2012年3月29日木曜日

祝子ダム放流水活用 小水力発電が完成

-----宮崎日日新聞、2012/03/27


------小水力発電ニュース------
  県企業局が延岡市北川町の祝子ダム下流で整備を進めてきたマイクロ水力発電設備が完成し27日、現地で竣工(しゅんこう)式があった。
  ダムの放流水を活用した小規模の水力発電(最大出力100キロワット以下)で、県営13ダムでは初めて。年間で一般家庭約60世帯分の電力使用量を発電する。東日本大震災の原発事故を受け、再生可能エネルギーが注目される中、関係者は「環境負荷の少ないエネルギーとして期待される」としている・・・

つづき
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=44692&catid=74&blogid=13

新たに2か所の小水力発電所 富山

-----BBTスーパーニュース、2012/03/26

------小水力発電ニュース------
  小水力発電の普及が加速するなか、富山市で新たに2か所の発電施設が稼動した。竣工式が行われたのは、富山市上滝の常西公園小水力発電所と、東町・東新町公民館小水力発電所。
  2か所の小水力発電所は、常願寺川を水源とする常西用水を利用するもので、富山市が総工費5億円をかけて整備した。年間発電量はあわせて71万7.300キロワットアワーと、200世帯分の電力をまかなうことができる。
  先週、運転を開始した黒部市の宮野用水発電所に続き、県内では19か所目。さらに来年度以降、南砺市や魚津市でも小水力発電の稼動が予定されている。

リンク先に動画あり
http://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=2fa4dfaa8cbc7d3512c38f15bb79f4c4

2012年3月27日火曜日

小水力発電所が完成 常西公園と東町・東新町公民館/富山

-----中日新聞、2012/03/27

------小水力発電ニュース------
2カ所発電199世帯分 農業用水を利用
  富山市上滝の常西公園と東町・東新町公民館に設置した小水力発電所の完成式が二十六日あり、森雅志市長は「多くの市民に足を運んで、見て触れてほしい」とあいさつした。市が、農業用水を利用した小水力発電所を設けるのは初めて。(永井響太)

  常西公園のは、常西合口用水の二メートルの落差を利用し、直径六メートルの水車で発電する。最大出力は九・九キロワットで、年間発電量は八万二千六百キロワット時。
  東町・東新町のは、用水から専用水路を引き、地中に設けた水車を使う。最大出力は八十八キロワットで、年間六十三万四千七百キロワット時を発電・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120327/CK2012032702000159.html

上滝に小水力発電所2施設 富山市、常西用水を活用/富山

-----北國新聞、2012/03/27


------小水力発電ニュース------
  富山市が上滝で整備を進めていた常西公園小水力発電所、東町・東新町公民館小水力発 電所の竣工式が26日、同公民館前などで行われ、関係者約70人が農業用水を活用した クリーンエネルギーの発電拠点の完成を祝った。
  小水力発電所はいずれも常西用水から取水する施設で、「常西公園」は開放型下掛水車 で2メートルの落差を利用して発電する。最大出力は9・9キロワットで、年間発電量は 8万2600キロワット時、一般家庭約23軒分の年間電力使用量に相当する。
  「東町・東新町公民館」はS型チューブラ水車で約4・5メートルの落差を活用する。 最大出力は88キロワット、年間発電量は63万4700キロワット時で、一般家庭の約 176軒分に相当する・・・

つづき
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20120327202.htm

小水力発電普及へ適地調査/島根

-----中国新聞、2012/03/26


------小水力発電ニュース------
  島根県は5月をめどに、出力千キロワット以下の小規模な水力発電である小水力発電の適地調査に乗り出す。農業用水路など発電機の設置場所について、水量や付近の送電線の有無を調べ、採算性をチェック。東日本大震災を受けた国による再生可能エネルギーの導入支援策も好機とみて、普及の足掛かりとする。
  県内全19市町村を対象に用水路、河川、上下水道、砂防ダムなどの中から各1、2カ所を現地で調べる。年末をめどに施設整備の妥当性を報告書にまとめ、市町村や地域住民の設置を後押しする。
  中でも、初期投資が数千万円程度で済む100キロワット以下の「マイクロ小水力発電所」の設置場所を探る・・・

