2013年6月28日金曜日

シーベル、インドなど新興国で小水力発電機を生産・販売

・-----日経産業新聞、2013/06/28

------小水力発電ニュース------
 小水力発電機のシーベルインターナショナル(東京・千代田、海野裕二社長)は年内にもインドで生産・販売を始める。機能を絞り込み、安い人件費を活用し て価格を国内製の3分の1に抑える。現地メーカーに技術供与して生産を委託し、販売台数などに応じて対価を得る。インドを皮切りに他の途上国にも展開、5 年後に海外で年間1000台の販売を目指す。

※転載元
http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASDD270QS_X20C13A6000000&uah=DF181220092610

沖縄県、小水力発電など農業水利施設を活用した技術提案を募集

・-----メディア名、日付

------小水力発電ニュース------
沖縄県は、農業水利施設の適正な維持管理を確保し、県内の農業水利施設における計画的な発電施設整備を促進するため、マスタープランの策定を行うにあたり、同業務を実施する委託先を選考する技術提案を受け付ける。技術提案書提出の提出期限は7月18日。
参加資格及び業務実績等に関する要件は、以下の通り。
  • 沖縄県に建設コンサルタント登録がなされており、農業土木部門を有すること。
  • 同種または類似業務の実績 過去5年間に1件以上
    同種業務:再生可能エネルギー活用に関するマスタープラン(基本整備計画)策定業務
    類似業務:再生可能エネルギー活用に関して、国や地方公共団体、大学等と連携した業務
  • 技術士(農業部門-農業土木又は電気電子部門)またはRCCM(農業土木部門又は電気電子部門)を1人以上
  • 上記実績を有する者を管理技術者として配置できるものであること。
農業水利施設は、近年、ポンプ運転等に必要な電力の値上げや施設の老朽化等によって維持管理費が増大傾向にあり、施設の適正な維持管理が困難になり つつある。その中で、貯水池法面や管理棟等を活用した太陽光発電施設や用水路等の落差等を活用した小水力発電施設等を設置し、その売電収入を施設の電力料 金や維持管理費に充当できるようになったことから、農業水利施設における再生可能エネルギーの活用が期待されている。
※転載元
http://www.kankyo-business.jp/news/005142.php

小水力発電で地域活性化 29日、宮崎・五ケ瀬でシンポ

・-----朝日新聞、2013/06/28

------小水力発電ニュース------
 【大畠正吾】小水力発電を生かした地域活性化策を考えるシンポジウムが29日、五ケ瀬町で開かれる。町職員や九州大の研究者らが、地元の人たちと続けてきた取り組みや課題を報告し、町が元気になる道を探る。
 五ケ瀬町では2010年から、九州大工学研究院の島谷幸宏教授のグループが町や住民の協力で地域資…

つづき
http://www.asahi.com/area/miyazaki/articles/SEB201306270029.html

奈良県、小水力発電の導入調査を支援 経費の50%を補助

・-----環境ビジネス、2013/06/24

------小水力発電ニュース------
奈良県は、地域振興に役立つ小水力発電の普及を促進するため、小水力発電導入に向けた導入可能性調査にかかる経費の一部を補助する。補助する事業の公募を開始した。
補助対象事業は地域振興を目的とした奈良県内における小水力発電導入可能性調査。補助対象者は市町村、法人その他団体。
補助対象経費は、
  1. 機器・設備費:調査に必要な機器・設備の借用及び外部施設等の利用に係る経費
  2. 委託費:調査・分析・報告等に要する経費
  3. その他の経費:旅費、文献調査費等知事が調査に必要と認めるもの
補助率は補助対象経費の50%以内(上限額200万円)。
 応募締め切りは8月16日(金)。内容を審査の上、9月上旬頃に結果を通知する。
 奈良県では、県内には小水力発電として利用可能な資源が存在しているものの、導入までに多くの課題があると説明。そこで今回、本補助事業を実施することとした。
 同県では平成25年度奈良県エネルギー関連予算として、平成24年度比で約2.5倍となる4億7,028万円を計上。「多様な再生可能エネルギー等 の普及拡大」をエネルギービジョンとする事業において、小水力発電関連として、本事業(平成25年度当初予算623万円)のほか、国の制度を活用し農業用 施設の敷地や農業用水を活用した発電施設の整備・導入検討への支援事業(同1億2,750万円)、御所浄水場に小水力発電設備を設置するための実施設計 (1000万円)を盛り込んでいる。
※転載元
http://www.kankyo-business.jp/news/005118.php

石川県で農業用水を活用した小水力発電の導入に関する説明会開催

・-----世界の水事情、2013/06/28

------小水力発電ニュース------
 2013年6月27日(木)10:00~11:30、石川県庁行政庁舎1階102会議室において「農業用水を活用した小水力発電の導入について」説明会が開催される。



 当日は「1.農業用水を活用した小水力発電導入可能性調査の結果について」「2.小水力発電導入の手順と基本的な考え方について」「3.小水力発電導入に必要な各種手続きについて」の説明が行われるので、今後小水力発電を考えている人はぜひ出席しておきたい。
 参加を希望する人は「団体名」「参加者名および連絡担当者名」「電話番号」「Emailアドレス」等を農林水産部経営対策課(Tel. 076-225-1631、Email)まで連絡する。

パルシステム東京主催の小水力発電施設バス見学会開催のお知らせ

・-----世界の水事情、2013/06/28

------小水力発電ニュース------
2013年7月16日(火)、パルシステム東京主催による「農業用水でも発電できる? 小水力発電施設のバス見学会」が開催される。


当日は8:30に鍜治橋駐車場に集合した後、栃木県の那須野ヶ原小水力発電所に向かい、マイクロ水力による発電を実際に見学する。小水力発電はそれほど大きな設備を必要とせず、常に水が流れる水路などでたったの2メートルの落差があれば発電をすることが可能なため、今後はますます脚光を浴びていくことが予想されている。
 今回の見学会の参加費は無料、定員は26名となっている(パルシステム東京の組合員限定)。申し込みはこちらのフォームから直接行う(7月5日 14:00締め切り)。尚、お問い合わせはパルシステム東京  組合員活動サポートライン Tel. 03-6233-7607(月~金/9:30~17:00) またはEメール:メールで受け付けている。

※転載元
http://water-news.info/4456.html

奈良県で小水力発電導入支援事業補助金を公募【8月16日締め切り】

・-----世界の水事情、2013/06/28

------小水力発電ニュース------
 奈良県では、地域振興に役立つ小水力発電の普及を促進することを目的として、小水力発電導入に向けた導入可能性調査にかかる経費の一部を補助することを発表した。



