2012年2月29日水曜日

末浄水場で建設 小水力発電稼働 石川県

-----朝日新聞、2012/02/29


------小水力発電ニュース------
◆金沢・市長ら完成祝う◆
  金沢市が末浄水場(末町)で建設を進めていた小水力発電設備が完成し、28日から本格稼働を始めた。年間発電量は約36万キロワット。電気は場内で使用され、年間約35%の電力を賄うことが出来る。
  この日開かれた完成式では、山野之義市長が「再生可能エネルギーが注目を集めており、今後も小水力や太陽光発電の導入に力を入れたい」とあいさつ。稼働を始めた設備を早速、地元の小学校児童らが見学した=写真・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001202290002

「小水力発電」調査 農業用ダム7カ所 福島

-----福島放送、2012/02/29

------小水力発電ニュース------
  県は平成24年度、農業用ダムによる小水力発電の可能性を調査する。
  県議会一般質問で円谷健市議員の質問に鈴木義仁農林水産部長が答えた。
  対象は横川(南相馬市)、高の倉(同)、松ケ房(相馬市)、滝川(富岡町)、坂下(同)、山ノ入(二本松市)、岳(同)の7カ所。
  建設・管理費に対する採算性や発電可能量などを調べる。
  作った電力は農業用施設で利用したり、余剰分を売電して発電施設の管理費に充てたりすることなどを想定している。
  ただ、一定量の放水がある発電用ダムと違い、季節により水量の変動が大きい農業用ダムでいかに十分な発電量を確保するかが課題という。

掲載元
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201202294

福島民報の同様の記事
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9940538&newsMode=article

金沢市浄水場で水力発電 石川

-----読売新聞、2012/02/28

------小水力発電ニュース------
  金沢市末浄水場(末町)の小水力発電設備が完成し、28日から本格的に稼働した。県内の浄水場に水力発電施設が導入されたのは初めて。

  寺津用水から浄水場に流入する導水管の落差15メートルを利用した水車発電機で、出力は42キロ・ワット、年間発電量は約36万キロ・ワット時。浄水場の年間使用電力の約35%を賄えるという。また、発電機室の入り口横には、発電表示パネルが設置され、1日あたりの発電量が分かるようになっている・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20120229-OYT8T00070.htm?from=tw

2012年2月28日火曜日

小水力発電でエコな生活を 金沢市末浄水場 石川県

-----富山新聞、2012/02/28

------小水力発電ニュース------
  石川県内の浄水場では初めてとなる小水力発電設備が28日、金沢市の末浄水場に導入 され、同浄水場で完成式が行われた。関係者や地元住民ら約70人が出席し、自家発電で 温室効果ガスの排出を減らす設備の完成を祝った。

  小水力発電設備は、寺津用水から末浄水場に引き込む導水管の落差15メートルを利用 して発電し、年間発電量は一般家庭の約100世帯分に相当する36万キロワット。同浄 水場の年間使用電力を35%削減し、二酸化炭素排出量は165トン減らすことができる という・・・

つづき
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/E20120228002.htm

小水力発電の設置事例学ぶ 長野県

-----伊那MYウェブニュース、2012/02/27

------小水力発電ニュース------
  自然エネルギーの普及について考える学習会が25日、伊那商工会館で開かれ、小水力発電の設置事例などを学びました。

  会場には上伊那を中心におよそ50人が集まり講師の話に耳を傾けました。

  学習会は、自然エネルギーの普及を目指し去年12月に個人や企業、大学などで発足した上伊那地域自然エネルギー普及協議会が開いたものです。

  学習会では、全国小水力利用推進協議会の松尾寿裕さんが、全国の小水力発電設置事例を紹介しました・・・

つづき
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=201202261041040000046015

小水力発電の理解深める

----NHK金沢放送、2012/02/24


------小水力発電ニュース------
  自然エネルギーへの関心が高まる中、農業用水を活用した「小水力発電」への知識を深めようというセミナーが金沢市で開かれました。「小水力発電」は、出力が1000キロワット以下の小規模な水力発電のことで、このセミナーはことし7月から自然エネルギーを利用して発電した電気を電力会社が一定の価格で買い取ることを定めた制度が始まるのを前に県が開きました。
  金沢市広坂の「しいのき迎賓館」で行われたセミナーには、自治体の担当者や農業用水を扱う土地改良区の関係者などおよそ100人が参加しました。
セミナーでは県立大学の瀧本裕士准教授が講演し、県内の小水力発電の事例を紹介するとともに、水力発電は規模が小さいと発電の効率が悪くなる傾向があるので今後、小規模でも効率的に発電できるように技術開発をすすめたいと話しました。
  また、能美市宮竹町の農業用水に設置されている小水力発電の「上郷発電所」を運営する土地改良区の担当者が発電所の出力状況や課題などを説明しました。
  県農林水産部の山下悟志経営対策課長は「県内には現在小水力発電を行っているところが3か所ありますが、他にも発電能力のある場所があると思うので、今後も調査を行っていきたい」と話していました。

