・-----日高新報、2012/06/10
------小水力発電ニュース------
県は、 みなべ町東神野川地内の島ノ瀬ダムに小水力発電 (2000㌔㍗以下)の設置を進めており、 順調にいけば8月から稼働となる。
常時ダムから放流している水を利用。 発電した分は電力会社に売電し、 年間2600万円を見込んでいる。 県農業農村整備課は
「南紀用水土地改良区のスプリンクラーにかかる電気代に充て、 農家の負担軽減につなげたい」 と話している。
島ノ瀬ダムは国営事業で、 平成3年に農業用ダムとして建設。 堤高は44・5㍍、 堤長は131・5㍍。 総貯水量は307万立方㍍となっている。
発電施設の工事は昨年8月に機器の発注を行い、 現在はダム左岸側の放水管 (最大で1秒間0・5㌧) に発電機を取り付けている。
放流水の落差は34㍍。 発電量は毎時140㌔㍗、 年間約75万㌔㍗となる。 約180世帯の家庭に供給される電力に相当するという。
順調に進めば7月末までに工事が完成し、・・・
つづき
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2012/06/post-3118.html