2012年6月27日水曜日

北海幹線で小水力発電 北海道

・-----北海道新聞、2012/06/26

------小水力発電ニュース------

 国内最長の農業用水路「北海幹線」での小水力発電の可能性を模索するため、行政や農協などが設立した「北海地域小水力等発電検討協議会」の初会合が25日、岩見沢市で開かられた。今年末まで検討し、採算性が確認されれば国の補助などを申請する。
 農業用水での小水力発電は全国26箇所あるが、道内は例がない。
 北海幹線は赤平市から空知管内南幌町まで7市町を流れ、全長80キロ。5~6月の需要最盛期は空知川から毎秒42トンを取水する国内最大級の用水路
 昨年8月に再生可能エネルギー特別措置法が成立し、小水力発電も電力会社の買取対象になったことから、用水路を管理する北海土地改良区が札幌開建や各自治体などと4月に協議会を設立した・・・

つづきは、北海道新聞本紙を御覧ください。



電力買い取り、売電収入約3倍に

・-----KNB News、2012/06/26

------小水力発電ニュース------
 来月から始まる再生可能エネルギーの買い取り制度で、県内の農業用水を利用した小水力発電所7か所では買い取りによる売電収入がおよそ3倍に増えることが分かりました。
 これは26日の県議会、農林水産委員会で県が示したものです。
 現在、県内には20か所の小水力発電所があり、うち農業用水を利用したものは12か所あります。
 来月から始まる再生可能エネルギーの買い取り制度では、12の施設中、運転開始から20年未満の7施設が固定価格での電力買いとりが適用されます。
 現在の買い取り価格が、1キロワットアワー当たりおよそ10円なのに対し、新制度スタートでは29円から34円にアップし、売電収入は3倍程度、大幅に増える見込みです。
 県は、設置から20年を超える施設についても、設備を更新した場合に対象にならないか情報収集したいとしています。

転載元※リンク先に動画あります
http://www2.knb.ne.jp/news/20120626_32907.htm

【静岡】SPC検討へ―農業水利施設への小水力発電導入で

・-----建通新聞、2012/06/27

------小水力発電ニュース------
  「静岡県農業水利用施設を活用した小水力等利用推進協議会」のワーキンググループが26日、県庁内で開かれ、「小水力発電などの特定目的会社(SPC)の 設立」と「マイクロ水力発電を活用した地域づくり」の二つのプロジェクトの検討を決めた。SPCについては、今後の活動内容の検討を含めたプロジェクト参 加企業の申し込みの受け付けを7月中旬にも開始する。
 SPCの設立は、協議会の賛助会員である鈴与コンストラクションホールディングス(静岡市清水区)が提案した。
  小水力発電の推進・実行機関(事業体)として、協議会に参加している地元企業と、小水力発電などで先進的な技術を持つ県外企業などが連携してSPCを設 立。売電だけでなく、①小水力発電事業に関する地元企業のノウハウ蓄積による企業力の強化②SPCと農業水利施設などを管理する施設管理者との利益の共有 ③静岡県内の緊急時対策も視野に入れた小水力発電などの展開―を目的とする・・・

つづき
http://www.senmonshi.com/archive/02/0296SIz82H2U2A.asp

小水力発電推進へ 静岡県の協議会、候補地選定急ぐ

・-----静岡新聞、2012/06/27

------小水力発電ニュース------
 県は26日、農業用水を活用した小水力発電の導入可能性を探る利用推進協議会の第1回ワーキンググループを県庁で開いた。官民協働の検討プロジェクトを設けて発電候補地を選定し、特別目的会社(SPC)の設立・事業化に向けた議論を進めることで一致した。
 行政や土地改良区、民間団体、企業の事務担当者が今後の施策展開について意見交換した。県がSPC設立案を示し、参加企業が小水力発電のノウハウを蓄積し、この分野の技術力や経験を高める▽農業水利施設の管理者との利益共有▽緊急時対策も視野に入れた事業展開―を念頭に運営するよう提案した。
 事業化の前提となる候補地の決定を急ぎ、大井川、天竜川、三方原の各用水を中心とした情報を土地改良区や自治体から入手し、9月上旬から現地調査を始める計画を示した・・・