URL
http://www3.nhk.or.jp/error/error.html
※すでにリンク切れです。

南会津町で小水力勉強会

-----福島放送、2012/02/24


------小水力発電ニュース------
南会津地方での再生可能エネルギーについての勉強会は23日、南会津町のはだかやで開かれ、小水力発電の可能性を探った。
県南会津地方振興局の主催。
初めに県の担当者が「農山漁村再生可能エネルギー導入事業」をテーマに、国や県の再生可能エネルギー施策を紹介した。
続いて、小水力発電用発電機の製造や設置などを手掛ける中川水力(福島市飯野町)の中川彰社長ら同社社員を交え、南会地方で想定される実施可能個所を検討した。
昭和43年に廃止された南会津町の針生発電所の再利用や町内の田島ダム、長野地区、湯ノ花地区の小水力発電候補地を挙げ、実現に向けての課題などを探った。

掲載元
http://kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2012022411

小水力発電、7カ所で事業化可能 県が抽出調査「経済性ある」と評価

-----新潟日報、2012/02/23


------小水力発電ニュース------
  用水路や河川に設置可能な「小水力発電」の普及を目指す県は22日までに、県内7カ所の農業用水などで行った抽出調査の結果を公表し、「全地点で事業化が可能」とする評価をまとめた。中には、発電施設の設置費用が10年以内で回収できる試算の出た地点もあり、県は「自治体や企業に情報提供し、導入実現に結びつけたい」としている。

  小水力発電は高い所から低い所へ流れ落ちる水の力で水車を回し、発電する仕組み。県内では出力100キロワット以下の施設が魚沼市や津南町など6カ所に設置されている。

掲載元
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/32512.html

2012年2月23日木曜日

関心高まる「小水力発電所」低コストで安定稼働が魅力

-----NSJ日本証券新聞、2012/02/21


------小水力発電ニュース------
三井金、日本工営、野村HDなど
  全国各地の原発の稼働停止から今夏の電力不足への懸念が高まる中で、定期点検中の原発の再稼働へ向けた動きや代替エネへの取り組みなどさまざまな動きが活発化しているが、根本的な問題解決への道筋は立っていない。そのような中で、目立たぬながらも「小水力発電所」への関心が高まっている。低コストで安定的な発電が可能なことから、太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーとともに取り組みが活発化しそうだ。
  「小水力発電所」は、従来型の水力発電所とは異なり、巨大なダムを造る必要はなく、自然の川の流れなどを利用して発電する仕組みとなっている。このため、膨大な建設費用は不要で、・・・

つづき
http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=288139&dt=2012-02-21

小水力発電を実験 南木曽町と国交省共同 長野

-----中日新聞、2012/02/22


------小水力発電ニュース------
  南木曽町は2013年3月をめどに、読書地区の梨子沢(なしざわ)第2砂防えん堤を使った小水力発電の実験を、国土交通省多治見砂防国道事務所(岐阜県多治見市)と共同で始める。

  発電所を多治見砂防国道事務所が建設し、電力は近くの南木曽小学校や、えん堤の監視カメラに使う。3年間の運用で有効性を検証する計画で、3月に協定を結び、建設の準備に入る。同事務所によると、国の小水力発電所から地方自治体へ電力を供給するのは初めてという。・・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120223/CK2012022302000115.html

いなべ市、小水力発電アイデアコン開催

-----朝日新聞、2012/02/22


------小水力発電ニュース------
  いなべ市は、自動車部品会社「デンソー」と共催で、新年度に市内の農業用水などを活用した小水力発電アイデアコンテストを開催すると発表。日沖靖市長は「自然エネルギーの啓発の一環になる」と期待を寄せた。

  同市には山が多く、谷間から流れる川や水量の多い農業用水が多い。それらを地域の新エネルギーとして活用することが目的。コンテストには、東海、北陸地方の高専8校やデンソー工業技術短期大学校などの参加を見込む・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001202220004

