2013年6月3日月曜日

愛知県新城市で農業用水を利用した小水力発電施設設置

・-----世界の水事業、2013/05/31

------小水力発電ニュース------
  愛知県新城市四谷地区は棚田で有名だが、2013年5月29日、この棚田の農業用水を利用した小水力発電施設が設置されたことが発表された。同施設の完成 式は6月1日にふれあい広場で行われる。施設の最大出力は1kWで、発生した電力はトイレの照明や浄化槽ブロワ、獣害防止電気柵の電源などに利用される。
(参照:富山県 小水力発電計画導入へ)

 
 愛知県では小水力発電に力を入れているが、愛知大学と新城市が連携・協力して行った「小水力発電に関する賦存量調査」によると、歴史的小水力発電事業地が31か所も確認でき、古くから小水量発電事業の密集地であったことがわかった。
これらの遺構は戦争直後まで存続していたもので、現在でも学ぶべきものが多い。新城市では市民への認知を行うとともに、研究、シンポジウム、見学会など広く多くの人々にも啓蒙できるばかりか「歴史的小水力発電事業センター」としてPRすることもできるとしている。


転載元
http://news.livedoor.com/article/detail/7723938/