つづき
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203270029.html

2012年3月25日日曜日

手作り小水力発電の実用化実験 美濃加茂で住民団体と市 岐阜

-----岐阜新聞、2012/03/25


------小水力発電ニュース------
  美濃加茂市の住民グループが製作した小水力発電機による実証実験が24日、同市三和町川浦の農業用水で始まった。実用化に向け、防犯灯や災害時用電源の利用について可能性を調べる。
  製作したのは「エレキ・ざ・ミノカモ」のメンバー。同市出身の工学博士野口常夫さん=山梨県山中湖村=の指導を受け、ホームセンターで購入できる材料で製作。昨年10月には、発行ダイオード(LED)灯の点灯実験に成功した。
  小水力発電機は、直径70センチの水車を回転させ、「プーリー」と呼ばれる滑車にゴムベルトを掛けて生まれた動力を電気に変える・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120325/201203250910_16595.shtml

宇都宮 小水力発電実験始まる

-----NHK、2012/03/23


------小水力発電ニュース------
  農業用水の小さな段差を利用して発電する小水力発電の実験が、宇都宮市で始まりました。
この実験は、農業用水が多い地域の特性を生かして再生可能なエネルギーの活用を進めようと、栃木県が23日から始めました。
  落差がおよそ1.8メートルある農業用水路には小型の発電機が設置され、県の担当者などが、発電の状況や、近くに設置した電灯にどれだけの電力を送っているかを確認していました。
  県によりますと、用水路の水が多い時期には最大で2.5キロワット発電でき、一般家庭のおよそ5軒分の電力を賄えるということです。
  栃木県では、過疎化の影響でガソリンスタンドの減少が問題になっているため、発電した電力は農業用の電気トラックや電動のトラクターなどに利用する計画です。
  栃木県農村振興課の濱田勉主査は「まだまだ小水力発電にふさわしい場所がたくさんあるので、今後普及させ、各地で電気の地産地消を行っていきたい」と話しています。

つづき(リンク先に動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120323/k10013932631000.html

2012年3月23日金曜日

小水力の宮野用水発電所が運転開始 黒部市初の建設

-----中日新聞、2012/03/23


------小水力発電ニュース------
  黒部市宇奈月町内山に市が初めて建設した小水力の宮野用水発電所の開所式が、二十二日あった。堀内康男市長が「宮野を皮切りに、豊かな水資源を利用して、災害時の発電確保、自家消費型発電を引き続き調査研究したい」と述べた後、関係者がボタンを押して運転を開始、水車が回る音が響いた。
  発電所は一九八三(昭和五十八)年、県のかんがい排水事業の一環で建設計画が浮上したが、・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120323/CK2012032302000147.html

2012年3月22日木曜日

栃木県、農業用水路に小水力発電施設

-----日刊工業新聞、2012/03/22

------小水力発電ニュース------
【宇都宮】栃木県は宇都宮市内の農業用水路に小水力発電施設(写真)を設置した。産学官で取り組む組織「栃木県スマートビレッジモデル研究会」の事業の一環で、用水路を流れる川の落差約1・8メートルを利用して最大で2・5キロワットを発電。今夏までに蓄電、充電設備などを設置して、電気自動車(EV)に活用するなど本格的な実証実験を始める。
  県は2011年に同研究会を発足させ、農業用水路を利用して発電した電力を農業用のEVトラクターなどに利用する構想を進めている。
  用水路の水量が増える4―5月の灌漑(かんがい)期になると、最大で2・5キロワットを発電できるようになる。

転載元
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/zensen/nkx0820120322qtya.html

小型化が進む「水力発電」

-----日経Bizアカデミー 、2012/3/21


------小水力発電ニュース------
  クリーンな発電手法「水力発電」は水の量が急激には変動しないので、天候次第で発電量が大きく変わる太陽光や風力より供給面で安定している。北陸電力は富山県魚津市に中小型の水力発電所を新設すると発表した。
  適地の多い岐阜県や群馬県が国に発電特区を申請し、事業化の機運が高まっている。日本工営は鹿児島県伊佐市と連携し、水力発電所を建設する。東京電力子会社の東京発電も茨城県北茨城市から譲渡を受けた水力発電所の遺構を再整備して運転を始めた。発電特区の申請も相次いでいる。
  企業と自治体が連携し、小規模水力発電所を建設する動きが広がり始めた。水車を回して発電する小規模水力発電は全国に2万カ所以上の適地があるとされる。1カ所の発電能力は小さいが、積み上げれば全国で原発15基分に相当する1500万キロワット分の潜在力があるとされる。2012年7月からの全量買い取り制度の対象になっている。[2012年3月21日]

転載元
http://bizacademy.nikkei.co.jp/column/keyword/article.aspx?id=MMACzf005021032012

