2011年6月30日木曜日

小水力発電でEV車 県民の足に農業用水活用 来年1月、宇都宮市でモデル事業

-----下野新聞、2011/06/29

------小水力発電ニュース------

用水路(宇都宮市上籠谷町)
※下野新聞のサイトより転載
東日本大震災と福島第1原発事故で再生可能エネルギーへの関心が高まる中、中山間地域でのエコカー活用を目指す県スマートビレッジモデル研究会(座長・船渡寛人宇都宮大准教授)が28日、県庁で初会合を開いた。EV(電気自動車)の電源として農業用水による小水力発電を活用する研究に取り組むことを決定。県は2012年1月ごろから、宇都宮市竹下町周辺でモデル事業を行う。EVと小水力発電の相乗効果を狙う研究成果に注目が集まりそうだ。
県は「EV・PHV(プラグインハイブリッド車)タウン構想」で、中山間地域の水資源や太陽光の活用を計画。EVの農業用軽トラックやコミュニティーバスなどを走らせ、地域活性化を進めるイメージを描いている。
県スマートビレッジモデル研究会は、2日発足した「とちぎ電気自動車等普及促進協議会」の部会の位置付け。日産自動車などのメーカーや農業団体など19企業・団体で構成し、県と宇都宮大の共同研究として2015年度まで調査を行う。県は蓄積したノウハウを元に普及につなげる。

つづき
http://www2.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110628/552541


2011年6月27日月曜日

小川や用水路でも電気ができる 小型水力発電装置

-----佐賀新聞、2011/06/20

------小水力発電ニュース------
河川に設置された小水力発電
道路用破砕機メーカー「中山鉄工所」(本社・武雄市、中山弘志社長)などが、小川や用水路の少ない水量でも電気をつくることができる超小型水力発電装置 を開発した。設置も簡単で、1時間最大10キロワットを発電。福島第1原発事故で再生可能エネルギーに関心が集まる中、有効活用の一つとして注目されそう だ。

装置は、中山鉄工所が破砕機で培った回転体のノウハウと、東京都のコンサルタント「シーベルインターナショナル」の小水力発電の特許を生かした。

大きさは1メートル四方で、直径50センチの水車2基を内蔵。水車を横軸ではなく縦軸にしたことで、発電に必要な水の落差が2メートル以上とされている ところを50センチで回せるようにした。装置内に落ち葉やごみがたまる課題は、2基の水車のすき間からすり抜けて流れる仕組みで解消した。

つづき
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1951465.article.html

大分・熊本県、小水力発電を本格導入へ

-----読売オンライン、2011/06/26

------小水力発電ニュース------

東京電力福島第一原発の事故を受け、再生可能エネルギーの議論が進む中、大分、熊本両県が、農業用水などを利用して行う小水力発電の本格的な導入に乗り出す。
 地域のエネルギーを地域でつくって消費する「電力の地産地消」を目指す政策の一つで、売電収入による農業水利施設の維持管理費の節約などにより、農山村再生にもつなげたい考えだ。

つづき

農業用水で小水力発電 県方針、5年間で3ヵ所設置/岐阜

-----岐阜新聞、2011/06/23

------小水力発電ニュース------

◆第1号は中津川
加子母小郷にある堰堤
※設置される用水路ではありません。
県は22日、自然エネルギーを活用して環境負荷を減らすため、2015(平成27)年度までの5年間に、農業用水に小水力発電施設を3カ所設置す る方針を示した。第1号は中津川市に整備、13年度に完成予定。農業用水を活用した発電施設は郡上市でNPO法人が稼働しているが、県が設置するのは東海 3県では初めて。同日の清流の国ぎふづくり県民連携会議で明らかにした。
中津川市では加子母小郷で、加子母川から続く幅、深さ約1メートルの小郷用水路から取水。1.1キロ下流の発電施設まで、約62メートルの落差を 生かしてパイプで毎秒0.46トンを流す。施設では水車を回して発電し、送電線で中部電力の高圧送電線に接続、売電する。発電量は一般家庭360軒の年間 使用量に相当する年152万キロワット時。総事業費は約4億円。
電気事業者に定額での買い取りを義務付ける法整備がされれば、農業集落排水施設や防災ダムなど12施設の電気料金の8割余を売電収入でまかなうことができ、維持管理費を抑えられる。二酸化炭素の発生も、年645トンが抑制できる見通し。

