2011年10月21日金曜日

農業用水を利用 小水力発電の新エネ/岩手

-----朝日.com、2011/10/21

------小水力発電ニュース------

   農業用水を利用した所が八幡平市に完成し、稼働が始まった。最大出力9・9キロワットで、一般家庭約14世帯分の電力がまかなえるという。市は、新エネルギーについて学習する場としての活用も進める。

   同市の明治百年記念公園内に設置され、市内を流れる松川から分岐する農業用水「新後藤川幹線水路」を利用。直径6・5メートルの水車を、 2メートルの落差を利用して毎分4・5回転させ、発電機を回す仕組み。稼働期間は用水が供給される4月~10月末ごろで、東北電力に売電される。

   県によれば、農業用水を使った小水力発電施設は県内には一関市などにあるが、八幡平市のような「開放型」は珍しい。園内の散策路沿いにあるため公園に訪れた人も気軽に見学でき、水車のそばに設置された表示計で発電量を知ることもできる。

つづき
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001110210002