・-----南日本新聞、2012/05/29
------小水力発電ニュース------
鹿児島県内の首長や、県、大学研究者らでつくる「鹿児島県小水力利用推進協議会」(池畑憲一会長)は28日、河川や農業用水路などを利用する小水力発電施設を、今後6年間で県内約40カ所に建設する計画を発表した。総出力は計約2万4000キロワットで、一般家庭約5万世帯分の消費電力に相当。全国小水力利用推進協議会(東京)によると、国内最大規模という。
計画では、2018年3月までに、出力約350~約1500キロワットの発電機を県内各地に設置する。立地協定を結んだ場所から順次着工し、それぞれ1年をめどに稼働させる。年内は霧島市と大隅半島の自治体4カ所で着工予定。
事業運営は九州発電(鹿児島市)で、同市の本坊商店と南国殖産などが出資して今年1月に設立した。総事業費は約240億円。
発電した電力は、7月施行の再生可能エネルギー特別措置法を踏まえ、全量を九州電力に販売。収益は年間約二十数億円を見込む。
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