 補助金を希望する人は、2013年8月16日(金)までに補助金交付申請書等必要書類を提出し、内容審査を受けた上で9月上旬ごろに結果が通知され る。提出先・問い合わせ先は奈良県地域振興部エネルギー政策課(Tel. 0742-27-8016)となっており、公募要領・様式はこちらからダウンロードすることができる。
 補助対象者となるのは市町村、法人その他の団体で、補助率は補助対象経費の50%以内(上限額200万円)となっている。尚、補助対象経費は「1.機器・設備費」「2.委託費」「3.その他の経費(旅費、文献調査費等知事が調査に必要と認めるもの)」に分かれている。

※転載元
http://water-news.info/4454.html

2013年6月24日月曜日

甦る大正の再生可能エネ 小田原

・-----タウンニュース、2013/06/15

------小水力発電ニュース------
久野で水力発電遺構発掘
 山林の勾配を利用して作られた民間の小水力発電所の遺構を掘り起こす作業が6月8日、久野で行われた。

 遺構は、辻村農園を所有する辻村家が大正時代に築造し、昭和20年まで使用していたもの。遺構発掘は辻村家の現当主の辻村百樹さんを中心に、再生可能エ ネルギー事業に取り組む、ほうとくエネルギー株式会社の蓑宮武夫代表らが呼び掛けたもの。2月に遺構を見学し、その後周囲の間伐や足場を作るなど発掘のた めの準備を進めてきた。

 この日は神奈川県から吉川伸治副知事、小田原市から和田伸二環境部長も参加するなど有志30人以上が集まった。神山洋介前衆議院議員、守屋輝彦県会議員らも駆け付け、スコップを片手に泥をかき出した。

 遺構は半日かけて水路部分の泥がすべてかきだされた。今後も発掘作業を続け、案内板なども設置する予定。

転載元
http://www.townnews.co.jp/0607/2013/06/15/192072.html

たらい型発電9月発売 川端鐵工

・-----北日本新聞、 2013/06/21

------小水力発電ニュース------
 川端鐵工(黒部市生地芦区、川端康夫社長)は、本社敷地内に「たらい型小水力発電装置」の実験装置を設置した。長野県内の運動公園を流れる川でも実証実験を行っており、2カ所での実験データを基に発電効率の良い形状に改良して9月に発売する。

自然エネルギー 地産地消で活性化を

・-----紀伊民報、2013/06/17

------小水力発電ニュース------
 太陽光や風力など自然エネルギーで作った電力を、電力会社が発電側に有利な価格で買い取る制度が始まって7月で1 年。この制度を紀南の地域再生に活用できないか。エネルギーの「地産地消」が進めば、地域経済に活力を取り戻すことができる。災害時のエネルギー確保にも つながる。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、当初太陽光は1キロワット時当たり42円となり、全国でメガソーラーの建設が相次いだ。県内でも昨年9月から今年3月までに5施設が発電を始めた。

 しかし、メガソーラーや大規模な風力発電施設を誘致しても、利益の多くは設置者に吸い上げられ、土地を提供した側の地元はあまり潤わない。

 そうした中、自然エネルギーによる発電事業を市民の手で実現し、収益も地元に還元しようという動きが出始めた。


・・・中略

 かつての小水力発電を、地元業者の技術で復活させようという地区も出てきた。和歌山大学システム工学部の中島敦司 教授(49)によると、最盛期には県内河川を利用した発電施設は77カ所(一部三重、奈良県含む)あったが、現在は36カ所。半数以上の「資源」が利用さ れずに眠っている。


・・・以下略


全文
http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=254570

小水力発電適地調査をエイトに委託 県耕地課

・-----建通新聞、2013/06/21

------小水力発電ニュース------
 岡山県耕地課は、県営かんがい排水事業で供用している既設の農業用水のパイプラインを有効活用するため、小水力発電の適地調査をエイト日本技術開発(岡山市)に委託して進めている。

転載元
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130621600009.html

愛知県 羽布ダム小水力発電 設計を上半期

・-----建通新聞、2013/06/21

------小水力発電ニュース------
 愛知県農林水産部は、農業利水用ダムの羽布ダム(豊田市羽布町鬼の平)に小水力発電施設を導入するため、詳細設計を2013年度上半期中に委託する予定だ。順調なら、一部工事を13年度末ごろに発注する。

転載元
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130620300085.html

志太農林 小水力発電の詳細設計を委託

・-----建通新聞、2013/06/17

------小水力発電ニュース------
静岡県志太榛原農林事務所は、島田市細島地内の大井川用水地区(島田市細島地内)での農業用水を活用した小水力発電の導入に向け、地域用水環境整備大井川1期地区測量設計業務を若鈴コンサルタンツ静岡事務所(菊川市)に委託した。

転載元
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130613100025.html

県営ダムで水力発電 民間事業者を公募 佐賀

・-----佐賀新聞、2013/06/22

------小水力発電ニュース------
 佐賀県は、県営中木庭ダム(鹿島市山浦)で水力発電に取り組む民間事業者を公募する。昨年度、県内全13カ所の県営ダムで事業化の可能性を探り、最大規模の中木庭ダムでは採算がとれると判断した。年内に公募し、2015年からの発電開始を目指す。
 中木庭ダムは鹿島川水系の中川にあり、総貯水量680万立方メートル。下流域の水量を維持するため、堤防(高さ70メートル)下の放水口から常時、毎秒 0・2~0・3トンの水を放流している。県の試算では最大出力230キロワット、190世帯分の発電ができるという。
 県は福島第1原発事故後、再生可能エネルギーの普及を加速させ、吉野ケ里メガソーラーなど新たな電源探しに積極的に取り組んでいる。今回の水力発電もそ の一つで、ダムの放流水を活用できないかと昨年度、全ての県営ダムを約1千万円かけて調査。最も大きい中木庭ダムで事業が成り立つ可能性が高いと判断し た。他のダムについては今後、検討していく。
 公募の際、売電事業の実績の有無は問わず、選定は企画提案型のプロポーザル方式で行う。県は事業者に場所を提供するだけで、発電機など施設整備への支援 は実施しない予定。事業者は県に対し、ダム建設費の一部や土地、水の使用料を支払うことになるが、県河川砂防課は「固定価格買い取り制度があるので、採算 はとれる」としている。

※転載元
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2489739.article.html

小水力発電に注目!

