2012年8月1日水曜日

1日から「水の週間」 小水力導入促進を強調 国交省が12年度白書を公表

・-----電気新聞、2012/08/01

------小水力発電ニュース------

 きょう1日は「水の日」。国土交通省は、7日までの1週間を「水の週間」と定めており、水資源の大切さや開発の重要性に対する国民の関心を高めるため、 関係府省、都道府県と水に関する啓発行事を実施する。東日本大震災の影響で、電力不足が懸念される中、今年も「一斉打ち水」などを計画。先人の知恵を有効 活用し、冷暖房の使用機会低減などを図る。
 国土交通省は毎年、水の日に合わせて「日本の水資源」(水資源白書)を公表。2012年度版白書の中では、「持続可能な水利用の確保に向けて」をテーマに、流域の低炭素・循環型の水資源活用について言及。・・・


 国交省では、小水力発電の促進を図るため、すでに水利使用の許可を得ている水の使用許可手続きの簡素化・円滑化を進めている。
 また、社会資本整備総合交付金の「新世代下水道支援事業」を拡充。東日本大震災の被災地の下水処理水を使用した小水力発電施設が交付対象となった。
 農林水産省も、被災地の小水力発電施設の導入に関わる調査設計、協議調整、施設設備に対し支援が行うなど、水力を巡る動きが活発化している。・・・

※電気新聞の記事より一部抜粋