2012年8月31日金曜日

農業用水利用の小水力発電 導入促進へ結束 岩手

・-----岩手日日新聞、2012/08/31

------小水力発電ニュース------
 農業用水などでの小水力発電の導入促進を目指し「県農業水利施設小水力発電推進協議会」が30日、発足した。県内32市町村と34土地改良区が参加。東 日本大震災に伴い再生可能エネルギーの導入促進が急務とされる中、今後は研修や情報交換を重ねるなど、小水力発電の導入に向けた取り組みを強化していく。

 小水力発電は、出力1万キロワット以下の水力発電。農業水利施設には小水力発電に適したダムや急流工などが存在 し、特に県内には起伏に富んだ地形の下に約1400キロの基幹的施設があるものの、現在設置、稼働している農業用水などを活用した小水力発電施設は照井、 赤荻(以上一関市)、大志田ダム(一戸町)、明治百年記念公園(八幡平市)の4カ所にとどまっている・・・

つづき
http://www.iwanichi.co.jp/ken/item_30983.html

既存ダムに小水力発電新設へ 国交省が概算要求

・-----共同通信、2012/08/30

------小水力発電ニュース------

 国土交通省は30日、既存のダムに小水力発電施設を新設するため、必要な費用を2013年度予算概算要求の特別枠に盛り込む方針を固めた。再生可能エネルギーの普及が目的で、数年かけて全国20ダムに設置する。
 小水力発電は一般的に、出力千キロワット以下の施設。設置の対象は、国や水資源機構が管理する全国118ダムのうち、大規模な水力発電の設備を持たないダム。小水力発電が既にあるダムで施設を追加することも検討している。
 ダムの放流水を利用して発電するため、新たな環境への負荷がないとしている。得られた電力は、ダムの管理施設に使う。

転載元
http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012083001001887.html

2012年8月30日木曜日

福岡市、再生エネ発電を相次ぎ導入 汚泥ガス利用や小水力

・-----日本経済新聞、2012/08/25

------小水力発電ニュース------
 福岡市は再生可能エネルギーを利用した発電設備を相次ぎ導入する。・・・(中略)・・・。


 福岡市水道局が取水する乙金浄水場(福岡県大野城市)では、13年度中に約2億円を投じ、小水力発電機を設置する。出力は100キロワット。年間 発電量は65万キロワット時で、浄水場の使用電力の15%を賄える。ダム下の取水場から浄水場に落ちてくる水のエネルギーを利用して発電する。
 浄水場への小水力発電機の導入は瑞梅寺浄水場(同県糸島市)に続き、2カ所目。同浄水場では使用電力のほぼ全てを賄っている。
 福岡市が6月に入札で九電と契約した1年間の電気料金は前年比4%上昇した。原発停止で火力発電用の燃料コストが膨らんでいる九電は電気料金の大 幅な引き上げも視野に入れている。市は再生エネを使った設備を拡充してエネルギー自給率を少しでも高め、市民の税負担拡大につながる支出を抑制したい考えだ。

以下略

転載元
http://www.lg-ppp.jp/?p=3687

東京発電、神奈川・箱根町の小水力発電所を再開

・-----日刊工業新聞、2012/08/30

------小水力発電ニュース------

 東京発電(東京都港区、中村寛征社長、03・6371・5200)は29日、神奈川県箱根町で廃止された小水 力発電所を再開発すると発表した。1954年に地元の旅館が建設し、74年に老朽化のため廃止された洲雲川発電所(写真)に、水車など新設備を導入。来年 4月に発電を再開する。
 水路や水圧鉄管など健全な既存設備はそのまま再利用する。最大出力は190キロワットで発電量は年間約110万キロワット時を見込む。
 同発電所は廃止後、箱根町に譲渡され、水をためる水槽設備の一部は水道水の供給に使われていた。東京発電では昨年から町や地権者、漁業協同組合、関係官庁と協議を行い、水道用と発電用の水を分けることなど再開発に向けての調整がついたことから、10月に工事を始める。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx0820120830qtkg.html

