2013年3月27日水曜日

小水力発電を開始 辰野ほたる童謡公園

・-----長野日報、2013/03/27

------小水力発電ニュース------

辰野町が今年度事業として同町上平出のホタルの名所「ほたる童謡公園」内の水路で整備を進めてきた自然エネルギー発電装置の設置工事が完了し、25日から発電を開始した。常時100ワットほどの電力供給が可能で、園内の公衆トイレなどに新たに設置した12基のLED(発光ダイオード)照明用に電力を供給し、夜間点灯される。
 自然エネルギーの利用促進と、多くの人々が訪れる公園の景観形成を目的にした事業。設置場所にはかつて木製水車があったが、老朽化していたため、発電システムを追加した水車として生まれ変わった。
 総事業費は約194万円。直径約2メートル、幅約35センチの金属製水車を設け、上段の水路からパイプやヒノキ製のといで取水し、水車上部に水を落とす仕組み。水車は景観に配慮した木調の色合いで、雰囲気を壊さないよう回転数は1分間20回転程度に抑えた・・・
つづき
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=28061

小さくてもいい仕事しまっせ! 生駒市に小水力発電施設

・-----産経west、2013/03/20

------小水力発電ニュース------
関西電力に売電 20年で8千万の利益見込む
 生駒市の山崎浄水場に19日、高低差を利用した自然の流水で水車を回し、発電する「小水力発電施設」が完成した。市は施設内で使用する電力を除き、すべて関西電力に売電する計画。20年間で8千万円の利益を見込んでいる。
 国の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した事業で、発電した電力は、関西電力が1キロワット時あたり35・7円で20年間買い取る仕組み。
 市によると、自治体の水道事業で、この制度を利用した小水力発電施設は全国初という・・・
つづき
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130320/waf13032012280012-n1.htm

管理費 年2000万円縮減−奥野ダム小水力発電

・-----伊豆新聞、2013/03/26

------小水力発電ニュース------
 ■新年度内稼働目指す
 県が導入を進めている伊東市の奥野ダムの管理用小水力発電は、2013年度中の完成、発電開始を目指している。電力はダム管理用として使用し、余剰電力を電力会社などに売電することで、年間2000万円のダム管理費縮減が図れるという。
 年間の発電電力量は最大出力量が105万キロワット(一般家庭186世帯分)。有効供給量は68万キロワット(同120世帯分)でこのうち、ダム消費量14万キロワット(同25世帯分)、売電可能量54万キロワット(同95世帯分)。
 導入後の効果として、年間の電気料金縮減額は200万円、売電収入は1900万円となり、点検費用など100万円を差し引いたダム管理コスト2000万円の縮減を見込んでいる・・・

つづき
http://izu-np.co.jp/ito/news/20130326iz0000000125000c.html

神奈川県初の固定価格買取制度を利用した小水力発電、きょう実証試験を開始

・-----環境ビジネス、2013/03/22

------小水力発電ニュース------
 神奈川県は、足柄平野の農地800haを潤す「文命用水」に、低落差でも発電可能な小水力発電設備を設置し、発電性能等を確認する実証試験を開始すると発表した。
 この実証試験は、平成26年3月まで行い、得られた知見を広く公表することで導入機運を高め、農業用水を活用した小水力発電の普及を促進することを目的としている。この設備は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づく国の認定を、県内で初めて受けた小水力発電設備で、発電した電気は同制度により全量売電し、実証試験の後も引き続き発電を継続する。
 発電設備の設置場所は、文命用水放水路(南足柄市斑目地内及び足柄上郡開成町金井島地先)。有効落差は1.3m、使用水量は1.3立方メートル/秒、発電出力は10kW。発電電力量は、一般家庭約10世帯分の年間電力使用量に相当する年間約35,000kWh、CO2削減効果は年間約30tを見込む。

転載元
http://www.kankyo-business.jp/news/004463.php

泰阜村で小水力発電の点灯式 長野県

・-----南信州新聞、2013/03/21

------小水力発電ニュース------
 泰阜村の小水力(マイクロ水力)発電「かるがも君」の点灯式が19日、左京川百年公園で開かれた。発電機の設計から施工、設置までを飯田下伊那の地元企業が手がけた地産地消の水力発電システム。集まった関係者らは、今後の自然エネルギー普及、エネルギーの地産地消のきっかけへ期待を膨らませた。
 点灯式で松島貞治村長は、導入の経緯と関係者への感謝を述べ「思ったほどの出力を出すのは難しいことだが、自然エネルギーの知識と興味を深める第一歩になれば」と期待を込めた。
 来賓の県環境部地球温暖化対策課の課長は県が自然エネルギー元年として普及を進めていることを紹介し「地域活性化の起爆剤にしたい。泰阜村ではまだまだ小水力や太陽光、バイオマスを導入できる。これを出発点に自然エネルギーを活用して農業、林業の振興を」と呼び掛けた・・・
つづき
http://minamishinshu.jp/news/society/%E6%B3%B0%E9%98%9C%E6%9D%91%E3%81%A7%E5%B0%8F%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%AE%E7%82%B9%E7%81%AF%E5%BC%8F.html

神奈川・足柄の農業用水活用 小水力発電の実証実験スタート

・-----産経ニュース、2013/03/20

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーの普及を図る神奈川県の黒岩祐治知事の政策「スマートエネルギー構想」を推進するため、県は落差が低くても流れの勢いで発電可能な小水力発電設備(出力10キロワット)を、南足柄市と開成町の境にある農業用水「文命用水」の放水路に設置し、22日から実証実験を開始する。
 放水路の落差はわずか1・3メートルで、水門によって得られる水圧と速度を利用して、発電機とつながった水車を回転させる。発電量は一般家庭10世帯分に相当し、全量を売電する。このため、県内で初めて、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」に基づき、発電した電気を売るための国の認定を受けた・・・

