2012年8月16日木曜日

肝付に小水力発電の調印式 鹿児島

・-----鹿児島放送、2012/08/16

------小水力発電ニュース------
 県内「40カ所」の計画、その第1号が肝付町に建設されることが決まりました。鹿児島の豊富な降水量を活かせると期待される「小水力発電」。県内企業などが 出資した事業会社による発電所の建設に向けて協定書の調印式がありました。太平洋に面した急しゅんな地形。肝付町の船間水力発電所の予定地です。町が管理 する馬口川の上流から取水し、斜面に設置するパイプのおよそ200㍍の落差が電力を生みだします。建設する企業・九州発電は古田社長・個人のほか本坊商店 や南国殖産などの出資で1月に設立、きょう県庁で肝付町と協定書を取り交わしました。年間発電量は約3500世帯分に相当する450万kWh。建設費はお よそ15億円で、年内に着工し、完成は来年末の予定です。今後6年間で県内40か所に小水力発電所を設置する計画で、このほか霧島地区と大隅地区合わせて 3カ所で年内の着工を目指します。今回、県や企業などからなる推進協議会が自治体との間を取り持ちました。協議会の会長を務める池畑県議は「県の今後の小 水力発電、自然エネルギーのまさにスタートであり、記念すべき日になるのではないか」と話していました。 

掲載元
http://www.kkb.co.jp/news_move/jchan_move_detail.php?news_flg=2&param1=20120816&param2=183951&param3=1&ref=rss16