つづき
http://www.at-s.com/news/detail/100136121.html

2012年6月26日火曜日

自然に生きる:新エネルギー考/1 小水力発電 既存設備活用し地域振興 /茨城

・-----毎日新聞、2012/06/26

------小水力発電ニュース------

 筑波山を東方に望む小貝川に架かる黒子橋(筑西市)の隣に、水色のパイプラインが延びている。霞ケ浦から県西南部17市町に農業・工業・生活用水を供給する「小貝川水管橋」。たもとに設置された約6平方メートルのコンクリート建屋が「小貝川小水力発電所」だ。
 「クリーンエネルギーに取り組む一環として、余ったエネルギーを活用しました」。独立行政法人「水資源機構」霞ケ浦用水管理所の伊藤保所長代理(54)は説明する・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20120626ddlk08040203000c.html

先人に学ぶ小水力エネルギー 小田原

・-----タウンニュース、2012/06/23

------小水力発電ニュース------
 地域資源を使って小水力エネルギーを生み出していた現場を視察しようと今月10日、市民が訪れた。メンバーは(有)小田原植木社長の近藤増男さん、市議の佐々木ナオミさんら5人。  訪れたのは大正6年から数年に渡り稼動していた市内久野の水力発電。明治期から山林家として林業の発展に貢献してきた辻村家の3代目、常助氏と弟の伊助氏がつくり、製材所の電灯に利用していた。当時約74キロワットを発電していた。当日は辻村農園の管理責任者、越地敏雄さんの案内で、山林を約3時間半かけて歩き、取水口、土管、貯水槽、発電所などの跡を見学した・・・

つづき
http://www.townnews.co.jp/0607/2012/06/23/149099.html

鹿児島に40ヵ所もの小水力発電を建設する計画が進行中

・-----EcologyOnline、2012/06/21

------小水力発電ニュース------
 期待が高まっている自然エネルギー。メガソーラー発電所の建設や、小規模な地熱発電所の建設など、各地からさまざまなニュースが届くようになった。大切なのは、日照量が多い土地にソーラー発電所を造ったり、人工林が多い土地に木質バイオマス発電所を造るなど、各地域の特質にあった自然エネルギーを活用することだ。  鹿児島県や、県内自治体の市町村長などによって構成された「鹿児島県小水力利用推進協議会」は、今年5月、鹿児島県内の40ヵ所に、河川や用水路を利用した小水力発電施設を建設することを発表した。合計の出力は2万4000キロワットで、約5万戸の家庭が使う電力を生み出せるという。  完成の目処は2018年3月で、完成後は民間企業が資金を出す「九州発電」が発電事業を担当し、発電したすべての電力を九州電力に売る予定だ。すべての発電所を合わせれば、国内最大規模の小水力発電施設になると見られているだけに、注目が集まっている。
文/岩間敏彦

転載元
http://www.eco-online.org/2012/06/21/鹿児島に40ヵ所もの小水力発電を建設する計画が進行中/

2012年6月25日月曜日

環境に優しい小水力発電、売り込み活発化 地域活性化にも期待

・-----SankeiBiz、2012/06/25

------小水力発電ニュース------
河川や農業用水路などの水の流れを生かす「小水力発電」の売り込みが活発化してきた。発電機メーカーのデンヨー(東京都中央区)とシーベルインターナ ショナル(同千代田区)は、環境にやさしい小水力発電装置の提案営業を加速する。7月から再生可能エネルギーによる発電の全量を電力会社が買い取るよう義 務づける「固定価格買い取り制度」が始まるのに伴った動きだが、小水力は地域活性化にも役立つ点でも普及が期待されている。

場所問わず可能
小水力発電の利点は、水の流量と水が流れ落ちる際の「落差」が一定程度あれば、場所を問わず行える点。大規模なダム建設や大きな水源に頼らないため、環境負荷が小さい。
デンヨーはこうした特徴に着目し、土木・建築工事向けエンジン発電機の納入実績を土台に小水力分野に参入。徳島県での実証試験などを経て、最大出力5キロワットの発電装置「MHG-5」を7月に発売する・・・