東京発電、小水力発電の「須雲川発電所」を再開発

・-----Tech-on、2012/08/29

------小水力発電ニュース------

 卸電気事業者の東京発電(東京都港区)は、神奈川県足柄下郡箱根町の小水力発電所「須雲川発電所」を再開発する(ニュースリリース:PDF)。
  同発電所は1954年、箱根町の旅館が建設。自家用発電所(出力120kW)として運転した後、設備の老朽化などから1984年に廃止した。廃止後は、 箱根町が設備を譲り受け、水槽設備の一部を箱根町への水道水供給に利用していた。東京発電は今回、水路・水圧鉄管などの健全な既設設備を最大限活用しなが ら新たな水車を導入し、小水力発電所として再開発する・・・

つづき
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120829/236433/

2012年8月27日月曜日

小水力、農村の力に 県、発電候補地11ヵ所選定 岐阜県

・-----岐阜新聞、2012/08/2

------小水力発電ニュース------

◆売電価格上昇で弾み
 県が本年度、農業用水を活用した小水力発電の導入可否を検討する概略計画箇所(候補地)として、揖斐郡揖斐川町久瀬の名倉用水など9市町の11地 区を選定したことが24日、分かった。各箇所の最大出力は一般家庭20~400世帯分に相当する13~275キロワットの発電を見込んでいる。
 概略計画では用水の流量や落差、送電する高圧電線までの距離、水車のタイプなどを測量も交えて明らかにして年間の発電量や概略事業費を算定。これ を基に導入費用を負担する県や市町、土地改良区などが導入可否を協議、費用対効果を検証する基本設計に入るかを年度内に判断する・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120825/201208251139_17883.shtml

小水力発電:関西広域で取り組み、来月1日に利用推進協議会設立 脱原発、地域活性化にも /京都

・-----毎日新聞、2012/08/25

------小水力発電ニュース------

 近畿2府4県に福井、三重両県を加えた地域で広く小水力発電の 普及を目指す市民有志が9月1日、「関西広域小水力利用推進協議会」を設立する。環境・エネルギー問題に取り組む大学教授やNPO法人メンバー、技術者ら が準備会を作り、200人以上の参加を見込む。脱原発だけでなく地域活性化につながる取り組みとしても注目されそうだ。【太田裕之】
 再生可能エネルギーの中でも水力発電は太陽光や風力より稼働時間が長く、効率の面で優れる。中でも 1000キロワット以下の規模の小水力は環境負荷が小さい。ドイツなどの先進地と比べて日本では導入が遅れているが、水量と勾配で試算すると2万カ所程度 で可能という。1カ所平均300キロワットとすれば原発6基分にも相当する・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20120825ddlk26040506000c.html

2012年8月25日土曜日

太陽光や小水力発電を推進 「総合特区」 県が検討  山梨県

・-----山梨日日新聞、2012/08/25

------小水力発電ニュース------
 県は太陽光発電や小水力発電の推進に向け、特定地域で規制を緩和し、予算や税制面で優遇する「総合特区」の申請について検討に入った。特区の指定で再生可能エネルギーの活用に関わる手続きを簡素化することで、参入を促す狙いだ。

  県は電力需要を100%県内で賄う「エネルギーの地産地消」に向け、太陽光発電や小水力発電など再生可能エネルギーを活用した電力の確保を進める方針。こ のうち、河川の流水を使う小水力発電では、施設の設置には水利権の取得や許認可の手続きが必要で、「手続きにかかる時間と難しさが企業参入の足かせになっ ている」(県環境創造課)という。農地に太陽光発電施設を建設する場合も、農地転用などの手続きが必要となる。

 このため、県は総合特区の指定によって規制を緩和できないか検討。総合特区のうち、地域の資源を活用し、活力を高める「地域活性化総合特区」の申請を想定している・・・


つづき
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2012/08/25/9.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

農水省、概算要求で小水力発電設備の整備に10数億円計上

・-----日刊工業新聞、2012/08/17

------小水力発電ニュース------
 農林水産省は2013年度の概算要求で、農村での小水力発電設備の整備事業予算を10数億円計上する方針を固めた。12年度は約7億円だった。再生可能 エネルギーの全量買い取り制度を受け、土地改良区で設備導入を計画する申請が相次いでおり、12年度予算は足りない状況。13年度も申請の伸びが確実な情 勢のため、全国の土地改良区や府県知事などと連携し、予算の増額を求める。
 小水力発電は太陽光発電に比べて水路の流水量や高低差などの調査や詳細設計が必要で、初期投資が大きい。このため整備事業では農業用水路に設備を設置する際の事業化調査や設備導入にかかる費用を定額か2分の1で援助する。12年度は50件近い申請があった。
 政府は土地改良長期計画で、小水力発電設備の設置地区を1000地区にする目標を掲げている。農水省によると現在は全国計26地区で、大半が最大出力500キロ―1000キロワット超の大型設備を設置している。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520120817abbb.html

