2011年7月1日金曜日

県の「小水力発電」エコお墨付き 国のCO2削減制度/岐阜

-----岐阜新聞、2011/06/29

------小水力発電ニュース------

県が設置、運用している釜戸小水力発電所。
J―VER制度に登録された=昨年8月、
瑞浪市釜戸町、県東部広域水道事務所
(県提供)

県が3年前から県営水道で取り組む小水力発電を用いた温室効果ガス排出削減事業が、環境省などが進めるオフセット・クレジット制度「J―VER」 に登録された。県によると、小水力による同制度への登録は都道府県のプロジェクトでは全国初。水道事業者の取り組みによる登録も初めてといい、今秋にも認 証される。
同制度は削減した二酸化炭素(CO2)をクレジット(証書)化して売買できる仕組み。
事業は、県東部広域水道事務所(瑞浪市釜戸町)の「釜戸小水力発電所」で実施。標高差を利用し、上水道管内の水圧で水車を回して発電する。年間発 電量は75万キロワット時で、一般家庭208戸分の使用量にあたる。発電量の約20%を事務所等で使用し、余剰となる約80%は売電している。

つづき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110629/201106290933_14277.shtml