・-----西日本新聞、2011/09/06
------小水力発電ニュース------
県内企業と民間団体、自治体などが連携して小水力発電の普及を目指す「小水力発電研究会」(会長=檜山隆・熊本大教授)が5日発足し、熊本市で初会合があった。関係者約70人が参加。県内に新たな発電施設を導入するほか、地元企業が協力して、発電機なども開発していくことを確認した。
小水力発電は農業用水や処理水、河川などの水流を利用して発電するもので、出力は千キロワット以下とされる。環境への負担が少ない上、小規模な設備で済むなどとして注目を集めており、県内には現在、山都町など10カ所に発電施設がある。
研究会には「導入促進部会」と「産業振興部会」の二つの部会を設置した。導入促進部会では事前に調査した県内12の候補地の中から10月以降、適地を選んでいくことを確認。産業振興部会では、県内企業の技術で、どのような試作機を作ることが可能かを検討した。
つづき
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/261847