小水力発電で現地見学会/栃木

-----栃木テレビ、2012/03/22

------小水力発電ニュース------
再生可能エネルギーの活用を目指す県スマートビレッジモデル研究会が宇都宮市内で実際に小水力発電の実験を始めることになり21日、現地見学会が開かれた。現在の最大出力は1時間当たり2・5キロワットで24時間で家4軒分程度の使用電力をまかなえる量だという。水路の落差は約2メートルで、県はこの水力発電を生かして電気自動車のバッテリーを充電したり、周辺にあるハウスの ヒーターやファンを回す電力に使っていければと意気込んでいる。
◎動画ニュースはこちら

転載元
http://www.tochigi-tv.jp/news2/

2012年3月19日月曜日

小水力発電、光る独創性 郡上で中部4県高専コンテスト

-----岐阜新聞、2012/03/19


------小水力発電ニュース------
◆岐阜は準優勝
 中部地方4県の高等専門学校による「第1回小水力発電アイデアコンテスト」が18日、郡上市美並町一帯であり、用水路などに設置された創造力あふれる小水力発電装置の発表会と審査会が行われた。
 参加高専や同市の企業などからなる実行委が主催。コンテストは、自然資源を活用する小水力発電装置を住民のニーズに合わせて製作し、地域の新エネルギーとして活用しようと初めて開催した。
 出場したのは岐阜、愛知、三重、富山県の4校5チーム。学生らは昨年4月から取り組みをスタート。夏休みには現地を訪れて地域ニーズを調査、その後製作を進めてきた・・・

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120319/201203190929_16541.shtml

富山高専が優勝 小水力発電コンテスト 岐阜で5チーム発表

-----中日新聞、2012/03/19


------小水力発電ニュース------
 工業高等専門学校の学生を対象とした第一回小水力発電アイデアコンテストの発表会・審査会が十八日、岐阜県郡上市美並町で開かれ、富山高専チームが優勝した。
 NPO法人地域再生機構(岐阜市)やデンソー(愛知県刈谷市)、地元商工業者らでつくる実行委員会が主催。岐阜高専から二チーム、豊田(愛知県)、鈴鹿(三重県)、富山の各高専から一チームが参加した。
 富山高専は水車を三段重ねることで設備を小型化・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120319/CK2012031902000128.html

郡上で小水力発電アイデアコン/岐阜

-----中日新聞、2012/03/19


------小水力発電ニュース------
 工業高等専門学校(高専)の学生を対象とした「第1回小水力発電アイデアコンテスト」の発表会、審査会が18日、郡上市美並町で開かれ、富山高専チーム(富山市、富山県射水市)が優勝した。
 NPO法人地域再生機構(岐阜市)やデンソー(愛知県刈谷市)、地元商工業者らでつくる実行委が主催。岐阜高専から2チーム、豊田(愛知県)、鈴鹿(三重県)、富山の各高専から各1チームが参加した。
 学生たちは昨年7月の合宿で美並町の川や用水路を調査・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120319/CK2012031902000097.html

小水力発電:本巣の用水路で 地元児童ら参加、通電式 岐阜近郊で初の運用 /岐阜

-----毎日新聞、2012/03/09


------小水力発電ニュース------
 東日本大震災の福島原発事故を機に再生可能エネルギーが見直される中、本巣市に地域資源の用水路を生かした小水力発電機がお目見えした。8日、同市神海の国道157号沿いの用水路で藤原勉市長や県農林事務所の関係者、市立外山小学校の5、6年児童ら約50人が参加して通電式があり、小水力発電機が稼働した。岐阜地区近郊で初の運用となる。
 通電式で藤原市長と児童代表の長屋僚花さん(6年)がスイッチを入れると、近くに設置された発光ダイオード(LED)のライトに明かりがともった・・・

つづき
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20120309ddlk21040013000c.html

2012年3月15日木曜日

「小水力発電」実証実験で調印/長野

-----NHK、2012/03/15


------小水力発電ニュース------
  南木曽町と国土交通省は、小規模な水の流れを利用して電気を起こす「小水力発電」の実証実験を、町内にある砂防ダムの水を使って共同で行うことになり、協定書に調印しました。
南木曽町役場で行われた調印式には、南木曽町長と、砂防ダムを管理する国土交通省多治見砂防国道事務所の所長が出席し、協定書に署名しました。
  小水力発電は、水路などで引いてきた水でタービンを回して発電する方式です。
  今回の実証実験では、新たに作る水路などを使って砂防ダムの取水口からおよそ20メートルの落差を設け、この落差を利用して水の力で小型発電機を動かし発電します。
  砂防ダムの水には土砂が含まれているため、実験では、取水口や水路に土砂がたまらないようにする方法などを検討し有効性を検証します。
  今後、水路や小型発電機を設置する建物の工事などが行われ、実証実験は、早ければ来年4月からスタートするということです。
  国土交通省によりますと砂防ダムの水を使った小水力発電の実証実験を自治体と共同で行うのはこれが初めてだということです。