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110623/201106230036_14221.shtml

新エネ探訪:栃木の現場から/3 「那須疎水」発電、採算取れた /栃木

-----毎日jp、2011/06/23

------小水力発電ニュース------

◇試行錯誤重ね導入

百村第二発電所
小水力発電データベースより
風に揺られた稲穂の脇を絶え間なく流れる那須塩原市百村(もむら)の農業用水「那須疎水」。空色の巨大な金属製装置が目を引く。「ここを通る人は まさか、これが発電所だとは思わないでしょうね」。高さ2メートルほどの段差で流れ落ちる水を見つめ、水路を管理する「那須野ケ原土地改良区連合」の担当 技師、吉澤繁樹さん(40)が笑った。だが、落ちる水の勢いでタービンを回す、最大出力30キロワットのれっきとした「百村発電所」だ。
那須疎水は総延長330キロ。大田原市まで広がる扇状地「那須野ケ原」を網の目のように走る。同連合は小水力発電の動力源としての無尽蔵の可能性に着目し、92年から市内に発電所を設置。今は5カ所7基に上る。
総出力は約1000キロワット。水門の開閉や揚水ポンプなどに利用し、電気代ベースで全使用分を賄っている。耕作面積10アール当たり年4000円ほどだった水路維持のための賦課金は約1500円安くなり、農家1軒当たり年平均3万円の負担減につながっている。
◇  ◇
1基目は同市戸田の那須野ケ原発電所(出力340キロワット)。当初は導入に消極的な農家も多く、「元が取れると確信するまで、家計簿並みの細か い計算で詰めました」と連合の星野恵美子事務局長は振り返る。相場が1キロワット当たり8~10円と、極めて安い小水力の売電価格でも採算が合うよう、使 える補助・助成制度をシラミつぶしにした。発電機のトラブルやメンテナンスにかかる人件費を抑えるため、水路にゴミがたまりにくい除塵(じょじん)スク リーンの改良を重ねた。試行錯誤の連続だった。

つづき
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110623ddlk09020209000c.html

2011年6月25日土曜日

猛暑に涼しく小水力発電 山梨・都留市

-----産経ニュース、2011/06/24

------小水力発電ニュース------

 山梨県都留市では、富士山の湧水で水車を回転させる小水力発電が行われ、同市役所の使用電力の約4割をまかなっている。
水が飛び散る様子が涼しげだ。

元URL:http://www.sankei.jp.msn.com/life/news/110624/trd11062422140032-n1.htm


2011年6月24日金曜日

県 奥野ダムに小水力発電導入へ今後設計/静岡

-----建通新聞社、2011/06/24

------小水力発電ニュース------
 静岡県は、新エネルギー導入促進策の一環として、県と伊東市が管理する奥野ダム(伊東市鎌田) に小水力発電設備を導入する。取水塔から放水管路に流す水の力を利用した発電設備を設置する計画で、詳細設計業務を今後委託する。国庫補助事業による整備 を想定しており、現段階で工事の実施時期は未定だが、県が管理するほかのダムなどへの導入も視野に事業を進める方針だ。2011年度6月補正予算案に事業 費800万円を計上した。
奥野ダムは、伊東大川(松川)の洪水調節と伊東市への上水道供給を目的に、伊東大川の河口から約6㌔地点に県と伊東市 が建設した多目的ダム。堤高63㍍、堤頂長323㍍、総貯水容量510万立方㍍、有効貯水容量460万立方㍍のロックフィルダムで、1989年に完成し た。
通常、同ダムの水は、伊東市に水を供給したり下流の維持用水に流す「取水塔」のルートと、大雨などで貯水位を超えた水をダム下流に流す「常用洪水吐き」のルートの二つで処理している。
小水力発電設備の導入に当たり、常用洪水吐きに流れる水を制限し、通常時の水の流れを取水塔に集約。取水塔から流れてきた水のうち水道用の水を分離した 後、ダム下流に放流する水の力を利用して発電する。川に流す水の量や水道用の水を調節するためのゲート付近にバイパス管を設け、そこに発電機を設置する。
水道用の水を除いた水量は最大で毎秒0・6立方㍍あり、これにより最大出力110kW(一般家庭170世帯分の使用電力)の電気を発電。管理事務所で利用する以外を東京電力に売る計画。
県は2010年度、導入可能性調査を新エネルギー財団で実施し、ここで大まかな設備の概要を固めているため、補正予算成立後に詳細設計業務を発注し、11年度中にまとめる。12年度に着工したい考えだが、国庫補助を活用する意向のため、現段階で着工時期は未定。