・-----シティライフ、2013/06/21

------小水力発電ニュース------
環境問題に取り組む
小水力発電に注目!

 6月5日(水)、市津公民館で『小水力発電』について学ぶ講座が開かれた。そもそも『小水力発電』とは何なのか。講師に招かれた新工法開発研究 所、取締役研究所長の川本正男さんは「地球上の化石燃料、特に原油はあと45年で尽きてしまうといわれている。今あるものを延命しようとハイブリッドへの 変化や、太陽光や風力発電など様々な試みも行われている。まだあるもので石炭、天然ガス(LNG,LPG)があげられるが二酸化炭素の排出量が多いのは周 知の通り。そこで目をつけたのが小水力発電だ。従来の水力発電と違い、ダム等の環境破壊を起こす施設を必要としない身近な小川や滝、農業用水路を使って発 電する技術のこと」と丁寧に説明する。
 同研究所はすでに市内田淵にある実験発電所を使用して、発電設備の耐久性について追跡実験を行っている。「あまり普及していない理由として、小水力発電 は利水占有権を得ることや装置の効率の悪さ、電力の売買制度など様々な付属的問題がある。それでも環境問題を考え、水利権の申請を必要としない工業用水路 や下水処理施設、農業水路にも目を向けている。私達は古い技術に新しいものを融合させ最新のものを編み出していく必要がある」と川本さんは続ける。
 東日本大震災以来の原子力発電への恐怖や不信感などから、電気に対する受講者の聴く姿勢も真剣そのもの。家庭で使われる電気量や小水力発電装置に関する質問を次々と川本さんに投げかけていた。

※転載元
http://www.cl-shop.com/blog/2013/06/21/2228/

小水力開発支援協会代表理事に聞く~合理的で強靭な「地域エネルギーシステム」の構築を目指して~

・-----エコタイムズ社、2013/06/21

------小水力発電ニュース------
 最も古くからエネルギー源として活用されてきた「小水力」。環境省が2011年4月に公表した「平成22年度再生可能エネルギー導入ポ テンシャル調査報告書」によると、河川部で中小水力の導入ポテンシャルは1,400万kWと明記されている。今後の開発・普及ポテンシャルはまだ十分に存 在しているといえる。「小水力」事業を推進する小水力開発支援協会の代表理事であり、全国小水力利用推進協議会事務局長の中島大氏に小水力発電事業の現状・課題などを聞いた。

小水力開発支援協会 代表理事
全国小水力利用推進協議会 事務局長 中島大氏



・・・・・・

Q.現在、「小水力」が抱えている課題・問題点はなんですか

   最大のカギは「事業者主体形成」にあると私は思っています。地域に根付いている人たちが地域資源を開発するのがいちばん望ましいというのが私の理念です。 水資源というのは、日本にとっては貴重な資源であり、歴史的にも古くから利用されて、最も重要な環境資源として生かされてきました。水資源へのアクセスと いうのは、新たに開発しようとするときに、すでにその資源へのアクセスを持っている人たちの権利を守らなければいけません。農業水で使ったり、生活用水で 使ったり、魚釣り、あるいは環境としてそこに水があること自体に価値があると考える人たちも含めて、そこに住んでいる人たちにまず権利がある、ということ です。そこに第3者が入ってきて発電事業を推し進めるという場合、関係者の合意をとらなければいけない、ということがあります。ですから、自分たちで開発 することがいちばん望ましい、ということです。そうなると、水力発電所を作ったことがない人たちが作るわけですから、それは簡単なことではない。そこがい ちばんの課題、ボトルネックかなと思っています。まず、「地域内事業主体の形成」がいちばん大事なことです。

   次に地域の人々が一致団結して「事業主体」を形成しても、「ファイナンス(資金)」の問題が出てきます。水力発電所を建設するのに3億、4億かかりますか ら。地域金融を活用するのが理想的ですが、現時点で地元の金融機関が小水力発電事業に理解をしているか、という問題があります。「小水力」のようなエネル ギーインフラの構築には適切な資金調達が不可決なのですが、巨大マネーが国境を越えてさまざまな軋轢を引き起こす時代において、地域経済の観点からも、長 期安定的な経済的利益をもたらす小水力エネルギーインフラに対して「地域内資金」を投じていくことが大きな意味を持つと考えています。
 
   3つの目の問題として、「エネルギーの管理」ということが挙げられます。「エネルギーの地域管理」という意味では、自給の面でも考えていかなければいけな い、ということです。開発するわけですから、当然マイナスの影響も出てくるわけです。なぜ開発しなければいけないのか、どの程度の開発をするべきなのか、 ということをしっかりと議論して、では自分たちは電気をどのくらい使っているのかを並行して考えることが大切です。目安としては、自分たちが使っている電 気くらいは自分たちが作る水力発電所で賄うということですね。この地域では、いちばんのエネルギー源は小水力だよね、では、どこにつくればいいのか、を議 論していくべきですね。一方、小水力発電所をつくると川の水を使うことになるので、エネルギーの無駄使いはやめよう。電気の使い方も考えていこうと「省エ ネ」にもなります。トータルなエネルギー管理を地域でやっていくことが望ましい、ということです。

※リンク先より転載
http://ecotimes.jp/news/view/id:355.html

2013年6月21日金曜日

明和製作所、小水力発電機に参入

・-----日本経済新聞、2013/06/19

------小水力発電ニュース------
 モーター製造の明和製作所(福岡県糸島市、生野岳志社長)は2015年度に、小水力発電機事業に参入する。発電機用小型モーターを量産 し、発電機メーカーに拡販。発電機も農業生産法人などに売り込む。モーターに高価なレアアース(希土類)を使わないため、価格は既存製品の半分程度に圧縮 できる見込み。九州は農業用水路を利用した小水力発電の需要が高いと判断した。
 同社が事業展開するのは、農業用水路や小川の水流を使っ…

つづき
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO56357040Y3A610C1LX0000/

津農林 安濃ダムで小水力発電 設計に着手

・-----建通新聞、2013/06/10

------小水力発電ニュース------
 三重県津農林水産事務所は、津市芸濃町河内に位置する農業農用ダム「安濃ダム」で放流水を利用した小水力発電施設を整備するため、「中勢用水地区農村地域自然エネルギー活用推進事業小水力発電施設設計」をNTCコンサルタンツ三重営業所(伊勢市)に委託した。

