・-----中日新聞、
2013/05/23
------小水力発電ニュース------
農林水産省中信平二期農業水利事務所(松本市)が松本市梓川上野で建設していた「中信平小水力発電所」が完成し、七月から本格稼働する。農業用水路の落差を利用して発電する仕組みで、農水省による小水力発電所は県内初。できた電気は中部電力に売り、利益を農業水利施設の維持管理費に充てることで、地元農家の管理負担金を軽減させる。
発電所は二〇〇五~一四年度に実施している中信平二期土地改良事業の一環として建設した。地区の幹線農業用水路である梓川左岸幹線沿いにタンク式の取水口を設けて水を取り込み、最大毎秒十一トンの水が地下に埋設した直径二・四メートルの水圧管を流れる。
取水口と約三百七十メートル先の発電室との間には最大七・三メートルの落差があり、勢いが増した水が発電機のプロペラを回して電気を生み出す・・・
つづき
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20130523/CK2013052302000007.html