「ほかの施設への適用視野に検討も」

・・・
づつき
http://www.kentsu.co.jp/shizuoka/news/p03634.html

松川町が水車型の小水力発電システム導入へ/長野

----- 南信州新聞、2011/06/23

------小水力発電ニュース------

 松川町は本年度、水車型の小水力発電システムを大島の町温泉施設「清流苑」近くの水路に導入する。自然エネルギーの活用を町民らにPRし、節電意識を高める狙い。年度内に設置する予定で、深津徹町長は「今回の設置をきっかけに、より大規模な小水力発電システムの可能性を探りたい」としている。
21日に再開した町議会6月定例会で、工事費など250万円の予算が可決された。
同システムは、直径約2メートル、幅30センチの水車を回すことで発電機を稼働させる。出力は150~200ワット。昼間はバッテリーを付けて蓄電し、夜間に周辺にある街路灯や小水力発電をPRする看板の照明などに活用する。

つづき
http://bit.ly/j82Jq0

農業用水で小水力発電 県、原発事故機に本年度導入へ 阿蘇市内に初の施設/熊本県

-----西日本新聞、2011/06/23

------小水力発電ニュース------

県は本年度、環境への負荷が少なく、小規模な設備で済む小水力発電施設(出力千キロワット以下)の導入を進める。阿蘇市内で農業用水を使った県内 初の発電施設を建設するほか、熊本北部浄化センター(熊本市)の処理水を利用した施設も整備。採算性などの課題解決に向け、今夏をめどに、発電設備の関連 企業やNPO法人などを対象にした研究会も立ちあげる。
蒲島郁夫知事は22日の県議会一般質問で「福島第1原発の事故を契機に再生可能エネルギーの重要性が高まっている。小水力発電の普及拡大と関連産業の振興を積極的に推進したい」と述べた。

つづき
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/248381

2011年6月20日月曜日

なるほドリ:小水力発電ってなに? /京都

-----毎日jp、2011/06/19

------小水力発電ニュース------
◇稼働率高く環境にも優しい 「脱原発」で重要性高まる


なるほドリ 福島第1原発事故で、自然エネルギーが注目されてるね。

記者 そうですね。これまでも資源節約と地球温暖化防止のための「再生可能エネルギー」として推進が必要とされてきました。しかし、日本は「原発」を偏重したため、世界的に見れば遅れ気味です。今回の事故で「脱原発」の必要性が認識され、重要性が一気に高まったのです。

Q よく聞く太陽光発電が一番有効なの?
A それは企業の研究開発や国・自治体の補助制度で最優先されてきたからです。でも、太陽光で十分に発電できるのは晴れた昼間だけで、年間8760時間のうち1000時間ほどと稼働率は低いのです。

Q 稼働率が高い再生可能エネルギーはないの?
A 実は昔からある小水力発電は河川で5000時間程度、優先水利権のある水路などでは8000時間を超えると言われます。水は密度が空気の約 1000倍で、エネルギー転換のための発電設備は風力よりはるかに小さくて済むなど環境負荷が小さい利点もあります。毎秒1立方メートルの水量と10メー トルの落差があれば理論上は98キロワットの発電が可能で発電効率などのロスが3割程度あるとしても70キロワットが生み出されます。山地が多くこう配が 急で、降水量にも恵まれた日本には出力100キロワットほどの適地が数千カ所、数十キロワットなら数万カ所あると見込まれています。東北、北陸などが中心 ですが、環境省が08年度に実施した調査では府内でも候補地が挙げられています。

Q それならこれまでにもっと普及してきたはず。

つづき
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20110619ddlk26070381000c.html

電気も地産地消で 郡上に小水力発電6基目完成/岐阜

-----中日新聞、2011/06/20

------小水力発電ニュース------

電球(右)を点灯する小水力発電を
見学する参加者ら=郡上市白鳥町石徹白で
郡上市白鳥町石徹白の白鳥ふるさと食品加工伝承施設に、中小河川や用水路の流れを利用し環境負荷の少ない「小水力発電設備」が完成し、19日、お披露目式があった。
 小水力発電は、天候の影響が少なく安定稼働できるのが特徴。同地区では地域づくりのシンボルとして、2008年から農業用水を利用した同設備をこれまで5基導入し、一部実証実験が続いている。
 完成した6基目は施設内の加工所脇まで水路を引き、有効落差3メートルの水力で水車を稼働。出力は最大2200ワット、常時750ワットで、未稼働の5基目と合わせ、施設の使用電力の30%以上をまかなえるという。