つづき
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120625/bsc1206250501002-n1.htm

小水力発電 アイデア競う

・-----朝日新聞、2012/06/25

------小水力発電ニュース------
 自然エネルギーを利用して発電する「小水力発電アイデアコンテスト」に参加する東海、北陸の高等専門学校の学生たちが、いなべ市で合宿している。24日まで2泊3日の日程で、23日は地元の人らの案内で発電装置を取り付ける川や農業用水路を調査した。
 コンテストは、住民が発電装置をどう利用したいか聞き、どこに設置するかを現地調査して、学生が設計、製作、設置する1年がかりの取り組 み。合宿には三重、愛知、岐阜、静岡、石川、富山、福井県の9高専の学生70人が参加しており、三重からは鈴鹿高専、鳥羽商船高専が参加した。
 学生と指導教員はデンソー大安製作所で合宿。23日は発電装置を取り付ける候補地を1日かけて見て回り、流れの速さや落差、水量を調べた・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001206250004

エネルギーシフト山形の勉強会 市民ファンドの可能性学ぶ

・-----山形新聞、2012/06/24

------小水力発電ニュース------
 再生エネルギーの利用拡大を目指すエネルギーシフト山形(代表・三浦秀一東北芸術工科大准教授)の勉強会が24日、山形市の最上川中流小水力南館発電所で開かれ、エネルギー施策の転換、住民から出資を募る市民ファンドの可能性について学んだ。
 自治体、NPO、企業の関係者約20人が出席。NPO法人環境エネルギー政策研究所(東京)の浦井彰氏が講師を務めた。浦井氏はエネルギー資源につい て、化石燃料は中東などに偏在しているが、再生可能エネルギーは各地に分散していることを強調。今後のエネルギー施策の在り方は、大規模から中小規模、中 央集権から地域分散、経済成長から生活の充足・幸福に変化するとし、「発電事業を展開する際は出資などで住民参加を促し、当事者意識を持ってもらうことが 重要」と述べた・・・

つづき
http://yamagata-np.jp/news/201206/24/kj_2012062401462.php

小水力、活用広がる

・-----読売新聞、2012/06/22

------小水力発電ニュース------
勢いよく流れる水が安定した
電力を生む
(桐生市黒保根町で)

 設置容易、発電安定 県、市町村を後押し

「持ち運びできるし、水さえあれば発電できる。災害時には非常用電源としても活用できます」
高崎市との境界に位置する前橋市鳥羽町の群馬工業高等専門学校。周辺には田畑が広がり、敷地内には農業用の用水路もある。用水路の水は一度板でせ き止められ、金属製の水車に向かって、勢いよく流れ落ちる。同校の田中英紀教授が昨年6月に設置し、高崎市内の企業などと共同で開発を進めている小水力発 電の発電機だ。
せきで70センチほどの落差を作り、夏場なら一般的な白熱電球2個分程度の130ワット、水が少ない冬場でも40ワット程度の発電が可能だ。水車 への水の当て方を工夫したり、水を受け止める羽根の材質を樹脂から丈夫なステンレスに変えたりする改良を続けた結果、農作業が少なく水量が減る冬場でも安 定して発電できるようになった。電気はバッテリーに蓄えておき、夜間照明にも利用できる。
看板でPRする、
ぐんまフラワーパークの水力発電機
田中教授が想定するのが、用水路が多い農業地帯にあるハウスの作業用照明などに活用する案だ。消費電力が少ないLED(発光ダイオード)を使って 校内のテニスコートの照明に使ったところ、練習が可能なだけの光量を得られたという。流量が安定している工場排水の利用に適しているほか、重さも全体で 50キロ程度で持ち運べるため、田中教授は製品化にも意欲を見せる・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1338913642326_02/news/20120622-OYT8T00311.htm