転載元
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013343142.html

南木曽町が小水力実験向け協定 長野

-----中日新聞、2012/03/15

------小水力発電ニュース------
  南木曽町と国土交通省多治見砂防国道事務所(岐阜県多治見市)は14日、町内読書(よみかき)地区の梨子沢(なしざわ)第2砂防えん堤を活用した小水力発電の実験実施に向けた協定を交わした。2013年春から3年間で、土砂が詰まりやすい渓流での発電効率や問題点を探る。
  協定によると、電力はえん堤の監視カメラ、南木曽小学校やその一帯の施設に供給する。発電設備や電線など供給設備の費用は多治見砂防国道事務所が負担する。
  発電所は高さ20メートルから落ちる水を利用し、年間3万9050キロワット時を発電する・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120315/CK2012031502000107.html

砂防ダム活用し小水力発電 南木曽町と国交省が実験へ協定 長野

-----信毎web、2012/03/15

------小水力発電ニュース------
  木曽郡南木曽町は14日、国土交通省多治見砂防国道事務所(岐阜県多治見市)と、町内の砂防ダムを活用した小水力発電に関する協定を結んだ。2012年度に発電所や送電線などを設置し、13年度には稼働の予定。小水力発電施設を土砂流出の多い渓流に設置する際の、維持管理の問題点などを探る実証実験をするのが目的だ。同事務所によると、国と地方自治体が協力して小水力発電事業を進めるのは全国初という。
  砂防ダムは、南木曽小学校脇を流れる梨子沢(なしざわ)の約400メートル上流にある。計画では、直径20センチの導水管を設置し、砂防ダムから取水して下流に設ける小水力発電所に送る。約20メートルの落差を生かして水車を回し、発電する・・・

つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20120315/KT120314SJI090006000.html

2012年3月13日火曜日

京の小水力発電3候補 市、売電向け選定

-----京都新聞、2012/03/12


------小水力発電ニュース------
  自然の水の流れを利用する小水力発電の導入に向け、京都市は12日までに施設整備に適した候補地3カ所を選定した。自然エネルギーで発電した電力の全量買い取りを電力会社に義務付ける再生エネルギー特別措置法が7月から施行されるのを踏まえ、売電を目的にした小水力発電の導入は初めて。候補地の採算性を精査した上で事業主体を決め、2013年度内の実用化を目指す。
  小水力発電は太陽光や風力に比べて安定的な発電が見込めるのが利点。
  市は10年度から市内の河川や農業用水路など約30カ所で流量や落差を調べ、発電施設の設置可能な場所を絞り込んできた。
  その結果、修学院音羽谷の砂防ダム、蹴上インクライン横の放水路(ともに左京区)、嵯峨越畑の農業用水路(右京区)の3カ所を候補地に選んだ・・・

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120312-00000012-kyt-l26

2012年3月10日土曜日

農水省、再生エネシステムを全国1000地域に導入する目標掲げる

-----日刊工業新聞、2012/03/09


------小水力発電ニュース------
  農林水産省は2012―16年度の次期土地改良計画のなかで、小水力発電をはじめとする再生可能エネルギーシステムを全国の約1000地域で計画する目標を掲げた。他にも基盤整備実施地区で中心経営体への農地集積率を8割以上にするなどの目標を掲げた。民主党農林水産部門会議は同計画を了承、3月末に閣議決定を目指す。
  1000地域はこれまでに再生エネを導入済みの47地域の、約20倍にあたる・・・

    中略

シーベルインターナショナル、小水力発電プロ来月始動 -山梨県都留市で共同事業
  小水力発電ベンチャーのシーベルインターナショナル(東京都千代田区、海野裕二社長、03・5822・2275)は、山梨県都留市などと共同で、4月から小水力発電を使ったスマートインフラ事業をスタートさせる。3月中にも同市や横浜国大大学院、鉄道・バス会社、自動車メーカー、蓄電池会社などと共同で推進組織を設立。小水力で発電した電気を街路灯や電気自動車(EV)充電用に用いるほか、水流で河川の汚濁を和らげる実験も行う・・・