つづき
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130320/kng13032020580007-n1.htm

小水力発電所:農業用水「空き」活用 南砺で完成式典 /富山

・-----毎日新聞、2013/03/19

------小水力発電ニュース------
 クリーンエネルギーの一つとして注目が集まっている、農業用水を利用した小水力発電所「山田新田用水発電所」が南砺市殿に完成し、16日に運転を始めた。県が総事業費6億1700万円をかけて整備。小矢部川上流用水土地改良区が管理・運営する。この用水は冬場の流水量が少なく、非かんがい期(9月〜4月)は水路の「空き」が多い。ここに、かんがい期と同量の水を流すよう国と交渉。空き容量を活用した全国的にも珍しい発電所が誕生した。
 同発電所は、用水と小矢部川との落差25・2メートルを生かして発電する。最大出力は520キロワットで、年間供給電力量は257万キロワット時。一般家庭約612軒分の電力に相当し、火力発電と比べ、二酸化炭素量約1428トンの削減につながるという・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20130319ddlk16010502000c.html

落差1.3メートルで10kWを発電、80年前に造った農業用水路

・-----スマートジャパン、2013/03/22

------小水力発電ニュース------
 神奈川県の西部を流れる「文命用水」は80年前の1932年に造られた農業用水路だ。この用水路の水門に小型の水車を設置して10kWの小水力発電が始まった。落差がわずか1.3メートルの水流を有効に生かすため、流入と流出の両方のエネルギーで回転する水車を採用した。[石田雅也,スマートジャパン]

 「文命用水」で始まった小水力発電は神奈川県内で初めて、再生可能エネルギーの固定価格買取制度の設備として認定された。神奈川県が推進中の「かながわスマートエネルギー構想」の一環で取り組んでいるプロジェクトで、2014年3月まで実証実験を続ける。
 発電機を設置した場所は文命用水の水門の部分で、発電に生かせる水流の有効落差は1.3メートルである。この水門を流れる毎秒1.3立方メートル の水量で10kWの発電を可能にした。年間の発電量は3万5000kWhを見込み、一般家庭で10世帯分の電力使用量に相当する・・・
つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/22/news028.html

小水力発電施設:山崎浄水場内に完成 固定価格買取制度認定、全国初運転 20年間、8000万円利益見込む−−生駒 /奈良

・-----毎日新聞、2013/03/20

------小水力発電ニュース------
 生駒市が山崎浄水場で整備を進めていた小水力発電施設の完成セレモニーが19日、現地で行われた。市によると、昨年7月スタートの「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の認定を受けた小水力発電の運転開始は水道事業としては全国初という。市は20年間の売電で約8000万円の利益を見込んでいる。【熊谷仁志】
 山崎浄水場では、自ら浄水した水と県営水道水を混ぜ、各家庭に配水している。県営水道水は平群調整池(平群町)から、標高が低い山崎浄水場に送られている。発電施設は高低差(有効落差63メートル)に伴う水圧を生かし、約1億4000万円で整備した・・・
つづき
http://mainichi.jp/area/nara/news/20130320ddlk29040494000c.html

福井県大野市の五条方水力を増強 北陸電力が300キロワット

・-----電気新聞、2013/03/18

------小水力発電ニュース------
 北陸電力は15日、九頭竜川水系真名川の五条方発電所(福井県大野市)の発電所出力を設備改修により300キロワット増加させ1万7800キロワットに変更したと発表した。同日、電気事業法の規定に基づき電気工作物変更届出書を経済産業省中部経済産業局へ届け出た。五条方発電所では今回、1号水車ランナーの取り換えを行い、出力を300キロワット増加させた。これにより、発電 電力量は年間40万キロワット時(一般家庭約110世帯の年間使用電力量に相当)増加し、年間約120トンの二酸化炭素排出量削減効果が期待できる。
紙面より転載

朱鞠内小水力が運開 揚水所ポンプに発電機/北海道電力

・-----電気新聞、2013/03/18

------小水力発電ニュース------

 北海道電力は15日、雨竜(うりゅう)発電所の朱鞠内(しゅまりない)揚水所を改編して構築していた朱鞠内発電所が同日、営業運転を開始したと発表した。揚水所は、朱鞠内湖を水源とする雨竜発電所(5万1千キロワット)の発電用に河川水をくみ上げていたが、揚水ポンプ更新に合わせて、揚水機能と発電機能を有するポンプ水車と発電機を新たに設置した。朱鞠内発電所の出力は880キロワット。年間発電電力量は約70万キロワット時。

一部抜粋

十和田に農業用水発電施設 14年度稼働へ

・-----デーリー東北、2013/03/15

------小水力発電ニュース------
青森県は2013年度、農業用水を利用した小水力発電施設を十和田市三本木地区に設置する。最大出力は196キロワットで、実用的な発電機としては県内初。14年度の稼働を予定している。売電で年間1400万円の収益が得られる見通しで、運用する稲生川土地改良区は「老朽化した水路の改修費などに充て、組合員の負担軽減につなげたい」と期待を込める。


転載元
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/03/15/new1303150902.htm

2013年3月20日水曜日

小水力発電施設が完成 関電に売電計画 奈良・生駒市

・-----産経ニュース、2013/03/20

------小水力発電ニュース------
■20年間で8000万円 利益見込む
 生駒市の山崎浄水場に19日、高低差を利用した自然の流水で水車を回し、発電する「小水力発電施設」が完成した。市は施設内で使用する電力を除き、すべて関西電力に売電する計画。20年間で8千万円の利益を見込んでいる。
 国の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した事業で、発電した電力は、関西電力が1キロワット時あたり35・7円で20年間買い取る仕組み。
 市によると、自治体の水道事業で、この制度を利用した小水力発電施設は全国初という・・・

