2012年4月8日日曜日

新設3号は「らせん水車式」 小水力発電所「元気くん」に視察者急増

-----産経ニュース、2012/04/08


------小水力発電ニュース------
  「小水力発電のまち」を掲げる山梨県都留市のシンボル的存在で、3カ所目の家中川(かちゅうがわ)小水力市民発電所となる「元気くん3号」が市役所(同市上谷)近くに完成し、この春に本格稼働を始めた。東日本大震災と原発事故以降、「エネルギーや発電に対する関心の高まり」(都留市政策形成課の秋山英一郎主事)から、小水力発電所への視察者数が急増している。
  同課によると、平成23年度の視察者数は2475人と、22年度の1330人から倍近くに増えた。とくに県外からの視察者が2035人(22年度1054人)と圧倒的に多い。新設の3号が視察可能となった年明け以降も、福島県会津若松市議会、福島市議ら被災地を含む全国から視察者が訪れたという。
  元気くん1号は市庁舎前の家中川に、2号はその300メートル下流に設置。水車の力で生まれた電気は市役所の受電設備を介し、市役所や周辺のエコハウス、植物栽培施設の電力に使われ、電気使用量の少ない土日曜日に発電した電気は売電にも回している。
  河川工事などで発電できなかった期間を除く1、2号の発電総量は、市役所と周辺施設で使われる年間電力の約4割に上り、これに3号が加わると、5割程度に押し上げられる計算になるという・・・

つづき
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120408/scn12040804000000-n1.htm