全文
http://www.nikkan.co.jp/dennavi/news/nkx1520120309qtya.html

日本工営/鹿児島県伊佐市で小水力発電所に着工/13年春稼働へ

-----建設工業新聞、2012/03/09


------小水力発電ニュース------
 日本工営と、同社が全額出資する新曽木水力発電(鹿児島県伊佐市、秋吉博之社長)は8日、鹿児島県内で出力460キロワットの小規模水力発電所を建設するプロジェクトに着手した。発電所の建設に連動し、伊佐市は観光拠点施設を4月に開館。13年4月の営業運転開始後は、官民が連携し再生可能エネルギーの普及・教育活動も展開する。日本工営が発電所の建設資金と技術者を手当てし、新曽木水力発電が事業主体となって発電所の建設と稼働後の運転・維持管理を担う。
 新曽木発電所の建設地は伊佐市大口宮人にある曽木の滝公園内。公園を流れる川内川の高低差を利用し、一般家庭約1000世帯分の年間使用量に相当する約385万キロワット時の電力を発電する・・・

つづき()
http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201203090104001

2012年3月8日木曜日

小水力発電、初期コスト削減へ検討会 岐阜

-----中日新聞、2012/03/08

------小水力発電ニュース------
  県は新年度、小水力発電の初期コスト削減を目指す検討会を、大学やNPO法人などと立ち上げる。発電設備の長寿命化や、さまざまな立地条件で設置できる汎用(はんよう)化を目指す。
  県議会定例会の一般質問が7日始まり、駒田誠氏(県政自民クラブ、下呂市)の質問に平工孝義農政部長が答弁した。
  小水力発電は、中小河川や用水路の水流で電気をつくる。再生可能エネルギーとして注目を浴びているが、水利権の調整と、初期投資の高さが課題となっている・・・

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120308/CK2012030802000144.html

長谷を中山間地域での小水力発電のモデル地区に 長野

-----伊那MYウェブニュース、2012/03/07

------小水力発電ニュース------
  伊那市の白鳥孝市長は、長谷地域を中山間地域での小水力発電のモデル地区とする考えを、7日に示しました。
  これは、7日に開かれた伊那市議会一般質問で、議員の質問に答えたものです。
  白鳥市長は、質問に対し、「伊那市での自然エネルギーの活用は、小水力、太陽光、木質バイオマスなど複数選択肢があるが、小水力を重点的にとらえている」と答えました。
  小水力発電について伊那市では、農業用水路や砂防堰堤を活用した発電の可能性を検証し、長谷を小水力発電普及のモデルケースとする方針です。
  白鳥市長は、「特に大規模災害が発生し、地域が孤立していまったような場合でも電力がまかなえるようなケースを想定しながら取り組んでいきたい」と話していました。

掲載元
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=201203071313450000046184

2012年3月7日水曜日

小水力発電で実証実験 富山県【動画】

・-----チューリップテレビ、2012/03/06

------小水力発電ニュース------
  富山大学や県内企業で組織するプロジェクト検討会が出力100キロワット未満のマイクロ水力発電に適した電力変換装置を新たに開発し、6日、魚津市で実証実験を行いました。
  6日は、プロジェクトに加盟する北陸精機のマイクロ水力発電を利用して新たに開発した電力変換装置の実証実験を行いました。
  この電力変換装置は、発電機で発電した電圧を3倍に変換する電子回路で、この装置を組み込むことにより水量や流速が少なくても安定した電圧を得ることが可能になります。
  今回の実験では発電した電力をこの変換装置で一般家庭用の100ボルトの交流電圧に変換し、ハウス栽培用のLEDを点灯させました。
  開発したのは、富山大学をはじめ県内のものづくり企業7社でつくる小水力発電プロジェクト検討会で会では、今回の装置による実証実験を条件の異なる水車でも行い実用化を目指すとしています。
  出力の小さい水力や風力の再生可能エネルギーを産業用や家庭用に活用するには、発電した電力の電圧や周波数を調整することが普及の足かせとなっていたことから実用化されればマイクロ水力発電の普及に大きな弾みがつきそうです。

転載元(リンク先に動画あり)
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20120306182757&MOVE_ON=1

