------小水力発電ニュース------
愛媛県は愛媛大学工学部と共同で、無農薬野菜を低費用で栽培できるプラントの開発に乗り出す。既存の農業用ハウスを利用し、発光ダイオード(LED)を 使って病害虫の侵入を防ぐ。部分暖房や小型太陽光発電を使い、保温などのランニングコストも一般的なハウス栽培より低く抑えるという。まずシュンギクなど 葉物野菜を対象とし、食品加工の技術開発も行う。
中略
ハウス全体の暖房はせず、育苗箱の下部を電気式の温床線などを使って温める局所暖房にすることで、保温コストを一般的なハウス栽培の半分以下に抑える。小型の太陽光パネルや農業用水路で発電できる小型水力発電機を設置し、換気口の開閉や暖房用の電力の一部に充てる。
県農林水産研究所で基礎試験プラントによる実験を行い、一定の成果を収めた。今後、県産業技術研究所で低コスト暖房の研究、愛媛大学工学部でLEDによる病害虫忌避の研究を進め、2013年度に各研究を統合して評価し、実用化につなげる。
省略
全文URL
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819890E0E3E2E2828DE0E3E2EBE0E2E3E39E93E2E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4EB