つづき
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130320/nar13032002170004-n1.htm

日本政府、ホンジュラスの給水施設小水力発電導入計画へ 無償資金協力

・-----EICネット、2013/03/19

------小水力発電ニュース------
 日本政府は、ホンジュラス政府が取り組む「テグシガルパ市内給水施設小水力発電導入計画」に対し、9億5,200万円を限度とする無償資金協力を行うことを決定。2013年3月19日、ホンジュラス共和国の首都テグシガルパ市において交換文書の署名式が行われた。
 今回の協力は、首都テグシガルパ市内の2か所の浄水場内において未利用エネルギーである水流を利用した小水力発電設備を整備し、これまでの消費電力を上回る電力量を発電することにより、同浄水場の効率的な運営と再生可能エネルギーの利用促進を図るもの。
 日本政府は、今回の案件は2013年以降の気候変動対策に関する途上国支援の一環として実施するもので、日本としては、すべての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け、ホンジュラス共和国と引き続き気候変動分野で連携していくとしている。【外務省】


転載元
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&oversea=0&serial=29575

浄水場ならではの小水力発電、20年間で7000万円の利益を見込む

・-----スマートジャパン、2013/03/19

------小水力発電ニュース------
奈良県の生駒市で、浄水場に送られてくる水の高低差を利用した小水力発電が始まった。全国の自治体が運営する水道事業では初めて固定価格買取制度の認定設備になり、1kWhあたり34円で20年間の買い取りが決まった。約7000万円の利益が出る見込みだ。 [石田雅也,スマートジャパン]
生駒市が小水力発電設備を設置したのは、市内3か所にある浄水場のひとつ「山崎浄水場」である(図1)。この浄水場には近隣の高い場所に設けられた調整池から水が送られてくる。高低差があるために水圧が高くなり、従来は減圧弁を使って水圧を下げて取り込んでいた。貴重な再生可能エネルギーを捨てていたわけだ。

 そこで生駒市は水流の高低差を生かせる小水力発電設備を導入して再生可能エネルギーの活用に取り組むことにした。水力によって得られる発電量は水量と落差が決め手になる。山崎浄水場では小水力発電に利用できる有効な落差が63メートルあって、水量は毎秒0.1立方メートル。この水の流れをポンプ逆転水車方式の発電機に取り込むことで、40kWの電力を作り出すことができる・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/19/news007.html

小水力発電始まる 奈良 20年で8千万円黒字見込む

・-----朝日新聞、2013/03/20

------小水力発電ニュース------
 受水時の水圧を利用した小水力発電施設が生駒市山崎町の山崎浄水場に完成し、19日に稼働を始めた。再生可能エネルギーの固定価格買取制度で、水道事業者としては初めて認定を受けて発電。20年で約8千万円の黒字を見込んでいる。
 市によると、山崎浄水場では井戸水のほか、水源として県営水道水を購入。受…

つづき

長野 泰阜村のマイクロ水力発電稼働

・-----中日新聞、2013/03/20

------小水力発電ニュース------
 泰阜村左京の左京川百年公園で十九日、村が設置したマイクロ水力発電機「かるがも君」の通水・点灯式が開かれた。各地で研究が盛んな小水力発電だが、実際に稼働する例は珍しいという。br />  かるがも君は、「一村一エネルギー」を目指す県の「自然エネルギー自給コミュニティー支援創出事業」の補助を受けた。村は二〇一二年二月から村内河川の水量などを調査。関川から導水する人工滝がある百年公園を設置場所に決め、準備を進めてきた・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20130320/CK2013032002000017.html

60年前に運転開始した水力発電所、設備を改修して発電能力が300kW増加

・-----スマートジャパン、2013/03/19

------小水力発電ニュース------
全国で水力発電所の設備を増強する動きが広がっている。北陸電力は福井県で60年前から運転を続けている「五条方発電所」の設備を改修したところ、発電能力が300kW増えたことを確認した。過去3年間に同様の改修を10か所で実施しており、合計2000kW以上を増加させた。[石田雅也,スマートジャパン]

 北陸電力の「五条方(ごじょうほう)発電所」は福井県の南部にあって、九頭竜川の支流である真名川からの水を引き込んで発電する。運転を開始したのは60年前の1953年で、2台の発電機を使って1万7500kWの電力を供給してきた(図1)。

 このほど老朽化した設備を改修して性能確認試験を実施した結果、従来よりも300kW増えて1万7800kWに能力が向上した。年間の発電量では40万kWhの増加になり、一般家庭110世帯分に相当する・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/19/news023.html

小水力発電アイデアコンテスト成果発表会

・-----CTYストリーミング放送、2013/03/19

------小水力発電ニュース------ 小水力発電アイデアコンテストはNPO法人地域再生機構や、いなべ市、デンソーなどで組織された実行委員会が開催したものです。
高等専門学校の生徒に、ものづくりへの理解や地域の課題を解決する力を培ってもらおうと開かれているもので、今年は、東海・北陸地方の9つの工業高等専門学校が参加しました。
小水力発電とは、地域を流れる川や農業用水などの水を利用した環境に配慮した発電方法です。
生徒は、去年5月から、成果発表となった10日までの間、設置場所の調査や住民への聞き取りとりから小水力の発電設備の製作や発生した電力の利用方法を考えてきました。
審査員は、三重県やいなべ市の職員をはじめ、地域住民など90人が務め、成果発表の後には、発電設備の見学会が行われました。
設備では、持ち運びが出来るものや、流れてきたゴミなどを自動的に発電機の外に出すもの、また、電力の使用方法では、通学路の街灯や、緊急時の避難情報を提供するシステムなど、アイデアが盛り込まれていました。
実行委員会では、活動を通して、自分の技術と社会への関わりを感じることが出来る技術者になってもらいたいということでした。


