・-----東京新聞、2012/01/12
------小水力発電ニュース------
群馬高専(前橋市)が県内の企業2社と連携して、農業用水路を利用して発電する小水力発電装置を開発している。総重量約50キログラムの簡素な型で、農機の電源や災害時の非常用電源として今夏にも販売を始める。 (伊藤弘喜)
群馬高専の田中英紀教授(材料力学)がベルトコンベヤー製造販売のマルシン産業(高崎市)、建設業の石井設備サービス(同)と昨年一月から開発に乗り出した。
水路にせきを設けて水位を上げ、五十センチ下の水車に水を落として回転させ、連結したコイルを回して発電する。自転車のライトを点灯するダイナモのような仕組みだ。
当初は流れてくる流木やごみで水車が破損したため、素材を塩ビ製パネルからステンレス製に変え、水の流れを調整し、試行錯誤を繰り返した。
つづき
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20120112/CK2012011202000083.html