2013年5月21日火曜日

正造の精神具現化へ26日に小水力発電セミナー 佐野

・-----下野新聞、2013/05/21

------小水力発電ニュース------
 【佐野】市を拠点とするNPO法人「ソーラーシティー・ジャパン」は26日、小水力発電の専門家とともに市内の河川をめぐるフィールドワークを開く。自然と人間が共生する文明を希求した田中正造。その精神の具現化を目指す「田中正造の森と水千年プロジェクト」の柱として掲げる小水力発電所の導入に向けて、市民を巻き込んだ形でスタートを切りたい考えだ。
 正造の没後100年となることし、EOLなどは、千年プロジェクトをスタートさせた。里山での環境教育やバイオマス発電の推進とともに、小水力発電設置を事業の柱としており、地域の機運や理解を促そうと、本セミナーを開催する。
 フィールドワークの案内役は、各地で小水力発電所設置に携わるコンサルタント山根健司氏。市北部の河川などをめぐり、設置に適した環境や必要な設備などを探る。希望者は午前9時に田沼庁舎に集合。解散は午後3時ごろ。無料。
 25日午後1時半からは、佐野駅前交流プラザで山根氏が講演し、小水力発電の課題や事例などを紹介する。定員は先着30人。参加費1人3千円。両日とも事前の申し込みが必要。申し込みや問い合わせは吉田さん電話090・7711・6573(携帯)。

掲載元
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/sano/news/20130520/1048614