2012年12月18日火曜日

駒ケ根の農業排水路で小水力発電

-----長野日報、2012/12/18

------小水力発電ニュース------
 駒ケ根市内の企業経営者ら有志10人で10月に設立した駒ケ根自然エネルギー(窪田雅則社長)は、同市赤穂の太田切川右岸の農業用排水路に小水力発電機を設置し、17日、通電式を行った。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、20日から中部電力に売電する。民間事業者が電力会社へ売電できる再生可能エネルギー発電設備認定を経済産業省から受けたのは、県内で初めて。自然エネルギー促進と河川敷周辺の観光公園化構想が相乗効果となって実現した。



つづき
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=27097&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

【宇都宮市議会一般質問】 釜川に小水力発電機モデル設置

-----下野新聞、2012/12/18

------小水力発電ニュース------
 【宇都宮】定例市議会一般質問最終日の17日、4人が質問した。市執行部は(1)再生可能エネルギーの理解促進を図るため、釜川に小水力発電機をモデル的に設置する(2)国の就農給付金制度利用者は14人-などと答えた。質問者は馬上剛(自民)渡辺通子(公明)福田久美子(共産)西房美(改革)の各氏。
 市環境学習センターとまちづくり団体「釜川プロムナード整備協議会」は連携し、18日から約1カ月間、釜川で小水力発電機をモデル的に設置する。

つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20121218/943574




小水力発電所を関西電力が運転開始、10MWのメガソーラー並み

-----スマート・ジャパン、2012/12/12

------小水力発電ニュース------



原子力と火力を中心に供給力の増強を進めている関西電力が、再生可能エネルギーのひとつである小水力発電所を富山県で運転開始した。黒部川の支流にある既存の水力発電所を拡張する形で、小水力の設備としては規模が大きい1900kWの発電能力を可能にした。



図1


 関西電力の151番目の水力発電所として、「新黒薙(しんくろなぎ)第二発電所」が12月8日から運転を開始した。水力発電所が数多く集まる富山県の黒部渓谷にある。黒部川の支流である黒薙川からの水路を使った小水力発電所だ(図1)。

 発電能力は1900kWで、年間の発電量は1200万kWhを見込んでいる。太陽光発電と比較すると10MW(メガワット)のメガソーラーと同等の発電量になり、3300世帯分の電力使用量に相当する規模である。

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1212/11/news017.html





2012年12月11日火曜日

中電 岐阜に「小水力」

・-----読売新聞、2012/11/28

------小水力発電ニュース------
郡上・高山 15年以降運転目指す
中部電力は27日、岐阜県が所有する「 阿多岐 ( あたぎ ) ダム」(岐阜県郡上市)と、「丹生川ダム」(同県高山市)の直下に水力発電所を建設する計画を発表した。
 新設する阿多岐水力発電所(発電出力190キロ・ワット)は2015年6月頃、丹生川水力発電所(同350キロ・ワット)は16年6月頃の運転開始を目指す。年間の発電量は、阿多岐水力が一般家庭約360世帯分、丹生川水力は同約580世帯分をまかなえる計画だ。事業費は非公表だが、それぞれ数億円程度の見通し。
 両水力発電所は、ダムの落差と、河川下流の水量を保つために常に放流している水を使って発電する・・・

つづき
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_k/ckei121128_2.htm

2012年12月4日火曜日

長野県、小水力発電増設、16年度中に稼働

・-----日経産業新聞、2012/12/04

------小水力発電ニュース------
長野県は県営電気事業で小水力発電所を増設する。2013年度に設計を始め、16年度中に発電を開始する考え。設備投資額は約10億円を見込む。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を活用することで、20年間で25億円の純利益を見込む。
 小水力発電所を建設するのは2カ所。奥裾花発電所(長野市)に発電所を増設するほか、高遠ダム(伊那市)に発電所を新設する。
 県は県営水力発電所について中部電力に譲渡する計画を取りやめ、公営企業として継続する方針を決めていた。

「6㍍の落差活用し発電実験」設計工事を全国応募 水上村江代地区で小水力発電

-----人吉新聞 11月27日

------小水力発電ニュース------
再生エネルギーの推進と合わせ、CO2削減に伴う環境保持に努める水上村は、江代地区で新たな小水力発電の実証実験を計画。発電施設整備事業の設計及び工事に関する提案を全国から募っている。


小水力発電の実証実験は湯山地区に次いで2番目。「水車の形状やこう配、水の落差などによっていろいろな対応が見込める」と、全国から提案を求めることにした。
設置を予定しているのは、古屋敷運動広場近くの用水路。約6㍍の落差が水力発電に適しているのではと推測。年間発電量、発電効率、耐久性、設置費、維持管理費を考慮して実証実験を行う。
費用対効果はもとより、最大数値などデータ収集が第一の目的。数値次第でどんな活用が見込まれるのか調べるが、発電で得た電力は周辺を照らす管理用外灯に使う方針。

予算は450万円(消費税含む)。契約締結は来月下旬の予定。発電に伴う水路の取り壊しや改修は取水口を除いて不可。
発電設備の使用や設計、発電効率や耐久性、騒音・景観、年間発電量を踏まえた採算性などが審査の対象。必要に応じて、プレゼンテーションを求めるという。

平成22年12月に設置済みの湯山神揚地区では水道施設の室内灯に電気を供給しており、村は「まず、落差を活用してどれくらい発電するか実験から得たい。全国にはさまざまな発電施設があると思う。公募に期待したい」と話している。



「会津電力」構想 自然エネで”独立運動”

-----東京新聞『こちら特報部』 12月3日

------小水力発電ニュース------
衆院選の争点である「脱原発」の行方は定まらないが、すでにはっきり原発との共存を拒否しているのが福島県だ。原発事故の苦しみの渦中で、県民たちは自然エネルギーによる復興を模索する。会津地方の蔵元らが呼び掛ける「会津電力」構想もその一つ。反骨の地で湧き起こる脱原発の機運とは。(中山洋子)


◆酒造り 水にこだわり

「脱原発ができるできないと、国は右往左往しているが、福島にはそんな暇はない」

福島県の会津盆地にある喜多方市で江戸時代から続く「大和川酒造店」の9代目佐藤弥右衛門さん(61)が切り出した。11月中旬、同店で開かれたシンポジウムで、佐藤さんらは、エネルギーの地産地消を目指す「会津電力」構想をぶち上げた。

近隣の会津若松市や三島町の仲間らとともに研究会を発足。会津地方各地の小水力や太陽光発電の動きをつなぎ、電力の自立を図ろうという構想だ。佐藤さんは”独立運動”さながらの熱意で全会津の結集を呼び掛けている。

「会津の自然を利用したエネルギーの自給を目指す。小水力でも太陽光でも、できるところから始めたい。いずれ東京電力が持っている猪苗代湖などの水利権も買い戻す。会津はエネルギーで自立するんです」

原発事故に翻弄された1年余の日々で痛感したのは、会津にもともとある豊かさと、それを「東京」に吸い上げられてきた現実だ。

東京農大の短期醸造科で学び、1978年に帰郷してからは、近隣の農家と提携して有機農法による酒米づくりに取り組んできた。「いい米があっていい酒ができる」。97年には農業法人「大和川ファーム」を設立し、酒造米の自社栽培も始めた。

米へのこだわりは評判で、肥育牛のブランド化を進めていた飯舘村の商工会からも「飯舘牛の食事に合う酒を造ってほしい」と頼まれた。飯舘村で収穫する米で87年に開発したのが「おこし酒」だ。

地域おこしの酒造りがきっかけで飯舘村との交流が始まり、2011年1月には飯舘村の魅力を伝える「までい大使」にも任命された。その2か月後、東日本大震災と原発事故が発生。一升瓶に水を詰めてトラックでかけつけた。

「じいさんから、関東大震災のときに一升瓶に詰めた水を東京に運んだと聞かされていた。酒屋には水がある。このときも、ペットボトルの水を用意するより、一升瓶に詰める方が早かった」

福島市や郡山市、いわき市などの取引先にも手分けして水を運んだ。「困っている人の助けになれば」と奔走したが、故郷の会津地方も原発事故に脅かされていた。修学旅行や観光客の足は遠のいた。どこよりも厳しい自主基準で放射性物質の検査をする県内酒造業界も風評被害に苦しむ。復興支援で一時は増えた需要も、1年を過ぎると急速にしぼんだ。

「自然災害の悲劇は時間が解決してくれる。だが、原発事故は時間の流れを止める。たとえ40年で廃炉にしても、放射能のごみの管理は1万年単位。人間わざではどうしようもない」

◆「水資源を取り戻す」

昨年11月に発足した草の根で新しい福島をつくることを目指す「ふくしま会議」にも加わり、原発の問題を議論。専門家と市民が垣根なく話し合う会議で、自然エネルギーの可能性を探ってきた。そんな中で浮上したのが「会津電力」のアイデアだ。

猪苗代湖があり、磐梯山の爆発でできた檜原湖があり、水資源に恵まれた地域。早い時期から水力発電の開発も始まった。戦前には多くの電力会社がひしめいていたが、戦中戦後の企業統括で一本化された。現在、発電用の水利権の大半は東京電力が所有する。

「東京に電力を送ることが晴れがましかった時代もあった。会津の電気が山手線を動かしてんだぞ。東京タワーも会津の電気で動いているんだって。若者はこぞって東京を目指した。そうやって地方はヒト、モノ、カネのすべてを東京に吸いとられてきた。それを取り戻さなければならない」

水車のような小さな設備を利用して発電する小水力発電は、会津若松市や三島町など各地で検討されている。喜多方市では旧高校の校庭に太陽光パネルを置く計画が進む。「会津電力」構想の柱は、こうした地域の取り組みをつなぎ広げる運動だ。

東電からの水利権奪還という無謀に思えるようなことも、怒りが積もる地域で共感を広げる。

「福島の土地を汚した東電は責任を取ってもらわなきゃならないが、われわれも会津の歴史や自然を次代に伝える責任がある。どんなに困難であっても、自然エネルギーに転換するしかない。それを大企業に委ねてしまえば、原発の構図と変わらないままになる。自分たちの電力は自分たちでつくってこそ、地方は自立できる」

[エネ復興 福島各地で実践]

再生可能エネルギーの導入にかける福島県民の思いは切実だ。

県は県内の全原子炉の廃炉を国や東電に求めて退路を断った。再生可能エネルギー導入を復興策の柱に盛り込み、「2040年をめどに県内需要の100%にあたる自然エネルギーを生み出す」という高い目標を掲げる。洋上風力実験など大規模プロジェクトや関連産業を誘致。エネルギーの地産地消の取り組みを支援するファンドも検討する。

それぞれの地域で「脱原発」の実践は始まっている。南相馬市では、津波の被害を受けた農地に太陽光発電と植物工場の建設が進む。客足が落ちこむ土湯温泉(福島市)では温泉熱を使った地熱発電を計画している。会津若松市では今夏、間伐材だけを燃料に使う国内初の大規模バイオマス発電所もスタートした。

環境エネルギー政策研究所の浦井彰氏は「福島県の再生可能エネルギー資源は豊富で潜在能力は高い。目標達成は十分に可能」と指摘。太平洋岸の浜通りは太陽光や風力に適し、会津地方は水力発電に加え、風力や地熱にも期待できるという。もともと原発事故前から福島県では、電力供給に占める自然エネルギーの割合は2割を超えていた。

課題もある。小水力発電の場合、水利権などの許認可が複雑で事務作業が膨大。住民の合意形成も必要だ。
重要なのは地域が主導する仕組みだ。「エネルギーの転換も東京資本で進むなら原発のシステムと変わらない。自分たちが苦心して作るエネルギーはジャブジャブ使いづらい。電力浪費を抑える省エネにも期待できる」

太陽光発電の中小事業所による「福島おひさま連合」のようなネットワークも生まれている。浦井氏は「原発はありえないという認識に立つからこそ、自然エネルギーの可能性を真剣に探っている。同じように日本全体が、原発事故を直視すべきではないか」と話した。

[デスクメモ]

日本維新の会の橋下徹代表代行が、東北で最初の遊説に入ったのが会津若松だった。脱原発について「何も変わっていない」と見えを切った。その後の、石原慎太郎代表との不一致ぶり。票集めのための「とりあえず脱原発」ではとの疑念は膨らむ。あいまいにせず、正直に言ったらどうだろうか。(国)

水力発電所の余剰水力で小水力発電

・-----スマートジャパン 2012年11月29日

------小水力発電ニュース------
 釜房ダムは治水、かんがい、水道供給、水力発電など、多様な役割を果たしているダムだ。仙台市など宮城県市街の水がめとして大きな役割を果たしており、仙台市の水道事情を左右するダムだ。
 小水力発電には、ダムの下流にある2つの水力発電所に流す水を利用する。釜房ダムの下流には東北電力の釜房発電所と碁石川発電所があり、釜房発電所はダムから水の供給を受けて発電し、碁石川発電所は釜房発電所から流れ込む水を利用して発電している。

 しかし、碁石川発電所は釜房発電所から流れ込む水すべては受け入れられない。それぞれの発電所の1秒当たりの水流量は釜房発電所が6トンで、碁石川発電所が4.17トン。従来は釜房発電所から碁石川発電所に水を流す前に、余る水(1秒当たり1.83トン)を捨てていた。この水を小水力発電に利用する。

つづき http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1211/29/news022.html


2012年11月27日火曜日

七沢にマイクロ水力発電設備が完成

-----厚木市 2012/11/18

------小水力発電ニュース------
環境に優しいまちづくりを進めようと神奈川県厚木市は18日、マイクロ水力発電設備を七沢地区に設置しました。発電した電力はLED(発光ダイオード)掲示板の点灯に活用され、不法投棄の防止を呼び掛けます。
 水力発電設備の導入は、市が進める再生可能エネルギー政策の一環。ハイキングに訪れる観光客などが多い広沢寺前七沢観光協会駐車場に設置することで、再生可能エネルギーの活用を広くPRする狙いもあります。