群馬高専に設置された、
水路を利用した小水力発電機

2012年6月24日日曜日

伊東の奥野ダムに小水力発電 静岡

・-----中日新聞、2012/06/23

------小水力発電ニュース------

◆13年度に初導入 年間95世帯分余剰

 県は二〇一三年度から伊東市の奥野ダムで小水力発電を導入する。七月から始まる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を追い風に、年間で九十五世帯分に当たる余剰電力の販売を目指す。
 県河川企画課によると、県がダムで小水力発電に取り組むのは初めて。一二年度前半に発電設備工事を発注して着工、一三年度内に発電を開始する予定。一二年度当初予算に一億七百万円を計上している。
 発電に使う最大水量は毎秒〇・六四トン。過去十年間の水量を基にした試算では、年間六十八万キロワット時を発電できる。このうちダムそのものの維 持にかかるのは十四万キロワット時で、残る五十四万キロワット時、九十五世帯分を東京電力に売る。収益の扱いは、県とともにダムを管理する伊東市と協議する・・・


つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120623/CK2012062302000033.html

東海北陸の9高専コン 小水力発電装置開発へ いなべで合宿

・-----伊勢新聞、2012/06/24

------小水力発電ニュース------
【いなべ】東海・北陸七県から九つの高等専門学校が参加する小水力発電コンテスト(同実行委員会主催)の合同合宿が二十三日、いなべ市内であり、県内の鈴鹿高専や鳥羽商船高専を含む高専生約七十人が地元住民と交流しながら現地調査や課題研究に励んだ。
 河川や用水路の流水を使った小水力発電をテーマに、地域住民への聞き取りによる需要に合わせた発電装置の開発を目的としたコンテスト。NPO法人地域再 生機構と参加高専、デンソーなど企業スタッフや地元住民による実行委員会(野村典博実行委員長)の主催で、昨年第一回大会が岐阜県郡上市で開催された。
 第二回大会の今年はいなべ市を舞台に開催。参加者らは候補地八カ所から事前に絞り込んだ四カ所の水場を散策して流速、水量、落差といった測量や、地元住民への聞き取りによる用途調査などを実施した・・・



つづき
http://www.isenp.co.jp/news/20120624/news02.htm#

2012年6月20日水曜日

「既存小水力も対象に」

・-----中国新聞、2012/06/17

------小水力発電ニュース------

 出力千キロワット以下の水力発電所を運営する中国地方のJAや市町村などでつくる中国小水力発電協会(広島市中区)は、山口市で総会を開き、7月に始まる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で既存施設も対象とするよう要請することを確認した。

 中国地方には小水力発電所が53施設あり、中国電力の買い取り価格は1キロワット時当たり9円18銭。これに対し、7月からの新制度は1キロワット時当たり30円45銭~35円70銭とする案を経済産業省が提示したが、対象は新規施設に限定している。

 総会で香川洋之助会長は、既存施設の大半が稼働から50年近く経過し、水路補修費などのため赤字で運営している点を指摘。「国は既存施設を守る姿勢を見せないと、再生可能エネルギーの普及は図れない」と述べた。

掲載元
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206170012.html

2012年6月18日月曜日

小水力発電 リスク分散、地域おこしも 福井

・-----福井新聞、2012/06/18

------小水力発電ニュース------
 国連環境計画(UNEP)などが11日発表した報告によると、2011年に世界が再生可能エネルギーに投資した金額は前年より17%増加し、過去最高の約21兆円に達した。東京電力福島第1原発事故の後、原子力から太陽光などへ舵(かじ)を切る動きが顕著に表れた統計だ。
 日本も太陽光発電の容量が年間約130万キロワット増えるなど投資が進んだが、中国、米国、独などと比べると見劣りする。特定のエネルギー源に頼りすぎてはならないという福島の教訓から学ぶなら、リスクの分散は急務だ。
 太陽光や風力が天候などに左右されやすいことから、勝呂幸男・日本風力エネルギー学会長は越前市で開かれた勉強会で、小規模発電所を各地に設けることがエネルギー安定につながると説いた。再生可能エネルギーにおいても、リスク分散が必要ということだ・・・