小水力発電のコンテスト開催へ 三重

-----読売新聞、2012/02/21

------小水力発電ニュース------
  いなべ市は21日、学生チームを招いた小水力発電のコンテストを開催すると発表した。学生が製作した装置はそのまま残され、地域の防犯灯などに活用される。

  小水力発電は渓流などを活用した発電システム。環境省は全国に原子力発電所15基分(1500万キロ・ワット)の潜在能力があるとしている。同市は、谷間から勢いよく流れる川や水量豊富な農業用水が多く、小水力発電に適しているという。

  市内に工場があるデンソーの協力で開催する・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20120221-OYT8T01238.htm?from=tw

上水道で小水力発電 茅野市が実用化検討へ 長野

-----長野日報、2012/02/21


------小水力発電ニュース------
  茅野市は来年度、上水道を利用した小水力発電の実用化を目指して本格的な検討を進める。水源と配水池の標高差から生じる水圧を生かし、水道管に発電機を取り付けて電気をおこす仕組み。上原山(玉川)と梨の木(豊平)の2カ所の配水池を候補地として可能性を探る。来年度水道事業会計当初予算案に小水力発電の基本設計委託料100万円を計上した。

  同市では水道水源として湧水を利用しているが、配水池まで標高差があり、大きな水圧が生じるため、配水池に減圧弁を設置して水圧を下げている。この減圧弁をバイパスする形で水道管に発電機を取り付け、水の流れをエネルギーに替える。起伏に富む地形を生かした自然エネルギーとして着目した。

  市は2004年度に策定した地域新エネルギービジョンの重点ビジョンとして10年度に候補地を調査。この中から2カ所に絞り込んだ。市水道課によると、・・・

つづき
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=24166

エコ照明で国体PR 小水力発電備えた看板設置 岐阜

-----岐阜新聞、2012/02/14

------小水力発電ニュース------
  ぎふ清流国体冬季大会スキー競技会を盛り上げようと、高山市朝日町に、小水力発電装置が起こす電力で夜間照明をする国体PR看板が設置された。

  看板と発電装置が設置されたのは、ノルディック競技会場の鈴蘭高原への通り道となる同町黒川の国道361号沿い。発電装置は地元の小中学生が製作したもので、・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/tokusyu/2012/kokutai/news/20120214_5.shtml

2012年2月18日土曜日

中小水力発電、普及を後押し 電気販売先を拡大、政府検討

-----日本経済新聞、2012/02/18

------小水力発電ニュース------
政府は都道府県など計26自治体が独自に運営している中小の水力発電について、東京電力など地域独占の電力会社に限定している販売先を特定規模電気事業者(PPS)にまで広げる方針を決めた。PPSを通じて企業が自治体の電力を購入できるようにする。売却の際の入札の義務化も検討する。水力発電の設置規制も緩和し、自治体の電力供給力の強化も同時に進める。

 自治体が運営する中小の水力発電は現在、東電など地域独占の電…

つづき
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E5E2E1938DE3E5E2E0E0E2E3E09797E0E2E2E2;at=DGXZZO0195164008122009000000

2012年2月17日金曜日

都留市家中川小水力発電所:「元気くん3号」完成 市役所の照明などに使用 /山梨

-----毎日新聞、2012/02/17


------小水力発電ニュース------
 「都留市家中川(かちゅうがわ)小水力市民発電所 元気くん3号」が同市上谷1に完成した。今年度内に完成式を行い、発電を開始する。

 家中川では、江戸時代には絹織物の動力として水車が利用され、1905~53年には出力70キロワットの谷村発電所「三の丸発電所」が稼働していた。

 同市は01年、「都留水エネルギー研究会」を発足。06年4月に市役所前に小水力発電「元気くん1号」(最大出力20キロワット)を、10年5月には三の丸発電所跡地に「元気くん2号」(同19キロワット)をそれぞれ稼働させた。

つづき
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20120217ddlk19040063000c.html

「ポータブル」水力発電機、京都の高校生が考案、発明賞

-----asahi.com、2012/02/16


------小水力発電ニュース------
 農村に伝わる螺旋(らせん)水車を原型にした「持ち運べる水力発電機」を、京都の工業高生が考案した。昨秋、高校・大学生が参加した発明コンテストで最高賞に輝いた。将来は、災害時や発展途上国で利用できる技術にしたいと夢見ている。