転載元※リンク先に動画あり
http://www.cty-net.ne.jp/streaming/cms/st_more.cgi?d=2&c=9745

愛知県、羽布ダムで小水力発電-13年度のエネ政策

・-----日刊工業新聞、2013/03/19

------小水力発電ニュース------
 【名古屋】愛知県は18日、地域資源を活用してエネルギーの多様化を図る2013年度の新エネルギー政策を発表した。太陽光発電用として県有施設の屋根を貸し出したり、羽布ダム(愛知県豊田市)などで小水力発電をしたりする。
 13年度の「電力・エネルギー政策パッケージ」に盛り込んだ。太陽光発電の普及促進のため、県有施設の屋根を公募により太陽光発電事業者に貸し出す制度を創設する。また、県が管理する羽布ダムなどで農業用水を利用した小水力発電設備の整備に着手する。羽布ダムの発電施設は13年度に着工し、16年度に完成する予定。
 このほか、県有施設で設備機器の運用設定の変更といった省エネルギー対策の導入手法を検討。豊川浄化センター(同豊橋市)など2カ所の下水処理施設で下水処理時に発生するガスをエネルギー利用する事業を始める。電力・エネルギー政策パッケージは中長期的なエネルギー政策の方向性と主な施策を示す。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420130319hmaq.html

かんがい放流で小水力発電、水力を拡大する北海道電力

・-----スマートジャパン、2013/03/19

------小水力発電ニュース------
 環境保護を目的にダムから河川に放流する水を生かして発電する方法により、小規模な水力発電所が全国に広がってきた。北海道電力は大型のダムから灌漑(かんがい)のために川へ放流する水のエネルギーを使って、出力880kWの発電設備の営業運転を開始した。[石田雅也,スマートジャパン]
 3月15日から営業運転を開始した「朱鞠内(しゅまりない)発電所」は、北海道の北部にある湖と川を利用した小水力発電である。70年前の1943年に人造湖とダムを建設して稼働を始めた「雨竜(うりゅう)発電所」の設備を更新することで実現した(図1)。
 雨竜発電所は川の水を湖に引き上げてから発電する揚水式の水力発電所で、もともと朱鞠内には揚水のための設備だけがあった。ただし夏季を中心に灌漑(かんがい)が必要な時期には湖の水を川に放流している。
 これまで発電に使っていなかった灌漑放流のエネルギーを利用したのが朱鞠内発電所だ(図2)。70年前に運転を開始したために老朽化していた揚水設備の更新が必要になったことから、揚水機能と発電機能を備えた新型のポンプ水車を発電機と合わせて導入した・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/19/news022.html

肝付町岸良の船間地区で小水力発電所起工式 鹿児島県

・-----373News、2013/03/18

------小水力発電ニュース------
 鹿児島県内40カ所で小水力発電施設の建設を計画する九州発電(鹿児島市)は17日、肝付町岸良の船間地区で、第1号となる「船間水力発電所」の起工式を開いた。最大出力は997キロワットで、2014年5月の稼働を目指す。
 同施設は同地区の馬口川を活用。総延長約1.9キロの水圧管を埋設し、同河川の総落差220メートルを利用して、下流に設置する発電所内のタービンを回す。年間約630万キロワット時(一般家庭約2000世帯相当)を発電予定

つづき
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=47094

泰阜村の公園に小水力発電「かるがも君」設置 長野

・-----メディア名、2013/03/15

------小水力発電ニュース------
 ネスク・イイダによる小水力発電「かるがも君」が泰阜村左京の左京川百年公園内の人工渓流に設置され、19日、現地で点灯式が開かれる。「すいじん3号」の発電機と水車を組み合わせた小水力発電で、幹事会社のマルヒ(後藤大治社長、飯田市桐林)が手掛けた。
 小水力発電の設置は、泰阜村が県の「自然エネルギー自給コミュニティ創出支援事業」の補助を受けて実施。再生可能エネルギー利用の普及啓発や左京川百年公園の観光促進が目的。
 設置した小水力発電は、上流部の取水口から導水管を通じて水を運び、発電機上部から水を落とし、水車を回して発電する仕組み・・・

つづき
http://minamishinshu.jp/news/local/%E6%B3%B0%E9%98%9C%E6%9D%91%E3%81%AE%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%81%AB%E5%B0%8F%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%80%8C%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%82%82%E5%90%9B%E3%80%8D%E8%A8%AD%E7%BD%AE.html

秋田県、小水力発電の候補地を公表

・-----環境ビジネス、2013/03/14

------小水力発電ニュース------
秋田県は、再生可能エネルギーとして注目される小水力発電の導入促進を目的に、12カ所について「農業水利施設小水力発電可能性調査」、1カ所について「農業水利施設小水力発電事業化調査」を行い、水路地点の小水力発電の可能性及び事業化を検討した。


転載元
http://www.kankyo-business.jp/news/004412.php

東京都江東区、小水力発電設置の候補地調査を実施 23区で初

・-----環境ビジネス、2013/03/06

------小水力発電ニュース------
東京都江東区は、平成25年度事業として、区内の内部河川等を活用した「マイクロ水力発電設備」の設置可能性についての調査を4月より実施することを発表した。
具体的には、区内複数候補地点での有効落差・水量・水流等の現地調査や、設置に伴う各種法令の対応策と助成制度の適用の検討、発電電力量・CO2削減効果・設置運用コストの試算等を実施する。このような取り組みは、東京23区では初。