つづき
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/editorial/35282.html

2012年6月14日木曜日

下水処理場で小水力発電・・・高岡 富山

・-----読売新聞、2012/06/14

------小水力発電ニュース------

 ◆放流落差を利用、一般家庭21戸分
 下水処理をした水を川に放流する際の落差を利用した県内初の小水力発電を、県が今秋、高岡市二上の小矢部川流域下水道二上浄化センターで始める。 東日本大震災を受け、農業用水を利用した小水力発電の設置が増える中、全国でも珍しい下水処理場での発電に注目が集まりそうだ。
 県都市計画課と県下水道公社によると、二上浄化センターでは、塩素消毒した下水処理水が、幅約6メートル、高さ約2メートルの池から一気に流れ落 ち、放流管と呼ばれる水路を約600メートル流れて小矢部川に注いでいる。高岡市や射水市など5市計約19万人分の下水を処理し、1日あたりの流量は約6 万7000立方メートル。
 県の計画では、池から流れ落ちる水を雨どいのような設備で一か所に集め、約2メートルの落差を利用して水車を回し、最大出力10キロ・ワットのマイクロ水力発電機で発電する・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120613-OYT8T01533.htm

2012年6月13日水曜日

垂直3連水車で小水力発電装置 富山高専生が開発

・-----北国新聞、2012/06/09

開発した垂直3連水車を調整する
工藤さん(右)と白川准教授
=富山市の富山高専  
------小水力発電ニュース------
  富山高専(富山市)の学生グループが8日までに、「垂直3連水車」による小水力発電 装置を開発し、特許を申請した。直径を小さくした水車を縦に3つ並べることで装置の小 型化を実現、ごみも引っ掛かりにくい構造とし、小川や農業用水への設置に適したものと した。再生可能エネルギーへの関心が高まる中、グループは県内企業の協力を得て実用機 の製作に向けて準備を進めており、山間地への小水力発電の普及を目指す。
  専攻科2年の工藤佑馬さん(21)ら6人が開発した。通常は1つの大きな水車を回す のに対し、直径約20センチのものを縦に3つ配置。1番上の水車が水を受けると、2、 3番目が順に回転、チェーンを通じて得られた動力が上部の発電機に送られる仕組みとし た。
  工藤さんらによると、フィルターでごみを取り除き、発電に必要な水量だけを水車に落 とし込む構造とし、枯れ葉などを引っ掛かりにくくした。上から水が落ちてくる直径4~ 5メートルの水車と比べてエネルギー効率は劣るが、増水の影響を受けにくく、水が装置 にぶつかった時の落水音も小さい。このため、人家に近い場所でも設置しやすい。
  水車の直径など装置の大きさは、設置場所に応じて変えることができる・・・

つづき
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20120609201.htm

2012年6月12日火曜日

島之瀬ダム小水力発電 8月にも稼働 和歌山県

・-----日高新報、2012/06/10

------小水力発電ニュース------

 県は、 みなべ町東神野川地内の島ノ瀬ダムに小水力発電 (2000㌔㍗以下)の設置を進めており、 順調にいけば8月から稼働となる。 常時ダムから放流している水を利用。 発電した分は電力会社に売電し、 年間2600万円を見込んでいる。 県農業農村整備課は 「南紀用水土地改良区のスプリンクラーにかかる電気代に充て、 農家の負担軽減につなげたい」 と話している。
 島ノ瀬ダムは国営事業で、 平成3年に農業用ダムとして建設。 堤高は44・5㍍、 堤長は131・5㍍。 総貯水量は307万立方㍍となっている。
 発電施設の工事は昨年8月に機器の発注を行い、 現在はダム左岸側の放水管 (最大で1秒間0・5㌧) に発電機を取り付けている。 放流水の落差は34㍍。 発電量は毎時140㌔㍗、 年間約75万㌔㍗となる。 約180世帯の家庭に供給される電力に相当するという。 順調に進めば7月末までに工事が完成し、・・・