 「水路があれば、どこでもいつでも最大300ワットを発電できます」。京都市立伏見工高で8日にあった発表会で、3年生の寺川勇気君(18)が試作品の水車を披露した。

 発案のきっかけは2年のとき。工業技術が社会に果たす役割を学ぶ授業で水力発電がテーマになった際、担当の足立善彦先生から螺旋水車の写真を見せられたことだった。

掲載元
http://www.asahi.com/eco/news/OSK201202150150.html

関西電力、富山県に河川維持流量を利用した小水力発電所を新設

-----環境ビジネス、2012/02/16

------小水力発電ニュース------
  関西電力は、富山県において、河川維持流量を利用した小水力発電所「出し平発電所(仮称)」を新たに建設すると発表した。出力は510kWで、年間発電電力量は約170万kWh、年間CO2排出削減量は約480tを見込む。平成26年5月に着工し、同年12月の営業運転開始を目指す。

  本発電所は、同社が所有する黒部川に設置された出し平ダム(富山県黒部市宇奈月町)に新設するもの。ダム下流の景観の保全等、河川環境の維持のために放流する必要流量(河川維持流量)を利用した小水力発電所で、最大使用水量は1.76m3/s、有効落差は37.16m。

  同社では、・・・

つづき
http://www.kankyo-business.jp/news2012/20120216_b.html

砂防堰堤の越流水で初めて発電、堤体に水車を設置

・-----BPnet、2012/02/15

------小水力発電ニュース------
  国土交通省北陸地方整備局飯豊山系砂防事務所は2月7日、山形県小国町の砂防堰堤に設置した小水力発電設備を公開した。堰堤から落下する越流水の力を利用し、常に180W以上を発電する。同砂防事務所によれば、砂防堰堤の越流水を利用した小水力発電は全国で初めて。発電した電気は、流域を監視するカメラや雨量計などの運用に利用する。

つづき※閲覧するには登録が必要です。無料みたいです。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20120213/557930/?bpnet

超小型の水力発電、佐賀の中堅が開発競う

-----日本経済新聞、2012/02/15


------小水力発電ニュース------
  「マイクロ水力発電」と呼ばれる出力100キロワット以下の超小型水力発電で、中堅中小メーカーが製品開発を競っている。用水路などの僅かな水流を利用して様々な場所に設置できるのが特徴。再生可能エネルギーの全量固定価格買い取り制度が7月に始まることから普及が期待される。

  水門・ポンプメーカーのミゾタ(佐賀市、井田建社長)は、水位差のほとんどない水路でも、効率よく発電できる装置を開発した。水車を内部に備えた箱状のユニットを水路に設置、水をせき上げて0.8~2メートルの落差をつくり、発電効率を高める仕組み。

  ポンプで培った技術を活用し、水流が効率的に当たるように水車の羽根の形状を工夫した。

  標準的家庭2世帯分に相当する1キロワット時の装置から、・・・

つづき
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819891E0E6E2E2888DE3E6E2E0E0E2E3E09E8AE2E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E5E2

小型発電システムに商機 東芝・シンフォニアなど

-----日本経済新聞、2012/02/15


------小水力発電ニュース------
 重電各社が相次ぎ小型発電システムを強化する。東芝と三菱電機は小さな河川や用水路でも設置できる水力発電装置を開発。シンフォニアテクノロジーは太陽光と風力、水力を組み合わせた小規模の発電システムを2012年春に発売する。節電意識の高まりや再生可能エネルギーの全量買い取り制度導入をとらえ、小型自家発電の潜在需要を掘り起こす。

 東芝が開発した小型水力発電装置は最大出力が1キロワット。水車の直径は0.7メ…

つづき
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C889DE1EAEAE2E5E6E0E2E3E7E2E0E0E2E3E08698E2E2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2

2012年2月14日火曜日

小水力発電で中山間地振興 設置向け10カ所で立地調査 岐阜

-----中日新聞、2012/02/10


------小水力発電ニュース------
  再生エネルギーの有効活用に向け、県は新年度から、農業用水を活用した県営の小水力発電施設整備に乗り出す。3~5年間に数10キロ~数百キロワット規模の発電機を数カ所設置し、売電して得た利益で中山間地域の振興費にあてる。2012年度当初予算案に、中山間地10カ所の立地調査費約6000万円を盛り込む。

  県内は中山間農地が多く、小水力発電に適した落差のある農業用水が張り巡らされている。福島第1原発事故で再生エネルギーへの注目が集まる中、地元の資源を生かすため、導入を決めた。

