2011年3月29日火曜日

「小水力発電」進める県内組織発足/高知県

-----高知新報、2011/03/27

------小水力発電ニュース------

 【写真】全国小水力利用推進協議会の中島事務局長、
小水力発電の先進事例を紹介(高知市の高知会館)
  東日本大震災による福島第1原発の重大事故で放射性物質の被害が広がる中、用水路などの少ない水の力で電力を賄う社会を目指そうと、県内の研究者や行政、NPO関係者らが26日、「高知小水力利用促進協議会」を結成した。高知市の高知会館で開いた設立総会には約70人が集まり、まず県内の適地探索を進めることなどを確認した。




小水力発電の高知県内組織きょう設立/高知県

-----高知新報、2011/03/26

------小水力発電ニュース------

 放射性物質の拡散など、事態が一向に収まらない福島第1原発の大事故を受け、エネルギー政策の転換が論議される中、農業用水路などで電気を生み出す「小水力発電」を普及させようと、研究者や高知県職員、環境問題に取り組むグループらが26日、高知市本町5丁目の高知会館で「高知小水力利用推進協議会」の設立総会を開くことになり、広く参加を呼び掛けている。

http://203.139.202.230/?&nwSrl=272590&nwIW=1&nwVt=knd

2011年3月22日火曜日

前橋市市内を流れる川に発電機を設置 電気自動車充電システム導入

-----NHK、2011/03/10

------小水力発電ニュース------

※リンク切れのため全文掲載 

 前橋市は、市内を流れる川に発電機を設置して電気自動車に充電するシステムを導入し、9日から運用を始めました。

 前橋市は、去年11月から、中心部を流れる矢田川に小型の水力発電機を設置して、電気自動車に充電するシステムの整備に取り組んできました。9日はシステムの完成を記念する式典が開かれ、川に設置した水力発電機を稼働させて、電気自動車に充電をしました。システムは、川の流れで水車を回して発電し、一度に5台分の充電が可能だということで、9日から誰でも無料で利用できるようになりました。発電事業者や発電機メーカーなどで作る「全国小水力利用推進協議会」によりますと、小型の水力発電機を川に設置して電気自動車の充電を行う取り組みは、全国的にも珍しいということです。前橋市の高木政夫市長は、「こうした取り組みをきっかけに、市民にエネルギー資源や地球温暖化の問題について関心を持ってもらえると思う。電気自動車の普及に合わせて、こうした設備をさらに増やしていきたい」と話しています。

小水力発電のEV充電設備完成・前橋市

-----上毛新聞、2011/03/10

------小水力発電ニュース------

 小水力発電を利用した電気自動車(EV)の充電スタンドを整備した前橋市は9日、完成記念式典を開き、発電機を起動させてEVへの充電を開始した。式典には、EV普及を推進するさいたま市の環境局職員6人がEV公用車3台で参加、完成したばかりの設備で復路の電気を充電した。

つづき

EVスタンド:矢田川の水力で 前橋・桃井小の隣接地に設置 /群馬

-----毎日jp、2011/03/10

------小水力発電ニュース------

 前橋市は9日、矢田川の水力を使った電気自動車(EV)の充電スタンドを同市大手町2の市立桃井小学校の隣接地に開設した。一般市民が無料で充電できる。同校の中村久和子校長は「授業で取り上げ、子供たちが環境に目を向けるきっかけにしたい」と話した。

つづき
http://mainichi.jp/life/ecology/area/news/20110310ddlk10040146000c.html

2011年3月8日火曜日

-----WIRDE Vision、2011/03/03


 重さ約13キログラムで500ワットの電力を発電できる、人間が持ち運び可能な水力発電機が、まもなくオフグリッド(独立型)電力供給の新しい選択肢になるかもしれない。
 米カリフォルニア州マリブのBourne Energy社が開発した『BackPack Power Plant』(BPP)は、深さ120センチ以上の流れがあれば、騒音のないクリーンな発電が可能だ。
 Bourne Energy社は、2月24〜26日(米国時間)にサンフランシスコで開催された『Cleantech Forum』で、民生版の『BPP-1』をより頑丈にした軍用版の『BPP-2』を披露した。量産後の価格は約3000ドルになると、最高経営責任者(CEO)のChris Catlin氏は予測している。
 
つづき
 

エネルギー生む古民家お目見え 郡上に中山間地モデル/岐阜

-----岐阜新聞、2011/03/07

------小水力発電ニュース------

次世代エネルギーインフラのモデル
として公開された古民家「源右衛門」。
手前は太陽光発電パネル=郡上市明宝
 県は、太陽光発電や燃料電池などの新エネルギーと、小水力発電などを融合させた次世代エネルギーインフラの「中山間地モデル」を郡上市明宝の古民家で完成させ、6日に一般公開した。自給自足型のエネルギーシステムとして注目される。