2012年8月24日金曜日

小水力発電施設を手作り 八雲、せたな 北海道

・-----北海道新聞、2012/08/14

------小水力発電ニュース------

【八雲、せたな】八雲町の建設会社、北海建業の社長、木村浩司さん(70)が、せたな町の所有地で、手作りの小水力発電施設を3年がかりで完成させた。出力は1キロワット。今後敷地内のイトウ養魚場で使う地下水のくみ上げポンプの動力にする計画だ。
 発電用水車は直径1メートル50センチ。廃材の鉄で作り、木村さんが水利権を持つ太櫓(ふとろ)川支流から取水した池の出口に設置した。1メートルほど の高さから流れ落ちる毎分3トンの水を12枚羽の水車が受け止めて回転。水車の軸に三つの歯車を連動させて回転を加速し、中古バスから取り出したダイナモ で発電する・・・

つづき
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/396288.html

2012年8月22日水曜日

再生エネ導入へ小水力発電を視察 環境推進協議会が富山市を訪問

・-----福井新聞、2012/08/21

------小水力発電ニュース------
 福井県の環境ふくい推進協議会は21日、環境バスツアーとして富山市の大規模太陽光発電所(メガソーラー)と小水力発電施設を視察した。会員や市町職員、市民団体メンバーら約40人が参加し、再生可能エネルギー活用の実情に触れた。
 2011年4月に操業を始めた北陸電力富山太陽光発電所(出力1千キロワット)では、約3万平方メートルの広大な敷地に太陽光パネル約4800枚が並んだ 様子を見学。リアルタイムで表示される発電データを確認し、太陽の角度による発電量の変化などについて担当者から説明を受けた・・・


つづき
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/36456.html

広がり始めた小水力発電

・-----ジュニア中日新聞、2012/08/19

------小水力発電ニュース------
 身近(みぢか)な農業(のうぎょう)用水や小川などを利用(りよう)して電気をつくる小水力発電(はつでん)が、あちこちに広がり始(はじ)めて います。企業(きぎょう)による大がかりな太陽(たいよう)光や風力発電に比(くら)べれば小さな動(うご)きですが、私(わたし)たちとエネルギーとの 関(かか)わり方や地域(ちいき)を変(か)えるきっかけになるかもしれません。

〔1〕「桜水車」

 広々とした水田地帯(すいでんちたい)を抜(ぬ)け、緩(ゆる)やかな坂(さか)の途中(とちゅう)にある岐阜県池田(ぎふけんいけだ)町の宮地 (みやじ)小学校。ゴーゴーという水音が響(ひび)き渡(わた)り、水車が回っています。「これで電気ができるなんてすごい」と言うのは、5年伊藤玲奈巴 (いとうれなは)さん。学校を横切(よこぎ)って流(なが)れる農業(のうぎょう)用水を利用(りよう)した小水力発電(はつでん)で、ことし3月に動 (うご)き始(はじ)めました。「桜(さくら)水車」という名前は子どもたちから募(つの)りました・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/junior/naruhodo/201208/CK2012081902000169.html

2012年8月21日火曜日

190年の歴史を持つ農業用水で落差式小水力発電

・-----ケンプラッツ、2012/08/17

------小水力発電ニュース------

協和コンサルタンツは7月28日、三重県多気町で約190年前から利用されている農業用水路「立梅(たちばい)用水」を活用した落差式小水力発電の 実現に向けて調査を開始した。高さ約1.2mほどの発電装置を用いて8月中旬から発電量などを測定する。2014年の本格稼働を目指している・・・

つづき
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20120810/579490/?bpnet

小水力発電「百瀬川は有望」 滋賀のNPOが現地調査

・-----朝日新聞、2012/08/19

------小水力発電ニュース------

 高島市で小水力発電をめざす市民らがNPO「FEC自給圏ネットワーク」(福井陽児代表)を結成し、市内を流れる百瀬川などで18日、専門家を招いて発電の可能性を探る調査をした。「百瀬川は有望」と判断されたため、資金調達など実現に向けた具体策を練ることになった。
 7月に結成された同ネットは食糧や…

