・-----読売新聞、2012/06/14
------小水力発電ニュース------
◆放流落差を利用、一般家庭21戸分
下水処理をした水を川に放流する際の落差を利用した県内初の小水力発電を、県が今秋、高岡市二上の小矢部川流域下水道二上浄化センターで始める。
東日本大震災を受け、農業用水を利用した小水力発電の設置が増える中、全国でも珍しい下水処理場での発電に注目が集まりそうだ。
県都市計画課と県下水道公社によると、二上浄化センターでは、塩素消毒した下水処理水が、幅約6メートル、高さ約2メートルの池から一気に流れ落
ち、放流管と呼ばれる水路を約600メートル流れて小矢部川に注いでいる。高岡市や射水市など5市計約19万人分の下水を処理し、1日あたりの流量は約6
万7000立方メートル。
県の計画では、池から流れ落ちる水を雨どいのような設備で一か所に集め、約2メートルの落差を利用して水車を回し、最大出力10キロ・ワットのマイクロ水力発電機で発電する・・・
つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120613-OYT8T01533.htm