・-----中日新聞、2011/11/23
------小水力発電ニュース------
.輸入販売拡大 独製らせん型も
繊維機械卸のイズミ(石川県白山市)が、小水力発電機の輸入販売を拡大している。十二月には山梨県都留市発注の工事で、十キロワットの大型らせん状発電機を納入する。海外企業との代理店契約で国産より低コストの設備をそろえ、自治体などに提案している。(大島康介)
都留市に納入するのは、らせん状水力発電機のドイツ最大手、リハート社の「ハイドロパワースクリュー」。街中を流れる川に直径一・五メートル、長さ六メートルのスクリューを据え付ける。同機が日本で設置されるのは初めてで、来年一月の完成予定。
らせん状発電機は高低差が一・五メートルあれば発電でき、川や用水路に設置しやすいのが特徴。川魚やごみも通り抜けるため、日本で主流の水車型よりメンテナンスが少なくてすむという。自然エネルギーの利用が盛んなドイツでリハート社が大量生産しており、単独契約を結ぶイズミが自治体を中心に提案を進めている。
イズミは二〇〇一年から小水力発電の販売事業に参入。ドイツやカナダ、オーストラリアなどの企業から百ワット~百キロワットの十機種を輸入している・・・
中略
「日本に合っている」
泉社長に聞く
イズミの泉勝史社長に、小水力発電の可能性を聞いた。
-小水力発電は広がるか。
ドイツ企業に富山県の黒部川を調べてもらったが、発電可能な場所が千カ所はあるとのことだった。水利権の問題をクリアしなければならないが、設置できる場所は多い。
中略
全文
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/economy/news/CK2011112302000179.html