つづき
http://www.asahi.com/news/intro/OSK201208180225.html?id1=2&id2=cabcaibj

小水力発電12月着工へ 肝付町と立地協定 鹿児島

・-----南日本新聞社、2012/08/16

------小水力発電ニュース------
 鹿児島県内に小水力発電施設約40カ所の建設を計画する九州発電(鹿児島市)は16日、第1号となる船間水力発電所の立地協定を肝付町と結んだ。12月着工、来年12月の稼働を目指す。霧島市と大隅半島の計3カ所でも年内に着工予定。
 船間水力発電所は同町の馬口川を利用。船間集落を通る旧国道448号下に水圧管(総延長約1キロ)を敷設し、220メートルの落差を利用、下流に設置するタービンを回す。最大出力1565キロワットで、年間約450万キロワット時(一般家庭3500世帯分)を発電する。

掲載元
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=42474

小水力発電施設が完成 農業用水ダムで 和歌山

・-----紀伊民報社、2012/08/14

------小水力発電ニュース------

 和歌山県が、みなべ町東神野川の島ノ瀬ダムで整備に取り組んでいた小水力発電施設が完成した。ダムの水はみなべ町や田辺市の農家に送られ農業用水 として利用されているが、新たに生み出した電力を売ることで、農家が負担しているポンプの電力代といった費用が、最大で年間2700万円軽減できる見込 み。発電は9月初旬から始める予定で、地域の小学生を対象に、お披露目を兼ねた見学会を開くことも計画している。
 県農業農村整備課と日高振興局農地課によると、島ノ瀬ダムは高さ44・5メートル、長さ131・5メートル、総貯水量は307万立方メートルで、 国が1991年度に整備。国の委託を受け、みなべ町と田辺市の農家(受益者1470戸)に農業用水を供給している南紀用水土地改良区(みなべ町西本庄)が 施設を管理運営している・・・

つづき
http://www.kyodoshi.com/news/8670/

2012年8月16日木曜日

小水力講座:市民発電所、実現を NPOが高島で18日 /滋賀

・-----毎日新聞、2012/08/16

------小水力発電ニュース------
 エネルギー地域自給の切り札とされる、小水力発電導入の可能性を探るNPO主催の講座・ワークショップ「私のまちに小水力発電」が18日、高島市マキノ 町の願力寺で開かれる。FEC自給圏ネットワーク(同市今津町、福井陽児代表世話人、約30人)が参加を呼びかけた。9月15日には太陽光・熱利用、12 月1日にはバイオマスエネルギーをテーマに開催予定だ。
 18日は午前11時にJR湖西線マキノ駅集合の後、百瀬川の発電適地を見学。午後、高知県で実用化へ取り組む高知小水力利用推進協議会事務局長、古谷桂信氏の講演などを予定。
 福井さんは「福島第1原発事故後、小水力発電は大きな関心を呼び起こした。地域の人たちが出資し、利益を得ながらエネルギーを創出する市民発電所をぜひ実現させたい。高島市には利用可能な水路や川がある」と話している。
 FEC自給圏ネットワークのFは食物(FOOD)、Eはエネルギー、Cはケアを指す。18日の講座参加には若干余裕がある。昼食付き参加費1000円。問い合わせ、申し込みは福井さん(0740・22・1242)。【塚原和俊】

8月16日朝刊

Yahoo!ニュースより転載
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00000182-mailo-l25

肝付に小水力発電の調印式 鹿児島

・-----鹿児島放送、2012/08/16

------小水力発電ニュース------
 県内「40カ所」の計画、その第1号が肝付町に建設されることが決まりました。鹿児島の豊富な降水量を活かせると期待される「小水力発電」。県内企業などが 出資した事業会社による発電所の建設に向けて協定書の調印式がありました。太平洋に面した急しゅんな地形。肝付町の船間水力発電所の予定地です。町が管理 する馬口川の上流から取水し、斜面に設置するパイプのおよそ200㍍の落差が電力を生みだします。建設する企業・九州発電は古田社長・個人のほか本坊商店 や南国殖産などの出資で1月に設立、きょう県庁で肝付町と協定書を取り交わしました。年間発電量は約3500世帯分に相当する450万kWh。建設費はお よそ15億円で、年内に着工し、完成は来年末の予定です。今後6年間で県内40か所に小水力発電所を設置する計画で、このほか霧島地区と大隅地区合わせて 3カ所で年内の着工を目指します。今回、県や企業などからなる推進協議会が自治体との間を取り持ちました。協議会の会長を務める池畑県議は「県の今後の小 水力発電、自然エネルギーのまさにスタートであり、記念すべき日になるのではないか」と話していました。 