転載元
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/130606300081.html

柏工生が野田地内で災害時の小水力発電へ

・-----柏崎日報、2013/06/20

------小水力発電ニュース------
 柏工防災エンジニアコースの生徒ら9人が19日、市内野田、今井正知さん宅の裏手の農業用水路で発電水車を設置するための計測を行った。今秋には試作機を完成させ、実証試験に入る。

転載元
http://www.kisnet.or.jp/nippo/nippo-2013-06-20-3.html

駒ヶ根市、中田切地区の小水力発電の事業性を高評価

・-----エコタイムズ社、2013/06/17

------小水力発電ニュース------
 駒ヶ根市は、長野県土地改良事業団体連合会が受託して行っていた小水力発電可能性調査の結果を公表した。小水力発電を行う発電事業者 の参考にと実施したもので、調査によると、昨年度駒ヶ根市新エネルギー推進協議会が候補地点に選定した中田切地区で、事業可能性が高いと判断されている。
 
 天竜川など田切地形を流れる河川や農業用水路は水量が豊富でし、小水力発電に向いた地域だと考えられている。調査は、取水地点、発電所、放水地点などで 下流300m(落差20m)のルート1、365m(25.5m)のルート2に分類して検討した。その結果、水車の形式はクロスフロー水車、横軸フランシス 水車が適しているとされた。総工費はルート1が1億8400万円、ルート2が1億9110万円と試算された。
 
 また、最大出力はルート1が58.4kW、ルート2が75.2kWと想定され、年間可能発電電力量はルート1が439.1~465.9MWh、ルート2 が562.1~596.8MWh(設備稼働率90%の場合) と見られている。売電収入は昨年度の35.7円の場合、ルート1が1643万円、ルート2は2116万円と試算され、ルート2の方が実現性が高いと評価さ れた。

転載元
http://ecotimes.jp/news/view/id:337.html

小水力発電支援、県が出張相談会 長野

・-----読売新聞、2013/06/17

------小水力発電ニュース------

 川や農業用水路を活用した小水力発電に取り組む市町村やNPOなどを支援しようと、県は関係部局などでつくる「小水力発電キャラバン隊」による出張相談会を、7~8月に県内4か所で開催する。
 キャラバン隊は14日に発足。温暖化対策課長が「隊長」となり、県農地整備課や砂防課、土地改良事業団体連合会などのメンバーで構成されている。
 出張相談会は、これから発電に取り組む市町村や団体を対象に、初期段階の構想や課題について相談に応じる。発電の適地選び、事業計画作りのほか、 水利権の取得や発電用設備の許認可手続き、補助金の活用などについて助言する。7月9日~8月5日に佐久、長野、伊那、安曇野市で、県の合同庁舎などで開 催する。事前申し込みが必要。
 10月には適地選びに必要な測量や採算性に関する講習会も開催予定。問い合わせは温暖化対策課(026・235・7179)。
(2013年6月17日  読売新聞)

転載元
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20130616-OYT8T00637.htm

2013年6月17日月曜日

最優秀にアジア航測/小水力発電調査・設計/鹿角市

・-----建設通信新聞、2013/06/13

------小水力発電ニュース------
 秋田県鹿角市は、小水力発電設備導入適地調査および基本設計業務の委託に伴う公募型プロポーザルを実施した結果、提案書を提出した4者の中からアジア航測を最優秀提案者に特定した。近く契約する。履行期限は、適地調査が11月29日。基本設計は2014年2月28日。
 地球温暖化防止と、東日本大震災および原発事故などを受けて、自然循環による再生可能エネルギーへの期待が高まる中、市内の豊富な水資源を有効活用して小水力発電設備を導入するための調査を実施する。
 具体的には、適地を3カ所以上選定し、最も有望な1カ所を対象に小水力発電設備の基本設計業務を行う。
 業務内容は、▽落差・流量・流況調査▽発電出力と年間発電予測量の算出▽発電設備のイメージ化▽概略工事費の算出▽経済性評価▽水車発電機の機種選定▽土木・発電設備レイアウト図面化--など。
[ 2013-06-12  6面  面名:北海道・東北面]

転載元
http://www.kensetsunews.com/?p=14433

「小水力」推進 農村を見つめ直す契機に

・-----新潟日報、2013/06/16

------小水力発電ニュース------
 県内での「小水力発電」導入を推進する研究会が発足した。水資源が豊富な本県らしいエネルギーの開発に期待したい。
 小水力は、河川や既存の農業用水路に水車を設置し、発電する。一定の高低差と流量があれば昼夜を問わず発電することができる。
 ダムのような大がかりな施設を新たに造る必要がなく、二酸化炭素や面倒な廃棄物も出ない。太陽光発電同様に、環境に優しい自然エネルギーである。
 日本は降水量が多い水資源国である。ただし、その活用は東日本大震災によるエネルギー危機に直面するまであまり注目されてこなかった。大規模な原子力発電の陰に眠ってきた国産エネルギーといえる・・・


つづき
http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20130616049079.html

2013年6月14日金曜日

農水省所管の小水力発電設備が長野県で完成

・-----エコタイムズ社、2013/06/05

------小水力発電ニュース------
 農林水産省中信平二期農業水利事務所が長野県の松本市内で建設していた小水力発電設備、「中信平小水力発電所」がこのほど完成し、試 運転を開始した。農水省が設置主体となっている初の小水力発電設備で、平成23年に着工していたもの。国営かんがい排水事業の一環として建設された。
 
 同発電所の最大出力は464kW、有効落差は7.60~5.34m、最大取水量は11.0m3/秒。信濃川水系の梓川の左岸幹線に横軸チューブラ水車と 横軸回転界磁形三相同期発電機を設置して建設した。発電する電力は中部電力に売電し、売電収入を農業水利施設の維持管理費に充当する。

転載元
http://ecotimes.jp/news/view/id:304.html

小水力で電力を稼ぐ、中部電力が岐阜県のダムに設備を追加

・-----スマート・ジャパン、2013/06/12

------小水力発電ニュース------
既存のダムに設備を追加して今まで利用していなかった水を発電に使う。電力会社ならではの取り組みだ。中部電力は岐阜県や愛知県を流れる矢作川の発電用ダムを利用する。 [畑陽一郎,スマートジャパン]