転載元
http://www.kankyo-business.jp/news/004356.php

馬路村直営で小水力発電 年間降雨3000㍉生かす 高知県

・-----高知新聞、2013/03/08

------小水力発電ニュース------
 安芸郡馬路村は7日までに、年間3千ミリを超える全国有数の降水量を生かし、同村朝日出地区に小水力発電所を設置、村直営で運営する方針を決めた。最大出力118キロワット、年間発電量は一般家庭120世帯分の約56万キロワット時を想定し、四国電力に売電する。総工費約1億9300万円で、13年度内の着工、14年度中の稼働を目指す。県内で自治体直営の小水力発電は2例目。


つづき
http://www.kochinews.co.jp/?nwSrl=299831&nwIW=1&nwVt=knd

全国自治体初!再生エネルギー(小水力発電)の固定価格買取制度を活用 山崎浄水場小水力発電施設が完成

・-----メディア名、日付

------小水力発電ニュース------
自然の形状を生かして電気をつくり、年間108tのCO2削減
奈良県生駒市の山崎浄水場に「再生エネルギーの固定価格買取制度」を活用した小水力発電施設が完成しました。水道事業における小水力発電設備として、同制度の認定を受け、運転を開始するのは全国で初めてです。稼働に先立ち、完成セレモニーも実施しますので、ご案内いたします。
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した小水力発電施設が、山崎浄水場に完成しました。
 生駒市は土地に高低差があり、今までは平群調整池から山崎浄水場への受水の際に減圧弁を使って水圧を調整していました。今後は、その高低差の水圧を最大限に利用して24時間連続発電を行います

つづき
http://diamond.jp/ud/pressrelease/514132e86a8d1e39b3000003

2013年3月13日水曜日

小水力発電アイデアコン:福井高専に金賞−−いなべ /三重

・-----毎日新聞、2013/03/12

------小水力発電ニュース------
 自然エネルギーを活用した「小水力発電アイデアコンテスト」の審査会と発表会が10日、いなべ市であり、福井工業高専が最高賞の金賞に輝いた。
 コンテストは、NPO法人「地域再生機構」や同市などでつくる実行委員会の主催で、東海、北陸地方の九つの高専から約90人の学生が参加した。
 学生たちは、実行委が提供した発電機を使い、それぞれアイデアを出し合って発電設備をつくり、市内を流れる川や農業用水路に設置。各校が自分たちの製作した発電設備について説明した後、審査員が各設置場所を回り、発電のアイデアや効率、安定性など8項目について5段階で評価した。
 野村典博実行委員長は「地域の課題を真面目に考え、解決しようという形になっている」と講評した。【加藤新市】
 金賞以外の入賞は次の通り。
 ▽銀賞=金沢工業高専▽銅賞=沼津工業高専▽アイデア賞=岐阜工業高専▽地域貢献賞=福井工業高専

〔三重版〕

転載元
http://mainichi.jp/area/mie/news/20130312ddlk24040159000c.html

東京23区でも小水力発電へ、高低差の少ない親水公園で調査開始

・-----スマートジャパン、2013/03/11

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーの中で最も手軽に取り組めるのが「小水力発電」だ。幅の狭い用水路でも発電が可能なため、地方の工場や農地などで導入が進んでいる。東京の都心で水路が豊富にある江東区が設置に向けた調査を開始する。実現すれば東京23区では初の試みになる。
 東京湾に面した江東(こうとう)区は、江戸時代に数多くの小島があった場所を埋め立てて造られた。現在でも水路が無数にあり、「水彩都市・江東」を掲げて街づくりを進めている。その豊富な水資源を活用して小水力発電に取り組む。2013年度の予算で740万円の事業経費を割り当てることが決まり、1年間かけて発電設備の設置調査を実施する。
 候補地は区内にある3か所の公園で、いずれも河川から水路を引き込んだ「親水公園」である(写真)。高低差の少ない水路を対象に、水力発電で決め手になる有効落差、水量、水流をもとに発電量や設置・運用コストを試算する。法令の対応策や助成制度についても検討して、区内の各地に小水力発電設備を普及させるための準備を進める


つづき

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130311-00010000-biz_it_sj-nb

いなべで9高専が競う 小水力発電コンテスト 三重

・-----中日新聞、2013/03/11

------小水力発電ニュース------
 農業用水路など小規模な水源を利用した発電機の工夫を競う「小水力発電アイデアコンテスト」の発表会と審査会が十日、いなべ市であった。東海と北陸の七県の工業高等専門学校九校のチームが参加。福井工業高等専門学校(福井県鯖江市)が最高賞の金賞に輝いた。
 ものづくりを発表する場を学生らに提供しようと、NPO法人地域再生機構(岐阜県恵那市)とデンソー(愛知県刈谷市)などでつくる実行委が昨年に続き開いた。
 学生らは昨年六月にいなべ市内で川や用水路を調査して製作に臨み今月、市内に設置した。鳥羽商船高等専門学校(鳥羽市)がゴミのからみにくい縦軸の水車を備えた発電機を作り、鈴鹿工業高等専門学校(鈴鹿市)は発電機を運搬しやすくするため軽量化などを工夫。実行委員や市民計約百人が審査委員となり、設置場所を巡って発電の効率性やアイデアを評価した

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130311/CK2013031102000025.html