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110620/CK2011062002000094.html

水力発電開始祝う/群馬県高崎市箕郷町

-----上毛新聞、2011/06/15

------小水力発電ニュース------
 高崎市箕郷町上芝の白川浄水場敷地内に小規模水力発電の白川発電所が完成、通電式が行われた。市と東京電力子会社の共同事業。年間発電電力量は46万キロワット時で、26万キロワット時を自家消費し、残りは売電する。市によると年間80万円の電気代を削減できる見込み。


つづき
http://www.raijin.com/news/a/2011/06/15/news02.htm

2011年6月17日金曜日

長野県・信州大など、自然エネルギー普及の協議会設立

-----日経、2011/06/17

------小水力発電ニュース------

 長野県や信州大学などは16日、県内で地域資源を活用した自然エネルギーの普及を目指す協議会の設立を決めた。個人や企業などから会員を募る。持続可能な自然エネルギーの活用方法を模索し実践する。
 協議会は「自然エネルギー信州ネット」で、会長に県環境保全協会の茅野実会長を内定した。協議会のあり方について、県や地域団体、経済団 体、信大などが検討し、特定非営利活動法人(NPO法人)を含む24団体が発起人となった。今後は会員を集め、7月末にも正式に発足する。

つづき
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E3E4E2E6838DE3E4E2E4E0E2E3E39EE1E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E6

自然エネルギー信州ネット設立へ 市民出資、売電目指す

-----信州web、2011/06/17

------小水力発電ニュース------
県やNPO、大学、企業など24団体が16日、自然エネルギーの普及拡大に向け、全県的な推進組織「自然エネルギー信州ネット」の設立を決めた。太陽光や バイオマス(生物資源)、小水力、地熱を活用した発電設備などを市民出資で整え、売電収益などで投資を回収しながら拡大する事業モデルの構築を目指す。

松本市内で同日開いた発起人総会で、発起人の1人として出席した阿部守一知事は「将来に向け、エネルギーの持続可能性が問われている。自然エネルギーの 宝庫といえる長野県から未来への一歩を踏み出したい」とあいさつ。県環境保全協会(長野市)会長の茅野実氏を会長に選んだ。

つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20110617/KT110616ATI090012000.html

産官学民連携「信州ネット」 自然エネルギー事業構築へ 長野

-----産経ニュース、2011/06/17

------小水力発電ニュース------
太陽光やバイオマスによる発電など自然エネルギー事業のビジネスモデル構築に向けて、産官学民の連携を図る協議会組織「自然エネルギー信州ネット」の発 起人総会が16日、松本市内で開かれた。県内の豊かな地域資源を活用してまだ採算性の厳しい自然エネルギー事業の開発を支援するとともに、市民参加による 事業運営の可能性を探る、全国でも先駆的な試みとして注目を集めそうだ。

つづき
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110617/ngn11061702040001-n1.htm

2011年6月16日木曜日

自然エネ地産地消 那須塩原 推進NPO設立を発表/那須塩原

-----読売新聞、2011/06/14

------小水力発電ニュース------
 那須塩原 推進NPO設立を発表

那須野ヶ原発電所

 県北地方の農業用水や風力、バイオマスなど自然エネルギー資源を活用して、「エネルギーの地産地消によるまちづくり」を目指す仮称「NPO法人那 須野ヶ原自然エネルギー推進会議」の設立発表会が13日、那須塩原市内であった。国や自治体、学術機関、民間と広く協力し、クリーンエネルギーの創出、普 及を目指したいとしている。
 那須疎水を利用した小水力発電所を推進している那須野ヶ原土地改良区連合が中心メンバーで、近く法人申請する。同連合は、1994年から那須疎水の落差を利用した小水力発電施設の開 発に乗り出し、すでに計約1000キロ・ワットの発電能力のある7基の発電所が稼働している。ほかに、小水力発電所や太陽光発電装置などがあるウオーター パークの設置、牧場から排出されるふん尿によるバイオガス活用の実証試験などにも取り組んでいる。

