・-----日本経済新聞、2012/06/08
------小水力発電ニュース------
岡山県は河川や農業用水などを活用した小水力発電の導入にかかる費用を補助する。出力100キロワット以下の発電設備の導入を検討する事業者などに対してその調査費用を支援する。同県が小水力発電に補助制度を設けたのは初めてで、新エネルギーの普及促進を図る。
県内の河川やダム、上下水道などで設置を検討する民間事業者や市町村が対象。地形や水の流量など導入可能性を探る「基礎調査」に経費の2分の1以内(上限50万円)、設備の概略設計など事業化検討段階での「基本調査」に経費の3分の1以内(上限200万円)をそれぞれ補助する。
今月15日~7月13日まで募集を受け付ける。事業費は300万円。補助金要望額が予算を超えた場合は審査で決定する。県では「補助制度を通じ再生可能エネルギーの導入を後押ししたい」(地球温暖化対策室)としている。
転載元
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO42374220Y2A600C1LC0000/