 設置した発電設備は、目の前を流れる七沢川から引き入れた農業用水をクレソン田へ放流する際の1.5メートルほどの落差を利用して発電する仕組みです。水が管を垂直に流れ落ちる際に発生する渦の力を利用し、発電機のプロペラを回転。最大で毎時200ワットの発電能力があり、この仕組みの発電設備は県内初となります。

 同日開かれた始動式には、小林常良市長や地元関係者らが出席。あいさつや設備の概要説明後、小林市長や七沢観光協会の福澤義隆会長ら4人が水を止めていた仕切り板を外しました。発電機が作動しLED掲示板に「ようこそ七沢へ 厚木市・七沢観光協会 不法投棄禁止 厚木市」の文字が点灯すると、出席者から拍手が上がりました。

つづき
http://www.city.atsugi.kanagawa.jp/wadai/machi/d023058.html


小水力発電で全国トップ、市民参加型の太陽光発電所も拡大中

-----スマートジャパン 2012/11/22

------小水力発電ニュース------
信濃川は長野県に入ると、名前が千曲川に変わる。その名の通り曲がりくねって流れる川だが、水の流量が非常に多く、水力発電に適した川である。ダムによる大規模な水力発電所のほかに、環境負荷の小さい「小水力発電」の設備が県内の各地域にあって、発電量は全国で最大の規模を誇っている(図1)。










図1 長野県の再生可能エネルギー供給量(2010年3月時点)。出典:千葉大学倉阪研究室と環境エネルギー政策研究所による「永続地帯2011年版報告書」 

 すでに小水力発電で県内の電力需要の23%(3万kW未満の中水力発電を含む)をカバーできるというから驚きだ。大規模な水力発電所と合わせると比率は58%になり、さらに太陽光発電などを加えると電力需要の6割を超える。

 小水力発電は大規模なダムを造る従来の水力発電と違って、自然の水の流れを生かして発電するため、再生可能エネルギーのひとつとして注目を集めている。長野県内には固定価格買取制度の対象になる3万kW未満の水力発電設備が143か所もあり、合計で67万kWの電力を作り出すことができる。これだけで中型の原子力発電所1基分に相当する規模になる。

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1211/22/news017.html




「小水力」手続き簡素化/河川法施行令改正/促進へ知事許可で可能

-----建設通信新聞 2012/11/27

------小水力発電ニュース------
国土交通省は、河川に小水力発電を設置する際の許可手続きを簡素化する。
 
出力が最大1000kW未満の発電施設の設置について、これまで国交大臣の許可が必要だった指定区間内の1級河川でも都道府県知事の許可があれば認める。設置申請者の負担を軽減することで、小水力発電の導入促進を狙う。河川法施行令の一部改正案をまとめた。パブリックコメントを経て、2013年1月下旬の公布、同年4月1日の施行を予定している。 

 発電のための水利利用は、一部を除いて特定水利利用として扱われ、直轄管理の対象でない指定区間内の1級河川でも国交大臣の許可が必要となっていた。そのため設置の申請に関する手続きや協議が複雑になるほか、許可までの期間もかかり円滑な導入が進まないといった課題があった。
 改正案では、小水力発電に関する水利利用については特定水利利用から除外し、指定区間内の1級河川では都道府県知事の許可でも設置を可能とした。出力が最大1000kW未満の発電施設が対象となる。


 小水力発電は、7月に閣議決定した日本再生戦略でも原子力に代わる再生可能エネルギーの一つとして導入の拡大が打ち出されている。国交省は今回の改正により、小水力を含む水力発電の総発電量に占める割合を、10年の8%から30年には11%まで高めたい考えだ。目標達成には250億kW時に相当する開発が必要とみられており、手続きを簡素化して設置申請者の負担を軽減することで、導入の促進を目指す。

URL http://www.kensetsunews.com/




2012年11月20日火曜日

マイクロ&クラスター型小水力発電 関節軟骨を模倣して効率化

-----環境ビジネス 2012/11/15

------小水力発電ニュース------
熊本大学は、新エネルギー産業技術総合機構(NEDO)からの助成により、生体のしくみに学び、工業部品に応用する「バイオミメティクス」技術を活用して、低摩擦・低環境負荷・耐水性を飛躍的に高めたベアリング(軸受)システム「Bio-Star(Type1.1)」の開発に成功した。


Bio-Star とは、Biomimetic System for Tidal power generation learned from Articular caltilage の頭文字をとったもので、関節軟骨の優れた潤滑機能を模倣したベアリングシステム。

同システムの搭載により「優れた低摩擦部品のため発電効率が向上」「自然に優しい材料と潤滑液の利用により環境負荷が低減(油も使わないので、河川が汚れることもない)」などのメリットが得られる。

つづき
http://www.kankyo-business.jp/news/003702.php?utm_source=mail&utm_medium=mail121120_w&utm_campaign=mail

【参考】国立大学法人 熊本大学 報道機関各位
http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/pressrelease/2012_file/release121101.pdf

愛知県新城市、過去に小水力発電があった場所の情報募集

-----環境ビジネス 2012/11/16

------小水力発電ニュース------
愛知県新城市では、過去に市内に存在した小水力発電所の位置や規模、利用形態などについての情報提供を呼び掛けている。また、過去に発電所がなくても、現在、農業用水路や小川など、水量が豊富で水力発電に適していると思われる場所の情報についても求めている。受付期間は11月22日まで。


同市では再生可能エネルギーの賦存量を的確に把握し、事業進捗を図ることが、持続可能な地域社会を構築する上で重要ととらえ、小水力発電の可能性調査を実施している。同市のある地域は、かつて養蚕が盛んであり、その電力を賄うため各地に多くの水力発電所があったと言われていることから、この豊富に存在する地域の水資源に着目し、今回、情報を募集することにした。

市では、1.過去に発電等が行われていた場所(位置を確認済みの場所)5カ所、2.過去に発電等が行われていた場所(詳しい位置は不明)8カ所、の情報も公開した。

つづき
http://www.kankyo-business.jp/news/003709.php


【参考】
新城市 - 過去に小水力発電所などがあった場所の情報をお寄せください
http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/6,29767,169,html


2012年11月14日水曜日

小さい落差でも大出力、日本最大規模の小水力発電

・-----スマートジャパン、2012/11/12

------小水力発電ニュース------
工事が簡単に済み、水の流れに大きな影響を与えない小水力発電の実用化に日本各地の自治体が取り組んでいる。鹿児島県薩摩川内市は、水流の高低差が小さくても利用できるらせん水車で発電する機材を設置し、運転効率の向上、メンテナンスの省力化に向けた検証を始める。

 薩摩川内市が導入する発電機はらせん水車を利用したものの中でも、日本では最大の出力(30kW)を誇るもの。水力発電所などの建設実績を持っている日本工営が開発したものだ。
 小水力を利用した発電機の中でも、らせん水車を利用したものは水流の高低差が2m以下とごく小さなところにも利用できるという特長がある。しか し、日本国内ではらせん水車を利用した発電機は出力が10kW以下のものばかりだ。手軽に設置できるが発電量が小さいため、小水力発電は発電コストが高く なってしまうという欠点がある。そこで、大出力の発電機を運用することで、効率良く大電力を得るための課題を洗い出し、その対策について研究する・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1211/12/news030.html




農業用水で小水力発電 長門


・-----中国新聞、2012/11/08

------小水力発電ニュース------
 農業用水を活用した山口県内初の水力発電の導入に向けた検討が長門市で進んでいる。日置中の農業用ダム「狩音(かりおと)ダム」に設備を設け、最大出力100キロワット以下のマイクロ水力発電を行う。2015年度の発電開始を想定し、実現に向けた調査を進めている。
 狩音ダムは日置地区一帯に農業用水を供給するため県が51億円で建設し、1996年に完成した。総貯水量は83万8千トンで、下流の536ヘクタールの水田を潤している。
 県や市は、狩音ダムの環境が小水力発電に適しているうえ、売電収入を地域へ還元することによる農業振興ができると判断。8月に土地改良区や中国電力と長門市小水力発電推進委員会を設立し、ダム流量や発電規模などを調査してきた・・・

つづき
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201211080045.html

「篠田」が小水力発電システムなどに本格参入

・-----アグリビジネス、2012/11/08

------小水力発電ニュース------
道路標識などの販売・施工を行っている篠田(株)(岐阜県羽島郡)は、自然・再生可能エネルギー発電システムの販売事業を本格的に開始した。
 7月には小水力発電システム「VORTEX」でオーストリアの会社と、また9月には温泉熱や工場の廃熱を利用した ORC(オーガニック・ランキン・サイクル)発電と小水力発電でドイツ社と、そして10月には木質バイオマス発電システムで同じくドイツ社と販売契約を結 んだ。
 これにより幅広い分野の自然・再生可能エネルギー発電システムを提供できるようになったと同社はいう・・・

つづき
http://www.jacom.or.jp/agribiz/2012/11/agribiz121108-18475.php

【長野】 マイクロ小水力、実証実験で発電量調査

・-----中日新聞、2012/11/08

------小水力発電ニュース------

飯田市の中小企業でつくる共同受注グループ「NESUCの機「すいじん三号」の実証実験が七日、同市鼎切石の河川で行われた。
 発電機は直径十四センチ、プロペラを含めた長さは六十センチ。プロペラは船などに使われているものを代用した。一分間に七百五十~千回転すれば、毎時二・五三~三・一二キロワットの発電能力がある。
 今年二月に科学技術振興機構から依頼を受けて、モーター製造会社など五社が開発に着手。部品や製造技術を各社が持ち寄ることで、コストを削減し、販売価格を約六十万円に抑えた。これまで、九州大学などでも実証実験されており、来春の一般販売を目指している・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20121108/CK2012110802000007.html

飯田で小水力発電機の公開実験 下伊那の企業グループが製品化

・-----信州liveon、2012/11/08

------小水力発電ニュース------
 飯田下伊那地方で精密加工などを手掛ける5社でつくる企業グループが製品化した小水力発電機「すいじん3号」の使用実験が7日、飯田市鼎切石(か なえきりいし)の松川河川敷で行われた。モーター製造が盛んな飯伊地方の技術を生かした発電機を一般の人に披露しつつ、発電効率を高める方策を探った。自 治体や企業の関係者ら約60人が県内外から集まった。
  河川内の高低差(実質1・3メートル)を利用して、長さ約20メートルの導水管を設置。その先端部の管内に直径14センチ、長さ60センチの発電機を据えた。発電機の下流側にはモータボートのスクリュー(直径28センチ)があり、管内を流れてきた水を受けて回転する・・・

つづき
http://www.shinshu-liveon.jp/topics/node_231283

静岡県の農業水利施設等を活用した小水力発電候補地、90カ所発見

・-----環境ビジネス、2012/11/09

------小水力発電ニュース------
静岡県 農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会は、今年8月から9月にかけて、県内の全市町、及び小水力発電の要望な候補地があると考えられる土地改良区 に対し、農業用水利施設を中心に、小水力発電にかかる適地の情報提供を依頼したところ、約90件の候補地情報が寄せられたと発表した。
同協議会は、農業水利施設を活用した小水力発電等の円滑な普及発展を図るため、施設を管理する土地改良区や導入に意欲的な民間、行政等が様々な立場で協力し、再生可能エネルギーの導入拡大と持続可能な循環型社会の構築に寄与することを目的に設立された。

つづき?
http://www.kankyo-business.jp/news/003668.php

日置で小水力発電研修会 地域住民ら100人に調査報告 山口

・-----山口新聞、2012/11/08

------小水力発電ニュース------
長門市日置上の日置農村環境改善センターで7日、水の落差などを有効に活用して発電し、再生可能なエネルギーとして注目を集める小水力発電の研修会があり、地域住民ら約100人が出席した。長門地域農業農村整備事業推進協議会(江原清会長)主催。

同協議会が小水力発電の普及啓発に向けて開催。日置中に建設された狩音ダムでは、県内初の農業用水を活用した小水力発電を導入しようと市小水力発電推進委員会が設置され、導入の可能性について調査や検討が行われている。

研修会では、県長門農林事務所が同ダムの可能性調査の概略報告を実施。年間約145日発電可能で、発電出力は22~26キロワットと算定。再生可能エネル ギーの固定価格買取制度利用による買取見込額は、本年度価格として300万円と試算していることなどを説明し、理解を求めた。

掲載元
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2012/1108/10.html

2012年11月6日火曜日

小水力発電導入、「興味ある」6割余 県内の水道事業者 長野

・-----信濃毎日新聞、2012/11/06

------小水力発電ニュース------
  県内の市町村や企業団などの水道事業者の6割余が水道施設を利用した小水力発電の導入に関心を持っていることが5日、県環境部が初めて実施した調査で分 かった。一方、導入への課題として採算性や設置後の維持管理などへの不安の声も多いことから、県水大気環境課は、事業者対象の勉強会を開くなど導入を支援 していく方針だ。

 調査は10月、県内110の水道事業者を対象に実施、同月末までに79事業者から回答を得た(回収率71・8%)。「興味があり、導入したいと考えてい る」との回答が上田市や茅野市、下伊那郡売木村、県企業局など7事業者(8・9%)。「興味はある」ものの、「導入に対する知識がない」「導入に適した場 所がない」との回答はそれぞれ22事業者(各27・8%)に上った。

  発電した電気の利用方法(複数回答)については17事業者が「売電して利益を得て、施設維持費に充てる」とし、15事業者が「自家消費」、14事業者が「災害用の非常用電源」とした。村内の浄水場で発電し、 ・・・

つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20121106/KT121105ATI090002000.php

【滋賀】 高島市、市民グループが小水力発電導入へ調査

・-----中日新聞、2012/11/06

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーへの関心が高まる中、用水や河川を活用した小水力発電導入の動きが、県内でも広がっている。農山村が広がり水路の多い高島市では複数の市民グループが独自で研究を進め、市も近く推進協議会を設けて市内の農業用水路での導入に向けた調査を始める。
 県は二〇〇八~一〇年の三年間、県内の四十四地点の農業用水路で、発電に適した流量や落差の状況を調べ、高島市に二カ所、長浜、米原、甲賀市と甲 良町の各一カ所を採算が見込めるモデル地区に選定した。だが、水利権や法規制、機器の経費などに課題があり、本格導入している地点はない。
 県耕地課は本年度、あらためて農業用水路を対象に全県的に適地を調べ、・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20121106/CK2012110602000017.html

