2012年4月11日水曜日

経済 : 小水力発電装置に挑む 岡谷のクリーンエネ研究会/長野

-----長野日報、2012/04/11


------小水力発電ニュース------
  岡谷市の中小企業12社でつくる「クリーンエネルギー研究会」(古川明社長)が小水力発電装置の研究開発を進めている。すでに試作機を3機開発し、実用化に向けて議論を展開中だ。ライバル企業同士の会員もいるが、研究会を通じてともに成長していこうと意識は高い。この挑戦は他社からの発注を待つ受け身体質の企業から、提案型の精神を持ち合わせた企業への変革を会員たちに促している。
  同研究会は、2009年9月に発足した。難作材加工技術に関する研究会が前身だ。当初の目的を達成した際に「これからの産業は何か」をテーマに議論を交わし、再生可能エネルギー分野への挑戦を決めた。
  当時はこの分野で専門的な知識を持つメンバーはいなかった。それでも「エネルギー関連は成長分野の一つ」として研究テーマとした。「発電設備の研究開発は一般的に巨額な投資が必要なため、中小企業はほとんど手を出せない。しかし、今あるものを使い、低コストかつシンプルな設計を目指せば、中小企業だからこその発電装置ができるのでは」。古川会長(古川製作所)は当時の会員たちの思いを代弁する・・・

つづき
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=24642