 既存の発電所に施設を追加して出力を増やす試みが続いている。水力発電所は火力発電とは異なり、比較的、設備を増強しやすい。
 中部電力は発電目的で所有する矢作第二ダム(図1)に設備を追加する。矢作第二ダムには既に出力3万1600kWの矢作第二発電所が併設されている。1971年に運転を開始した歴史のある発電所だ。図2の右側には発電所の取水口が写っている。
 矢作第二ダムには、ダム下流の河川の環境維持などを目的に、ダムから常時流し続ける水(維持流量)がある。これを新たに発電に使う。図2の左側に 取水設備を追加し、水圧管路を通じて発電機に水を導く。これが出力200kWの「新串原水力発電所」(岐阜県恵那市)だ。ダムの水面から発電所までの高低 差は22.5mある・・・

つづき
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1306/12/news027.html

都留市:小水力発電実施へ−−SCCoT設立準備会 /山梨

・-----毎日新聞、2013/06/08

------小水力発電ニュース------
 産官学で地域づくりを進める都留市の「スマートコミュニティコンソーシアム都留」(SCCoT)の設立準備会が7日、都留市内で開かれ、小水力発電プロジェクトの実施を決めた。また、水に関するシンクタンクを設立する方針も確認した。
 小水力発電は、既存の水流を利用した、最大出力が200キロワットほどの小規模簡易発電システム。都留市は市街地を流れる家中川などの水が豊富で「小水力のまちアクアバレー(水の谷)つる」構想を推進している。現在、家中川の水を利用した小水力市民発電所「元気くん」3台が稼働している。
 この日の準備会で決定した小水力発電プロジェクトは、新たな小水力発電所を建設するもので、家中川も含めて候補地を探す。
 またシンクタンクの名称は「都留水文化研究所」(仮称)で、調査、研究学習、教育に加え、市民参加や人材発掘の機能を持たせることを検討した。次回は7月5日に開かれる。【小田切敏雄】

転載元
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20130608ddlk19040030000c.html


2013年6月10日月曜日

石川県、砂防堰堤を活用した小水力発電、候補地2カ所発表 6月4日に説明会

・-----環境ビジネス、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
石川県は、平成24年度に県が所管する砂防堰堤の落差を活用した小水力発電の導入可能性調査を実施し、事業化の可能性が高い候補地2カ所を公表した。また、民間事業者を対象に、本調査結果を伝える説明会を開催する。
小水力発電の候補地となった堰堤は、
  1. 平沢川(金沢市中戸町地内)
  2. 直海谷川(白山市河内町内尾地内)
県では、砂防堰堤の落差を活用した小水力発電の導入可能性調査について、県内6カ所で実施した。説明会では、調査手法、検討手法、調査結果全般について説明する・・・

つづき

http://www.kankyo-business.jp/news/004951.php

丸紅=長野県茅野市で小水力発電事業を展開へ

・-----リムエネルギーニュース、2013/05/31

------小水力発電ニュース------
 丸紅は31日、全額出資子会社の三峰川(みぶがわ)電力が6月に蓼科第2発電所(長野県茅野市)の建設に着手すると発表した。認可出力は141キロワット、一般家庭約270世帯の年間消費量に相当する年間発電量を見込む。12月の運転開始を予定している。

 蓼科第2発電所は、長野県茅野市糸萱区の渋川大橋脇にある滝之湯堰土地改良区農業用水路の施設に小水力発電所を設置するもので、すでに運転中の三 峰川電力が所有する蓼科発電所(2010年4月運転開始)と同一水系に設置されることから、運転開始後の保守などでの効率化が期待できるという。

 東日本大震災後、電源の多様化や再生可能エネルギーへの関心が高まるなか、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が昨年7月より施行され、大規模 なダム建設と比較して自然豊かな日本風土への環境負荷が低いとされる小水力発電事業は、今後大きな可能性を持つ電源の一つとして注目されている。

 丸紅は2006年から小水力発電の運営事業に参入。今回の案件は三峰川(長野県伊那市2ヵ所)、蓼科(長野県茅野市1ヵ所)、北杜(山梨県北杜市3ヵ所)に続く国内7ヵ所目の案件。丸紅は今後、2020年までに国内30ヵ所程度の中・小水力発電所の開発を目指している。
東京  電力チーム  本間  03-3552-2411

転載元
https://www.rim-intelligence.co.jp/news/select/category/electricity/article/551503

2013年6月7日金曜日

ほくでんエコエナジーが滝の上発電所の名称を「滝上芝ざくら発電所」に変更

・-----電気新聞 2013/06/05

------小水力発電ニュース------

 ほくでんエコエナジーは4日、発電出力を倍増する工事を進めている滝の上発電所(水力)の名称を「滝上芝ざくら発電所」に変更すると発表した。今年12月の完工以降、新しい名称を使う。

 北海道滝上町にある滝の上発電所は、北海道企業局が夕張市で保有する同名の発電所と間違われることがあった。名称の変更は、こうした混同を防ぐとともに、同町の名物「芝ざくら」を加えて、発電所が地域に根差した施設であることを強調するのが目的。

 滝の上発電所は、運転開始から80年以上が経過し、老朽化による設備の破損をきっかけに水車や発電機をすべて交換する工事が進んでいる。建て替え後の出力は250キロワットと、現在の約2倍に向上する。

紙面より転載

中国電力が専門委の指摘踏まえ2水力の魚道、流量を増加

・-----電気新聞、 2013/06/05

------小水力発電ニュース------

 中国電力は4日、島根県の神戸川流域の窪田発電所窪田取水堰と乙立発電所八幡原取水堰で魚道流量増加を実施した。魚道の構造を考慮し、窪田取水堰で毎秒0・078立方メートルから同0・17立方メートルに、八幡原取水堰で同0・059立方メートルから0・26立方メートルに変更。魚道の機能向上を図る。
島根県が設置した「神戸川の河川環境に関する専門委員会」の報告書の内容を踏まえ、先月29日に開かれた同県の「神戸川の潮発電所水利利用に関する調整会議」で流量増加を行うと説明していた。

 専門委の報告書では、両発電所上流に位置し、潮発電所が取水を行う来島ダムの適正な放流量を検討する必要性が指摘されている。また、窪田、乙立両発電所による減水区間の放流量増加や、水質・生物調査の継続などが盛り込まれている。

 来島ダムを巡っては、今年2月に潮発電所の水利利用の更新許可を国土交通省中国地方整備局長に申請。ダムの放流量については、同専門委の報告書に基づき関係自治体と調整するとしていた。調整会議では、従来最大毎秒2トンまでの間で調整を行っていたダムの放流量を、当面の間試験的に常時毎秒2トンとする方針を表明。現在、開始時期を調整している。

