------小水力発電ニュース------
新たなエネルギー源に期待
(上)安全祈願の苅初の儀で鎌を入れる 石井知事(左)ら=砺波市庄川町で (下)庄発電所の完成イメージ図 |
起工式のあいさつで石井知事は「自然環境のため既存の農業用水の活用に今まで以上に力を入れ、地域に親しまれる施設にしたい」と述べた。上田市長は「福島第一原子力発電所の事故もあり再生可能エネルギーの導入が課題になる中、天候に左右されず発電できる」と期待感を示した。
庄発電所は庄川右岸幹線用水の四・五メートルの落差を活用して水中タービン方式で発電、最大出力は百九十キロワット。年間供給電力量は百二十八万キロワット時で、一般家庭二百九十五戸が一年間に使用する電力量に相当する。石油火力発電所で発電した場合と比べると、九百四十トンの二酸化炭素(CO2)削減効果がある。総工費四億五千万円で来年十二月の完成を目指す。
つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20110914/CK2011091402000162.html