2012年11月3日土曜日

大多喜町、小水力発電で売電計画 千葉

・-----読売新聞、2012/11/03

------小水力発電ニュース------
 大多喜町は、面白浄水場周辺の高低差を利用し、自然エネルギーを活用する小水力発電所の建設計画を進めている。県によると、小水力発電を導入する市町村は県内初。養老川水系の水利権許可申請に向け、県が1日、現地確認を行った。
 町企画財政課によると、小水力発電の導入は、最大20年間、固定価格での買い取りを電力会社に義務づけた国の再生可能エネルギー特別措置法を活用 し、新たな収入源を確保するのが狙い。面白浄水場は、昭和30年代半ばに閉鎖された東京電力の水力発電所の設備を利用して造った施設。急斜面に管を通し て、余った水を高低差約40メートルある養老川に放流しており、その水の勢いを発電に活用する・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20121101-OYT8T01688.htm

黒川新堀せきで水力発電 年度内にも実証実験 栃木

・-----下野新聞、2012/11/03

------小水力発電ニュース------
【鹿沼】4月に発足した「鹿沼自然エネルギー推進会」は、河川利用の小規模水力発電を目指し、市文化活動交流館で8日、「小水力セミナー」を開く。同会は発電機も手作りする予定で、市の助成も受け、年度内の実証実験開始を目指す。
 同会は、原発事故などで機運が高まった自然エネルギー発電を市民の手で進めようと結成された団体。同会の村山好正委員長が昨秋「自治会長研修会」で見学した、山梨県都留市にある同様の小規模水力発電が設立の契機になったという・・・

つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/town/life/environment/news/20121103/913700

2012年11月2日金曜日

らせん水車で発電実験 薩摩川内市 小水力の効率性実証へ

・-----西日本新聞経済電子版、2012/11/01

------小水力発電ニュース------
  鹿児島県薩摩川内市と建設コンサルタント会社日本工営(東京)は、同市東郷町藤川の田海川でらせん水車による小水力発電の実証実験を始める。10月31日、両者が基本協定に調印した。らせん水車の発電への活用は ...

つづき
http://www.qbiz.jp/tb/article/7753/1/

2012年11月1日木曜日

THK、小水力発電に参入-風力の技術応用

・-----日刊工業新聞、2012/10/31

------小水力発電ニュース------
 THKは2013年度に小水力発電装置の製造・販売事業に参入する。風力発電装置部品の技術を応用し発電装置を開発。縦長の羽根で水流を受け横回転する構造で、一般的な水車を用いた水力発電装置と比べ、小型で発電効率が高い。
 電化が進む東南アジアなど新興国での販売を見込んでおり、主に海外拠点で製造する方針だ。世界的に高まる新エネルギー需要を追い風に、直動案内機器や免震・制震装置に次ぐ新事業として育成する。
 調査会社の富士経済によると、11年に約500億円の小型水力発電市場は30年に700億円近くに拡大する見通し。新興国の電化が拡大要因と見ており、発電装置需要も新興国を中心に増える見込み。THKは特に東南アジアで使われる携帯電話基地局の電源としての活用を想定している。
 同社の装置には、風力発電装置の部品事業で開発した、主軸を滑らかに回転させる駆動技術を転用している。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120121031aaav.html?news-t1031

【群馬】 小水力発電 天狗滝と平川が有力 送電線近く、多い水量

・-----東京新聞、2012/10/31

------小水力発電ニュース------
 太陽光や風力、バイオマス、小水力発電など自然エネルギーの活用について官民一体で調査・研究している沼田市の組織「沼田市自然エネルギー研究会」が、同市柳町の滝坂川の天狗(てんぐ)滝と同市利根町の平川小学校近くの平川を小水力発電の有力候補地として検討していることが三十日、分かった。

 同研究会は東京電力福島第一原発事故を教訓に、利根川の水源地に近く自然に恵まれた沼田でエネルギーの地産地消を目的に今年七月に発足・・・

つづき
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20121031/CK2012103102000145.html

小水力発電施設を整備 買取制度活用し財源確保へ 来年秋の稼働目指す 大多喜町

・-----ちばとぴ、2012/10/31

------小水力発電ニュース------
 大多喜町は、国の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用し、同町面白の養老川付近で小水力発電施設「面白峡発電所」を整備する計画をまとめた。来年秋の稼働を予定。年に一般家庭110軒分の発電量を見込み、これを電力会社に売って新たな財源を確保する。県内の自治体が小水力発電に乗り出すのは初めてという。

 小水力発電所を建設する狙いには、財源の確保に加え、地球温暖化対策、災害時の非常用電源の確保、観光資源化による地域活性などがある・・・

つづき
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/107839

関電工、風力・太陽光・小水力発電事業に参入 

・-----環境ビジネス、2012/10/31

------小水力発電ニュース------
 関電工は、再生可能エネルギーを利用した発電事業へ本格的に進出すると発表した。風力発電事業会社を買収するとともに、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設やマイクロ水力発電設備の開発に着手する。
  風力発電事業会社の買収については、日本風力開発が保有する銚子風力開発(千葉県銚子市)の発行済株式の90%を平成24年10月31日付で取得する。株式取得価額は約18億円。
  銚子風力開発は、発電設備容量2万2,500kW(1,500kW×15基)の風力発電を運営する。同社は、・・・

つづき
http://www.kankyo-business.jp/news/003612.php


新工法開発研、高効率の小水力発電開発 県内に1号基

・-----日本経済新聞、2012/10/31

------小水力発電ニュース------
 耐震診断を手掛ける新工法開発研究所(千葉県市原市、川本正男社長)は小水力発電の製造・販売・施工に参入する。2013年11月をメドに千葉県大多喜町に自社開発した高効率の小水力発電システムを設置する。7月開始の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を受け小水力発電の導入を考える自治体が増えている。同町での実績を基に自治体に売り込む。

 同研究所が開発した小水力発電システムは3つの水車を組み合わせたのが…


つづき
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO47872770Q2A031C1L71000/

2012年10月30日火曜日

小水力発電で集落再生 勝山・小原の出身者団体が計画 福井

・-----中日新聞、2012/10/30

------小水力発電ニュース------
 勝山市北谷町小原の集落再生に向け、出身者らでつくる団体「小原ECO(エコ)プロジェクト」が集落で使用する電力を小水力発電で賄う計画を進め ている。県の補助で設置された観光トイレの発電機(最大発電量二百ワット)を足掛かりに、十年後には全電力を自給自足したいとしている。
 小水力発電は、ある程度の落差と水量があればどこにでも設置でき、中山間地域が適地とされる。小原集落には山や渓流があり、条件がそろっている。
 小原ECOプロジェクトによると、小原集落は過疎化が進み、住民は現在二世帯の二人。住宅は消費電力量が少ない古民家で、住民らは暖房にまきス トーブを使うなど昔ながらの生活が根付いている。試算では二世帯の民家や集会場、休憩所用の古民家などを合わせても、最大十キロワットの発電があれば生活 できるという・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20121030/CK2012103002000011.html

小水力発電と太陽光で、農村が「スマートビレッジ」に変わる

・-----スマートジャパン、2012/10/30

------小水力発電ニュース------
 海に面していない栃木県は山と川が多く、イチゴの「とちおとめ」に代表されるように農業が盛んだ。農業用水路が整備されていて、水路を使った小水力発電は全国でも先進的である。さらに太陽光発電も取り入れて、農村を「スマートビレッジ」に変革するプロジェクトが始まっている。
 [石田雅也,スマートジャパン]

 栃木県の取り組みでは何と言っても小水力発電が目を引く。発電量は全国で12番目の規模だが(図1)、小さな水路を使った発電方法の実用化では最も進んでいる。有名な導入事例が県北部の那須塩原市にある「百村第一発電所」だ。

この発電所は電気事業者のJ-POWERが中心になって8年前の2004年に設置したもので、水路に水車と発電機を取り付けて発電する「落差工 (らくさこう)発電システム」(図2)の先駆けになった。最大の特徴は落差がわずか2メートルの水力を使って30kWも発電できる点にある・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1210/30/news007.html

小水力発電に熱い関心 農業用水活用へ県も態勢整備 長野

・-----産経新聞、2012/10/30

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーによる発電の全量を電力会社が買い取るよう義務づける「固定価格買い取り制度」が始まり、河川や農業用水路などの水の流れを生かす 「小水力発電」に注目が集まっている。長野県が開いた「農業用水を活用した小水力発電研修会」でも、市町村や土地改良区の関係者らが会場をいっぱいに埋 め、水利関係や法令などの具体的な手続きを説明する講師らの話に耳を傾けていた。

 小水力発電は、水の流量と流れ落ちる際の落差が一定程度あれば安定した電力の供給が可能で、太陽光発電のように天候の影響を受けにくく、既存の水路など を利用するため環境への負荷もほとんどない。文字通り環境に優しい発電施設として設置者の環境貢献PRや学校などの環境学習教材、まちおこしなどにも活用 する事例が目立つ・・・

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000523-san-soci

再生可能エネルギー:促進に県有地貸し出し メガソーラーと小水力発電、事業者募集−−富津、袖ケ浦、市原の3カ所 /千葉

・-----毎日新聞、2012/10/29

------小水力発電ニュース------
 県は再生可能エネルギーへ の取り組みを強化している。導入促進のため、富津、袖ケ浦、市原の3市にある未使用の県有地で、メガソーラー(大規模太陽光発電所)や小水力発電所を設置 し、運営する事業者を募集。福島第1原発事故以降、安全でクリーンなエネルギーとして注目されている再生エネの事業化で、県内経済の活性化と遊休地の活用 を狙う。【田中裕之】
 応募期間は11月15〜21日。応募事業者の提案書を基に選定委員会が審査し、12月中旬に事業者を決定する。

 略

 小水力発電所は、市原市古都辺の「古都辺取水場」内の取水管に発電機を設置するスペースを貸し出す。想定出力は約140キロワットだが、太陽光と違い昼夜を問わず発電できるため、年間発電量は袖ケ浦浄水場のメガソーラーを上回るという・・・

全文
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20121029ddlk12020054000c.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

2012年10月29日月曜日

環境学習会:小水力発電に目輝かせ 北広島・双葉保育園児、用水路で NPOと九大工学部「自然へ意識高めて」 /広島

・-----毎日jp、2012/10/26

------小水力発電ニュース------
 北広島町のNPO法人「アイエヌイーおおあさ」と九州大工学部は25日、同町志路原の双葉保育園(30人、朝枝喜代香園長)前の農業用水路で、小型水力発電機を使った環境学習会を開いた。用水路周辺には国の特別天然記念物オオサンショウウオが多く生息している。水が命を育むだけでなく、エネルギーにもなることを伝え、園児に自然への意識を高めてもらおうと企画した。発電機につないだ照明に明かりがともると園児から一斉に歓声が上がった。
 九州大の協力で、10ワットの発電能力がある水力発電装置(長さ約1メートル、幅約40センチ、重さ約18・5キロ)を使った・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20121026ddlk34040471000c.html


2012年10月28日日曜日

14年度末に発電開始へ 本県の小水力特区 栃木

・-----下野新聞、2012/10/27

------小水力発電ニュース------
 農業用水路への小水力発電の普及を柱とする本県の「栃木発再生可能エネルギービジネスモデル創造特区」の 推進協議会は26日、県庁で会議を開き、2013年春から14年秋にかけて那須塩原市内で実証事業を行うことや、同事業を踏まえた特区の本格実施を14年 度末とすることを確認した。来週にも政府に計画の認定を申請する。
 本格実施は、11年9月の特区指定申請段階では13年度末を見込んでいた。国の補助が決まらず実証事業開始がずれ込んだため、スケジュール全体が1年間遅れることになった。
 計画では、実証事業は那須塩原市内に計3基の発電施設を設け、採算性を確認する。13年度末ごろに特区の事業主体となる新会社を設立し、併せて資 金を調達。14年11月から15年2月にかけて那須塩原、宇都宮、塩谷の3市町の計約100カ所に発電施設を設け、本格的に特区事業をスタートさせる予 定。

転載元
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20121026/908586

2012年10月26日金曜日

“電気の輪”地図作る 三重

・-----夕刊三重新聞、2012/10/24

------小水力発電ニュース------
 立梅用水の小水力発電「彦電」    多気郡多気町勢和地区の水土里ネット立梅用水(北川薫理事長)事務局職員・森本有紀さん(38)=丹生=が、現在、波多瀬で行っている立梅用水を使った小水力発電プロジェクトを紹介する電気の「地産地消マップ」を作成。同地区で11月3、4日に行う文化祭で立梅用水のコーナーを設けてマップを設置し、地域の人に、発電プロジェクトに親しんでもらう計画だ。 マップは、発電機「彦電」を中心に、作られた電気を使って使用予定の外灯、電気柵、電気自動車用充電器などに“電気の輪”が広がっている様子が描かれている。

転載元
http://yukanmie.com/blog.php?ID=5853

有地3カ所貸し出し 太陽光、小水力事業者を募集 新エネ導入へ

・-----ちばとぴ、2012/10/26

------小水力発電ニュース------
 東日本大震災を機に注目を集める新エネルギー開発を支援しようと、千葉県は25日、富津、袖ケ浦、市原の県有地3カ所を貸し出し、大規模太陽光発電(メガソーラー)と小水力発電を運営する事業者を募集すると発表した。11月15~21日まで応募を受け付け、選定委員会を設置して12月中旬に事業者を決定する方針。  県によると、メガソーラー用の土地は、富津市新富と君津市西君津などにまたがる「富津地区配管送電線用地」の約6ヘクタールで、3メガワット(一般家庭900世帯分)を想定。袖ケ浦市代宿の「袖ケ浦浄水場」の約1・3ヘクタールも貸し出し、想定出力は1メガワット(同100世帯分)・・・