小水力発電事業化 伊那市研究会「高遠ダムは可能」

・-----長野日報、2013/03/09

------小水力発電ニュース------
 小水力発電の導入を模索してきた伊那市の庁内検討組織「小水力発電研究会」は、市内の水路などを活用した小水力発電について検討した研究結果をまとめ、8日の市議会環境エネルギー問題特別委員会に報告した。採算面からの分析では、県営高遠ダムを「事業化は可能」とした一方、長谷地区の農業用水は「事業化は難しい」と指摘。長谷地区については地域振興を目的とした地産地消型の発電事業の可能性に触れ、太陽光や木質バイオマスなど、複数の方式を組み合わせた自然エネルギーの活用を検討課題に挙げた。
 同研究会は実務者らでつくるワーキンググループで、昨年5月から高遠ダムの河川維持流量(毎秒0.96トン)と長谷地区の農業用水「美和一貫水路」(取水量0.68トン)の2カ所について事業化の可能性を検討。建設コストや採算性、活用方法などの研究を重ねてきた。
 高遠ダムについては、年間可能発電量を1248.3メガワット、総工事費3億円と試算。費用対効果は高く、7.2年で初期費用を回収できるとして、売電による事業化は可能とした。高遠ダムについてはすでに、県が発電所の新規建設を決めている・・・

つづき
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=27881

登別市が小水力発電を調査・研究へ―非常用電源に活力

・-----室蘭民報、2013/03/08

------小水力発電ニュース------
 第1回登別市議会定例会は7日、本会議を開き、米田登美子(市民・前進)、渡辺勉(共産党)、佐藤弘子(市政クラブ21)の3議員が一般質問を行った。市は平成25年度から北海道企業局の地域新エネルギー導入アドバイザー制度の支援を受け、非常用電源となる小水力発電の調査・研究を始める方針を明らかにした。米田議員の質問に答えた。
 同制度は(1)風力発電(2)バイオマス発電(3)水力発電(4)太陽光発電―などの推進に向け平成17年にスタート。同局によると25年2月末現在、6市7町2団体が支援を受けている。
 同局職員が国、道の支援制度など「施設整備」、資金・収支計画など「事業運営」、運営管理・保安体制・資格条件など「施設管理」について指導、助言する・・・
つづき
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/03/08/20130308m_04.html

小水力発電の理解深める 岐阜大、郡上での実践報告

・-----岐阜新聞、2013/03/08

------小水力発電ニュース------
 岐阜大学は8日、農業水利施設を活用した小水力発電について理解を深めるワークショップを岐阜市吉野町の同大サテライトキャンパスで開いた。
 東日本大震災以降、再生可能エネルギー導入が各地で本格化。経済産業省の統計で県は包蔵水力(利用可能な水力エネルギー量)が全国1位であることから、同大応用生物科学部の大西健夫助教らが小水力発電研究会を立ち上げている・・・


つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130309/201303090910_19509.shtml

馬路村に小水力発電所 高知

・-----高知新聞、2013/03/07

------小水力発電ニュース------

馬路村が朝日出地区に小水力発電所を設置へ。年間発電量は一般家庭120世帯分の約56万キロワット時。2014年度の稼働目指す。


転載元
http://203.139.202.230/?&nwSrl=299815&nwIW=1&nwVt=knd

小水力だけでは厳しい

・-----いなまい・ドットコム、2013/03/08

------小水力発電ニュース------
 伊那市における小水力発電の方向性について検討してきた研究会は伊那市の再生可能エネルギーについて小水力だけでは厳しいとして今後は自然エネルギー全体で考えていく必要があるとの結果をまとめました。
8日、伊那市役所で伊那市議会環境、エネルギー問題特別委員会が開かれ、研究結果の報告がありました。
伊那市小水力発電研究会は、市や電気事業者などで構成されていて、伊那市における小水力発電について調査、研究してきました。
水力を使った発電で、高遠ダムを利用したものと長谷の水路を利用したものの、2つについて検討したところ、高遠ダムは事業化は可能、長谷の水路については採算面から事業化は厳しいとの結果がまとまりました。
市では小水力だけでは厳しいものがあり、自然エネルギー全体で考えていく必要があるとしています。
市では自然エネルギー普及のため新たに専門部署を設置することにしていて、調査研究を進めていくとしています。


転載元
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=201303081838410000050674

帝国ホテル、空調循環水活用した小水力発電導入

・-----日刊工業新聞、2013/03/08

------小水力発電ニュース------
 帝国ホテルは東京都千代田区の帝国ホテル東京で、空調に使う循環水の高低落差を活用した小水力発電を25日に始める。同社によると空調用循環水を活用した水力発電はホテル業界初という。発電量は年間約1万5000キロワット時を見込む。
 1号機の導入を機に実証を重ね、発電機の出力拡大や設置場所の拡充などを検討。ホテル内の未利用エネルギーの有効活用を進め、環境対策を強化する。
 帝国ホテル東京・タワー館の地下4階に出力3キロワットの小水力発電機を設置。地上5階に設置する従業員施設向け空調設備の循環冷水を活用し、高低差約35メートルの水圧で発電する。発電した電力は電気料金換算で年間約24万円の削減、二酸化炭素(CO2)排出量で年間約5・6トンの削減効果を見込む。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820130308caat.html

小水力発電 普及へ切り札 「より小さく、より効率よく」実現

・-----中日新聞、2013/03/06

------小水力発電ニュース------
富山大・作井教授と企業が開発
 富山大大学院の作井正昭教授(63)と電子機器製造会社「シキノハイテック」(富山県魚津市)は五日、水力発電機メーカー「北陸精機」(魚津市)で、共同開発した小水力発電向け電力変換装置の試作品を実演した。二〇一一年度に作井教授らが開発した装置を製品化するため改良して小型化、一四年度の発売を目指している。
 装置は、作井教授が開発した三相三倍電圧回路(水車の回転で得られた交流電圧を三倍の直流電圧に変換する装置)を基板化し、制御回路を使わない方式で、少ない水量でも効率よく安定的に最大出力の電力が得られる仕組み。水量が少ない場合に補う充電器も搭載。大きさは幅五十センチ、高さ七十五センチ、奥行き三十センチで、一一年度の初期型の三分の一にした・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2013030602000183.html