つづき
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2012/06/post-3118.html

来夏は役場の電力自給 大多喜町の小水力発電 千葉県

・-----東京新聞、2012/06/12

------小水力発電ニュース------
 鮮やかな緑が清流の水面に映える観光地の千葉県・養老渓谷。ここで人口約一万人の大多喜町が、小水力発電の計画を進めている。来年八月までの稼働を目指し、完成すれば町役場の消費電力を自給できるようになる。自治体の小水力発電は県内で初の試みだ。
 予定地は、養老川沿いの約二千四百平方メートルの土地。計画では、渓谷の約四十五メートルの高低差を利用し、落ちてきた水の勢いで発電機を回す。発電量は最大五十キロワットを見込む。
 この場所では、昭和三十年代まで東京電力が水力発電を行い、周辺に電気を供給していた。水力不足などから東電は撤退し、町が土地を譲り受け、跡地を浄水場の一部として使っていた。既存の導水路などがあることが、今回計画に乗り出した大きな決め手だった・・・

つづき
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012061290110837.html

岡山県、小水力発電に助成

・-----日本経済新聞、2012/06/08

------小水力発電ニュース------
 岡山県は河川や農業用水などを活用した小水力発電の導入にかかる費用を補助する。出力100キロワット以下の発電設備の導入を検討する事業者などに対してその調査費用を支援する。同県が小水力発電に補助制度を設けたのは初めてで、新エネルギーの普及促進を図る。  県内の河川やダム、上下水道などで設置を検討する民間事業者や市町村が対象。地形や水の流量など導入可能性を探る「基礎調査」に経費の2分の1以内(上限50万円)、設備の概略設計など事業化検討段階での「基本調査」に経費の3分の1以内(上限200万円)をそれぞれ補助する。  今月15日~7月13日まで募集を受け付ける。事業費は300万円。補助金要望額が予算を超えた場合は審査で決定する。県では「補助制度を通じ再生可能エネルギーの導入を後押ししたい」(地球温暖化対策室)としている。

転載元
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO42374220Y2A600C1LC0000/

2012年6月8日金曜日

県営の浄土寺川ダムで小水力発電へ 福井、管理用電力を確保

-----福井新聞、2012/06/08

------小水力発電ニュース------
   福井県はエネルギー源の多角化を進める取り組みの一環として、県営の浄土寺川ダム(勝山市)に小水力発電設備を導入する。本年度から設備設計に入り、2014年度に運用を始める。放流水のエネルギーを使って発電し、同ダムの管理に必要な全電力を自家発電で賄うほか、余剰電力は7月に始まる再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度により売却。将来的には設置事業費を回収できる見込みだ。(細川善弘)
   県によると、既設ダムに管理用の小水力発電を導入する計画は近畿8府県営ダムでは初めて。県が11年度に県営ダムについて、水面から放流口までの落差、河川環境のために常時維持している放流量などを調査した結果、浄土寺川ダムが最も適していると判断した。
   水流の落差は47・2メートル、維持流量は毎秒0・13立方メートルで、発電出力は42キロワットと算出されている。流量を調節する建屋の一角に発電設備を設ける。年間で見込める発電電力量は約30万キロワット時で、制御機器や空調、照明に現在使われている管理用電力量約10万キロワット時を大きく上回る。管理用電力を自家発電に切り替えることで、毎年の電気料金約120万円を節約できるという・・・

つづき
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/sakura/35103.html

2012年6月7日木曜日

農林水産省、農村地域での小水力や太陽光発電利用事業に補助を開始

・-----環境ビジネス、2012/06/07

------小水力発電ニュース------
   農林水産省では、平成24年度小水力等農村地域資源利活用促進事業(復旧・復興対策)の補助金交付候補者の公募を開始した。
対象は、農林漁業者、農林漁業者の組織する団体、土地改良区、企業組合、事業協同組合、民間事業者、地域協議会、農地・水保全管理支払交付金実施要綱別紙第5に定める農地・水・環境保全組織及びこれら団体で構成される団体。
   補助金の額及び補助率は、ソフト事業の場合、補助金の額10,000千円以内、補助率は定額。ハード事業の場合、補助金の額90,000千円以内、補助率は1/2以内。公募受付は6月28日まで。
   同事業は、東日本大震災を契機に、再生可能エネルギーによる自立・分散型のエネルギー供給システムの実現が喫緊の課題となるなか、被災地域の農村地域で、農業水利施設を活用した地域主導での小水力発電等の整備推進を行うため、民間団体等の専門的ノウハウを活用した調査設計及び施設整備の取組みへの支援を行うもの。