つづき

小水力発電導入に向け研究会設置/長野県伊那市

-----伊那MYウェブニュース、2011/06/14

------小水力発電ニュース------
伊那市は、自然エネルギーとなる小水力発電導入に向けた研究会を設置します。
これは15日開かれた一般質問の中で、白鳥孝市長が答えたものです。
研究会は、福島原発事故を受け、自然エネルギーについて研究しようと設置するものです。
研究会は、職員を中心に方向性について検討するチームと有識者などによるワーキンググループの2つのグルーで構成し、砂防堰堤や農業用水路の活用などについて研究を行います。

つづき
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=201106141900070000043384

2011年6月12日日曜日

水の流れを利用した「小水力発電」勉強会/愛媛

-----愛媛新聞社、2011/06/11

------小水力発電ニュース------

  東京電力福島第1原発事故により自然エネルギーが見直されるなか、河川や農業用水路などの水の流れを利用した「小水力発電」について理解を深める勉強会が 11日、松山市樽味3丁目の愛媛大農学部であり、「全国小水力利用推進協議会」(東京)の中島大事務局長らが実用例を紹介しながら説明した。

つづき
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110611/news20110611723.html

2011年6月11日土曜日

エコ水車、利点あれど普及に壁 奈良・下北山の施設訪問

-----asahi.com、2011/06/04

------小水力発電ニュース------


小水力発電所の内部。
手前の部分から右奥の
水車に水を送り、
左奥の発電機を動かす
=下北山村上池原

原発事故を機に改めて見直されている再生可能エネルギーだが、県内の状況は普及にはほど遠い。数少ない導入例のひとつ、下北山村の村営小水力発電所を訪ねた。
奈良市から車で約3時間。下北山村は、和歌山県の飛び地に接する人口約1千人の村だ。
北山川を数キロにわたってせき止めた電源開発池原発電所(最大出力35万キロワット)の貯水池の向こう側に、宿泊施設やバンガローの立ち並ぶ芝生地が広がっていた。村営の「スポーツ公園」だ。目指す小水力発電所は公園の電力を賄っているという。
村産業建設課の後呂(うしろ)智さんの案内で向かった発電所は、北山川の支流のそのまた支流の小又(こまた)川沿いにある。看板がなければ公民館と間違えそうな建物だ。
水は約1キロ上流の砂防堰堤(えんてい)から引き込み、落差約100メートルの水の勢いで建物地下の水車を回して発電している。水車は直径1メートルほ どで数十枚のおわん形の羽根がつき、1分間に450回転する。最大出力98キロワットで、年間発電量は約60万キロワット時。170世帯分の消費量にあた る。
123人が泊まれる宿泊研修施設、シャワーやエアコンを備えた22棟のバンガロー(定員160人)、テニス場など、温泉施設以外の電気をすべて賄うほか、余った3割を関西電力に売電しているという。

■93年完成「元取れている」
・・・

つづき
http://mytown.asahi.com/areanews/nara/OSK201106030116.html

2011年6月8日水曜日

丸紅、小水力発電所建設へ (リンク先動画あり)

-----TBS Newsi、2011/06/08

------小水力発電ニュース------

大手商社の丸紅は、山梨県北杜市に小規模な水力発電所を建設すると発表しました。原発の事故を受けて、自然エネルギーへの注目が高まっていることから、2020年までに国内におよそ30か所の発電所を設置したい考えです。

「震災の影響を受けて日本のエネルギー政策は大きく見直しをされ、日本にやさしい、環境にやさしいエネルギーを小さいながら供給する意義は深い」(丸紅の会見)

つづき
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4745863.html

今、注目の 『小水力発電』

-----中京テレビ、2011/06/02

------小水力発電ニュース------

】6月2日に中京テレビで放送された特集です。岐阜の小水力協議会こと、地域再生機構が設置した螺旋水車が紹介されています。 
中京テレビ「今、注目の 『小水力発電』」

http://bit.ly/jWgAYG

小さな水力発電所、山梨に3カ所新設 丸紅が年度内に

-----asahi.com、2011/06/07

------小水力発電ニュース------

改修された蓼科発電所取水口
  丸紅は今年度内に、山梨県内の3カ所に小さな水力発電所をつくる。地球温暖化問題などをきっかけに、同社は2006年、小水力事業に参入。東京電力の原発事故を受け、小さくても多様な電源を確保しようという自治体などの動きもあり、今後、本格化させたい考えだ。
山梨県北杜市内に、用水路の水を使った出力200キロワット前後の発電所を3カ所設置。電気は電力会社や自治体に売る。近く、北杜市と共同で発表する。
200キロワットの発電能力は、原発1基の5千分の1程度にすぎない。しかし原発事故をきっかけに、1カ所に巨大な発電所をつくるより、小さな発電所を分散配置した方が、電力の安定供給上も望ましいとの意見も広がりつつある。小水力はその受け皿の一つだ。

