2012年1月14日土曜日

ミゾタ、マイクロ水力発電装置を開発

-----日刊工業新聞、2012/01/12


------小水力発電ニュース------
   【佐賀】ミゾタ(佐賀市、井田建社長、0952・26・2551)は、マイクロ水力発電装置を開発した。河川や水路、工場排水など少流量で落差が小さい場所での使用を見込む。水車には発電ロスが少ないクロスフロー型を採用、発電効率は発電能力1キロワット型で35%という。本体価格は1キロワットタイプで500万円程度となる見込み。春をめどに発売する。
   製品は発電能力で1キロ、3キロ、5キロ、10キロワットタイプの4機種をそろえる。毎分約9立方メートルの流量から利用可能。既存の電力設備との系統連系もできる。工期が短くて済むよう水路に発電ユニットを設置するだけで利用可能にした。自治体や企業に売り込み、初年度十数台の販売を目指す。
   同社はゲートポンプや水門製造が主力。顧客から少流量で運転できる発電設備の問い合わせが増えたことから開発した。

掲載元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820120112caal.html