・-----日経産業新聞、2012/05/18
------小水力発電ニュース------
発電機メーカーのデンヨーは17日、出力が5キロワットと小さい水力発電装置に参入すると発表した。大規模なダムの建設や大きな水源がなくても利用できる 出力100キロワット以下の「マイクロ水力発電」と呼ばれる分野の発電装置。7月から始まる再生可能エネルギーの全量買い取り制度で、小出力の水力発電装 置も対象となっていることから参入の動きが活発化しそうだ。
7月1日に発売する。小さな水源からパイプで水を取り込み、10~30メートルの落 差によるエネルギーを利用して発電する。水の流れる力を受けて装置内部のプロペラを回転させ、発電機で電力を生み出す。水の流れは一定でないため、電力を 安定させるためのインバーター(電力変換装置)を組み合わせて利用する。
装置価格は、発電した電力を施設内で使う場合が400万円、施設内での利用に加えて電力会社に売電する場合が600万円。初年度で50台の需要を見込む・・・
※紙面より転載(日経産業新聞 2ページ)