2011年5月14日土曜日

自然に優しいエネルギーだけん…ミニ水力発電、今も活躍 /島根

-----asahi.com、2011/05/13

------小水力発電ニュース------

 中国山地にはかつて、農業用水などを使った小型の水力発電所が 数百カ所もあった。大半は閉鎖されたが、島根県奥出雲町には今も 活躍する発電所がある。福島第一原発事故でエネルギー議論が高ま る中、半世紀前の施設の運営を続ける住民は、自然エネルギーの自 給の大切さを実感している。

  三沢地区にある三沢小水力発電所(出力90キロワット)は、砂 防ダムの水を引き、民家ほどの大きさの建物に設置された発電機で 約100世帯を賄える電力を作り出している。

1954年ごろには、333戸のうち43戸に電灯がなく、電 気が通っていても脱穀機を動かすと、裸電球が消えてしまうほど電 圧が低かった。未点灯世帯をなくして産業振興を図るため、村役場 や農協が中心となって57年に発電所を完成させた。

つづき
http://mytown.asahi.com/areanews/shimane/OSK201105120101.html