紙面より転載

長野県、小水力やバイオマス、補助拡充

・-----日本経済新聞、2013/06/06

------小水力発電ニュース------
 
 ◆長野県 長野県は地域の関係者らと連携して小水力発電やバイオマス発電などを始めようとする市町村や民間団体への補助事業を拡充する。昨年度より約5割多い3500万円を予算に計上した。機器設置前の調査や計画策定も補助の対象で、実際に事業を始めやすくする狙いだ。
  「地域主導型自然エネルギー創出支援事業」の募集を始めた。補助額の上限は500万円で、補助率は2分の1以内。設置できるかどうかを判断するための事前 の調査や計画策定、設計といったソフト事業が対象。熱を供給するものについては機器設備などのハード事業についても補助する。応募は6月21日まで。(長 野)

紙面より転載

丸紅、茅野に2件目、水力発電所、270世帯分、今月着工。

・-----日本経済新聞、2013/06/04

------小水力発電ニュース------
 
 丸紅は茅野市で2件目となる小規模の水力発電所を建設する。農業用水路の水の流れを活用して電気を起こす。12月に発電を開始し、一般家庭約270世帯分の年間発電量を見込む。環境負荷が低い再生可能エネルギーとして開発を拡大する。
  子会社の三峰川電力(東京・千代田)を通じ、蓼科第二発電所を建設する。投資額は約2億円で、6月に着工する。発電能力は141キロワット。発電した電力 は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用し、20年間売電する。既に運転する蓼科発電所(茅野市)と同一水系で、メンテナンスの効率化も期待でき る。
 丸紅は長野県と山梨県で小水力発電所を運営しており、今回の新設で7カ所目。再生可能エネルギーの需要拡大を見込み、2020年までに国内で30カ所程度の開発を目指している。

紙面より転載

丸紅、農業用水で発電、長野・茅野に新施設。

・-----日本経済新聞、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
 
  【松本】丸紅は5月31日、長野県茅野市で2件目となる小規模の水力発電所を建設すると発表した。農業用水路の水の流れを活用して電気を起こす。12月に 発電を開始し、一般家庭約270世帯分の年間発電量を見込む。環境負荷が低い再生可能エネルギーとして開発を拡大する。
 子会社の三峰川電力(東 京・千代田)を通じ、蓼科第二発電所を建設する。投資額は約2億円で、6月に着工する。発電能力は141キロワット。発電した電力は再生可能エネルギー固 定価格買い取り制度を活用し、20年間売電する。既に運転する蓼科発電所(茅野市)と同一水系で、メンテナンスの効率化も期待できる。
 丸紅は長野県と山梨県で小水力発電所を運営しており、今回の新設で7カ所目。再生可能エネルギーの需要拡大を見込み、2020年までに国内で30カ所程度の開発を目指している。

紙面より転載

福島県が小水力発電導入に最大600万円の補助金を

・-----世界の水事情、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
 福島県では、発電電力1,000kw以下の小水力発電事業を対象として最大600万円(補助対象経費の2分の1以内)の支援金を支給することを発表した。


申し込み期間は2013年6月28日(金)までとなっており、期間中に申請を行えば応募書類の到着順に随時審査を行い、予算の範囲内で交付を決定する。
申し込み資格としては
「1.平成26年度末までに小水力発電設備の整備に着工する見込みであること」
「2.小水力発電設備の整備予定地が県内であること」
「3.県内における先進事例として、補助事業終了後も継続的に地域主導型小水力発電事業に取り組むことが可能な運営基盤を有すること」
「4.補助事業者が法人である場合、本店または主たる事業所等が県内にあること」

が挙げられている。

転載元
http://water-news.info/4282.html


小水力発電、啓発用に 岐阜高専の和田教授ら郡上に設置

・-----岐阜新聞、2013/06/06

------小水力発電ニュース------
郡上市明宝気良地区の布平用水に5日、小水力発電の仕組みが学べる「らせん型水車」が設置された。持ち込んだ岐阜工業高等専門学校(本巣市)環境都市工学科の和田清教授(54)は、「地元に小水力発電を広めていく啓発用に使ってもらえたら」と期待を込めた。
 昨年発足した「郡上市小水力発電調査研究会」で、委員の置田憲治さん(58)=同市明宝=がかつて発電にも使われていた農業用の布平用水を紹介。 昭和初期まで小規模な水力発電所が稼働していたこともあり、座長を務める和田教授自らが今月から、適地か見極める調査を始めることになった。水位計を設置 して年間の水量変化を見るほか、定期的に流速も測定する。
 調査とともに地元の協力体制を築こうと、同校で実験用に使っていた水車を改造して設置。和田教授ら同校の教職員6人、置田さん、市職員らがクレーン車を使って作業を行った。最大出力は約200ワット。
 今後、仕組みを説明する看板を立てるなどして、住民に小水力発電を啓発する。

丸紅、長野・茅野市に小水力発電所を建設-12月稼働

・-----日本工業新聞、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
 丸紅は長野県茅野市に小水力発電所を設ける。子会社の三峰川電力(東京都千代田区)が新発電所「蓼科第二発電 所」を建設し、12月に運転を始める予定。出力141キロワットで、発電所の建設や用地取得を含めた総事業費は約2億円。年間発電量は一般家庭約270世 帯の電力消費量を見込む。発電した電力は中部電力に20年間売電する。
 発電所は同市糸萱区の渋川大橋脇にある農業用水路の施設に設置。三峰川電力が所有し、すでに運転中の小水力発電所と同一水系に設置することによりメンテナンスなどの効率化を見込む。
 丸紅にとって国内7カ所目の小水力発電所となる。国内で中・小水力発電所の開発を進め、20年までに30カ所程度まで増やす計画。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx1120130603qtkc.html


新城四谷で式典 新たなエネルギー活用策期待

・-----東愛知新聞、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
新城市四谷の千枚田に、県が初めて設置した小水力発電設備の完成式が1日夕、現地であった。大村秀章知事や穂積亮次市長ら70人が出席し、新たなエネルギー活用策へ期待したほか、「千枚田」と書かれたイルミネーションを点灯させた。
  県は今年度、標高約400メートルの千枚田の頂上部に水車を備えた幅50センチ、奥行き40センチ、高さ52センチの発電設備や導水管、配電設備を設置。 平均で毎秒10リットル、最大で1キロワットの発電が可能という。電力をトイレ照明や浄化槽の電源として活用する。今後はイノシシなど獣害防止のための電 気柵への活用していく。
 完成式で大村知事は「愛知県は農業用水が張り巡らされており、・・・

