------小水力発電ニュース------
発電装置を見る倉沢さん。 中のステンレス製の羽根が 用水路から引いた水で回る |
倉沢さんによると、約8メートルの高さから、かんがい用水の排水を直径10センチのパイプで引いた。1平方センチ当たり0・8キロの圧力が直径42センチの羽根にかかる。羽根に付いた磁石が24個の銅線コイルと反応、100ボルトの電圧を発生させる。
磁石の配列や個数を工夫し、少ない回転数での発電を実現した。自然エネルギー活用の促進、啓発に取り組むNPO法人「信州松本アルプスの風」代表理事の月岡通孝さん(56)=松本市=によると、通常、小水力発電で同様の電圧を発生させるには1800回転は必要という。
小屋の中には充電器などを置いた。500ワットの電気機器を24時間使用する分を蓄電できる。壁や天井に発光ダイオード(LED)照明や白熱電球を取り付け、消費電力を比べられるようにした。
つづき
http://www.shinmai.co.jp/news/20110831/KT110830SJI090012000.html