つづき
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/politics/106973

2012年10月24日水曜日

小水力発電装置開発へ - 4年後の実用化目指す/吉野町

・-----奈良新聞、2012/10/24

------小水力発電ニュース------
吉野町は、船舶用プロペラ大手のナカシマプロペラ(岡山市)と、弱い水流でも発電するプロペラ式の小水力発電装置の開発に乗り出す。獣害防止の電気柵や外灯などの電源として、町内の小規模な河川で使用する。持ち運び可能な大きさに設計し、実証実験を経て4年後をめどに実用化させる。同町ではメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設計画などが持ち上がっており、「再生可能エネルギーの町を目指す」としている。

 町が第4次総合計画に盛り込んだ「低炭素社会の実現への取り組み」の一環。町は再生可能エネルギーの普及のため家庭の廃油をバイオディーゼル燃料に生成したり、民間企業のメガソーラー建設を後押したりしている…

つづき
http://www.nara-np.co.jp/20121024091215.html

小水力発電所候補、10~20カ所/詳細調査結果、一月に公表

・-----島根日日新聞、2012/10/23

------小水力発電ニュース------
 県は、小水力発電候補地を十から二十カ所に絞り、その詳細調査の結果を来年一月に公表する。再生可能エネルギーの導入促進を図るため、県と市町村で構成する、島根県再生可能エネルギー導入促進協議会(会長・揖野弘和県地域振興部長)の会合で明らかにした。

 県は、既に県内八十カ所の資料調査・現地調査を終えており、今後市町村の意見を踏まえ、十一月には十から二十の詳細調査候補地を決定する。その後、発電量、同形式、採算性などの詳細調査を経た後、その結果を来年一月中に発表するとしている・・・

つづき
http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/24320?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

小水力発電「採算取れる」

・-----中国新聞、2012/10/23

------小水力発電ニュース------
 島根県は22日、出力千キロワット以下の小水力発電が可能な候補地80カ所を現地調査した状況を明らかにした。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の開始もあり、各地とも「おおむね採算が取れる」と分析。年内に市町村へ想定される発電量や工事費などを示し、導入の参考にしてもらう。

 県は9月中旬、発電設備を設置できそうな80カ所の流量や落差、配電線への距離などを調べた。内訳は、川や砂防ダム36カ所▽農業用水路の排水施設36カ所▽浄化施設など8カ所。

 さらに、候補地の調査結果からモデル地区として20カ所前後を年内に絞り込む・・・

つづき
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210230032.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

「水」資源の可能性(後)

・-----NETIBNEWS、2012/10/23

------小水力発電ニュース------
<九州の小水力発電にも可能性>
 九州にも小規模の水力発電を設置して採算の取れる可能性のある場所は埋もれている。大分県日田市(旧中津江村)の鯛生小水力発電所では、すでにあった砂防ダムを利用して、小水力発電所を建設。発電した電力を鯛生金山や観光施設などで利用している。

 開発、建設費用のコストダウンの必要性から既設の施設をうまく利用しなければならないなど課題はあるが、潜在的な水力発電能力は、まだ他にもありそうだ。水環境開発の窪田社長は「大分など九州には水力発電に向いているところがたくさんあると思います。今あるダムをうまく使えば、もっとエネルギー調達が可能なのでは。水力は24時間、運転できるところが利点」と、九州にも地の利はあると分析する。鹿児島県では、用水路など約40カ所に小規模水力発電を設置する案が進められている。設置が進めば、約5万世帯の電力をまかなえる見込み・・・

つづき
http://www.data-max.co.jp/2012/10/24/post_16448_is_1.html

「水」資源の可能性(中)

・-----NETIBNEWS、2012/10/23

------小水力発電ニュース------
<小規模な水力発電に注目>
 「水」を小規模での発電にフルに活かそうと最大出力が1,000KW以下の「小水力発電」の導入を促進する動きも出てきている。農業用水路などを使って水車で発電。その地域で消費するマイクログリッドの有効な手段として、今後、小水力発電は見逃せないものになりそうだ。小水力発電にはローコスト、二酸化炭素を排出しないため環境に負荷をかけないというメリットがあり、既存のダム、農業用水路などを使えるのでエネルギーに応用しやすい。現在、利用されずに無駄になっている発電可能なエネルギーはまだまだ存在する。電力の開発にも関わってきた水環境開発の窪田社長は「うまくやれば、小規模の水力発電で採算の合うところはたくさんある。砂防ダム、農業用ダムなどで河川の水位を維持するためにバルブを入れて水を放流したりしているところがあるけど、バルブではなく発電機を入れればかなりの発電量になる。そういうところは、探せば日本のあちこちにある」と、小水力発電の可能性を口にする・・・

つづき
http://www.data-max.co.jp/2012/10/23/post_16448_is_1.html

講座:小水力発電に向けて 百瀬川上流を視察−−高島 /滋賀

・-----毎日新聞、2012/10/22

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーを地産地消する小水力市民発電所づくりに向けての講座が20日、高島市で開かれ、県内や京阪神などから約110人が参加し、候補地の同市今津町深清水の百瀬川上流も視察した。「食料、エネルギー、ケアを自給する暮らし・地域を目指す」FEC自給圏ネットワーク(福井陽児代表世話人)が関西広域小水力利用推進協議会と共催した。

 百瀬川の候補地は扇状地の要から山あいに入り、農業用水などの取水口の上流部。関西小水協理事で、高知県や京都府で事業化も進める小水力発電株式会社の古谷桂信代表取締役が「流量は毎秒0・4〜0・5トン。渇水期を考慮し、0・3トンと仮定すると出力は185キロワット。発電機設置場所から最大約1・2キロ上流、落差約85メートルまで利用可能だろう」と説明した。講座は古谷理事と、元国交省防災課長の宮本博司理事が、発電電力の固定価格買い取り制度を好機とする小水力の意義などについて語った。【塚原和俊】

転載元
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20121022ddlk25040288000c.html

2012年10月22日月曜日

普代ダムで小水力発電 県、普及拡大のモデルに 岩手

・-----岩手日報、2012/10/21

------小水力発電ニュース------
 県は、小水力発電の導入促進を目指し、普代村の普代ダムで発電施設の整備に向けた事業に乗り出す。東日本大震災で再生可能エネルギーへの注目が高まる 中、課題だった電力会社への売電価格が数倍に跳ね上がっており、県は総延長1400キロの県内農業用水路やダムを有効活用するために今後、土地改良区など への積極支援を進める方針。普代ダムの発電施設整備は普及拡大へのモデルケースとして成果が期待される・・・

つづき
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20121021_3

自然エネへの理解深める 24人が小水力発電所など見学 岩手

・-----岩手日日新聞、2012/10/19

------小水力発電ニュース------
 一関地球温暖化対策地域協議会(IEL)主催の自然エネルギー見学会が18日、開かれた。参加者は一関市、平泉町、奥州市でまきストーブや太陽光、木質バイオマス、小水力の各発電施設をじかに見て、自然エネルギーへの理解を深めた。

 略

▽太陽光発電導入で「エコステ」モデル駅のJR平泉駅(平泉町平泉▽木質バイオマス発電の黒滝温泉(奥州市衣川区)▽照井土地改良区の小水力発電所(一関 市赤荻)の3施設を巡回した。参加者は各担当者から発電システムなどについて説明を受け、施設を見学。参加者は担当者に矢継ぎ早に質問するなど、関心を高 めていた・・・

全文
http://www.iwanichi.co.jp/ichinoseki/item_31670.html

「偽装緩和」に事業者ら反発

・-----環境新聞、2012/10/17

------小水力発電ニュース------
 「偽装緩和」に事業者ら反発
―小水力発電のダム水路主任技術者許可選任経産が新たな規制画策―
 常駐義務と一体化 人件費増で採算悪化も 経済産業省は10月16日までに、水力発電所で必要となるダム水路主任技術者(ダム水)の選任要件を一部緩和し、出力500㌔㍗未満の中小水力発電については1級土木施工管理技士の有資格者も許可選任の対象とする方針を固めた。

転載元
http://www.kankyo-news.co.jp/ps/qn/guest/news/showbody.cgi?CCODE=51&NCODE=1062

「小水力発電」は、都市部でも出来るんですね

・-----Nスタ内 Sunトピ、2012/10/14

------小水力発電ニュース------
先週、紹介した「小水力発電」は、都市部でも出来るんですね。都市部の水を電気に変える取り組みが始まっていて、工場の排水溝や水路などに、小水力発電機の設置が予定されています。垂れ流している水を、エネルギーに変える試みです。 最新型の小水力発電機は、水深10センチ程度の水が流れていれば設置が可能だそうです・・・

つづき
http://www.tbs.co.jp/tenki/suntopi20121014.html

2012年10月19日金曜日

再注目の自然エネルギー 「小水力発電」で地域の活性化を!

・-----スーパーニュースアンカー、2012/10/18

------小水力発電ニュース------
 原子力発電所の事故を受け、再び注目されている自然エネルギーがある。
 川や水路を利用した小水力発電で、地域の活性化につなげようと活動する男性を取材した。


再注目の自然エネルギー 「小水力発電... 投稿者 tvpickup

九州発電が霧島市に小水力発電、立地協定を締結

・-----メディア名、2012/10/

------小水力発電ニュース------
 鹿児島県内に小水力発電施設約40カ所の建設を計画する九州発電(鹿児島市)は10日、重久水力発電所の立地協定を霧島市と結んだ。12月着工、再来年春の稼働を目指す。協定は8月の肝付町に続き2カ所目。
 重久水力発電所は同市の手篭(てご)川を利用。重久地区を通る県道2号下に水圧管(総延長約1キロ)を敷設し、110メートルの落差を利用、下流に設置 するタービンを回す。最大出力960キロワットで、年間約500万キロワット時(一般家庭約2000世帯分)を発電する。
 建設費約11億円は全額を九州発電が負担。再生エネルギー特別措置法の「固定価格買い取り制度」に基づき、発電全量を九州電力に売電する。売上高は年間約1億5000万円を見込む。

転載元
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=43721

2012年10月18日木曜日

環境都市:未来像探る 同じ流域共有、都留市と横浜市 小水力発電所の取り組み報告 /山梨

・-----毎日新聞、2012/10/18

------小水力発電ニュース------

◇横浜国大で初の研究会

県境を越えて桂川(相模川)流域の市民や行政が交流し、環境に配慮した都市の姿を考えようと、都留市は 19日、横浜市や横浜国立大などと共同で、同大キャンパス(横浜市保土ケ谷区)で研究会合を初めて開く。研究者や行政担当者、自治会代表らが幅広く参加。 豊かな水や里山など地域資源に恵まれた都留市を、中山間地の環境モデル都市と位置づけ、小水力発電の取り組みなどを紹介し、都市の未来像を探る・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20121018ddlk19040037000c.html

証・富山の課題:/2 小水力発電さらなる推進 /富山

・-----毎日新聞、2012/10/17

------小水力発電ニュース------

 ◇カギは国の規制緩和

真夏の太陽が照りつける東京・霞が関。石井隆一知事は7月30日、須沼英俊・県農林水産部次長とともに 国土交通省の一室にいた。向かい側には奥田建・副国交相(53)=当時=が座る。農業用水を利用した小水力発電所設置の手続きを許可制から届け出制に規制 緩和するよう求める石井知事。熱心な様子で耳を傾ける奥田副国交相。普段と変わらない穏やかな石井知事の声を聞きながら、須沼次長は1年前のことを思い出 していた。
 2人は昨年夏、小水力発電に対する要望のため農林水産省を訪れた。この時は、発電所を運営する土地改良区が得た売電収入の用途拡大を要求。この要求は程なくして昨年10月に実現した。「小水力発電に対する知事の熱意は、国にも届いている」と、須沼次長は感じたという・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20121017ddlk16010598000c.html

プールで小水力発電!

・-----横浜FM、2012/10/17

------小水力発電ニュース------
 プール施設の水の循環経路に組み込み、落差と慣性力を利用することで発電できる小水力発電システム。「スポーツクラブNAS新川崎」と連携してこの装置の 設置・運用に取り組んでいる株式会社ショウエイの「プールで発電!Wエコ作戦」が、一般の方々にも分かりやすい「環境関連技術の見える化」をテーマとした 「かわさき環境ショーウィンドウ・モデル事業」に今年選定されました。身近なプール施設が発電所になる日も近いかも?詳しくは、ポッドキャストをお聞き下さい。

つづき(※ポッドキャストはリンク先より)
http://eco.fmyokohama.co.jp/on-air/20546

2012年10月17日水曜日

小水力発電 推進へ規制緩和 用水路は許可不要 国交省、来年に法案提出へ

・-----日本経済新聞、2012/10/17

------小水力発電ニュース------
 国土交通省は再生可能エネルギーである小水力発電の導入を加速するため、規制を緩和する。農業用水路に発電所をつくる場合、国や都道府県からの許可を不要にして、登録だけで済むようにする。設置までの事務手続きにかかる期間をいまの平均5カ月から1カ月程度に短くすることで、企業の新規参入を促す。来年の通常国会に河川法改正案を提出する方針だ。

 水力発電は天候に左右されにくい再生可能エネルギーとして注目されている…

つづき
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS16008_W2A011C1MM0000/

2012年10月15日月曜日

小水力発電を視察 再生エネで仕事おこしを=静岡・清水

・-----全国商工新聞、2012/10/15

------小水力発電ニュース------

Photo静岡・清水民主商工会(民商)の経営対策部は9月22日、再生可能エネルギープロジェクトに取り組んでいる長野県大町市の小水力発電を現地視察しま した。経営対策部長の三浦川八副会長はじめ8人が参加。地域に根ざした中小業者の在り方とまちづくりを考える大きな機会にもなりました。

ベトナムから輸入した発電設備を視察する清水民商の参加者
  視察のきっかけとなったのは会員が出した「なにか新しい商売のヒントはないか」との声でした。経営対策部会で「今、再生可能エネルギーが、新しい仕事や地域おこしの鍵」と議論になり、その結果、小水力発電に取り組んでいる長野県大町市への視察を決定しました・・・

