2011年11月18日金曜日

小水力発電、活用探る 月末から県と佐那河内村 徳島

-----徳島新聞、2011/11/17


------小水力発電ニュース------
   徳島県と佐那河内村は、1973年まで同村で四国電力が稼働させていた水力発電施設・旧府能発電所を活用した小水力発電の実証実験と調査を行う。県は発電機を設置するとともに普及に向けたPR拠点を作り、村は常設の発電所の実現可能性を探る。いずれも、小水力発電の本格活用へ向けた取り組みと位置付けている。

   旧府能発電所は22年~73年に稼働。設備の老朽化から使用を停止し、跡地や設備は四国電力から村に寄付されている。園瀬川のダムでできた貯水池は県立佐那河内いきものふれあいの里のキャンプ場内に残っており、発電に使ったパイプ状の水路は現在もかんがいに使われている。

   県の実証実験では、この水路を流れる水を利用。11月末ごろから、5キロワットの発電機2機を設置して発電を始める。生み出した電力はキャンプ場の照明などに使う。

   近くには発電量をパネル表示できるモデルルームを設け、キャンプ場利用者らに再生可能エネルギーをPRする。実験期間は2カ月。国の「緑の分権改革調査事業」で行われ、事業費は約2200万円。

   村は小水力発電所の建設を目指し、・・・

つづき
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/11/2011_13214961846.html