  事業計画は、調査地点の発電量や設置費用などを1年間かけて調査。1基設置するのに数千万~数億円の費用がかかるため、採算性を見極めて設置するかどうか決める・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120210/CK2012021002000113.html

用水路に小水力発電設置 小山市 栃木

-----下野新聞、2012/02/13


------小水力発電ニュース------
  【小山】市は13日、土塔のあおぞら公園西側の農業用水路に、市内で初めて小水力発電機を設置した。最大出力100ワットと小型で実用性は低いが、市は「環境教育や啓発に役立てたい」としている。

  設置された発電機は1台で、直径33センチのプロペラを水流で回転させ発電する方式。この用水路の場合、水路の流速が秒速1~2メートル、発電量は10~13ワットを見込めるという。

  発電した電気は、水路の両脇に設置した看板を照らす発光ダイオード(LED)灯に使用。看板には「二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しない」などと水力発電の説明が書かれている。

  市によると、県内市町で小水力発電を導入したのは那須塩原市に次いで2例目。市は本年度、小水力発電の本格導入についても国の補助事業で調査を行っており、3月末にも利活用の方向性を判断する考えだ。

つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20120213/720574

南阿蘇で小水力発電 2012年度から事業化へ研究本格化

-----くまにちコム、2012/02/08


------小水力発電ニュース------
  県やNPO法人くまもと温暖化対策センターなどでつくる県小水力発電研究会(檜山隆会長)は2012年度から、南阿蘇村河陰で民間出資の小水力発電事業の施設設計や工事費用の算定、事業主体の枠組みづくりの研究を本格化させる。

  小水力発電は最大出力千キロワット以下の水力発電。既存の用水路などの水流を利用する。県内では10カ所で稼働中で、出力は総計2848キロワット。阿蘇市では県が新たに2カ所の発電施設建設に取り組んでいる。

  研究会は昨年9月、市町村や企業などが会員になって発足・・・

つづき
http://kumanichi.com/kokyo/kiji/20120208002.shtml

北陸六味 【九里 徳泰さん】 12:地域で完結する資源

-----asahi.com、2012/02/04

------小水力発電ニュース------
  東日本大震災以降、電力への関心がとても高まったのではないでしょうか。
脱原発にYES、NOの議論ではなく現実を見据えて、身の回りにある環境をしっかりと見つめれば、まだまだ私たちの生活に役立つものがあるのではないかということです。

  昨年11月中旬、富山県黒部市の宇奈月温泉で「全国小水力発電サミットin黒部」というシンポジウムがありました。全国から小水力発電に関心がある670余人が集まり、2日間、熱心に討論しました。私はシンポジウムの自治体セッションの座長を務めました。

  さて、小水力発電というと、古い技術で「そんなに電気も発電せずに時代遅れ」というイメージがあるかもしれません。ですが、二つの視点を入れると小水力発電がキラキラと輝きだします。

  一つは「地域」のための「地域」での発電ということ。地産地消という言葉がありますが、エネルギーも地産地消する。これには大規模発電所だけに頼らない地域のエネルギーの自立という利点があります。災害時の緊急用電源という位置付けもできます。

  もう一つは「ローテク」。古い技術(テクノロジー)であるけれども、太陽光、風力に比べて水は24時間流れているので、抜群にエネルギー供給の安定性があります。さらにローテクならではの機械の構造がシンプルという利点もあります・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000571202040001

2012年2月9日木曜日

ソウル市、日本式小水力発電所を導入

-----中央日報、2012/02/09

------小水力発電ニュース------
  8日午後、日本横浜市郊外の川井浄水場。ウィーンという音が響いている。発電機が稼働しているのだ。「ここの青い水道管の直径は1.5メートルほどです。ここを通過する水が電気をつくり出しています」。横浜市水道局の職員のが説明した。

   川井浄水場は横浜で現存する浄水場では最も古い。1901年に完成した。川井浄水場は06年から発電機を設置し、電気を生産している。沈澱池(103メートル)と浄水場(81.05メートル)の落差を利用した小水力発電だ。上から落ちる水の力を利用するものだが、2メートル以下の低い落差でも発電が可能だ。年間電気生産量は115万キロワットにのぼる。