つづき
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106050400.html
改修前の取水口















過去の記事

「小水力発電、能力2倍、丸紅、山梨で3ヵ所稼働、来年度にも」-日経新聞、2011/04/11


「丸紅、長野県の休眠水力発電所を買収 「小水力発電」として再生」-日本経済新聞、2010/6/21


「丸紅が参入する“地味エネルギー” ミニ水力発電の侮れない実力」 DIAMOND ONLINE 週刊ダイヤモンド編集部,【第305回】 2009年04月23日

2011年6月6日月曜日

マイクロ水力発電を検討 茨城・牛久市

-----産経ニュース、2011/06/04

------小水力発電ニュース------


原発事故で懸念される電力不足対策として、牛久市は、バイオマスタウン構想の一環としてマイクロ水力発電や余熱発電などで中長期的な節電対策を検討していくことを明らかにした。
マイクロ水力発電は、発電能力が100キロワット以下の小規模水力発電で、中小河川や農業用水路、上下水道施設などの他、家庭でもトイレの洗浄水を使って 発電できる。余熱発電は、ごみ焼却場で発生する熱でボイラーの中の水を熱湯に変え、高圧水蒸気を利用した蒸気タービン発電機で発電するシステム。池辺勝幸 市長は「電力不足は中長期的な問題。エネルギーの自立を目指す」と述べ、中期的な対策として公共施設への太陽光発電システムや災害時に避難所となる運動公 園や学校体育館への発電機導入を検討している。

つづき
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110604/ibr11060402020001-n1.htm

小水力発電の適性探る 木曽町で検討委発足/長野

-----中日新聞、2011/06/04

------小水力発電ニュース------


木曽町は3日、小規模河川や用水路などの水流を生かした「小水力発電」に取り組む検討委員会を発足させた。公民館や外灯、有害鳥獣の電気柵などに使う電力を賄い、自然エネルギーの地産地消を目指す。
 田中勝己町長が学識経験者ら7人を委員に委嘱。委員長に信州大工学部の池田敏彦教授を選んだ。

つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110604/CK2011060402000098.html

2011年6月1日水曜日

高崎に「水力発電所」-マイクロながら一般家庭135軒分の発電量 /群馬

-----高崎前橋経済新聞、2011/06/01

------小水力発電ニュース------

高崎の白川浄水場(高崎市箕郷町)に建設されたマイクロ水力発電所「白川発電所」(高崎市箕郷町白川浄水場内)で5月27日、発電が始まった。(高崎前橋経済新聞)

マイクロ水力発電所はその名の通りごく小規模の水力発電所だが、白川発電所だけで年間で46万キロワット時の発電が可能。一般家庭なら135軒が使用する 年間の電力量に相当する。高崎には2007年に完成したマイクロ水力発電所「若田発電所」(若田町)があり、白川発電所は2カ所目。建設費は4,700万 円だった。

つづき
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000003-minkei-l10

白川発電所が稼働/2カ所目のマイクロ水力発電/群馬

-----高崎新聞、2011/05/27

------小水力発電ニュース------


27日に稼働開始。年間46万キロワット発電

箕郷町の白川浄水場に、高崎市で2カ所目となるマイクロ水力発電所「白川発電所」が竣工し、27日に稼働した。
群馬用水・金敷平分水工から白川浄水場に取水する際の46mの高低差を利用し、水力発電を行う。1日1万5千トンの水力を使い、最大出力は 55キロワット、年間46万キロワットを発電する。一般家庭135軒分に相当し、年間約149トンのCO2を削減できる。発電した電力は、白川浄水場が使 用する電力を全てまかない、余剰分は売電される。

つづき
http://www.takasakiweb.jp/news/article/2011/05/2701.html

自然エネルギー特集 小水力発電

-----日テレ「ウェークアップ!ぷらす」、2011/05/28

------小水力発電ニュース------


小水力発電 投稿者 HEAT2009

別サイトからの転載です。