つづき
http://www.zenshoren.or.jp/chiiki/machi/121015-05/121015.html

水道施設活用の小水力発電で意向調査 県、自治体など110事業者に 長野

・-----信毎新聞、2012/10/12

------小水力発電ニュース------
 県環境部は県内の市町村や企業団など110の水道事業者を対象に、水道施設を活用した小水力発電の実施をめぐる意向調査を進めている。豊富な水が集まる 既存インフラ(社会基盤)を生かした自然エネルギーの普及を図る考えで、事業者対象の意向調査は初めて。月内をめどに結果を取りまとめ、今後の支援につな げる方針だ。

  今月上旬にアンケートを各事業者に送付。水道施設を使った小水力発電への関心の有無、小水力発電実施に伴う手続きや経費などの課題、発電した場合の電気の利用方法、小水力発電普及に向けた県への要望などを聞いている・・・

つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20121012/KT121011ATI090007000.php

道管理ダムの小水力発電導入/庶路を先行して検討 北海道

・-----Dotsu-Net、2012/10/11

------小水力発電ニュース------

 道建設部は、道管理ダムにおける小水力発電導入の可能性を探る検討を進めている。15ダムのうち発電を行って いない9ダムが検討対象。最大の発電出力が見込まれる庶路ダムで現在、検討を先行している。発電機や上屋等の施設整備には3億円程度を見込んでおり、今後 は維持管理費や利益配分・国庫返納額を含めたトータルコストを十分に検討し、余剰電力の売電による利益を踏まえた全体的なメリットの有無を熟考。メリット があると判断した場合は、来年度以降の事業化に向け、さらに検討を進めることとなる。

つづき
http://www.dotsu.co.jp/reports/result/959

小水力発電所、年度内に建設

・-----中国新聞、2012/10/13

------小水力発電ニュース------

 山口県企業局は、萩市川上の阿武川に小水力発電の相原発電所(最大出力82キロワット)を年度内にも建設する。小水力発電は採算面が課題だったが、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まり、可能性が広がった。10年程度で投資を回収できる見込みという。
 県企業局電気工水課によると、阿武川ダムの約5キロ下流にある相原逆調整池の流量調整ゲートに水車や発電機などを設置。水量維持のため常に一定量 を流す「維持放流」をパイプに引き込み、高低差を利用して水車を回して発電する。最大出力は82キロワットで、発電量は一般家庭90戸分の年328メガ ワット時の能力がある・・・

つづき
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210130003.html

小水力発電で「地産地消」…長野に15か所

・-----読売新聞、2012/10/12

------小水力発電ニュース------
 河川や農業用水路の水の流れで発電する「小水力発電」の導入に向けた動きが、県内の市町村で活発だ。
 信州の起伏に富んだ地形は発電にうってつけで、長野県も支援を本格化させている。ただ、水利権手続きの複雑さなどが課題として残っている。

高い潜在力
 小水力発電は一般に出力1000キロ・ワット以下の水力発電を指す。ダムのような大規模施設は不要で、川から取水して水車を回すタイプや、用水路やせきに水車を設置するタイプなどがある。天候に左右されずに1日中発電でき、発電量の変動が小さいのが利点だ。
 急峻(きゅうしゅん)な地形と中小河川が多い県内は、全国トップクラスの潜在力がある。2010年度の環境省の調査では「1000キロ・ワット未満」の小水力発電の潜在力は、河川が計38万キロ・ワット、農業用水路は計5800キロ・ワットとされた。

電気柵に活用
 県農地整備課が把握する小水力発電施設は、工事中を除いて15施設にのぼる。
 須坂市は07年、信州大と共同で、米子地区にある幅50センチの農業用水路に直径40センチの水車を設置。最大出力150ワットの電力を長さ1・2キロの電気柵に使い、イノシシなどによる農業被害の防止に役立てている。
 大町市も10年、用水路に140キロ・ワットの施設を開設し、余剰分を中部電力に売っている。高山村は昨年から、村内を流れる松川の砂防ダムから水路で取水し、落差約40メートルを使って水車を回す設備の導入を、有識者らの検討委員会で検討している。最大出力410キロ・ワット、約800世帯分の年間消費電力を賄える可能性があるという。ほかに県の補助で、飯田市、泰阜村、栄村も計画を練っている・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/20121012-OYT8T00404.htm

トーヨーマルクなど、水車型小水力発電ユニットを開発…最大出力50kW

・-----msnニュース、2012/10/09

------小水力発電ニュース------
トーヨーマルクは、北陽実業との共同開発で、純国産・金属製の水車型小水力発電用ユニット試作機の設計・製造を完了させた。
 ユニットは、河川、農業用水路、公園、工場などへの設置が可能で、水利権を持った自治体、法人、団体などが主な販売対象となる。
 今回完成させた試作機は、水車直径4メートル・幅1メートル、1分間に300回転した際の出力が10キロワット、最大20キロワットまでの対応を可能としている。
 両社は今後、顧客の要望により、出力、水車の大きさなどの仕様を決めて受注を開始。受注生産時の1台あたりの最大対応可能出力は50キロワットまでとなる。
 20キロワットの場合、価格は3000万円(工場渡し)、全量売電の場合、償却期間は5年〜6年となる見込み。

転載元
http://car.jp.msn.com/news/business/%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%80%81%E6%B0%B4%E8%BB%8A%E5%9E%8B%E5%B0%8F%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%92%E9%96%8B%E7%99%BA%E2%80%A6%E6%9C%80%E5%A4%A7%E5%87%BA%E5%8A%9B50kw-1

2012年10月10日水曜日

郡司農相:県北地域訪問 小水力発電など視察 /栃木

・-----毎日新聞、2012/10/05

------小水力発電ニュース------
 県内で積極的に取り組んでいる県北地域の小水力・太陽光発電や農地の現状などについて、郡司彰農林水産相が3日、現地を訪れ視察した。
 この日はまず、那須塩原市内に7基ある小水力発電(最大出力計970キロワット)のうち、百村地区の 「百村第2発電所」を訪問。農業用水路に設置されている小水力発電の3号機(出力30キロワット)の稼働状況について、運営している那須野ケ原土地改良区 連合の担当者からつぶさに説明を受けた・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20121005ddlk09010086000c.html

2012年10月9日火曜日

小水力発電普及めざし須坂で施設見学や講演会 長野

・-----信州オンライン、2012/10/08

------小水力発電ニュース------

 須坂市は7日、小水力発電などの普及を目指して、「市自然エネルギーセミナー」を市内で開いた。再生可能エネルギーで発電した電力を電力会社が買 い取る「固定価格買い取り制度」の導入などで、自然エネルギーに関心が高まる中、初めて企画。米子地区の農業用水路に複数設置されている小水力発電施設の 見学会や講演会があった。
 同地区の見学会には約70人が参加。信大工学部の飯尾昭一郎准教授(36)=流体工学=らが、市が設けた装置で発電した電力を近くの有害鳥獣対策の電気防護柵に活用する取り組みや、信大が設置した複数の小水力発電を組み合わせて、地域の電力供給網を構築する構想を語った・・・

つづき
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_228634

2012年10月7日日曜日

水力の売電拡大 都改正条例成立

・----- 電気新聞 、 2012/10/05

------小水力発電ニュース------
   東京都が運営する水力発電所で発電した電力の売却先を東京電力以外にも拡大 する「改正地方公営企業設置条例」が4日、都議会本会議で可決、成立した。こ れまで事実上東電に限定していた売却先の規定が変更され、新電力(特定規模電 気事業者)にも売電できるようになる。施行期日は11月1日。都は現在、東電 と結んでいる2019年3月までの契約について、来年3月までに解約する方向 で交渉中。独占体制改善に向け、競争入札を導入する方針だ。公営電気事業での 競争入札は全国的にも珍しい。

※紙面より転載

2012年10月5日金曜日

岩手県、宮城県、福島県で小水力・太陽光発電補助事業、農業関連施設を活用

・-----環境ビジネス、2012/10/05

------小水力発電ニュース------
農林水産省は、岩手県、宮城県、福島県のいずれかの県において、農業水利施設を活用した小水力発電等の整備推進を行うため、補助金を交付する。平成24年度小水力等農村地域資源利活用促進事業(復旧・復興対策)に対する補助として公募を開始する。

本事業は、土地改良施設、農林水産省の助成対象の農業関連施設又は農業農村の振興に資する公的施設に電力を供給することを目的に、土地改良施設等を活用した小水力、太陽光等再生可能エネルギー供給施設の設置を行うもので、ソフト事業及びハード事業を実施する。なお、小水力又は太陽光等再生可能エネルギー供給施設の発電規模は特段定めていない。

つづき
http://www.kankyo-business.jp/news/003343.php

農業用水路使い小水力発電 豊岡で研修会 兵庫

・-----神戸新聞、2012/09/30

------小水力発電ニュース------
再生可能エネルギーとして注目が集まる農業用水路を使った小水力発電に関する研修会がこのほど、日高文化体育館(兵庫県豊岡市日高町祢布)であった。農業関係者ら約400人が参加し、水路の落差を利用する小水力発電の基礎知識を始め、全国各地での取り組み事例などについて耳を傾けた。


 小水力発電は、東京電力福島第1原発事故後、国の許可手続きの簡略化が図られているほか、固定価格買い取り制度も始まった。面積の8割以上が山で、降水量も多い但馬は、小水力発電が可能な地区が少なくない。研修会は、エネルギーの地産地消を目指し、但馬県民局が開催した・・・

つづき
http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/0005415001.shtml

2012年10月4日木曜日

小水力特区、来春に採算性確認へ 那須塩原の2カ所 栃木

・-----下野新聞、2012/10/03

------小水力発電ニュース------
 農業用水路への小水力発電の普及を柱とする本県の「栃木発再生可能エネルギービジネスモデル創造特区」 で、特区の採算性を確認する実証事業が2013年春ごろに那須塩原市内の2カ所で始まる見通しになったことが2日までに分かった。実証事業は本格実施に向 けて不可欠だが、国の補助が決まらず、今年4月開始の当初のスケジュールが遅れていた。特区の本格実施は当初予定の14年春からずれ込む見込みだ。
 実証事業は2日までに、経済産業省の本年度モデル事業に決まった・・・

つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20121002/890934

シーベルインターナショナル、茨城・行方市から小水力発電の実証実験を受託

・-----日刊工業新聞、2012/10/03

------小水力発電ニュース------
シーベルインターナショナル(東京都千代田区、海野裕二社長、03・5822・2275)は、茨城県行方市から小水力発電の実証実験を受託した。
 茨城県内の自治体からの受注は初めて。再生可能エネルギー資源や発電量などを調査する同市の「持続性可能エネルギー地域システム構築事業」の一環で、落 差1メートルの市内の水路に小水力発電システムを2機設置し、発電量を計測する。システムの設置は9月21日に終えており、稼働は10月4日の予定。受注 額は2005万5000円。
 
 電力供給能力は一基300ワット時。設置する河川は幅1・5メートルほどの農業用水路。計測結果は今後の行方市の再生エネルギー施策の参考とする。当面の実証実験期間は契約を結んだ2012年6月から13年3月まで。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420121002hlac.html

2012年10月1日月曜日

【トキべい飛んでって!】小水力発電施設

・-----朝日新聞、2012/10/01

------小水力発電ニュース------

身近な自然エネルギーと言えば、家庭でも普及が進む太陽光発電が思い浮かぶね。でも、川や水路を利用する「小水力発電」も注目されているよ。農業用水路を使った施設が新潟市西蒲区にできたので、トキべいが見てきました。

     ◇

 旧岩室村を流れる大通川放水路にかかる橋のわきに、水車が見えた。近づいてみると、「ザーッ」という音。水しぶきを上げながら、勢いよく 回っている=写真(1)。水車の直径は2・7メートル。土手の道路の下にある農業用水の排水口から、約4メートル下の放水路に注ぎ込む水が原動力だ。

 「水アカがついて茶色くなっているけど、アルミ製で、元は銀色だったよ」。この施設を建てた西蒲原土地改良区の新谷集落の農家、井田忠三さん(77)が案内してくれた・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001210010010

小水力発電:関西初の「広域利用推進協」設立 適地選定や事業化調査 行政と連携し情報発信も /京都

・-----毎日新聞、2012/09/25

------小水力発電ニュース------

◇大学教授ら177人参加

近畿2府4県に福井、三重両県を加えた地域で広く小水力発電の 普及を目指す「関西広域小水力利用推進協議会」(京都市左京区)が、このほど設立された。環境・エネルギー問題に取り組む大学教授やNPO法人メンバー、 技術者ら177人が参加。京都、滋賀の両府県知事と大阪府のエネルギー担当理事を顧問にするなど行政とも連携し、今後、適地や事業化の調査研究、情報発信 に取り組む。
 小水力発電は太陽光や風力より効率面で優れ、環境負荷も小さい。適地が多い過疎地の活性化にもつながり、05年の全国小水力利用推進協議会設立以来、各県や地域単位の協議会が発足。関西では今回が初で、全国15番目となる・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120925ddlk26040581000c.html

2012年9月29日土曜日

道が小水力発電施設の設置を庶路など9カ所で検討  北海道

・-----北海道建設新聞、2012/09/28

------小水力発電ニュース------
道建設部は、道が管理する15カ所のダムのうち、庶路など9カ所で小水力発電施設の設置を検討している。それぞれ発電可 能な電力量や施設の概算工事費、電力の固定価格買い取り制度による売電収入などの算出を進めていて、採算性が見込めるダムは整備を進める考え。水車や発電 機など発電施設の整備費用は、1カ所当たり2億―3億円を見込んでいる。
 28日に開かれた第3回定例道議会予算特別委員会第2分科会で、武田準一郎建設部長らが荒当聖吾氏(公明党)の質問に答えた。
 道管理のダムでは、大規模な水力発電をしている高見を含め・・・