全文
http://www.kankyo-business.jp/news/002576.php

小水力発電で地域活性化・・・三原のNPO/高知

-----読売新聞、2012/06/07

------小水力発電ニュース------
   過疎と高齢化が進む三原村で、小水力発電で生じた電力を販売して木質ペレット製造工場を経営し、その収益を老人福祉サービスに充てる事業を、地元のNPO法人「いきいきみはら会」が計画している。〈電力の地産地消〉を雇用の創出や福祉の充実につなげる珍しい試みで、関係者は「エネルギー政策の新たなモデルケースを示す」と意気込む。(松田俊輔)
   同会は、村の住民らが2002年に設立。現在はメンバー17人で高齢者宅を訪問して弁当を届け、異変に気付けば医師を呼びに行くなどしている。ただ、人口1729人のうち694人が65歳以上(5月末現在)で、高齢化率は40・13%に達しており、新たな対策の模索を続けていた。
   そこで約5年前に目を付けたのが、全国各地で導入が進んでいた小水力発電だった。面積約85平方キロの8割強が山林で、高低差の大きい村内の川は発電に適していると判断。間伐材も豊富なことから、電力の収益を資金に木質ペレット工場を経営し、その利益で福祉事業の拡充を図ることを決めた・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20120606-OYT8T01162.htm?from=topics_p_osaka

2012年6月6日水曜日

小水力発電装置の設置/山形県

-----建設経済情報、2012/06/02


------小水力発電ニュース------
鶴岡電気水道事業所
 山形県企業局鶴岡電気水道事業所は、今年度の新規事業として鶴岡市の朝日量水所に小水力発電装置の設置を計画している・・・

つづき(有料会員登録が必要なようです)
http://it-kikaku.jp/topics/topics120602_1573.html

小水力発電に未来をみる〜ルワンダの事例

-----GreenTV、2012/05/25


------小水力発電ニュース------ 小水力発電に未来をみる〜ルワンダの事例

2012年6月4日月曜日

【岐阜】県営水道に環境省認証 小水力発電でCO2削減

-----中日新聞、2012/06/03


------小水力発電ニュース------    県営水道の小水力発電が、カーボンオフセット制度の投資対象プロジェクトとして環境省の認証を受けた。水道事業者が認証を受けたのは全国初。    制度は、企業などが削減できない二酸化炭素(CO2)の排出分を、環境プロジェクトに投資することで相殺でき、社会全体で効率的な排出削減が可能とされている。    県営水道の小水力発電は、二〇〇八年から東部区域水道事務所の釜戸減圧槽(瑞浪市)で実施。発電量は年間七十五万キロワット時で、このうち八割を中部電力に売電。残り十三万キロワット時を事務所の照明などに活用している・・・ つづき http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120603/CK2012060302000018.html

ループウイング、風力発電で農村市場開拓-蓄電池・小水力も

-----日刊工業新聞、2012/06/04


------小水力発電ニュース------    ループウイング(東京都港区、吉田穣社長、03・6682・4253)は、風力発電システムなどで農村市場を積極開拓する。7月に投入する出力5キロワットクラスの新機種をはじめ、蓄電池や遮熱塗料、小水力発電などを組み合わせた形でも提案していく。    再生可能エネルギー電力の全量買い取り制度が7月に導入され、農村地域でエネルギー自給や売電収入に対する関心が高まっているのを追い風に売り込む。2012年度に農村部で1億円、14年度に5億円の売り上げを目指す。    同社の年間売上高は2億円程度。中小企業や公共施設、商業施設関係が中心だった。農村向けには、遮熱塗料や発光ダイオード(LED)で農業ハウスの電力を抑えれば、風力発電機を小型にでき費用も安くなる点を訴えながら、個々の農業法人の実情に合った最適なシステムを提供する。 つづき http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820120604aaai.html

