2013年5月31日金曜日

集落守る小水力発電 上勝・堂久保地区、住民が実証実験

・-----徳島新聞、2013/05/31

------小水力発電ニュース------
 上勝町の堂久保地区住民が、地域に設置した小水力発電装置を防犯や防火に役立てている。畑の灌水(かんすい)用に引いている水の有効利用が装置導入のきっかけになり、住民生活に役立てる方策を検討。発電した電力で防犯灯を点灯させたほか、発電機にホースをつないで消防ポンプ代わりにする。今後は蓄電容量を増やし、災害時の非常電源として使うことを考えている。
   取り組みの中心となっているのは同町正木の農業伊井重夫さん(74)。地区の農家がミカン畑や鶏舎に利用している傍示谷川の水の使い道を考えていたところ、再生可能エネルギーの活用を進める一般社団法人・地職住推進機構から小水力発電を提案され、防犯灯を増設できるなどのメリットがあるとして設置を決めた。
 発電装置(縦60センチ、横50センチ)は、朝日科学工房(徳島市)の佐原十郎代表が作った。水流の落差でできる水圧を利用して水車を回転させるペルトン式を採用。2012年3月から約10カ月間、伊井さん宅の庭で実証実験を行い300~500ワットの発電に成功した・・・

つづき
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/05/2013_13699631796973.html