2013年1月8日火曜日

電力を「地産地消」 茨城県行方市が小水力発電実験

-----茨城新聞 2013/1/8

------小水力発電ニュース------

行方市が農業用水路で、小水力発電の実証実験に取り組んでいる。市内の地形は高低差が小さく発電量が限られるため、売電よりも地域での利用を想定している。いわば電力の「地産地消」。1月下旬にも有識者や住民を交えた委員会を発足させ、再生可能エネルギーを活用したまちづくりを探る計画だ。

■緩やかな傾斜 
同市西蓮寺の新田川上流。幅2メートル弱の用水路に仕切り板が設けられ、たまった水が流れる勢いで出力300ワット時の発電機を動かしている。

調査を担うシーベルインターナショナル(東京)の担当者によると、冬場は流量が少ないが、農繁期なら100ワット時超の発電が見込まれるという。

実験は昨年10月から3月まで、計3カ所で行われている。当初は一般河川への設置が検討されたが、流量の確保や水利権調整などの点から、用水路での実験が決まった。
つづき
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13571348220592