つづき
http://www.kyodoshi.com/news/10059/

阿智村 2地区で小水力発電を導入 長野

・-----南信州新聞、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
阿智村は自然エネルギー普及促進モデル事業として、伍和と智里西の両地区に小水力発電装置を設置した。31日には伍和の備中原で地元関係者による点灯式があり、電気の有効利用や今後の管理について語り合った。

 ともに落差のある地点から取水し、水車と同軸の永久磁石を回転させて最大300ワットを出力する仕組み。簡単な構造のため、メンテナンスの回数が抑えられるのが特徴で、工事費用は1カ所100万円。

 関連作業は村から支給された材料を使って地元が行い、伍和は備中原・春日社近くの農業用水路、智里西は地区公民館の敷地に小型発電機を設置。発電制御盤とバッテリーを収納する変電室も設けた。

 伍和は村道の防犯灯を点灯させるほか、・・・

つづき
http://minamishinshu.jp/news/society/%E9%98%BF%E6%99%BA%E6%9D%91-%EF%BC%92%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E3%81%A7%E5%B0%8F%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%82%92%E5%B0%8E%E5%85%A5.html

2013年6月3日月曜日

四谷千枚田で小水力発電施設の完成式 新城市

・-----東愛知新聞、2013/06/02

------小水力発電ニュース------
新 城市四谷の千枚田に県内で初めて設置された小水力発電の完成式が1日夕、現地であった。大村秀章知事や穂積亮次市長ら70人が出席。再生可能エネルギーの 有効利用策として完成を祝った。わき水を使った小規模の発電をしてトイレの電灯に利用していくほか、有害鳥獣対策として設置される電気柵用電源としての利 用も予定している。
詳細は本紙をご覧ください。
地元の児童と一緒に小水力発電設備を見る大村知事=新城市四谷で
地元の児童と一緒に小水力発電設備を見る大村知事
=新城市四谷で

転載元
http://www.higashiaichi.co.jp/news/news_seiji/130602/13060201.html

丸紅、三峰川電力が小水力発電所を建設

・-----MSN、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
  丸紅<8002、株価 - チャート - 企業概要> は5月31日、子会社の三峰川(みぶがわ)電力(東京都千代田区)が蓼科第2発電所(長野県茅野市)を建設すると発表した。13年6月に着工し同12月に 運転を開始する予定。同事業は、同市の滝之湯堰(せき)土地改良区農業用水路の施設に小水力発電所を設置するもの。年間発電量は、一般家庭約270世帯の 年間電力消費量を見込み、発電した電力は、再生可能エネルギーの固定買取制度を活用し、完工後20年間売電する。

  同社は06年から小水力発電の運営を行っており、今回の案件は、三峰川(長野県伊那市・2カ所)、蓼科(長野県茅野市・1カ所)、北杜(山梨県北杜市・3カ所)に続く国内7カ所目となる。今後、2020年までに国内30カ所程度の中・小水力発電所の開発を目指す方針。

  5月31日の終値は、前日比2円高の714円。

[株式新聞ダイジェスト]

提供:モーニングスター社

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転載元
http://money.jp.msn.com/news/morningstar/%E4%B8%B8%E7%B4%85%E3%80%81%E4%B8%89%E5%B3%B0%E5%B7%9D%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E3%81%8C%E5%B0%8F%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%82%92%E5%BB%BA%E8%A8%AD

吉野町:プロペラ式小水力発電、効率化へ実証試験開始 メーカーと開発協力、2015年度製品化目指す /奈良

・-----毎日新聞、2013/06/02

------小水力発電ニュース------
 低炭素社会の実現に取り組んでいる吉野町は、メーカーと協力して開発しているプロペラ式小水力発電装置 の実証試験を始め、関西電力吉野発電所(同町樫尾)の導水路で公開した。プロペラと発電機を組み合わせて試験を続けて課題を見つけ、効率の良い装置とシス テムをつくる狙い。2015年度の製品化を目指す。
 町は再生可能エネルギーの導入の一環として、11年度から小水力発電の導入を検討し、国からの補助が昨年決まった。
 開発しているのは、水流をプロペラで受けて発電機を回す構造で、低価格で整備も簡易で、軽トラックで運 べて2人で設置できる装置を目指している。町はプロペラの直径60センチ(120ワット)を2機、30センチを1機導入する予定。一般家庭用としては発電 量が不足なので、電線が無い場所での鳥獣害防止線、防犯灯、桜のライトアップなどの使用を考える。
 船舶用プロペラメーカーのナカシマプロペラ(岡山)が技術を担当し、町が試験地確保などで協力している。5月31日に公開した試験は、60センチ機にフロートを付けて流れに浮かべて実施したが、枠で底に固定すれば水深30センチでも稼働するという。【栗栖健】

転載元
http://mainichi.jp/area/nara/news/20130602ddlk29040333000c.html

糸島市が平成32年度に小水力発電設備を現在の5倍に

・-----世界の水事情、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
  糸島市では、現在1基しかない小水力発電設備を平成32年度までに5基体制にすることを2013年5月21日に発表した。


  とりあえずは九州大学と白糸行政区の協力のもとに今年度内に1基を白糸の滝ふれあいの里に設置することが決定している。設置に向けた調査・研究が九州大学、白糸行政区の間で実施されており、「白糸の滝1・2・3夢プロジェクト」と名付けられたこの計画では、小水力発電機は最大出力18kWのものが予定されている。

 この他、モデル事業として福岡県地域資源循環活用施設整備事業を活用し、雷地区内農業用水路を利用して16kW程度の規模のもの1基が設置されるのに加え、瑞梅寺山の家、加茂ゆらりんこ橋など公共施設への設置に向けた検討も行う予定となっている。

転載元
http://water-news.info/4300.html

長大が小水力発電事業拡大のための技術者を募集

・-----世界の水事情、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
  新エネルギー分野にも積極的に取り組んでいることで高く評価されている㈱長大では現在川の落差を活用した流れ込み式による環境に配慮した小水力発電事業を推進させているが、本事業の拡大に伴って経験を有する電力土木・電気技術者を募集することを2013年5月21日に発表した。

 「調査・計画・設計」から「施行監理」「維持管理・運営」「機材調達」にいたるまで幅広い業務を実施している同社が今回必要とするのは技術士(電気電子部門または建設部門-電力土木・河川等)と電気主任技術者(第二種以上)で、お問い合わせは同社の事業企画部採用係(TEL 03-3639-3321)/ E-mailで受け付けている。
高度な業務にチャレンジしたいというエンジニアはぜひ連絡を取ってみたい。