つづき


エネルギー自給自足へ 県がシステム開発/岐阜

-----読売新聞、2011/03/03


------小水力発電ニュース------

 郡上で実証実験スタート
 燃料電池や太陽光発電などのエネルギー技術と小水力発電を組み合わせた新しい次世代エネルギーシステムを全国で初めて県が開発し、中山間地にある郡上市明宝の古民家で実証実験を始めた。地球に優しいエネルギーで自給自足の生活をするのが目的で、将来的には災害時の孤立集落対策に活用する方針だ。(倉橋章、福島利之)

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20110303-OYT8T00100.htm


 

高山村、小水力発電の可能性検討へ/長野

-----信毎web、2011/03/04

------小水力発電ニュース------

 高山村は来年度、村内にある県の高井砂防ダムで小水力発電が可能かどうかを探る検討会を設置する。

つづき

高山村のサイト

湧き水で発電、照明に 栗尾トンネル工事で発生/京都

-----京都新聞、2011/03/04

------小水力発電ニュース------

 京都市は、掘削中の栗尾トンネル(右京区京北、2・3キロ)工事に伴って湧き出た豊富な水を活用した水力発電の導入を計画している。トンネル出入り口の高低差が約80メートルあり、傾斜を生かした水流で発電し、トンネル内の照明に使う。電気料金を年間150万円節約できる見込みで、「環境に優しいトンネル」としてアピールしていく。

つづき

2011年3月1日火曜日

県の再生可能エネルギー構想、採択/長野県

-----信毎web、2011/03/01

------小水力発電ニュース------

 内閣府は28日、太陽光や小水力といった再生可能エネルギーを県民や県内企業などから資金調達して普及させ、地域経済の活性化につなげる長野県の構想を国の「新しい公共支援事業」のモデル事業に採択することを決めた。


つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20110301/a-3.htm


長野県の「風土エネルギー構想」の過去ログ
http://j-water.blogspot.com/2011/02/blog-post_3328.html

内閣府発表の「社会イノベーション推進のためのモデル事業」の選定について
http://www5.cao.go.jp/npc/unei/saitenkekka.html

淡墨桜をライトアップ 本巣市、来年春めど/岐阜県

-----岐阜新聞、2011/02/26

------小水力発電ニュース------

 本巣市は25日、2012(平成24)年春をめどに、同市根尾板所の淡墨公園内にある国指定天然記念物「淡墨桜」のライトアップを実施する、と発表した。毎年、開花時期には約20万人の見物客が訪れる観光名所となっている淡墨桜だが、夜桜も楽しめる環境を整備することで、観光客増を狙う。



 

写真は、本巣市のウェブサイトより転載

県企業庁:水力発電事業譲渡問題 10カ所の発電所と2ダム、価格105億円 /三重

-----毎日jp、2011/02/15

------小水力発電ニュース------

(三重県の企業庁が持っている水力発電所は数千kW級ですが、地域の資源であるエネルギーを電力会社に売ってしまいます。小規模水力にとっても事業主体の中心である県がこのような方針を打ち出すことには懸念を抱かざるを得ません。)

 県企業庁が行っている水力発電事業の中部電力への譲渡問題で、県は14日、同庁が所有する10カ所の発電所と2カ所のダムの譲渡価格を105億円とし、14年度末をめどに譲渡が完了するよう中電側と協議を進める方針を県議会全員協議会で明らかにした。

http://mainichi.jp/area/mie/news/20110215ddlk24010269000c.html

写真は、三重県企業庁のサイトより転載

島ノ瀬ダム小水力発電 24年度供用開始へ/和歌山県

-----Web HIdaka、2011/02/24

------小水力発電ニュース------

 県は、 みなべ町東神野川地内の島ノ瀬ダムに小水力発電 (2000㌔㍗以下) の設置を計画しており、 順調に進めば来年度から着工となる見通しとなった。 現在は詳細設計を行っている段階。 発電した電力はスプリンクラーのポンプアップなどの農業用電力に充てる。 24年度からの供用開始を目指す。

つづき
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2011/02/24-3.html


過去の報道
島ノ瀬ダムで小水力発電 農家の経費負担減」 紀伊民報 2009年09月02日
 和歌山県は、農業水利施設・島ノ瀬ダム(みなべ町東神野川)の放流を活用した小水力発電施設を計画している。農家の農事用電力費の負担と環境負荷を軽減するのが狙い。9月県議会に計画費1200万円を提案する。

自給自足型エネルギー供給システム:太陽光、水車など活用 災害時に効果期待 /岐阜

-----毎日jp、2011/02/23

------小水力発電ニュース------

 県は22日、太陽光や燃料発電に加えて新たに小水力発電を加えた自給自足型のエネルギー供給システムを全国で初めて開発し、郡上市の古民家に導入したと発表した。河川が豊富にある中山間地向けで、普及が進めば、災害時に集落が孤立してもエネルギーを自給できるという。

つづき↓




写真は、jx日鉱日石エネルギーのプレスリリースより