2012年2月14日火曜日

用水路に小水力発電設置 小山市 栃木

-----下野新聞、2012/02/13


------小水力発電ニュース------
  【小山】市は13日、土塔のあおぞら公園西側の農業用水路に、市内で初めて小水力発電機を設置した。最大出力100ワットと小型で実用性は低いが、市は「環境教育や啓発に役立てたい」としている。

  設置された発電機は1台で、直径33センチのプロペラを水流で回転させ発電する方式。この用水路の場合、水路の流速が秒速1~2メートル、発電量は10~13ワットを見込めるという。

  発電した電気は、水路の両脇に設置した看板を照らす発光ダイオード(LED)灯に使用。看板には「二酸化炭素などの温室効果ガスを排出しない」などと水力発電の説明が書かれている。

  市によると、県内市町で小水力発電を導入したのは那須塩原市に次いで2例目。市は本年度、小水力発電の本格導入についても国の補助事業で調査を行っており、3月末にも利活用の方向性を判断する考えだ。

つづき
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20120213/720574