  ソウル市にも来年こうした日本式小水力発電所が導入される見込みだ。・・・


つづき
http://japanese.joins.com/article/119/148119.html?servcode=A00§code=A10

2012年2月8日水曜日

砂防えん堤で小水力発電 全国初、小国で説明会 山形

-----山形新聞、2012/02/07

------小水力発電ニュース------
  国土交通省飯豊山系砂防事務所は、砂防ダムからの落下水を生かした全国初の小水力発電設備を開発し、設置場所の小国町荒沢で7日、説明会を開いた。東日本大震災に伴う電力事情を受け、砂防設備を生かした発電を目指し企画。電気は流域監視用カメラの電源としている。同事務所は「電線を引くのに多額の投資が必要となる山間部でも安く、手軽に発電できる。実証例を全国に広めたい」と話している。

  発電機を設置したのは町中心部から約10キロ離れた樋ノ沢第1号砂防えん堤(幅約30メートル、高さ約10メートル)。水車(幅約50センチ)はダム上部から約4メートル下にある水路のくぼみに設けた。壁面を伝って落下する流水が水車の羽に当たって回転し、電気を起こす仕組み。

  発電設備は1月27日に完成。この日の説明会では、・・・

つづき
http://yamagata-np.jp/news/201202/07/kj_2012020700302.php

2012年2月4日土曜日

電力の「地産地消」目指す=小水力発電の普及支援-農水省

-----時事通信、2012/02/04


------小水力発電ニュース------
  農林水産省は2012年度、農業用ダムや水利施設を利用した小水力発電の本格的な普及に乗り出す。出力1000キロワット以下の小規模な水力発電機の配備を進め、農山漁村でのエネルギーの「地産地消」を目指す。地方自治体が実施する導入調査や民間企業による低コストの発電機開発などを支援する方針だ。
  昨年3月の東京電力福島第1原発事故を受け、当時の菅直人首相は再生可能エネルギーの全発電量に占める比率を2020年代初めに20%に引き上げる方針を打ち出した。
  この政府方針を踏まえ、同省は小水力発電の導入を目指す地方自治体などの取り組みを後押し。具体的には、小水力発電の導入に向けた▽採算性調査▽水利権の調整▽設備設計-などに要する費用を助成する。

つづき
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012020400182&g=eco

2012年2月3日金曜日

小水力発電所の開所式 富山 リンク先に動画あり

-----BBTニュース、2012/02/02

------小水力発電ニュース------
  再生可能エネルギーへの関心が高まるなか、入善町で初めて農業用水を活用したらせん水車の小水力発電が始まった。
  入善町が公園のモニュメントの動力源となっていたらせん水車で小水力発電の実証実験を行う。
いまの時期は農業用水の水が少ないため、発電出力は180ワットと防犯灯を灯す程度だが、今後、水の量が増すことで1キロワット以上の発電が期待されている。
  入善町では来年度、さらにもう一基らせん水車の小水力発電所を設置する考え。

つづき
http://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=f631438a994612f9bd1213e8b9660da8

水の小径 ダイロ再利用 黒部川扇状地研究所 小水力発電所を開所

-----中日新聞、2012/02/03

------小水力発電ニュース------

  黒部川扇状地研究所(入善町)の小水力発電所の開所式が二日、同町入膳の用水路沿いの遊歩道「水の小径」であった。脱穀などに使っていたらせん式水車「ダイロ」を修理して再利用した。

  研究所は二〇〇九年九月、黒部川扇状地の適度に勾配がある用水路を使った発電設備の研究をスタート。町から一一年度導入調査委託費七十万円を受けて設置した。

  落差五十七センチの水路に直径八十センチのダイロを設置。出力〇・五キロワットの発電機で起こした電気を、・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120203/CK2012020302000158.html

砂防ダムで水車発電、全国初 観測用電源に期待 山形

-----Asahi.com、2012/02/02


------小水力発電ニュース------
  山形県小国町荒沢の砂防ダム「樋ノ沢第1号砂防堰堤(えんてい)」で、国土交通省北陸地方整備局が水車を使った小水力発電を始める。砂防堰堤の滝を直接利用した発電は全国初。電源確保が難しい中山間地で、河川監視カメラなど情報機器の電源に活用できると同局は期待している。