転載元
http://water-news.info/4293.html

「小水力発電アイデアコンテスト」三重県で開催

・-----世界の水事情、2013/06/03

------小水力発電ニュース------
  2013年4月12日、三重県いなべ市において「小水力発電コンテスト」が開催され、小水力発電を手作りしてそのメカニズムと発電した電力をどのように使うかのアイデアを競われた結果、金賞は福井高専がみごとに受賞を果たした。



  同コンテストは中部7県(愛知、三重、岐阜、富山、石川、福井、静岡)でものづくりを学ぶ工業高等専門学校、高等専門学校、商船高等専門学校の学生を対象として行われるもので、自然資源を活用した取り組みを通じて学生たちに自分たちの技術が社会に役立つことを実感してもらうこと、山間地域に自立への自発的な行動を促すことを意義として開催している。

 コンテストは競うことを第一の目的にしているわけではなく、コミュニケーションや調査の過程を大事にしており、厳密なルールも特に設けられていない。尚、来年のコンテストは福井県鯖江市で開催される予定となっている。

転載元
http://water-news.info/4291.html

鹿児島銀行とDBJが鹿児島県の小水力発電事業に融資を実施

・-----世界の水事情、2013/06/01

------小水力発電ニュース------
2013年5月13日、鹿児島銀行DBJ(日本政策投資銀行)は鹿児島県肝付郡にある船間小水力発電所の建設に融資を行うことを発表した。
(参照:福島県が小水力発電導入に最大600万円の補助金を)
 馬口川(ばくちがわ)にある220メートルの落差を利用した同発電所の出力は995kW、予想年間発電量は630万kWhで、事業開始は2014年7月が予定されている。FIT(固定価格買取制度)に基づく再生可能エネルギーの導入は太陽光発電事業を中心に全国的に展開されているが、小水力発電に関しては事業化された導入実績が少ないという難点がこれまではあった。

 今回の事業は九州発電および県内有力企業が連携し、全国に先駆けて実現化したもので、発電された電気は法令で定められた価格・機関で電力会社などが買い取ることが義務づけられている。

小水力発電の可能地点調査結果発表-滋賀県

・-----世界の水事情、2013/06/01

------小水力発電ニュース------
  2013年5月17日、滋賀県の農業水利施設を活用した小水力発電等の可能性地点調査結果が発表された。

  それによると平成24年度に実施した農業水利施設(農業用水路、揚排水機場、管理事務所等)を活用した小水力および太陽光発電の可能性地点調査結果の概要は.発電可能地点 72箇所(小水力)、32箇所(太陽光)となっている。今回の選定基準は「県内の農業水利施設で、一般家庭5戸程度の年間消費電力量が確保できること」「小水力:流量、落差等から算出した発電出力が3kW以上を見込めること」「発電出力(合計) 約8,500kw【一般家庭 約3,100 世帯の年間消費電力量に相当】」となっている。

 今後の予定としては、長浜市湖北地区のにおける小水力発電施設の実施設計などが予定されている。

転載元
http://water-news.info/4298.html

水路の落差で小水力発電を行う「中信平小水力発電所」完成のお知らせ 長野県

・-----世界の水事情、2013/06/01

------小水力発電ニュース------
 2013年5月23日、農林水産省中信平二期農業水利事務所が松本市梓川上野で建設を進めていた「中信平小水力発電所」が完成したことが発表された。(参照:富山県 小水力発電計画導入へ


  同発電所の本格稼働は7月からとなり、最大で478キロワット、平均205キロワットの発電出漁で、年間発電量は一般家庭950世帯分の年間消費量にあたる340万キロワット時が想定されている。
  
 地区の幹線農業用水路である梓川左岸幹線沿いにタンク式の取水口を設けて水を取り込み、最大で7.3メートルの落差がある発電室との落差を利用して発電機のプロペラを回し、電気を生み出すシステムが採用されている。できた電気は、中部電力に売ることによって利益を農業水利施設の維持管理費にあて、地元農家の管理負担金を軽減させる予定になっている。

転載元
http://water-news.info/4260.html

小水力 地域にも活力 住民一丸で課題解消

・-----福井新聞、2013/06/01

------小水力発電ニュース------
火力発電や再生可能エネルギーは代替電源となり得るか「代替電源の実力」(5)

  河川や農業用水などの流れを利用する「小水力発電」は太陽光や風力と比べて天候による変動が少なく、全国的に導入が進む。環境省の2010年度調査による と、県内では約550地点の河川や農業用水で計33万3千キロワットの導入可能量があるという。県は特に砂防ダムに注目し、県内42カ所で出力5~250 キロワットの発電が可能との試算を出した。

 昨年8月にはあわら市清滝で清滝川の砂防ダムを活用しようと、土木事業者、あわら市、地元住 民団体らによる協議会が発足した。県の試算では出力19~36キロワット。ところが実際に同協議会が水量を調べると、出力8キロワットしか望めなかった。 初期投資回収に20年以上かかる。協議会のメンバーは「まったく採算が合わない」と肩を落とした。

 山中での計画のため、送電線の整備もコスト高になる。小水力発電に詳しい県内関係者の一人は「立地条件のいい場所にはすでに電力会社の発電所がある。県の試算通りの適地はそうはない」と打ち明ける・・・


つづき
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowerplantfuture/42935.html

愛知県新城市で農業用水を利用した小水力発電施設設置

・-----世界の水事業、2013/05/31

------小水力発電ニュース------
  愛知県新城市四谷地区は棚田で有名だが、2013年5月29日、この棚田の農業用水を利用した小水力発電施設が設置されたことが発表された。同施設の完成 式は6月1日にふれあい広場で行われる。施設の最大出力は1kWで、発生した電力はトイレの照明や浄化槽ブロワ、獣害防止電気柵の電源などに利用される。
(参照:富山県 小水力発電計画導入へ)

 
 愛知県では小水力発電に力を入れているが、愛知大学と新城市が連携・協力して行った「小水力発電に関する賦存量調査」によると、歴史的小水力発電事業地が31か所も確認でき、古くから小水量発電事業の密集地であったことがわかった。
これらの遺構は戦争直後まで存続していたもので、現在でも学ぶべきものが多い。新城市では市民への認知を行うとともに、研究、シンポジウム、見学会など広く多くの人々にも啓蒙できるばかりか「歴史的小水力発電事業センター」としてPRすることもできるとしている。


転載元
http://news.livedoor.com/article/detail/7723938/