山崎浄水場 |
再生可能エネルギー固定価格買い取り法案成立を受け、生駒市は山崎浄水場で小水力発電に取り組む方針を決めた。買い取り価格が未定のため、採算性は見通しにくいものの、市は「設備の耐用年数22年で約620万円の黒字」という試算も示している。
開会中の市議会に提出した今年度水道事業会計補正予算案に、実施設計費700万円を盛り込んだ。議会が承認すれば、来年度にかけて、1億3280万円で発電設備などを整える計画だ。
小水力発電は、県が水道管理センター(大和郡山市)など2カ所で運用しているだけで、県内市町村では初の取り組みという。
山崎浄水場では現在、自ら浄水した水道水と、県営水道水を混ぜ、各家庭に配水している。県営水道水は平群調整池(平群町)から24時間(毎時約 500~700トン)、山崎浄水場内の浄水池に送られているが、山崎浄水場で水の勢い・スピード(水圧)を落として受け入れている。
つづき
http://mainichi.jp/area/nara/news/20110918ddlk29010338000c.html