  同局飯豊山系砂防事務所によると、砂防堰堤は1975年に造られ、高さは8メートル。堤頂から3.9メートル下の「水抜き穴」に水車を設置し、・・・

つづき
http://www.asahi.com/eco/news/TKY201202010647.html

川重、小水力発電装置に力ー普及へ積極提案

-----日刊工業新聞、2012/02/03

------小水力発電ニュース------
  川崎重工業が出力1000キロワット以下の小水力発電装置の普及に力を入れている。このほど和歌山県島ノ瀬ダム、国内浄水場向けを相次いで受注した。小水力発電は2012年7月からの再生可能エネルギー特別措置法の施行により、需要増が見込まれる。コンパクトで、メンテナンスも不要なことを訴求し、13年3月期に10台超の受注を目指す。
  小水力発電は河川や上下水道などの水流で、ほぼ24時間連続発電できる。川崎重工業製の小型水力発電装置「リング水車=写真」は、水車の外側に発電機をリング状に配置した一体構造型で、水車の内側の羽根に水を流し、水車を回転させて発電する。落差5―30メートルの水流に対応する。他社製の同クラスに比べてサイズを半減し、・・・

つづき
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0120120203qtyc.html

中山間地に小水力発電 岐阜県

-----読売新聞、2012/02/03

------小水力発電ニュース------
  岐阜県は、農業用水を活用した小水力発電施設の導入に向けて、中山間地の10か所で新年度から2年間、立地調査する方針を決めた。設置の可能性を探り、適地と判断すれば2016年度にも設置する。発電した電気は中部電力に売却し、その利益を過疎化で疲弊した中山間地の振興に充てる計画だ。

  県内の利用可能な水力エネルギー量は全国1位で、水車を回して発電する小水力発電は、河川をせき止めるダムに比べて環境への負荷も小さいため、本格的に導入することにした。

つづき
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/120202_4.htm

2012年2月2日木曜日

2012年1月を振り返って

・-----管理人、2012/02/02

------小水力発電ニュース------
2012年は毎月ごとにその月の小水力発電に関わるニュースを振り返ってみようと思います。(思いつきです。いつまで続くかは不明)

2012年1月を振り返って
●滋賀での動き 目立つ
11年年末から滋賀での動きが目立つ。来年度から事業化に向けた全県での調査を始める(「小水力発電本格調査へ 再生エネ事業化を模索/滋賀」)。また、昨年も取り上げられていた、 びわこ成蹊スポーツ大の青木豊明教授の取り組み草津市の元大工、平松敬司さんと京都大大学院工学研究科の中村武恒准教授が開発した「平松式発電機」がまた取り上げられている。今まで県レベルでの動きがなかっただけに、 県レベル地元レベルでの動きが出てくれば大きな流れへとつながっていくかもしれない。
滋賀以外にも、佐賀静岡でも調査、協議会の設立などの動きが出てきている。今後の動向が楽しみである。

●マイクロ水力の発明 乱立?
滋賀での二つの取り組みに加えて、山形県鶴岡高専の「鶴岡方式」水車 独自の小型水力発電装置を作っている電機設備機器製造業の倉沢久人さん、  群馬高専と企業の連携名古屋大に設置された水車広島三次市の実証実験富山県立大と県土連のゴミ除去なしの水車兵庫県多可町の農業用水路の水車などの取り組みが報道されている。また、ミゾタ中山鉄工所、などの開発もある。
こういったローカルな製造業者が活躍することは地域活性化という点で大きな意義がある。小水力の魅力は地域の鉄工所や電気屋、土木業者が関われるところだ。だが、水力は18世紀から世界的に使用されているいわゆる「使い古された技術」であり、ローテクである。200年の間に効率的な水車設計はほぼ尽くされているといってよく、あまり水車の開発(発明)が乱立するのは・・・という印象を受ける。
水車効率の改善よりも、着目してほしいのは、設置工事や発電・電気関連機器などのコスト低下である。富山県立大や群馬高専のゴミ対策などの工夫も必要だ。
もっと必要なのは技術者である。今後地域で小水力発電所が普及すれば、建設・管理などを手がける技術者が必要になる。そういった人材育成が急務といってもいい。いまや、ローテクの技術者は絶滅危惧種と言われてるほどであり、大学や高専がこの使い古された水車、水力土木を担う技術者をぜひ育てていってほしい。


2012年1月のニュース

小水力発電でEV使い、過疎地サービスに利用 桐生市が調査事業始める

-----東京新聞、2012/02/02

------小水力発電ニュース------
  桐生市は、小水力発電で充電した電気自動車(EV)を過疎地のお年寄りの移動に使う調査事業を一日から始めた。協力するNPO法人が、同市の黒保根浄水場内で発電し充電したEVを、有償運送サービスに三月九日まで利用する。再生可能エネルギーを過疎対策に生かす試みで、市は採算や他の産業に生かせないかを検証する。