つづき

身近な部品で手作り小水力発電 八王子のNPOなど

・-----東京新聞、2012/09/28

------小水力発電ニュース------
東京都八王子市上恩方町で炭焼き小屋を運営するNPO法人日本エコクラブなどは27日、手作りの小水力発電装置を近くの醍醐川で披露した。開発を進め、河川や農業用水、民家での活用を目指す。
 電力の自給自足を目指し、自然エネルギーを広めている市民グループ「藤野電力」(相模原市)と半年前から協力。ホームセンターで買えるアクリル板や排水管のパイプも水車に使った。自転車のライトに使われている部品を発電機に利用。雨どいほどの幅7センチの小型水車もある・・・

つづき
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012092890100619.html

県の小水力発電、中電と固定買い取り契約 瑞浪の釜戸 岐阜

・-----岐阜新聞、2012/09/28

------小水力発電ニュース------
 県は10月から、県営水道釜戸小水力発電所(瑞浪市釜戸町)で行っている中部電力への売電について、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を 利用する新たな契約を結んで売電する。価格は1キロワット時当たり(税抜き)29.73円。県水道企業課によると、太陽光発電を除く同制度の適用は県内 初。
 契約期間は10月1日から2028年5月末までで、売電利益は年約1470万円。08年3月の運転開始から約15年間を見込んだ建設費回収期間は、約8年に短縮する。建設事業費は9400万円・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120928/201209281006_18181.shtml

2012年9月22日土曜日

高知・愛媛県が小水力発電に参入 四国電に売電

-----日本経済新聞2012/09/21

------小水力発電ニュース------
 高知県と愛媛県は小水力発電事業に乗り出す。高知県は土佐町で2016年度、愛媛県は松山市で15年度の稼働を目指す。原子力発電の先行 きが不透明になる中で地域の電力の安定供給につなげる。ともに発電した電気は全量を四国電力に売る。水資源の豊富な高知県は山間地の適地調査を進めてお り、市町村や民間企業などと協力して追加の設置を検討する。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の開始を受け事業化する。両県と…

つづき
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO46348580Q2A920C1LA0000/

茨城製作所、小水力発電に参入-モーター技術応用

・-----日刊工業新聞、2012/09/21

------小水力発電ニュース------
【水戸】茨城製作所(茨城県日立市、渡辺英俊社長、0294・21・5135)は、小水力発電市場に参入する。自社のモーター製造技術を応用し、集水・増 速できる水車発電機(特許出願中)を開発した。円筒の中にプロペラを収めた形状で、中低速の流水の中に設置するだけで羽根単体が回転するのに比べ約3倍の 出力向上を可能にした。実証実験を終え、2013年春の実用化を目指す。
 農業・工業用水路、小規模河川などでの利用を見込み、初年度10台、15年度100台の販売を目指す。価格は今後詰める。
 開発した水車発電機は内部で流速が1・5倍になるように円筒形状を工夫。水力エネルギーは流速の3乗と面積に比例するため羽根の回転が約3倍に上がる。 福島県只見町や茨城県内で実証実験した結果、只見町では水深53センチメートル、流速毎秒1・6メートルの用水路で一日当たりの発電量が約2・6キロワッ ト時となった。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520120921aaaj.html

2012年9月20日木曜日

記念誌で小水力発電PR  中国地方

・-----中国新聞、2012/09/17

------小水力発電ニュース------

 中国地方の自治体やJAなど31団体でつくる中国小水力発電協会(広島市中区)は、設立60周年の記念誌を作った。再生可能エネルギーの普及促進で注目される小水力発電の魅力をPRする。
 A4判で63ページ。協会の60年の歩みと、中国地方の53施設(計約1万キロワット)の概要を写真付きで紹介。小水力の普及に携わったJAなどの関係者5人の座談会も収録した。500冊作り、1冊2千円。希望者に同協会が販売する。
 小水力発電は河川などの水流を利用する。同協会は1952年に発足し、発電設備の設置や稼働を支援してきた。事務局のJA広島中央会=電話082(243)6244。

転載元
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209170003.html

小水力発電、農業向け開拓 シーベルと大ガス

・-----日本経済新聞、2012/09/20

------小水力発電ニュース------
 用水路などでも発電できる小水力発電機を農業関係者や自治体に販売する動きが相次いでいる。ベンチャー企業のシーベルインターナショナル(東京・千代田)は大阪ガスと組み、初期費用ゼロのリース方式導入で設置台数を6倍に増やすほか、中型以上を製造・販売してきた日本工営も小水力に参入した。再生可能エネルギーの普及を促す制度の導入を追い風に、新たな販路開拓を目指す。  太陽光や風力など再生可能エネルギーでつくった…

つづき
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO46318530Q2A920C1TJ1000/

2012年9月19日水曜日

埼玉県上里町に小水力発電、農業用水を利用 埼玉県

・-----日本経済新聞、2012/09/19

------小水力発電ニュース------
 関東農政局は19日から、埼玉県上里町で農業用水を利用した小水力発電の運用を始める。これまで利用していなかった水圧のエネルギーを電力に変換して活用する仕組みで、最大出力は199キロワット。発電した電力の大部分は電力会社に売り、用水路などの維持管理費に充てる計画だ。

 事業主体は関東農政局の神流川沿岸農業水利事業所。神流川から引く「上里幹線用水路」の水圧をいったん減圧する調圧水槽と呼ばれる施設に、発電機を設置する。従来は弁を使って減圧していたが、発電機を設置することで圧力を電力に変える。県内での小水力発電は水道の配水設備などで例があるが、農業用水では初めて・・・

つづき
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO46263480Y2A910C1L60000/


県が小水力発電建設へ 愛媛

・-----NHK、2012/09/19

------小水力発電ニュース------
  原発事故の影響で再生可能エネルギーへの注目が集まる中、愛媛県は、工業用水の小規模な流れを利用して発電する「小水力発電」の施設を松山市に建設する方針を固めました。
小水力発電は、川や上下水道などの小規模な水の流れを利用して発電する技術で、原発事故の後、再生可能エネルギーのひとつとして注目を集めています。
このため愛媛県では、松山市畑寺町にある松山発電工水管理事務所に、久万高原町の面河ダムから流れ込む工業用水を利用して1年間に333万キロワットアワーを発電する施設を建設する方針を固めました。
  県は、平成24年11月に具体的な設計を始めて、来年度には着工する予定で、平成27年7月からの運用を目指しています。
  県内には、国や四国電力が設置している小水力発電の施設が6か所ありますが、電力会社に電力を買い取ってもらう売電の目的で県が設置するのは初めてです。
  中村知事は、「条件の合う場所は少ないが、採算が見込めるようなら今後も施設の建設を検討していきたい」と話しています。

つづき
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama/lnews/8005099961.html

上里町に農業用水活用の小水力発電施設完成 1800万円売電、農家負担を軽減

・-----産経新聞、2012/09/18

------小水力発電ニュース------
 農業用水を活用した県内初のマイクロ水力発電所「神流川沿岸発電所」が埼玉県上里町金久保の上里幹線用水路の調圧水槽施設に完成し、19日から稼働 を始める。発電した電力は農業水利施設の電源として使われるほか、余剰分は売電し、各農家も負担している農業施設の維持管理費の軽減に充てる。
 関東農政局と県、地元3市3町が約190億円かけて設置。施設管理は地元の埼玉北部土地改良区連合が行う。
 県本庄農林振興センターによると、この発電所は、農業用水をためる調整池から下流に水を放流する際に圧力を調整する水槽施設が老朽化したため・・・・

つづき
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120918/stm12091820390006-n1.htm

北陽実業とトーヨーマルク、水車型の小水力発電設備を試作

・-----日刊工業新聞、2012/09/18

------小水力発電ニュース------
  【諏訪】北陽実業(長野県伊那市、中村洋社長、0265・78・1200)とトーヨーマルク(東京都千代田区、石井隆社長、03・3262・3933) は、水車型の小水力発電用ユニットを共同開発し、試作機を完成した。主に農業用の水路、公園などへの設置を提案し、水利権を持った自治体、団体などに売り 込む。設置工事費を除いた価格は出力20キロワットのユニットで3000万円程度。
 
 試作機のユニットは水車、増速機、パワーコンディショナー、発電機で構成しており、水車の直径は4メートル、幅1メートル。出力は取水口からの落差と水 量によって変わるが1分間で300回転した際の出力が10キロワット。同機は最大出力20キロワットまで対応でき、発電には最低で落差4メートル、水量は 毎秒約680リットルが必要となる。
 今後、北陽実業が製造、トーヨーマルクが販売を担当していく。顧客の要望により、出力、水車の大きさなどの仕様を決め受注。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620120918hkae.html

’12記者リポート:小水力発電 国、参入促進へ規制緩和 /富山

・-----毎日新聞、2012/09/17

------小水力発電ニュース------
 ◇許可手続き簡素化へ法改正も
 東京電力福島第1原発事故以来、再生可能エネルギーに注目が集まっている。その一つが川や用水路などで 行う小規模な水力発電「小水力発電」だ。富山県は3000メートル級の北アルプスから駆け下りる急流や毛細血管のように張り巡らされた農業用水があり、こ れらの地理的特長を生かして、官民を挙げて小水力発電の可能性を探っている。発電所設置に関して国は規制緩和を検討するなど、状況は「追い風」だ。県内で の取り組みや課題をまとめた。【大森治幸】
 ◆県営の発電所、きょう運転開始
 チューリップの産地として有名な同県砺波市。ここに17日から運転を始める「庄発電所」がある。農業用水を利用した県営発電所としては2カ所目だ。
 年間供給電力量は1287メガワット時。一般家庭約295軒が1年間に使用する電力量に当たる。石油火力発電に換算すると、940トンの二酸化炭素を削減できる計算だ・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20120917ddlk16040305000c.html

越後交通鉄工、産学でマイクロ水力発電機を開発、事業化へ

・-----日刊工業新聞、2012/09/12

------小水力発電ニュース------
 【新潟】越後交通鉄工所(新潟県長岡市、須藤光千雄社長、0258・27・5880)は、マイクロ水力発電機 の事業化に乗り出す。地元の長岡技術科学大学や電気設備関連会社などとともに、用水路の水門に取り付けるタイプのマイクロ水力発電機の開発に関しての研究 会を立ち上げ、実現可能性などについて調査研究をする。
 河川などの水門を手がける越後交通鉄工所は、以前から用水路を流れる水を活用したマイクロ水力発電に関心を 持っていた。2011年の東日本大震災後の新エネルギーへの関心の高まりや、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が7月に始まるなど、事業化に向けた環 境が整ってきたことから、本格的に準備・検討を始める・・・

つづき
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx1420120912qtkb.html

県企業局 丸山ダムに小水力発電所を整備 山口県

・-----宇部日報、2012/09/15

------小水力発電ニュース------
県企業局は宇部市二俣瀬瓜生野にある宇部丸山ダムに小水力発電所を整備する。1年間の目標供給電力量は650メガ㍗時で、一般家庭の消費電力量180戸分に相当する。今年度中に詳細設計を行い、来年度に着工、発電開始を目指す。
 小水力発電(マイクロ水力発電)は中小河川、用水路、トイレの洗浄水などさまざまな水流を利用して発電する、一般的に出力1000㌔㍗未満の発電システム。大型のダム開発適地が国内にほとんど残っていないため、今後の水力発電の開発手段として期待されている。
 宇部丸山ダムでは既設の取水塔の下部にある取水管に発電機を据え、・・・・

つつき
http://ubenippo.co.jp/2012/09/post-3134.html

県、メガソーラー参入 小水力発電も 来年度稼働へ /山形県

・-----朝日新聞、2012/09/13

------小水力発電ニュース------

 「卒原発」を掲げる県は12日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)と小規模水力発電に参入すると発表した。いずれも来年度中の稼働を目指す。1年間に 一般家庭580世帯分にあたる193万キロワット時を発電する計画だ。県は自ら再生可能エネルギーの導入に取り組むことで、民間の参入を促したいとしている。

 総事業費はメガソーラーが約5億円、小水力発電が約3億円の見込み。いずれも県が整備するのは初めてで、県企業局が所管。電気は固定価格買い取り制度で東北電力に売る。

中略


 小水力発電は天童市、鶴岡市、庄内町にある県企業局の上水道施設「量水所」に整備する。計画では3基の最大出力は計100キロワットで、年間発電量は270世帯分の88万キロワット時に上る。
 県はさらに、農業水利施設を活用した小水力発 電にも取り組む。総事業費3億3500万円を見込み、長井市野川地区に発電施設を整備。土地改良区に譲与して、2014年度中の稼働を目指す。計画では最 大出力198キロワット、年間発電量は300世帯分の93万キロワット時。県は他地域での導入のモデルにする考えだ。

※朝日新聞より抜粋

ウェブ版はこらち→http://www.asahi.com/news/intro/TKY201209120588.html

小水力発電の実情を理解 県内で施設見学会 富山

・-----北日本新聞、2012/09/07

------小水力発電ニュース------
 「農業用水を活用した小水力発電施設見学会in富山」が6日、県内で始まり、北海道から鹿児島県まで22道県の土地改良区関係者ら約100人が参加した。小水力発電の先進地として注目が集まっている県内を見学し、実情に理解を深めた。7日まで。

 4月に発足した全国農業用水小水力発電推進協議会が主催し、県土地改良事業団体連合会が全面協力した。見学した砺波市安川の安川発電所は1987年に完成し、最大出力640キロワット・・・

つづき
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20120907/66126

2012年9月12日水曜日

水力発電に再び脚光、工場や農地で「小水力発電」

・-----スマートジャパン、2012/09/12

------小水力発電ニュース------
 水力発電と聞くと山間にある大規模なダムを想像しがちで、これまでは環境破壊の代表のように考えられてきた。ところが固定価格買取制度の対象に入ったことをきっかけに、河川や工業・農業用水路などを活用した「小水力発電」が注目を集め、全国各地で小規模な設備の導入が進み始めた。 [石田雅也,スマートジャパン]

  本来であれば水力発電は化石燃料に依存しない再生可能エネルギーの代表格のはずだが、大規模なダム式や火力・原子力発電を必要とする揚水式が主流のため、 再生可能エネルギーに分類されないことが多い(図1)。もともとは自然な水の流れを生かした発電方法であり、一定規模以下の発電設備であれば固定価格買取 制度の対象として認められる。

