・-----日本農業新聞、2012/04/04
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小水力発電ニュース------
水量が少なかったり落差が小さかったりしても発電できる小水力発電装置を、富山県黒部市のぜんまいメーカーが開発した。らせん水車の回転でぜんまいを巻き上げ、巻き切ったところでぜんまいを解放、その動力で発電機を回す。農繁期と農閑期で水位が大きく変わる農業用水路や平野部の緩やかな河川など、これまで発電には向かないとされていた農村の“眠れるエネルギー”を活用できるようになる。
玩具のミニカー「チョロQ」やコードリールなどのぜんまいの製造を手掛ける東洋ゼンマイが開発。水車の大きさは幅60センチ、長さ2メートルで農業用水などのU字溝に入るように設計した。
水車で得られた動力をそのまま使うのではなく、ぜんまいにため込んで一度に放出させる。効率を上げるためぜんまいを2個付け、片方が動力を放出している間にもう片方が動力をためる仕組みにした・・・
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