2013年6月24日月曜日

自然エネルギー 地産地消で活性化を

・-----紀伊民報、2013/06/17

------小水力発電ニュース------
 太陽光や風力など自然エネルギーで作った電力を、電力会社が発電側に有利な価格で買い取る制度が始まって7月で1 年。この制度を紀南の地域再生に活用できないか。エネルギーの「地産地消」が進めば、地域経済に活力を取り戻すことができる。災害時のエネルギー確保にも つながる。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度で、当初太陽光は1キロワット時当たり42円となり、全国でメガソーラーの建設が相次いだ。県内でも昨年9月から今年3月までに5施設が発電を始めた。

 しかし、メガソーラーや大規模な風力発電施設を誘致しても、利益の多くは設置者に吸い上げられ、土地を提供した側の地元はあまり潤わない。

 そうした中、自然エネルギーによる発電事業を市民の手で実現し、収益も地元に還元しようという動きが出始めた。


・・・中略

 かつての小水力発電を、地元業者の技術で復活させようという地区も出てきた。和歌山大学システム工学部の中島敦司 教授(49)によると、最盛期には県内河川を利用した発電施設は77カ所(一部三重、奈良県含む)あったが、現在は36カ所。半数以上の「資源」が利用さ れずに眠っている。


・・・以下略


全文
http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=254570