  特に注目を集めているのが発電規模の小さい「小水力発電」と呼ばれるもので、通常は発電能力が200kW未満の場合を指す。この小水力発電のコストや効率性を太陽光発電と比較してメリットとデメリットをまとめてみる・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1209/12/news021.html

農業用ダムで発電 和歌山

・-----朝日新聞、2012/09/07

------小水力発電ニュース------
◎みなべ 180世帯分に相当

 みなべ町東神野川の農業用利水施設「島ノ瀬ダム」で6日、ダムの放流水を活用した小水力発電施設が完成し発電を始めた。地元の小学生ら約80人が見学に訪れ、施設見学や発電した電気を使ったシンセサイザーの演奏に耳を傾けた。

 発電機の説明後、児童を代表して発電開始のスイッチを入れた清川小6年の下村健大君(12)と高城小5年の畑谷潤君(10)は、「自分が押して発電が始まったのは、すごいと思った」「モーターの音がすごかった」と笑顔で話した・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001209070001

2012年9月10日月曜日

【長野】 小水力発電の可能性考える 長野でシンポ

・-----中日新聞、2012/09/02

------小水力発電ニュース------
 小さな川や水路などで水車を回して電力を得る小水力発電をテーマにしたシンポジウムが一日、長野市の長野バスターミナル会館で開かれ、小水力発電の可能性について話し合った。
 県小水力利用推進協議会などの主催。基調講演では、信州大元教授の池田敏彦・推進協議会長が、自身の研究内容を紹介。県温暖化対策課の中島恵理課長が行政の取り組みを説明した。
 池田会長は、水量が少ない水路でも、板でせき止めて強い流れを作る「せき水車」や、段差を流れ落ちる水流を活用する「滝水車」など、・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120902/CK2012090202000011.html

2013概算要求/農水省、小水力発電支援に53億円

・-----日刊工業新聞、2012/09/07

------小水力発電ニュース------
 農林水産省が6日まとめた2013年度予算概算要求は、一般会計総額で前年度当初比6・6%増の2兆3166億円になった。政府の「日本再生戦略」に伴う特別重点・重点要求は総額2427億円。
 主な再生可能エネルギーの施策は、バイオマス産業都市づくり対策事業に34億円、小水力発電の導入推進支援事 業に53億円、農山漁村活性化再生可能エネモデル構築事業に14億円などを盛り込んだ。このほか青年就農給付金事業を前年度2倍強の250億円にしたほ か、農業に加えて林業と水産業でも関連予算を要求。合同会社の設立支援事業に10億円。


掲載元
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx1520120907qtkg.html

小水力発電/エネルギー自給率の向上へ 農村に有望(7面・特集)【2012年8月4週号】

・-----メディア名、2012/08/00

------小水力発電ニュース------
 東日本大震災以降、安全でクリーンなエネルギーとして再生可能エネルギーが注目されている。農業用水などを利用した小水力発電は、農村で取り組み やすい発電方式として有望だ。政府は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を7月から開始し、普及拡大に力を入れる。4%にとどまるエネルギー自給率の 向上にもつなげたい考えだ。小水力発電を農村活性化の切り札にしようと取り組む三重県多気町の水土里ネットなどを取材した。また、全国小水力利用推進協議 会の松尾寿裕理事に小水力発電に取り組む意義や注意点を聞いた。


〈発電機を設置 農産物も電気も地産地消へ ―― 水土里ネット立梅用水(三重県多気町)〉
  「地域で生んだ電気を、地域の課題解決に使いたい」と話す水土里ネット立梅用水(三重県多気町)の高橋幸照事務局長。加工施設「元丈の里・ゆめ工房」の 横を流れる用水に8月中旬、発電機を設置して1日当たり約10キロワットの発電に成功した。一般家庭1軒分に当たる。当面は照明に使い、発電量やコストを 実証する。将来は発電機を大型化し、台数も増やす方針だが、変電や送電に大がかりな施設が必要となる売電は目指さない。加工施設での利用や、電気自動車の 充電、電気柵に使うバッテリーの蓄電など地元での利用を考えている。「地域が直面する人口減少や農業の低迷、深刻化する獣害といった課題の解決に電気を使 う。どう使えば地域の活性化につながるか、地域のみんなで考えることが大切だ」と高橋さんは強調する。

転載元
http://nosai.or.jp/mt/2012/08/post-2565.html

2012年9月5日水曜日

宇部丸山ダムに小水力発電所 山口県

・-----中国新聞、2012/09/04

------小水力発電ニュース------
 山口県企業局は、宇部市瓜生野の宇部丸山ダムに最大出力134キロワット、年間発電量650メガワット時を想定した小水力発電所を来年度にも新設 する。小水力発電は採算面が課題だったが、7月に始まった再生可能エネルギー固定価格買い取り制度で売電価格が従来の3~4倍になり、状況が一変した。同 ダム以外にも小水力発電所を新設する機運が広がりそうだ。
 計画では、ダム湖底にある直径70センチの工業用水などの取水管に発電設備を増設。最大18・4メートルになる湖面と湖底との高低差で生じる水圧エネルギーで水車を回し、発電する。
 年間発電量は一般家庭180戸分に相当し、全量を中国電力に売る方針。企業局は本年度、コンサルタント会社に委託して出力や建設コスト、採算性など詳細設計を詰め、来年度に建設と運転開始を目指す・・・

つづき
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209040046.html

【三重】 災害時想定し実験開始 マイクロ水力発電

・-----中日新聞、2012/09/05

------小水力発電ニュース------
 桑名市のNTN先端技術研究所は、少ない水量で発電でき、持ち運びできるマイクロ水力発電装置を開発した。市総合運動公園の水路に設置し、実用化に向けて市と実証実験を開始。約一年かけて耐久性や改良点を調べる。四日に現地で報道関係者向けの説明会があった。
 NTNは、災害時の非常用電源を新分野に位置付け、ことし一月から開発を進めてきた。製造するベアリング(軸受け)の技術を生かしている。
 装置は鉄製で長さ一メートル、直径約四十センチ、重さ四十キロ。水の流れによって、らせん形の羽根を回して内部の発電機を動かす。効率を高めるため、羽根の回転を速める装置も付いている・・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20120905/CK2012090502000016.html

2012年9月4日火曜日

上田市上下水道局、浄水場に小水力発電導入へ  長野

・-----信毎新聞、2012/09/04

------小水力発電ニュース------
 上田市上下水道局は3日、同市古里の染屋浄水場で使う電力に、河川から取水した流れを利用する小水力発電を導入する方針を示した。同局は昨年6月、発電 設備の初期費用や維持費を回収できないとする試算を公表。計画は具体化しなかったが、ことし7月に国が始めた再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度 や、国の補助制度利用で回収が可能と判断した。2013年度中の設備完成を目指す。

 県温暖化対策課によると、県内の上水道施設で小水力発電を実用化した例は聞いていないという。全国では横浜市や群馬県高崎市などで導入例があり、茅野市も上水道管への設置を検討している。

 市は10年度、小水力発電の効果を調査・・・

つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20120904/KT120903SJI090007000.php

水処理施設復旧、着工 仙台・南蒲生浄化センター 仙台

・-----河北新報、2012/09/04

------小水力発電ニュース------
 東日本大震災で津波被害に遭った仙台市宮城野区の下水処理施設「南蒲生浄化センター」の中核となる水処理施設の復旧工事起工式が3日、現地で行われた。施設自体をかさ上げする本格的な津波対策を施し、2015年度中の使用開始を目指す。
 関係者約40人が出席し、奥山恵美子市長らがくわ入れして工事の安全を祈願した。奥山市長は「一日も早く完成させ、国内の下水道施設の津波災害対策のモデルとなるとともに、市民が環境衛生を心配しなくて済むよう、しっかり事業に取り組みたい」と述べた。
 復旧工事では、大震災と同規模の津波を想定し、高さ10.4メートルまで盛り土。沈殿池と生物反応槽を盛り土に埋める形で配置する。かさ上げ高を利用した小水力と太陽光の各発電施設も導入する・・・

つづき
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120904t11023.htm

今月中にも運営会社 土湯温泉のバイナリー発電 組合が設立 福島

・-----福島民報、2012/09/04

------小水力発電ニュース------
 福島市土湯温泉町の湯遊つちゆ温泉協同組合などは9月中にも、バイナリー発電など温泉街再生に向けた事業の実施主体となる新会社「元気アップつちゆ」を設立する。
  新会社は温泉の熱や蒸気で沸点の低い液体を蒸発させタービンを回すバイナリー発電や、温泉街を流れる荒川を生かした小水力発電などの事業を担う。将来的に は、発電事業で得られる収益を元手に、震災で廃業した旅館を再生させ、復興に向けたまちづくりを進める。新会社の資本金は2000万円。湯遊つちゆ温泉協 同組合が1800万円、NPO法人土湯温泉観光まちづくり協議会が200万円を出資する予定。10月にもバイナリー発電の設備を発注し、来年度にも発電を 開始する。
 今後は発電事業に必要な資金の確保などが課題になる。湯遊つちゆ温泉協同組合の加藤勝一理事長は「再生可能エネルギーの街として、新会社を中心に温泉街の復興を目指す」と話している。

転載元
http://www.minpo.jp/news/detail/201209043471

 ’12記者リポート:福井も小水力発電 普及へ加速「地産地消」模索 各自治体、事業化目指す /福井

・-----毎日新聞、2012/09/03

------小水力発電ニュース------

 小規模の水力発電「小水力発電」の普及が北陸3県で最も遅れる福井県で、導入に向けた動きが加速している。今年4月以降、4市町に小水力発電の設 置を検討する協議会が発足し、地区が主体となって事業化を目指す動きも現れた。7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度も後押しし、エネ ルギーの自給自足や地産地消を模索する試みが活発になっている。【橘建吾、柳楽未来】
 ◆福井は1カ所のみ
 経済産業省資源エネルギー庁新エネルギー対策課によると、全国で運転中の小水力発電(出力1000キロ ワット以下)は474カ所(09年3月末時点)。山々に囲まれ急流で水量の豊富な河川が多い北陸地方に適した方法といい、3県には今月2日現在、富山 20、石川6、福井1の計27カ所に設置されている・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20120903ddlk18040340000c.html

2012年9月3日月曜日

小水力発電設備:たざわこ芸術村で公開 用水路に試験用、発電効率改良へ /秋田

・-----毎日新聞、2012/09/01

------小水力発電ニュース------

 仙北平野で農業用水路を活用した小水力発電を目指す「奥羽山系仙北平野水資源調査研究会」(会長=門脇光浩・仙北市長)は31日、同市田沢湖卒田のたざわこ芸術村で、試験用の小水力発電設備を公開した。
 発電機は敷地内を流れる用水路に設置。秋田市土崎港西3のメーカー「東北小水力発電」が製作した。定格 出力は5キロワットあるが、流量が少ないため実際の発電量は1キロワット程度と見込まれている。用水路内の段差を利用し、水流でプロペラを水平に回転させ 発電する仕組み。今後は滞留物の影響などを調べ、発電効率が高まるよう改良していくという・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/akita/news/20120901ddlk05040106000c.html

小水力発電に脚光 全国初「市民出資型」や下水利用も

・-----西日本新聞経済電子版β、2012/08/29

------小水力発電ニュース------
 河川や農業用水などを利用した出力千キロワット未満の「小水力発電」が注目され、全国的にも水資源に恵まれた富山県が力を入れている。電力会社に決まった価格で再生可能エネルギーの買い取りを義務付ける「固定価格買い取り制度」が始まったことが背景にある。
 小水力発電は二酸化炭素の排出量が少なく、24時間安定した発電ができる利点がある。水が豊富で山地が多い日本に適しているとされ、山梨県や長野県などでも取り組みが盛んだ。
 富山県は北アルプスからの雪解け水が流れ込む河川が数多くある。2010年の資源エネルギー庁の調査では、利用可能な水力エネルギー量を示す包蔵水量は岐阜県に次いで全国2位の128億キロワット時を誇る。

 富山県は「水が豊かな地域の特性を生かしたい」と・・・

つづき
http://qbiz.jp/article/1552/1/

2012年8月31日金曜日

農業用水利用の小水力発電 導入促進へ結束 岩手

・-----岩手日日新聞、2012/08/31

------小水力発電ニュース------
 農業用水などでの小水力発電の導入促進を目指し「県農業水利施設小水力発電推進協議会」が30日、発足した。県内32市町村と34土地改良区が参加。東 日本大震災に伴い再生可能エネルギーの導入促進が急務とされる中、今後は研修や情報交換を重ねるなど、小水力発電の導入に向けた取り組みを強化していく。

 小水力発電は、出力1万キロワット以下の水力発電。農業水利施設には小水力発電に適したダムや急流工などが存在 し、特に県内には起伏に富んだ地形の下に約1400キロの基幹的施設があるものの、現在設置、稼働している農業用水などを活用した小水力発電施設は照井、 赤荻(以上一関市)、大志田ダム(一戸町)、明治百年記念公園(八幡平市)の4カ所にとどまっている・・・

つづき
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_30983.html

既存ダムに小水力発電新設へ 国交省が概算要求

・-----共同通信、2012/08/30

------小水力発電ニュース------

 国土交通省は30日、既存のダムに小水力発電施設を新設するため、必要な費用を2013年度予算概算要求の特別枠に盛り込む方針を固めた。再生可能エネルギーの普及が目的で、数年かけて全国20ダムに設置する。
 小水力発電は一般的に、出力千キロワット以下の施設。設置の対象は、国や水資源機構が管理する全国118ダムのうち、大規模な水力発電の設備を持たないダム。小水力発電が既にあるダムで施設を追加することも検討している。
 ダムの放流水を利用して発電するため、新たな環境への負荷がないとしている。得られた電力は、ダムの管理施設に使う。

転載元
http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012083001001887.html

