2012年4月7日土曜日

深城ダムの小水力発電所始動 山梨

-----毎日新聞、2012/04/07


------小水力発電ニュース------
  県企業局は大月市七保町瀬戸の深城ダム(相模川水系葛野川)の未利用放流水を活用した小水力発電モデル施設「深城発電所」を完成させ、今月から運用を開始した。県営では21番目の発電所。小水力発電では塩川第2、若彦トンネル湧水発電所についで3番目。
  深城ダムは葛野川の洪水調節や水道用水を確保するため建設され、平成17年4月に供用を開始。ダムからは毎秒0・4~3トンの使われない放流水があり、このうち1トンを小水力発電に活用した。43メートルの落差を利用して発電し、最大出力340キロワット、年182万キロワットの発電が可能。小水力発電とはいえ一般家庭500戸分の消費電力量に相当し、東京電力にすべて売電する。ダムの駐車場には出力表示盤が設置され、建屋から発電所内部を見学することができる。

掲載元
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120407/ymn12040702070000-n1.htm