・-----長野日報、2012/02/21
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小水力発電ニュース------
茅野市は来年度、上水道を利用した小水力発電の実用化を目指して本格的な検討を進める。水源と配水池の標高差から生じる水圧を生かし、水道管に発電機を取り付けて電気をおこす仕組み。上原山(玉川)と梨の木(豊平)の2カ所の配水池を候補地として可能性を探る。来年度水道事業会計当初予算案に小水力発電の基本設計委託料100万円を計上した。
同市では水道水源として湧水を利用しているが、配水池まで標高差があり、大きな水圧が生じるため、配水池に減圧弁を設置して水圧を下げている。この減圧弁をバイパスする形で水道管に発電機を取り付け、水の流れをエネルギーに替える。起伏に富む地形を生かした自然エネルギーとして着目した。
市は2004年度に策定した地域新エネルギービジョンの重点ビジョンとして10年度に候補地を調査。この中から2カ所に絞り込んだ。市水道課によると、・・・
つづき
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