小水力発電のCO2削減、環境省認証 瑞浪、初の水道事業

-----岐阜新聞、2012/06/03


------小水力発電ニュース------
   努力をしても削減できない温室効果ガスの排出量を、他の場所で実施される間伐や自然エネルギーによる発電などの吸収・削減プロジェクトに投資して埋め合わせるカーボン・オフセットで、県営水道が瑞浪市釜戸町で実施している小水力発電による二酸化炭素(CO2)の削減分が先月、環境省からクレジット(J―VER)として認証された。
   水道事業者がJ―VERの認証を受けるのは全国で初めて。小水力発電は2008年度から開始。恵那市から瑞浪市に水を送る水道管内の15メートルの有効落差を利用して水圧で水車を回し一般家庭約208戸の使用量に当たる年間約75万キロワット時を発電している。このうち自前の水道施設で消費している約20%の電力量が今回、電力会社からの供給に代えて自然エネルギーを利用しているとして10年度までの3年間で176トンの二酸化炭素削減量に相当すると認証された・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120603/201206030925_17203.shtml

全国最大規模の小水力発電計画/鹿児島

-----KKB、2012/05/28


------小水力発電ニュース------
   国内最大規模となる「中小水力発電所」建設計画が発表されました。「鹿児島県小水力利用推進協議会」が進めているもので、電力事業会社の九州発電が主に1000キロワット以下の小水力発電所を県内の河川や農業用水路に建設する計画です。事業は来月から2015年3月までの1期と2015年4月から2018年3月までの2期に分かれ県内でおよそ40カ所に建設する予定ですべて合わせると最大出力は2万4000キロワット、およそ5万世帯分の電力に相当します。太陽光と比べると夜間も運用できるため稼働率が高いという利点があり、小水力発電としては国内でも最大規模になるということです。県小水力利用推進協の池畑憲一会長は「新たな産業振興、中山間地域の活性化に貢献できると考えている」と話しました。霧島市と大隅地区に年内4カ所を着工する計画で1年後の発電開始をめざします。なお、発電した電力は全量を九州電力に販売する計画です。

転載元
http://www.kkb.co.jp/news_move/jchan_move_local.php?senddate=20120528&sendtime=204146&linenumber=4

2012年6月1日金曜日

茅野市の小水力発電構想 調査報告会「事業化の可能性高い」

-----長野日報、2012/05/31


------小水力発電ニュース------
   茅野市は30日、農業用水を利用した小水力発電の実現性を探る調査の報告会を市役所で開いた。地元から調査要望があった金川(金沢)と他の市内8カ所について調べた結果、電力の固定価格買い取り制度を前提に事業化の可能性が高い用水があることが分かった。市は自然エネルギーの普及に向け近く設立する「『茅野発・環境未来都市』構想推進研究会」でさらに検討を進める方針だ。
   市が2004年に策定した地域新エネルギービジョンに基づく取り組みで、豊富な水と高低差のある地形を生かして発電する構想。昨年度に農林水産省の小水力等農業水利施設利活用促進事業の補助を受け、県土地改良事業団体連合会(長野市)に委託して調査した。
   金川は上流で取り入れた水を直径20センチ、長さ278メートルの強化プラスチック複合管で流し、下流に設置した水車で発電すると想定・・・

つづき http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=25146

【愛知】県 小水力発電設備導入へ組織編制

・-----地方建設専門紙の会、2012/05/29

------小水力発電ニュース------
   愛知県農林水産部は、農業用水などを利用した小水力発電の導入を推進するため、6~7月に産官学が連携した推進組織を発足する。福島原発の事故を受け、再生可能エネルギーに対する期待が高まっており、積極的な導入に向けて政策を強化していく考えだ。
     県は2011年度に県内で小水力発電設備を設置できる場所を調査。その結果、147カ所が候補地として選定された。概算発電出力は1万2350㌔㍗。このうち土地改良区などの施設が124カ所(概算発電出力4279㌔㍗9、水資源機構の施設が23カ所(同6981㌔㍗)。
   12年度は、東海農林水産省東海農政局が羽布ダム(豊田市)で発電できる規模など、導入可能性調査を実施する。同ダムで発電に利用できる有効落差は35・5㍍ある。調査結果に基づき事業化が決まれば、13年度以降に県が設計を委託する・・・ つづき http://www.senmonshi.com/archive/02/0295VRhXB5DF2H.asp