掲載元
http://www.kkb.co.jp/news_move/jchan_move_detail.php?news_flg=2&param1=20120816&param2=183951&param3=1&ref=rss16

2012年8月14日火曜日

小水力発電を推進 市民ら、京で協議会設立総会へ

・-----京都新聞、2012/08/13

------小水力発電ニュース------
 谷川や水路の流れを利用した小水力発電を関西で広げようと、市民らが「関西広域小水力利用推進協議会」を9月1日に立ち上げる。福島第1原発事故を教訓 に、安全なエネルギーを地産地消するのが狙いだ。同協議会の準備会は、京都市内で開く設立総会と講演会への参加を広く呼び掛けている。
 協議会には、関西で環境やエネルギー問題に取り組む市民やNPOメンバーらが200~300人参加する予定。河川の利用には自治体や国など河川管理者の許認可が必要なことから、各府県知事や自治体の担当者が顧問や委員として加わる見込みだ。
  設立後の活動として、小水力発電を行おうとする人たちへの助言や支援▽さまざまな組織や個人が情報交換をする場の提供▽小水力利用の支援制度創設への取り組み-などを計画している・・・

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120813-00000024-kyt-l26

2012年8月8日水曜日

【群馬】 小水力発電 県、初の調査補助金 交付先決定 沼田市など6自治体

・-----東京新聞、2012/08/08

------小水力発電ニュース------
 再生可能エネルギーの積極的導入の一環で用水路などへの小型発電機設置を進める県は、初回の調査事業の補助金交付先として、沼田市など六自治体を決定した。

 小水力発電導入調査事業は、水資源が豊富な地の利を生かそうと、本年度から県が始めた独自の事業。補助は事業費の半分で上限三百万円。初回は市町村対象に限定し、沼田市以外に渋川市、川場村、片品村、嬬恋村が決まり、一自治体が内示中。二回目の募集は、NPOや土地改良区にも範囲を広げて先月、募集を締め切った・・・

つづき
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120808/CK2012080802000164.html

ふるさとのエネルギー:山梨県都留市・小水力発電 低炭素都市のモデルに /岩手

・-----毎日新聞、2012/08/07

------小水力発電ニュース------
 富士山からの水に恵まれた山梨県都留(つる)市は、全国でもいち早く小水力発電の導入を進めてきた。今では、市役所の使用電力の約8割を小水力発電で賄うまでになった。市産業観光課の河野淳主事(28)は「自然エネルギーの活用を広げ、ライフスタイルの変化にもつながっていけば」と話している。【片平知宏】

 −−水力発電の歴史があるそうですね。

 都留では江戸時代から、町中に川から水が引かれ、野菜を洗うなどの生活用水や絹織物の動力に使われていました。明治時代には水力発電も行われていました。郷土史研究の市民グループが01年、こうした歴史を参考に身近な水力でエネルギーを作り、地域を活性化しようと研究会を作り、流量調査や発電実験などを始めました。市は、市民グループなどの政策提言を受けて、市役所脇の家中川(かちゅうがわ)に小水力発電「元気くん1号」(最大出力20キロワット)を設置し、06年に本格稼働させました。

 −−設置の狙いは?