富山県のプレスリリース → クリック

2012年3月5日月曜日

(宮崎)県予算〈4〉新エネルギー

-----読売新聞、2012/03/03

------小水力発電ニュース------
農業用水を使って発電する
広沢ダム発電所(綾町)
  東京電力福島第一原発の事故を受けて再生可能エネルギーが注目される中、県は農業用水を利用した「小水力発電」の導入支援に乗り出す。自前で発電し、消費する「電力の地産地消」を後押しする取り組みで、エコの推進と農村活性化の両方が期待されている。

  県は「低炭素・循環型社会づくりへの挑戦」と掲げて、12事業で総額5億6600万円を計上。うち、新エネルギー関連の一つとして「小水力発電等農村地域導入支援事業」に3500万円を配分した。

  新年度から5年間、土地改良区や市町村、集落などが建設する出力1万キロ・ワット以下の小水力発電に対し、基本設計や調査費などを補助する。補助率は大規模タイプで100~70%(国庫補助含む)、小規模タイプで55~50%。初年度は8か所の事業実施を見込んでいる・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20120303-OYT8T00726.htm?from=tw

電力「自給自足」農村を支援 農水・環境省、農業用水を活用

-----日本経済新聞、2012/03/02

------小水力発電ニュース------
  農林水産省と環境省は、再生可能エネルギーで農村部の電力を賄う「スマート・ビレッジ」事業に乗り出す。農業用水や間伐材を発電・熱供給に活用するほか、耕作放棄地への太陽光や風力発電設備の設置も促す。資源を有効に活用して農村部で電力を自給自足できる体制を構築する。
  両省は6月にも、コストや発電方式の組み合わせなどを検証する実証実験を公募する。全国5カ所程度を選び、地元自治体や農家による実証試験を財政的に支援する。太陽光や風力で発電した電力の分配方法や運営コストの負担、水力発電への農業用水の利用に伴う権利調整といった課題を洗い出すのが狙い・・・

つづき
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819591E0E7E2E2EB8DE2E0E2E1E0E2E3E09797E0E2E2E2

2012年3月4日日曜日

【動画】 小水力発電「元気くん3号」始動 都留

・-----山梨日日新聞、2012/03/02

------小水力発電ニュース------
 都留市は2日、同市上谷1丁目の家中川に建設した小水力市民発電所「元気くん3号」の竣工式を行い、本格稼働させた。
市の小水力発電施設は3カ所目。3号機は、市役所の東隣にある谷村一小の裏手に設置。直径1・6メートル、長さ7メートルの「開放型らせん水車」で、上流の水をスクリューに受けて発電する。
発電出力は最大7・3キロワット、推定年間発電量は約5万5千キロワット時。1、2号機と合わせて、市役所やエコハウスなどの電力に充てる。



動画はリンク先で → クリック

2012年3月2日金曜日

小規模水力発電 兵庫県が事業化検討へ

-----神戸新聞、2012/03/02

------小水力発電ニュース------
神戸市の湊川ポンプ場
(定格出力85キロワット)
  兵庫県は東日本大震災や原発事故を受けて注目される再生可能エネルギーを活用した「発電ビジネス」の事業化を進めるため、小水力発電(マイクロ水力発電)での検討に乗り出す。発電機器を公募し、県内の候補地に設置した場合のシミュレーション調査を実施。結果を公表して企業参入を図る。2012年度予算案に250万円を計上した。

  小水力発電は、河川や用水路などの水流を利用した小規模の水力発電。県内では神戸市の湊川ポンプ場(定格出力85キロワット)、姫路市の船津浄水場(同9・9キロワット)など各地に点在する・・・

つづき
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004852521.shtml

※画像は、水道産業新聞社のサイトより転載

2012年3月1日木曜日

長野県の自治体、相次ぎ小水力発電

-----日本経済新聞、2012/02/29


------小水力発電ニュース------
 長野県内の自治体が相次ぎ自ら小水力発電に乗り出す。茅野市が上水道を活用した発電の検討に乗り出したほか、佐久市は地元農協から水力発電施設を買い取る。災害時の非常用電力を確保するほか、再生可能エネルギーの普及に弾みをつける狙いがある。起伏に富む地形を生かし、エネルギーの「地産地消」に取り組む。

 茅野市が検討しているのは、水源地の湧水から配水池に水を送る水道管に発電機を取り付け、発電する計画。市内2カ所で検討を進めており、今後候補地を1カ所に絞り込む。発電設備の基本設計委託料100万円を水道事業会計の来年度予算案に盛り込んだ・・・

つづき
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E0EBE2E6EB8DE0EBE2E0E0E2E3E09EE1E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E6