------小水力発電ニュース------
勢いよく流れる水が安定した 電力を生む (桐生市黒保根町で) |
設置容易、発電安定 県、市町村を後押し
「持ち運びできるし、水さえあれば発電できる。災害時には非常用電源としても活用できます」
高崎市との境界に位置する前橋市鳥羽町の群馬工業高等専門学校。周辺には田畑が広がり、敷地内には農業用の用水路もある。用水路の水は一度板でせ
き止められ、金属製の水車に向かって、勢いよく流れ落ちる。同校の田中英紀教授が昨年6月に設置し、高崎市内の企業などと共同で開発を進めている小水力発
電の発電機だ。せきで70センチほどの落差を作り、夏場なら一般的な白熱電球2個分程度の130ワット、水が少ない冬場でも40ワット程度の発電が可能だ。水車 への水の当て方を工夫したり、水を受け止める羽根の材質を樹脂から丈夫なステンレスに変えたりする改良を続けた結果、農作業が少なく水量が減る冬場でも安 定して発電できるようになった。電気はバッテリーに蓄えておき、夜間照明にも利用できる。
看板でPRする、 ぐんまフラワーパークの水力発電機 |
つづき
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1338913642326_02/news/20120622-OYT8T00311.htm
群馬高専に設置された、 水路を利用した小水力発電機 |