発電など再生可能エネルギーの利用を促すため、103項目の規制を緩和することを決めた。河川への影響の少ない小規模な水力発電を始める際の河川法上の許可手続きを簡素化。売電用の太陽光設備は工場立地法の適用を除外し、緑地整備などの義務を外して工場の屋上などに太陽光発電を設置しやすくする。

 野田佳彦首相が議長を務める行政刷新会議に設けた規制・制度改革分科会がまとめた。東日本大震災後の電力不足を受け、再生可能エネルギーの利用を促すのが狙い・・・

つづき
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E0E2E1968DE2E1E2E6E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000

小水力発電所:吉村知事が視察--山形・最上川中流 /山形

-----毎日新聞、2012/04/04


------小水力発電ニュース------
 吉村美栄子知事は3日、山形市飯沢の山形発電最上川中流小水力南舘発電所(中村幸雄社長)を訪ね、発電施設を視察した。「本県の小水力発電のポテンシャル(潜在能力)は、全国的にも高い。さまざまな連携や調整を、県としてできるのではと思った」と述べた。

 山形発電によると、同発電所は約7億7000万円の費用をかけて85年3月に完成し、稼働した。同社の設立には最上川中流土地改良区が出資した。発電の仕組みは馬見ケ崎川で取水し、山形市南部までの落差106メートルを利用して水車型発電機を回す・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20120404ddlk06040079000c.html