・-----毎日新聞、2012/10/22
------小水力発電ニュース------
再生可能エネルギーを地産地消する小水力市民発電所づくりに向けての講座が20日、高島市で開かれ、県内や京阪神などから約110人が参加し、候補地の同市今津町深清水の百瀬川上流も視察した。「食料、エネルギー、ケアを自給する暮らし・地域を目指す」FEC自給圏ネットワーク(福井陽児代表世話人)が関西広域小水力利用推進協議会と共催した。
百瀬川の候補地は扇状地の要から山あいに入り、農業用水などの取水口の上流部。関西小水協理事で、高知県や京都府で事業化も進める小水力発電株式会社の古谷桂信代表取締役が「流量は毎秒0・4〜0・5トン。渇水期を考慮し、0・3トンと仮定すると出力は185キロワット。発電機設置場所から最大約1・2キロ上流、落差約85メートルまで利用可能だろう」と説明した。講座は古谷理事と、元国交省防災課長の宮本博司理事が、発電電力の固定価格買い取り制度を好機とする小水力の意義などについて語った。【塚原和俊】
転載元
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20121022ddlk25040288000c.html