2011年9月26日月曜日

農業水路使い 小水力発電/秋田

-----読売新聞、2011/09/23

------小水力発電ニュース------
産官学連係仙北で始動

農業水路を前に、
小水力発電の可能性を
語る長瀬一男さん
(14日、仙北市角館町
広久内で)
福島第一原発事故を受けて自然エネルギーに注目が集まる中、仙北平野の農業水路を活用し小水力発電の施設を作るプロジェクトが始動している。仙北 市の劇団「わらび座」が中心となり、産官学の協力で事業化に向けた調査を進めており、来年には水車1基を設置して実証実験に着手する予定だ。同劇団の長瀬 一男さん(58)は「課題は多いが、エネルギーを地産地消できるようにしたい」と意気込んでいる。
わらび座は東日本大震災の発生以降、学校などの団体客からキャンセルが相次ぎ、観客が約2割減った。電力の大口使用者のため、節電も重い負担になった。
そこで経費削減や電力確保の担当者になった長瀬さんが目をつけたのが、劇場の目の前を流れる玉川。「玉川から仙北平野に注ぐ農業用水を小水力発電に利用できないだろうか」
仙北平野は仙北、大仙両市と美郷町の2市1町にまたがり、年に約12万トン前後の米を生産する県内有数の稲作地域だ。仙北平野土地改良区などが最大で毎秒計約40トンの水を農業用水として玉川から取水している。
長瀬さんが4月、このアイデアを関係先に持ちかけたところ、同土地改良区が賛同、企画などの担当として省エネルギーコンサルティング会社「ノース エスコジャパン」(秋田市)も加わったほか、仙北平野に工場を持つ印刷機器製造会社「宮腰精機」が水車の開発を手がけることになった。
さらに幅広く協力を求めようと、今年8月9日には国や県、秋田大学などの関係者43人が意見交換会を開いた。「本当にエネルギーになるのか」などと慎重な意見も出たが・・・

つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110923-OYT8T00590.htm