帯広水道施設で小水力 280キロワット、来夏にも/ほくでんエコエナジー

・-----電気新聞、2013/03/8

------小水力発電ニュース------
ほくでんエコエナジー(札幌市、高橋耕平社長)は来夏から、帯広市内にある十勝中部広域水道企業団(企業長=米沢則寿・帯広市長)の水道施設を利用した小水力発電事業に乗り出す。企業団が有する帯広調整池の既設導水管に水車・発電機を設置し、最大出力280キロワットを発電する。年間可能発電電力量は約180万キロワット時。今後、水車・発電機の製作を開始し、2014年夏にも発電を開始する。発電した電気は再生可能エネルギー電力全量買取制度で定められた買い取り価格で北海道電力へ全量売電する予定。

 以下、略

※紙面より一部抜粋

2013年3月6日水曜日

農業用水で小水力発電/多可町 兵庫県

・-----朝日新聞、2013/02/28

------小水力発電ニュース------
 多可町が町内で水車発電の実証試験に取り組んでいる。水資源を生かした小水力発電の可能性を探ろうと、昨年から県と合同で現地試験を進めてきた。町は発電量を調べたり、課題を洗い出したりして、地域への導入を検討する。
 実験場所は同町加美区熊野部の用水路。水路は幅1メートルで、杉原川から引き込んだ農業用水が流れ込んでいる。水量は年間を通じて安定しているという・・・


つづき
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001302280001

東京発電、さいたま市水道局と配水施設に小水力発電新設

・-----2013/02/22、日刊工業新聞

------小水力発電ニュース------
 東京発電(東京都港区、中村寛征社長、03・6371・5200)は2013年度中に、さいたま市水道局と共同で、上水道の配水施設に小水力発電を2基新設する。出力はそれぞれ約65キロワットで、全量を施設内で自家消費する。施設で使う電力量のうち、20%程度をまかなえる。小水力発電は保守点検時を除けば24時間365日稼働できる。両者はこれまでも共同で市内の配水施設内に2カ所の小水力発電を設置した実績がある。
 配水場は、浄水場から送られる水を調整し、家庭や企業に送る施設。発電設備を新設するのは、尾間木配水場(さいたま市緑区)と深作配水場(同見沼区)で、埼玉県の大久保浄水場(同桜区)から高圧で送られる水の圧力と流量を利用し、発電する。適切に配水するためにはこれまで調整弁を用いて減圧していた。水力発電設備に置き換えることで、圧力の余剰部分を「未利用エネルギー」として回収、電力に変える。


つづき
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0820130222qtke.html

小水力発電 安く手堅く 富山大と電子機器会社試作

・-----朝日新聞、2013/03/06

------小水力発電ニュース------

 【鵜飼真】小川や用水で水車を回すなどの小水力発電を、従来より安く安定的に実現するための「マイクロ水力発電向け高性能電力変換装置」を、県内の電子機器会社「シキノハイテック」(魚津市)と富山大学が共同で試作し、5日に魚津市で発表した。2014年度中の商品化をめざしており、小規模事業所や家庭に小水力発電を広めるための一助になりそうだ。
 記者発表した作井正昭・富山大大学院教授(工学博士)やシキノハイテックの担当者によると、小規模な水力発電の課題である不安定な交流電力を、安定した直流に変換することに成功した。商品完成時の値段100万円以下を目指すこの装置を使えば、水車の小水力発電機で家庭1軒分の電力が賄えるという。


 装置は縦40センチ、横50センチ、高さ75センチの箱形で、その中に電子部品の基盤が詰まる。水車を回して得た不安定な交流電力を、この装置で一定の直流電力に変換させる。そのあと、また安定した交流に変換して家庭などで使えるようにする。
つづき
http://www.asahi.com/edu/articles/OSK201303050116.html

小さな水力で発電可能 ”マイクロ水力発電システム”お披露目

・-----チューリップ・テレビ、2013/03/05

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーへの関心が高まる中、小さな水力でも発電を可能にする『マイクロ水力発電システム』が5日、魚津市で行われました。
 このマイクロ水力発電システムは、県新世紀産業機構の今年度の『新商品・新事業創出公募事業』に採択されたもので、富山大学と魚津市の電子機器メーカー・シキノハイテックが共同開発しました。
 新たに開発されたシステムは、水車で発電された電気の中から位相の違う3つの電流を取り出し、それを足し合わせることで3倍の電圧を持つ電流に変換する、特殊な電子回路を搭載しています。
 水の量によっては、このシステムで一般的な家庭1軒分の電力がまかなえるほか、太陽光とは違い、24時間、発電できるメリットがあります。
 シキノハイテックでは2014年度までの商品化を目指しています。

転載元
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20130305163719

小水力発電を宮崎県で開始、九州電力が再生可能エネルギーを加速

・-----スマート・ジャパン、2013/03/5

------小水力発電ニュース------
九州電力が再生可能エネルギーを活用した発電設備の増強を積極的に進めている。3月1日には宮崎県にある水力発電用のダムで「小水力発電」を開始した。河川の水量を維持するための放水路を利用した「維持流量発電」によって330kWの電力を新たに供給する。
[石田雅也,スマートジャパン]

 ほかの再生可能エネルギーと比べると目立たないが、用水路などを活用した「小水力発電」が全国各地で増えている。従来の水力発電は大規模なダムを建設するために環境破壊が問題になるが、小水力発電は既存の水路に発電機を設置するもので、自然環境に対する影響が小さいことから再生可能エネルギーのひとつに位置づけられている。