  市が総務省の委託を受けた「緑の分権改革」の調査事業の一環。市は調査に先立ち、黒保根浄水場内に小水力発電機と、電気をためる鉛蓄電池とEVの充電装置を設けた。浄水場と市街地を往復するための補助充電用に、市役所の駐車場に充電設備も置いた。設備費は計約一千万円。

  小水力発電機の最大出力は三キロワット・・・・

つづき
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120202/CK2012020202000094.html

小水力発電:可能性を考える 5日、長浜で講演会 /滋賀

-----毎日jp、2012/02/02

------小水力発電ニュース------
  東日本大震災や福島第1原発事故を契機に再生可能エネルギー導入への関心が高まる中、水を活用したエネルギーの再生方法について考える講演会「エネルギーの地産地消 小水力発電の可能性について」が5日、長浜市港町の長浜勤労者福祉会館「臨湖」多目的ホールで開かれる。

  主催は芸術村IN余呉実行委員会。講師は地域内でエネルギーや食料需要を賄うことのできる「永続地帯」の概念を提唱する倉阪秀史・千葉大法経学部教授が務める。発電法の安全性や水車などにより、地域資源の「水」を活用した発電の可能性について話す。

  午後2時~午後3時半。入場料500円(中学生以下無料)。先着150人。問い合わせは同実行委のウッディパル余呉(0749・86・2023)へ。【桑田潔】

転載元
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20120202ddlk25040499000c.html

小水力発電で電気自動車 群馬

-----読売新聞、2012/02/02

------小水力発電ニュース------
 群馬県桐生市は1日、黒保根浄水場の小水力発電機で生み出した電気を電気自動車に供給し、過疎地の高齢者の移動手段に使う実証実験の開始式を行った。近く実際の運行に乗り出す。

期間は3月9日までで、市は実用性や採算性を検証し、県内12市で高齢化率が最も高い同市の街づくりに生かしたい考えだ。

同浄水場の導水管内に、小水力発電装置(最大出力3キロ・ワット)を設置し、・・・・・
河川から引き込む水で
プロペラを回し発電
する小水力発電機
(桐生市黒保根町
下田沢の市黒保根
浄水場で)

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20120202-OYT8T00181.htm?from=os4

2012年2月1日水曜日

縦軸クロスフロー式マイクロ水力発電装置 (三菱電機プラントエンジニアリング株式会社)

-----日刊工業新聞、2012/01/00

------小水力発電ニュース------
第54回 十大新製品賞 日本力(にっぽんぶらんど)賞
縦軸クロスフロー式マイクロ水力発電装置 (三菱電機プラントエンジニアリング株式会社)


勾配の少ない水路・河川でも
  河川や水路の落差を利用して発電する小型水力発電装置。小型の水車発電機と電力安定供給装置で構成し、勾配の少ない水路や河川でも利用できる。
  電力安定化装置には、独自の電力制御技術を活用したインバーターを使うことで、商用電源の系統と協調する方式とし、発電装置の発電量不足を解消した。今までの発電電力量の不足や電力会社との連携協議の難しさをなくしたことにより、設置条件さえ整えば簡単に導入できる。
  水車発電装置は、50センチメートルの極小落差でも利用可能。水車と発電機を一体化したパッケージ構造で、水路での土木工事が不要となり、工事費の低コスト・工期短縮を実現。また水車部分に軸受がなく、水に混じる泥や砂の影響を受けにくい構造としている。
  電気自動車の電力供給源のほか、植物工場やハウス栽培の電力源、災害地の非常用電源など、さまざまな用途で活用が見込める。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/cop/prize/priz05182.html

那賀の小水力発電発表 阿南高専生、低炭素杯に出場へ

-----徳島新聞、2012/02/01

------小水力発電ニュース------
  阿南高専(阿南市見能林町)が18、19の両日、東京ビッグサイト(東京都)で開かれる「低炭素杯2012」に出場する。地球温暖化防止や低炭素社会の実現に取り組む企業や学校、NPO法人が活動内容を発表し、日本一を競うイベントで、同校は那賀町で取り組む小水力発電について取り上げる。
  低炭素杯には応募108団体の中から予選を通過した41団体が参加する。県内からは阿南高専だけ。
  企業活動部門など4部門のうち、同校が出場するのは、10団体がエントリーしている学生活動部門。同校の学生や教員でつくる再生可能エネルギー研究会が那賀町で行っている小水力発電の研究内容を発表する。
  研究会は那賀町が・・・

つづき
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2012/02/2012_132805913364.html