 これから先いつまで化石燃料があるか分かりません。原子力発電にも頼れない。小水力発電を活用して、自然エネルギーを広げていくことが必要です。

 もう一つは、環境を考えていこうということです。水の流れが見えることで、水のエネルギーが電気に変わることを市民に意識してもらう。自然エネルギーについて考える環境学習の場を提供することも狙いです。

 −−東日本大震災後、変化はありますか・・・

つづき
http://mainichi.jp/feature/news/20120807ddlk03040246000c.html

2012年8月6日月曜日

福島児童ら小水力発電完成に歓声 県認定実証事業、環境教育など

・-----福井新聞、、2012/08/06

------小水力発電ニュース------
 福井県福井市中手町の同市上味見生涯教育施設(旧上味見小)に5日、出力1キロワット未満の小水力発電「ピコ水力」が設置された。街灯1基の電力に活用するほか、環境教育に役立てる。発電装置の組み立てに県内外の小学生が協力した。

 同町は、県が認定した実証事業の県内4地区の一つ。上味見地域の地元住民、NPO法人「自然体験共学センター」、福井工大などが連携して取り組んでいる。

 設置作業には県内や福島、滋賀県などから同NPOのキャンプに来ていた小3~6年の23人も参加した。同大の学生の手ほどきを受けながら、モーターにつながる回転軸に羽根を取り付け、出力10ワットのピコ水力発電装置を完成させた・・・



つづき
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/36177.html

2012年8月4日土曜日

魚津の用水で小水力発電 北陸精機が売電参入

・-----中日新聞、2012/08/04

------小水力発電ニュース------

発電機メーカー自らPR

 金属加工の北陸精機(富山県魚津市)が、同市の農業用水を使う小水力発電による売電事業に参入する。小水力発電機「パワーアルキメデス」を三年前 から製造しているが、水利権の調整の難しさなどから民間の導入は広がらず、売り上げも伸び悩んでいる。メーカー自ら売電し成果をPRすることで機運を高め たいと期待している。 (大島康介)
 計画では、本社近くを流れる鴨川印田用水を利用する。水を使う権利や売電契約について自治体や北陸電力(富山市)などへの申請作業を進めている。 年内に発電機の設置を終え、発電能力は太陽光発電ならパネル五十枚分に当たる十キロワットという。自社製のパワーアルキメデスを使う。
 七月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、二百キロワット未満の小水力発電は一キロワット時当たり三五・七円で販売できる・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/economy/news/CK2012080402000200.html

2012年8月3日金曜日

自治体、NPOが協議会 県内で小水力発電の導入促進

・-----福島民友、2012/08/03

------小水力発電ニュース------
 NPO法人超学際的研究機構は2日、小水力発電の導入促進に向けた関係機関との連携組織「地域の小水力利用推進協議会」を設立した。本年度中にもモデル地域1カ所を選定し事業化につなげ、周辺世帯の電気を小水力発電で賄う「地産地消型エネルギー社会」の構築を目指す。
 同協議会は、同機構をはじめ、小水力発電の導入に取り組む喜多方、大玉、西会津3市町村、NPO法人など計18団体で構成する。
 今月中にも県内の河川など10カ所を対象に小水力発電に適しているかどうかの調査を開始する。
 併せて、岐阜県や長野県など小水力発電の先進地を視察するほか、水利権、資金調達に向けた検討を進める。
 同日は福島市で初会合が開かれ、同機構の国分真一事務局長は「企業誘導型の小水力発電事業でなく、地域振興を含めた事業推進に努めたい」と述べた。

転載元
http://www.minyu-net.com/news/news/0803/news11.html

2012年8月2日木曜日

再び脚光、小水力発電-500万kWのポテンシャル

・-----日刊工業新聞、2012/08/01

------小水力発電ニュース------

採算にめど、普及に弾み-規制緩和も検討

中小の河川や農業用水などを使った「小水力発電」があらためて注目されている。再生可能エネルギーの全量買い取り制度(FIT)が7月に始まった のを受け、ポテンシャルを秘めた水力の引き合いが増えている。大規模な投資が不要で環境負荷が低い上、ある程度の水量があれば安定的な発電が可能。適切な 維持管理により100年単位で運営できるとも言われ、「エネルギーの地産地消」に役立つ。政府も関連規制の緩和に乗り出すなど普及を後押ししており、広が りが期待できる。発電機メーカー各社の戦略などを追った。(小川淳、村上毅、土井俊、横浜・米今真一郎)
 「脱原発依存」路線を掲げる政府は、将来の電源構成における原子力発電の比率を抑えつつ、再生可能エネルギーの割合を増やす方針。中でも小水力発電は天候に左右されにくいため電気を安定供給できる強みがある。このためベース電源に位置づけることができる。
水資源が豊富で急流が多い日本にはもともと自然の落差を生かした適地は多い。環境省の試算では全国で400万キロ―500万キロワットのポテン シャルがあるなど、「分散型電源」「エネルギーの地産地消」といった政策にも合致する。地形を生かして整備すれば環境破壊もほとんど起こらない・・・

