2011年6月30日木曜日

小水力発電でEV車 県民の足に農業用水活用 来年1月、宇都宮市でモデル事業

-----下野新聞、2011/06/29

------小水力発電ニュース------

用水路(宇都宮市上籠谷町)
※下野新聞のサイトより転載
東日本大震災と福島第1原発事故で再生可能エネルギーへの関心が高まる中、中山間地域でのエコカー活用を目指す県スマートビレッジモデル研究会(座長・船渡寛人宇都宮大准教授)が28日、県庁で初会合を開いた。EV(電気自動車)の電源として農業用水による小水力発電を活用する研究に取り組むことを決定。県は2012年1月ごろから、宇都宮市竹下町周辺でモデル事業を行う。EVと小水力発電の相乗効果を狙う研究成果に注目が集まりそうだ。
県は「EV・PHV(プラグインハイブリッド車)タウン構想」で、中山間地域の水資源や太陽光の活用を計画。EVの農業用軽トラックやコミュニティーバスなどを走らせ、地域活性化を進めるイメージを描いている。
県スマートビレッジモデル研究会は、2日発足した「とちぎ電気自動車等普及促進協議会」の部会の位置付け。日産自動車などのメーカーや農業団体など19企業・団体で構成し、県と宇都宮大の共同研究として2015年度まで調査を行う。県は蓄積したノウハウを元に普及につなげる。

つづき
http://www2.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20110628/552541