 ダムを使った水力発電所を運営する電力会社も最近は小水力発電に乗り出している。その多くは「維持流量発電」と呼ばれるもので、河川の自然環境を維持するためにダムから常に流し続けている水の力を利用する。九州電力は日本初のアーチ式のダムとして1955年に建造した「上椎葉(かみしいば)ダム」(図1)の放水路を使って、3月1日から維持流量発電を開始した。
 維持流量発電に利用する放水路の落差は81メートルあり、放水路に設置した発電設備によって最大で330kWの電力を作ることができる。年間の発電量は約240万kWhを見込んでいて、一般家庭で600世帯分の電力使用量に相当する規模になる・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1303/05/news015.html

330キロワットの河川維持流量発電所 宮崎県椎葉村で運開/九州電力

・-----電気新聞、2013/03/04

------小水力発電ニュース------
九州電力は1日、宮崎県椎葉村で建設を進めていた上椎葉維持流量発電所の営業運転を同日開始したと発表した。同発電所は水資源の有効活用を図るため、未利用エネルギーであるダムからの河川維持流量を利用している。最大出力は330キロワットで、年間の発電電力量は一般家庭約600世帯が1年間に使用する電力量に相当する約240万キロワット時を想定している。
 同発電所は2011年8月に着工。先月末から行っていた使用前自主検査を1日に終了したため、営業運転を開始した。耳川水系耳川の上椎葉ダムからの河川維持流量を最大毎秒0・52立方メートル取水し、有効落差81・40メートルにより発電を行う。
紙面より一部抜粋

千葉の大多喜町、町営で水力発電所 半世紀ぶりに復活

・-----産経ニュース、2013/03/03

------小水力発電ニュース------
 房総半島の山あいの千葉県大多喜町で、東京電力が廃止した水力発電所を町営で半世紀ぶりに復活する試みが進んでいる。町は、いまも残る旧設備を改修して再利用する方針で、工事はすでに始まっている。今年末にも完成予定で、東電に売電するほか、非常用電源としても活用したい考えだ。
 使われていなかった小規模の古い水力発電所を再生する自治体は増え始めており、今後、同様の試みが全国に広がりそうだ。
 町が“再生”を進めているのは、東京湾に注ぐ養老川沿いに残る旧東電老川(おいかわ)発電所の設備。約1億3千万円かけて改修し、・・・

つづき
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130303/trd13030321070007-n1.htm

浜松市、小水力やバイオマス発電導入を支援

・-----日本経済新聞、2013/02/26

------小水力発電ニュース------
浜松市は太陽光以外の再生可能エネルギーを活用した発電設備を導入する企業への支援制度を設ける。小水力やバイオマスなどを活用した発電に取り組むための事業可能性調査の費用を最大100万円補助する。太陽光に比べて普及が遅れている新エネルギー関連の導入を促す。
 対象となるのは河川や農業用水を生かした水力発電のほか、下水汚泥や生ごみを活用した発電などの再生可能エネルギー。IT技術で電力需給を効率的に制御するスマートグリッド(次世代送電網)の導入も支援対象とする。
 4月から募集を始め、調査にかかった費用の3分の1を上限に支援する・・・・
つづき
http://bizgate.nikkei.co.jp/smartcity/kanren/201303011340.html

2013年3月2日土曜日

ダムで小水力発電を稼働 (徳島県)

・-----四国放送、2013/02/27

------小水力発電ニュース------
 徳島県は、来年3月から美馬市の「夏子ダム」で小水力発電を稼働させます。売電で得た収入はダムの維持管理費用などにあてる方針です。美馬市にある農業用水用の県営「夏子ダム」は、農業用水とは別に河川環境の維持のため、一定水量の放流を続けています。県はこの「河川維持用水」に小水力発電設備を取り付け、来年3月から発電を行います。総事業費は9000万円で、国が半分県と美馬市がそれぞれ4分の1ずつ負担します。年間発電量は一般家庭46世帯分の消費電力に相当する19万3000キロワットアワーを予定。発電した電力は全て四国電力に売電し、年間約700万円の収入を見込んでいます。売電で得た収入はダムや農業用ポンプ、用水路の維持管理費に充てる方針です。整備終了後、県は、発電設備を美馬市に譲渡することにしています。


リンク先に動画があります
http://www.news24.jp/nnn/news8671977.html

<マイクロ水力発電>水路から回る街の灯 大阪・八尾のNPO、実証実験に成功

・-----毎日新聞、2013/02/22

------小水力発電ニュース------
 小川や用水路で発電機を使い、水の流れから電力を取り出すマイクロ水力発電の活用法を、元企業経営者やメーカーOBらのNPO「中小企業サポート隊」(大阪府八尾市、浜田典弥(のりひろ)理事長)が探っている。先月、初の実証実験にこぎ着け、街路灯に使える電力を発電した。全国的な電力不足の中、マイクロ水力発電に対する関心は各地で高まっており、エネルギーを「地産地消」する取り組みとして注目される。【吉田卓矢】
 一般的にマイクロ水力発電は発電出力が100キロワット以下と定義される。クリーンエネルギーとして注目されるが、普及には採算性などが課題だ。
 同NPOのメンバーが「地域でどれくらい利用できるか調べよう」と昨年7月、導入に向け始動。約5カ月かけて、八尾市と羽曳野市を調査し、川から分岐した用水路の詳細な地図を作製した。さらに約50地点で水の流量を計測し、地図に記載。地域で分岐と合流を複雑に繰り返す用水路の流量を一目で分かるようにした・・・


つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130222-00000022-maiall-soci