つづき
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/topix/nkx20120801qtka.html

立梅用水で水力発電 三重

・-----夕刊三重新聞、2012/07/28

------小水力発電ニュース------
 28日から調査開始
  来年以降、獣害対策など活用へ  

 多気郡多気町波多瀬の立梅用水で、農業用水を使った小水力発電の調査をする「立梅用水型小水力発電プロジェクト」が28日から始まった。世界初の相反転 方式による落差式小水力発電機装置の性能や、発電具合を調べる他、地元での活用方法を考えていく。売電はせず、全て地元で消費し、地域、農業の活性化につ なげていく。26日には発電機が用水に設置された。 活用方法について地元自治会では、今年は発電量が少ないため防犯灯に使用する考え。来年以降、本格稼 働時には10倍以上の発電ができる装置に換え、獣害対策の電柵などにも利用する計画だ。

転載元
http://yukanmie.com/blog.php?ID=5670

【愛知】 小水力発電推進協議会を設立

・-----中日新聞、2012/08/02

------小水力発電ニュース------

 農業用水を利用した小水力発電の普及を目指し、県内市町村や土地改良区が一日、小水力発電推進協議会を立ち上げ、名古屋市内で設立総会を開いた。
 大村秀章知事は総会のあいさつで「原発事故以降、再生可能エネルギーの役割が高まっている。小水力発電の日本一に向け、県内でどんどん具体化していく」と述べた。
 県や岐阜大、民間企業が連携する産学官委員会も設置。発電設備を設置するための手引書作成や、許可手続きの簡素化を求める国への要望活動などに取り組む・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20120802/CK2012080202000036.html

2012年8月1日水曜日

城端で小水力発電実証実験 4日のフォーラムで報告 富山県

・-----北日本新聞、2012/07/31

------小水力発電ニュース------
  県のグリーンイノベーション推進事業の一環として開発された小水力発電向け高性能電力変換装置の実証実験は31日、南砺市泉沢(城端)の農業用水で行わ れ、水量の変化にかかわらず安定的な電圧を確保できることを確認した。4日に城端伝統芸能会館「じょうはな座」で開かれる「エコビレッジフォーラムin南砺」で関係者が報告する。

装置は、富山大とコーセル、シキノハイテックなどが共同開発した。発電機で生じた交流電流を直流に変換する際、低電圧分を自動的に3倍に増幅する。電圧が不安定になりがちな小規模な水力発電や風力発電を実用化するために有効。比較的シンプルな回路となってお り、特許を出願している・・・

つづき
http://webun.jp/news/A220/knpnews/20120731/63888

※ヤフーニュースから飛ぶと見れるみたいです。たぶん。
 http://t.co/SHM1D8iE

1日から「水の週間」 小水力導入促進を強調 国交省が12年度白書を公表

・-----電気新聞、2012/08/01

------小水力発電ニュース------

 きょう1日は「水の日」。国土交通省は、7日までの1週間を「水の週間」と定めており、水資源の大切さや開発の重要性に対する国民の関心を高めるため、 関係府省、都道府県と水に関する啓発行事を実施する。東日本大震災の影響で、電力不足が懸念される中、今年も「一斉打ち水」などを計画。先人の知恵を有効 活用し、冷暖房の使用機会低減などを図る。
 国土交通省は毎年、水の日に合わせて「日本の水資源」(水資源白書)を公表。2012年度版白書の中では、「持続可能な水利用の確保に向けて」をテーマに、流域の低炭素・循環型の水資源活用について言及。・・・


 国交省では、小水力発電の促進を図るため、すでに水利使用の許可を得ている水の使用許可手続きの簡素化・円滑化を進めている。
 また、社会資本整備総合交付金の「新世代下水道支援事業」を拡充。東日本大震災の被災地の下水処理水を使用した小水力発電施設が交付対象となった。
 農林水産省も、被災地の小水力発電施設の導入に関わる調査設計、協議調整、施設設備に対し支援が行うなど、水力を巡る動きが活発化している。・・・

※電気新聞の記事より一部抜粋