2012年5月24日木曜日

全量買取制度で期待高まる小水力――新製品投入、電力自給の動きも

・-----オルタナ、2012/05/22

------小水力発電ニュース------
 7月から施行される自然エネルギーの全量固定価格買取制度(全量買取制度)を控え、小水力発電への期待が高まっている。各地では相次いで小水力発電所が稼働を開始し、発電機の新製品も発表。住民が主体となって小水力発電で「電力自給」をめざす動きも始まった。
■小さな水源で発電 新製品も登場
 小水力発電は、河川をダムでせき止める大規模水力発電とは異なり、落差と一定の流量があれば、農業用水や沢などの小さな水源で十分発電が可能。投入したエネルギーに対して得られるエネルギーが大きいのも利点だ。環境省の2009年度の推計では、全国の河川などでの導入可能量は最大約1500万キロワット(原発15基分)にも達する。 エンジン発電機・溶接機メーカーのデンヨーは17日、同社初となるマイクロ水力発電装置「MHG-5」を7月1日より発売すると発表した。全量買取制度実施にともなう需要を見越しての市場投入だ。出力は5キロワットで、同社担当者は「他社従来品が1千万円程度するのに対して6百万円(系統接続型)と安価。主に自治体を中心に引き合いがある」と話す・・・

つづき
http://www.alterna.co.jp/9103