2012年8月30日木曜日

福岡市、再生エネ発電を相次ぎ導入 汚泥ガス利用や小水力

・-----日本経済新聞、2012/08/25

------小水力発電ニュース------
 福岡市は再生可能エネルギーを利用した発電設備を相次ぎ導入する。・・・(中略)・・・。


 福岡市水道局が取水する乙金浄水場(福岡県大野城市)では、13年度中に約2億円を投じ、小水力発電機を設置する。出力は100キロワット。年間 発電量は65万キロワット時で、浄水場の使用電力の15%を賄える。ダム下の取水場から浄水場に落ちてくる水のエネルギーを利用して発電する。
 浄水場への小水力発電機の導入は瑞梅寺浄水場(同県糸島市)に続き、2カ所目。同浄水場では使用電力のほぼ全てを賄っている。
 福岡市が6月に入札で九電と契約した1年間の電気料金は前年比4%上昇した。原発停止で火力発電用の燃料コストが膨らんでいる九電は電気料金の大 幅な引き上げも視野に入れている。市は再生エネを使った設備を拡充してエネルギー自給率を少しでも高め、市民の税負担拡大につながる支出を抑制したい考えだ。

以下略

転載元
http://www.lg-ppp.jp/?p=3687

東京発電、神奈川・箱根町の小水力発電所を再開

・-----日刊工業新聞、2012/08/30

------小水力発電ニュース------

 東京発電(東京都港区、中村寛征社長、03・6371・5200)は29日、神奈川県箱根町で廃止された小水 力発電所を再開発すると発表した。1954年に地元の旅館が建設し、74年に老朽化のため廃止された洲雲川発電所(写真)に、水車など新設備を導入。来年 4月に発電を再開する。
 水路や水圧鉄管など健全な既存設備はそのまま再利用する。最大出力は190キロワットで発電量は年間約110万キロワット時を見込む。
 同発電所は廃止後、箱根町に譲渡され、水をためる水槽設備の一部は水道水の供給に使われていた。東京発電では昨年から町や地権者、漁業協同組合、関係官庁と協議を行い、水道用と発電用の水を分けることなど再開発に向けての調整がついたことから、10月に工事を始める。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0820120830qtkg.html

東京発電、小水力発電の「須雲川発電所」を再開発

・-----Tech-on、2012/08/29

------小水力発電ニュース------

 卸電気事業者の東京発電(東京都港区)は、神奈川県足柄下郡箱根町の小水力発電所「須雲川発電所」を再開発する(ニュースリリース:PDF)。
  同発電所は1954年、箱根町の旅館が建設。自家用発電所(出力120kW)として運転した後、設備の老朽化などから1984年に廃止した。廃止後は、 箱根町が設備を譲り受け、水槽設備の一部を箱根町への水道水供給に利用していた。東京発電は今回、水路・水圧鉄管などの健全な既設設備を最大限活用しなが ら新たな水車を導入し、小水力発電所として再開発する・・・

つづき
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120829/236433/

2012年8月27日月曜日

小水力、農村の力に 県、発電候補地11ヵ所選定 岐阜県

・-----岐阜新聞、2012/08/2

------小水力発電ニュース------

◆売電価格上昇で弾み
 県が本年度、農業用水を活用した小水力発電の導入可否を検討する概略計画箇所(候補地)として、揖斐郡揖斐川町久瀬の名倉用水など9市町の11地 区を選定したことが24日、分かった。各箇所の最大出力は一般家庭20~400世帯分に相当する13~275キロワットの発電を見込んでいる。
 概略計画では用水の流量や落差、送電する高圧電線までの距離、水車のタイプなどを測量も交えて明らかにして年間の発電量や概略事業費を算定。これ を基に導入費用を負担する県や市町、土地改良区などが導入可否を協議、費用対効果を検証する基本設計に入るかを年度内に判断する・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120825/201208251139_17883.shtml

小水力発電:関西広域で取り組み、来月1日に利用推進協議会設立 脱原発、地域活性化にも /京都

・-----毎日新聞、2012/08/25

------小水力発電ニュース------

 近畿2府4県に福井、三重両県を加えた地域で広く小水力発電の 普及を目指す市民有志が9月1日、「関西広域小水力利用推進協議会」を設立する。環境・エネルギー問題に取り組む大学教授やNPO法人メンバー、技術者ら が準備会を作り、200人以上の参加を見込む。脱原発だけでなく地域活性化につながる取り組みとしても注目されそうだ。【太田裕之】
 再生可能エネルギーの中でも水力発電は太陽光や風力より稼働時間が長く、効率の面で優れる。中でも 1000キロワット以下の規模の小水力は環境負荷が小さい。ドイツなどの先進地と比べて日本では導入が遅れているが、水量と勾配で試算すると2万カ所程度 で可能という。1カ所平均300キロワットとすれば原発6基分にも相当する・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120825ddlk26040506000c.html

2012年8月25日土曜日

太陽光や小水力発電を推進 「総合特区」 県が検討  山梨県

・-----山梨日日新聞、2012/08/25

------小水力発電ニュース------
 県は太陽光発電や小水力発電の推進に向け、特定地域で規制を緩和し、予算や税制面で優遇する「総合特区」の申請について検討に入った。特区の指定で再生可能エネルギーの活用に関わる手続きを簡素化することで、参入を促す狙いだ。

  県は電力需要を100%県内で賄う「エネルギーの地産地消」に向け、太陽光発電や小水力発電など再生可能エネルギーを活用した電力の確保を進める方針。こ のうち、河川の流水を使う小水力発電では、施設の設置には水利権の取得や許認可の手続きが必要で、「手続きにかかる時間と難しさが企業参入の足かせになっ ている」(県環境創造課)という。農地に太陽光発電施設を建設する場合も、農地転用などの手続きが必要となる。

 このため、県は総合特区の指定によって規制を緩和できないか検討。総合特区のうち、地域の資源を活用し、活力を高める「地域活性化総合特区」の申請を想定している・・・


つづき
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/08/25/9.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

農水省、概算要求で小水力発電設備の整備に10数億円計上

・-----日刊工業新聞、2012/08/17

------小水力発電ニュース------
 農林水産省は2013年度の概算要求で、農村での小水力発電設備の整備事業予算を10数億円計上する方針を固めた。12年度は約7億円だった。再生可能 エネルギーの全量買い取り制度を受け、土地改良区で設備導入を計画する申請が相次いでおり、12年度予算は足りない状況。13年度も申請の伸びが確実な情 勢のため、全国の土地改良区や府県知事などと連携し、予算の増額を求める。
 小水力発電は太陽光発電に比べて水路の流水量や高低差などの調査や詳細設計が必要で、初期投資が大きい。このため整備事業では農業用水路に設備を設置する際の事業化調査や設備導入にかかる費用を定額か2分の1で援助する。12年度は50件近い申請があった。
 政府は土地改良長期計画で、小水力発電設備の設置地区を1000地区にする目標を掲げている。農水省によると現在は全国計26地区で、大半が最大出力500キロ―1000キロワット超の大型設備を設置している。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520120817abbb.html

2012年8月24日金曜日

小水力発電施設を手作り 八雲、せたな 北海道

・-----北海道新聞、2012/08/14

------小水力発電ニュース------

【八雲、せたな】八雲町の建設会社、北海建業の社長、木村浩司さん(70)が、せたな町の所有地で、手作りの小水力発電施設を3年がかりで完成させた。出力は1キロワット。今後敷地内のイトウ養魚場で使う地下水のくみ上げポンプの動力にする計画だ。
 発電用水車は直径1メートル50センチ。廃材の鉄で作り、木村さんが水利権を持つ太櫓(ふとろ)川支流から取水した池の出口に設置した。1メートルほど の高さから流れ落ちる毎分3トンの水を12枚羽の水車が受け止めて回転。水車の軸に三つの歯車を連動させて回転を加速し、中古バスから取り出したダイナモ で発電する・・・

つづき
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/396288.html

2012年8月22日水曜日

再生エネ導入へ小水力発電を視察 環境推進協議会が富山市を訪問

・-----福井新聞、2012/08/21

------小水力発電ニュース------
 福井県の環境ふくい推進協議会は21日、環境バスツアーとして富山市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)と小水力発電施設を視察した。会員や市町職員、市民団体メンバーら約40人が参加し、再生可能エネルギー活用の実情に触れた。
 2011年4月に操業を始めた北陸電力富山太陽光発電所(出力1千キロワット)では、約3万平方メートルの広大な敷地に太陽光パネル約4800枚が並んだ 様子を見学。リアルタイムで表示される発電データを確認し、太陽の角度による発電量の変化などについて担当者から説明を受けた・・・


つづき
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/36456.html

広がり始めた小水力発電

・-----ジュニア中日新聞、2012/08/19

------小水力発電ニュース------
 身近(みぢか)な農業(のうぎょう)用水や小川などを利用(りよう)して電気をつくる小水力発電(はつでん)が、あちこちに広がり始(はじ)めて います。企業(きぎょう)による大がかりな太陽(たいよう)光や風力発電に比(くら)べれば小さな動(うご)きですが、私(わたし)たちとエネルギーとの 関(かか)わり方や地域(ちいき)を変(か)えるきっかけになるかもしれません。

〔1〕「桜水車」

 広々とした水田地帯(すいでんちたい)を抜(ぬ)け、緩(ゆる)やかな坂(さか)の途中(とちゅう)にある岐阜県池田(ぎふけんいけだ)町の宮地 (みやじ)小学校。ゴーゴーという水音が響(ひび)き渡(わた)り、水車が回っています。「これで電気ができるなんてすごい」と言うのは、5年伊藤玲奈巴 (いとうれなは)さん。学校を横切(よこぎ)って流(なが)れる農業(のうぎょう)用水を利用(りよう)した小水力発電(はつでん)で、ことし3月に動 (うご)き始(はじ)めました。「桜(さくら)水車」という名前は子どもたちから募(つの)りました・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/junior/naruhodo/201208/CK2012081902000169.html

2012年8月21日火曜日

190年の歴史を持つ農業用水で落差式小水力発電

・-----ケンプラッツ、2012/08/17

------小水力発電ニュース------

協和コンサルタンツは7月28日、三重県多気町で約190年前から利用されている農業用水路「立梅(たちばい)用水」を活用した落差式小水力発電の 実現に向けて調査を開始した。高さ約1.2mほどの発電装置を用いて8月中旬から発電量などを測定する。2014年の本格稼働を目指している・・・

つづき
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20120810/579490/?bpnet

小水力発電「百瀬川は有望」 滋賀のNPOが現地調査

・-----朝日新聞、2012/08/19

------小水力発電ニュース------

 高島市で小水力発電をめざす市民らがNPO「FEC自給圏ネットワーク」(福井陽児代表)を結成し、市内を流れる百瀬川などで18日、専門家を招いて発電の可能性を探る調査をした。「百瀬川は有望」と判断されたため、資金調達など実現に向けた具体策を練ることになった。
 7月に結成された同ネットは食糧や…

つづき
http://www.asahi.com/news/intro/OSK201208180225.html?id1=2&id2=cabcaibj

小水力発電12月着工へ 肝付町と立地協定 鹿児島

・-----南日本新聞社、2012/08/16

------小水力発電ニュース------
 鹿児島県内に小水力発電施設約40カ所の建設を計画する九州発電(鹿児島市)は16日、第1号となる船間水力発電所の立地協定を肝付町と結んだ。12月着工、来年12月の稼働を目指す。霧島市と大隅半島の計3カ所でも年内に着工予定。
 船間水力発電所は同町の馬口川を利用。船間集落を通る旧国道448号下に水圧管(総延長約1キロ)を敷設し、220メートルの落差を利用、下流に設置するタービンを回す。最大出力1565キロワットで、年間約450万キロワット時(一般家庭3500世帯分)を発電する。

掲載元
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=42474

小水力発電施設が完成 農業用水ダムで 和歌山

・-----紀伊民報社、2012/08/14

------小水力発電ニュース------

 和歌山県が、みなべ町東神野川の島ノ瀬ダムで整備に取り組んでいた小水力発電施設が完成した。ダムの水はみなべ町や田辺市の農家に送られ農業用水 として利用されているが、新たに生み出した電力を売ることで、農家が負担しているポンプの電力代といった費用が、最大で年間2700万円軽減できる見込 み。発電は9月初旬から始める予定で、地域の小学生を対象に、お披露目を兼ねた見学会を開くことも計画している。
 県農業農村整備課と日高振興局農地課によると、島ノ瀬ダムは高さ44・5メートル、長さ131・5メートル、総貯水量は307万立方メートルで、 国が1991年度に整備。国の委託を受け、みなべ町と田辺市の農家(受益者1470戸)に農業用水を供給している南紀用水土地改良区(みなべ町西本庄)が 施設を管理運営している・・・

つづき
http://www.kyodoshi.com/news/8670/

2012年8月16日木曜日

小水力講座:市民発電所、実現を NPOが高島で18日 /滋賀

・-----毎日新聞、2012/08/16

------小水力発電ニュース------
 エネルギー地域自給の切り札とされる、小水力発電導入の可能性を探るNPO主催の講座・ワークショップ「私のまちに小水力発電」が18日、高島市マキノ 町の願力寺で開かれる。FEC自給圏ネットワーク(同市今津町、福井陽児代表世話人、約30人)が参加を呼びかけた。9月15日には太陽光・熱利用、12 月1日にはバイオマスエネルギーをテーマに開催予定だ。
 18日は午前11時にJR湖西線マキノ駅集合の後、百瀬川の発電適地を見学。午後、高知県で実用化へ取り組む高知小水力利用推進協議会事務局長、古谷桂信氏の講演などを予定。
 福井さんは「福島第1原発事故後、小水力発電は大きな関心を呼び起こした。地域の人たちが出資し、利益を得ながらエネルギーを創出する市民発電所をぜひ実現させたい。高島市には利用可能な水路や川がある」と話している。
 FEC自給圏ネットワークのFは食物(FOOD)、Eはエネルギー、Cはケアを指す。18日の講座参加には若干余裕がある。昼食付き参加費1000円。問い合わせ、申し込みは福井さん(0740・22・1242)。【塚原和俊】

8月16日朝刊

Yahoo!ニュースより転載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00000182-mailo-l25